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練習

ストローク改善

改善かわかりませんが、フォロースルーを小さくしようと思い立ちました。

でも、フォロースルーを短くするっていっても、フォロースルーを止めるような意識でやっても駄目でしょう。ストロークがブレるだけ。

ストロークは振ることが大事で、そこで止めようと思うなんで本末転倒感ありますよね?

ちなみに自分のフォームと、友人のフォームを見比べても、私よりもテイクバックが球1個くらい大きくて、フォロースルーが球1個くらい少ない感じ。

いや球0.5個かな。

ということは、単純に考えれば手球とブリッジの距離を3-5cmくらい長くすればいいってことでしょうか?

昔はフォロースルーは大きく、なんて言われていましたが、最近はむしろテイクバックが大きいプレイヤーが目立つ印象があります。ないです?

アレン・ホプキンスやバディ・ホールみたいなストロークの人はほとんどみかけなくて、シェーン・バン・ボーニングのようなテイクバックが大きいストロークの人を見かけます。練習しないと安定感がないですが、ストロークのポテンシャルは高そうです。

というわけで、ブリッジの距離を少し長めにしてみようと思ってます。同時に他のこともいじっているので難しいところがありますが。

撞点難しー。微妙な引きの時に撞点ブレるー(気がする)

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フォーム・ストローク

肘の加減

ひさびさ(10年位上ぶり)に公式戦にエントリをしていたのですが、すっかり忘れてました。朝の10時に思い出して、高速に乗って出かけたのですが、急ぎすぎて降りるインターを間違えてしまって…

という夢を見ました!!

ユーストテーブルでの試合が予約されてたのに、間に合うかどうか微妙…

夢ですけども!!

さて、最近ストロークを見直そうと思ってます。理由は2つあって、一つは他人のフォームをよく見てたからです。人のこと言えるんかいっ、と。

なおそうと思ってるのは2つあって、一つはフォロースルーが大きすぎるので少し短めにしようと思ってます。もうひとつはもうちょっとキューを水平にしよう、と。

まず、修正前のストロークの写真をアップしておきます。

 

この写真で画像のオレンジラインが、テイクバックとフォロースルーの量です。ちなみにこのショットはやや強めの、少し上くらいの撞点のショットです。

フォロースルーを赤くらいの長さにしようと思ってます。

ちなみに修正前のストロークの写真を載せておきます。肩から肘のラインにオレンジのラインを載せておきます。

 

 

よく見るとテイクバックからインパクトにかけてわずかに肘があがって、インパクト後にぐっと肘が落ちてる感じですね。

フォロースルーを短くしようとしていると、もっとぐっと肘が動かない感じになります。押しも引きも肘がほとんど落ちないストロークといった感じでしょうか。

ところで、わたしのストロークのお手本はチェン・シミン(陳思明)です。わたしのイメージではチェン・シミンって、肘がめっちゃ落ちてるストロークですが、ただ、ストロークがピシッと止まる感じあります。

では、実際に自分のストロークの到達点を検討してみましょう。

あれ?もっと、インパクト前に肘が落ちてると思ってたんですが全然そんなことないですね。インパクト後にぐっと落ちてる感じ。あと、テイクバックの時に少し肘が落ちながら引いてますね。

この画像がわかりやすいですが、グリップの形といい、キューを水平に引くタイプのプレイヤーでありそうなフォームですね。スヌーカーっぽい、という印象がありますが、シミンのバックグランド的にもスヌーカーってかんじですよね。

ちなみに動画を下に載せておきます。

 

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雑談

ニューキュー買っちゃいました。

タイトルの通りです。

ついつい衝動買いしちゃいました。10年から12年くらい前に作られたデッドストックで、もともとは1971年のモデルだそうです。

アダムのA/H-26″モンテカルロ”というモデルですね。リンクはこちら

 

キューの説明にはリネンとありますが、革巻きです。シャフトもおそらく新品のものじゃないでしょうか?当然タップも。

写真はこちら。

 


うん、昔っぽい^^;;

わたしの好きなスプリテッドダイアモンドもこぶりなのが昔っぽいデザインですね。あと、大きな貝のドットとか。

ちなみにグリップ下のデルリンリングがいかにもクラシックで、このあたりがひっかかってしまったのかもしれません。

プレイアビリティとしては、キューは19ozということで、わたしの好みからするとだいぶ軽めです。実際には、測ってないのでもうちょっと軽いのかもしれません。

ステンレスジョイントなのと、ウェイトボルトが入っていないこともあり、前バランスすぎるというか、少しバットが軽い印象があります(ウェイトボルトいれなきゃ。アダムのエクステンションつくかな..)

 

シャフトはすごいよかったです。ラッキー。

比べたわけじゃないので、イメージですが、昔のアダムというよりも、ACSS Proとかそういう感じに近い印象を受けました。実際にはどうでしょうか?

トビがノーマルシャフトとは思えなくて、VIシャフトくらいな感じでしょうか。めっちゃいい。普段ハイテクシャフトしか使ってないわたしでも、ほぼそのまま使えました。でも、たぶんバット関係ない^^;;

ちなみに上のリンクにもありましたが、このキューは仙台のプールウェブさんのウェブショップから購入させていただきました。

 

キューのあれこれ(ショーン用のシャフトがつくか?、とかいつごろ制作のものか?、等)について事前に問い合わせさせていただいたのですが丁寧に答えていただき。さらに、購入時に、「名古屋のはじめてのお客さんなので、ワッペンプレゼントしますので、宣伝してください」とワッペンまでいただきました。

えー?はじめてなの??と思ったら、そもそもプールウェブさんのウェブショップは今年の11/13にオープンしたばかりなんですね^^;;ラインナップがかなりマニアックでわたし好みです。

 

 

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雑談

フロックで謝るべきか?

フロック(Fluke、フルークに近い発音。カエルのフロッグではないです)を出した後に謝るか謝らないか、というのをFumyさんが記事を書いてました。個人的にはフロックで謝るか謝らないかは場合によりますがたぶん、基本的に謝っていると思います。謝ると言っても手を挙げる程度のことも多いですけど。

ちなみに相手の反応については全然どっちでも気になりません。

あ、しいて言えばアンドセーフになるような球で隠れて、「すみません」とか言われると、「言わなくてよくない?」とは思います。まぁ、セーフティをする時に「すみません」という人もいるわけですからねー。あ、でも、わたしも相手が初心者の場合はなるべくセーフティしないようにしているので、試合などでC級やビギナーの人にセーフティする時は「すみません」って言うと思います。いろいろですね。

ちなみに、「フロックで謝るのは日本人的」と言うことをおっしゃる方がいらっしゃいますが、海外のプレイヤーでも手を挙げて謝罪の意図を伝えていることをがありますよね。これはポケットでも、キャロムでも見られると思います。フロックイン(ポイント)や、意図しないセーフティの時、両方で見られますよね。

さて、本題の「フロックで謝るべきか?」についてはFumyさんが書かれるように、謝って怒られることがないんだから、謝っておけばいい、というのは真実でしょう。このような理由でフロックで謝っている人も多いかと思います。

これは、パスカルの賭けの縮小版といった感じでしょうか?「神がいるなら神を信じた方がいいし、神がいないのに神が信じていたとしても別に失うものはない」といったもののですね。

でも、もしわたしが神について考えているならば、パスカルの意見を言われたところで何の慰めにもならない上に、なんら情報の足しになりません。神についてなら、むしろ侮辱されたと感じだろうと思います。

では、フロックについてなら?

フロックについて、このような立場は功利主義的な立場といえるでしょうか。つまり、フロックで謝った結果の、得失を考えた上で謝るかどうかを決めるという立場ですよね。相手に与える印象や相手との関係性だけでなく、フロックなのに謝らないことによって、自分のプレイに影響を与えるのが嫌だから、モヤモヤを残さないために謝るという立場も功利主義的な立場ですね。その謝った結果について重視する立場です。

 

これに対して、別の意見もあるでしょう。まず一つは、伝統を重視する考え方ですよね。「これまでビリヤードでは、フロックで謝ってきた(もしくはこの店ではフロックでは謝らなかった)」ので謝る・謝らないを決めるというものです。「郷に入れば郷に従え」という言葉もあるために、相手に合わせるというのもこの立場です。(「相手に合わせる」理由を、これまでみんなそうしている、に基準を置く場合ですね)

 

もちろん、そういうものとは別に、そもそもフロックは謝る「べき」なのか?を考えることもできるでしょう。つまり、謝った結果起こること、とは別に基準をおいて考えることもありますよね。

つまり、「マナーとして謝る」という文化があった時に、それによって相手や自分に与える影響(功利主義的立場)でなく、また「謝るのがマナー」というマナー自体を重視するわけ(伝統主義的立場)でもない第3の道ですよね。

 

これを考えるには、フロックが悪なのかどうかというのがポイントになってきそうです。一度考えてみましょう。悪いことをしたならば、謝るというのは正当性がありそうです。それでは、フロックは悪なのか?いくつか事例を考えてみましょう。

例えばテニスならば、ネットに触って相手のコートに入った時に相手に謝ると思います。これは、偶然性がゲームの結果に影響を与えることをよしとしないからでしょうか?

ゴルフでミスショットしたはずなのに、風のおかげで上手くいった場合は相手に謝る?謝らない?、なんか謝らなさそうですね。

麻雀で選択ミスをして、間違った方を切った(と思って後悔してる)のに、たまたまそっちのおかげで相手が振り込んでくれた場合も謝らなさそう。

格闘ゲームで、操作ミスで技が暴発して相手に当たって勝った場合は、暴発具合によるけど、わたしの周りだったら謝ってたかな。(「ごめんごめん」くらい)ちょっとした違いの場合はたぶん謝らなかったです。これは「この状況で、こんなアホなことをする意図はないよ」、ということを伝えているのかな。

サッカーでは相手へのタックルが意図せず相手を削ってしまった時などには謝っています(これはいかにも謝っている感じですね)、一方でシュートが相手に当たって(リフレクションして)ゴールに入った場合は謝っていなさそうです(アマの試合だと謝ることもあるのかな?昔、バルセロナのデコはそんなゴールめちゃ多かったけど謝ってる気配はなかった)

うーん、事例が少ないけど。

サッカーで相手を削ってしまった場合以外は、謝る場合は、結果は運でなく実力で決まるべきなので単なる運でポイントをとった場合に相手に謝る、こんなひどいチョイスやプレイをしたのにたまたま上手くいったけどこんなひどいことをする意図はなかった(相手を舐めている訳ではない)ことを伝えるために謝る、といった感じでしょうか。

両方共、悪いことをしたために謝るというわけではなく、「悪」とは無関係にプレイの補足説明として謝っているということでしょうか。

対戦相手を補足説明をすべき相手と考えているならば、謝った結果(功利主義)やマナー(伝統主義)とは関係なく謝るという感じでしょうか。プレイというのは、互いに勝利を目指すものでもあると同時に、コミュニケーションの一形態ですもんね。

そういうわけで、フロックで謝るべきかは、あなたが

・謝った結果として相手に与える印象、もしくは謝らなかった結果の自分のモヤモヤを解消するという、結果を重視する功利主義的立場。

・これまでみんな謝るというマナーがあるので謝るという、マナーによって謝る伝統主義的立場。

・これはフロックだよ、ということを明確に相手に伝えるという、コミュニケーションのために謝るコミュニケーション的立場。

の3つの視点のいずれかの立場として謝ってもいいでしょう。もちろん、状況によってこの3つの視点いずれの観点でも謝らなくていいフロックもあると思いますが。

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その他

コジリ

最近、見つけた、ここ2,3日読んでるブログに「ビリヤードで筋肉痛」さんのものがあります。たぶん、ツイッターはだいぶ前からフォローさせていただいておりますが^^;;;さて、このブログの中で「コジリ」という記事がありました。

要はDigiCue Blueの項目に「まっすぐさ」と「こじり」があるがどう違うかわからない、というものですよね。そもそも、まっすぐさとこじりは同じではないか?、と。

ちなみに、この「まっすぐさ」と「こじり」はDigiCue Blueの「Straightness」と「Tip Steer」の訳語です。

そしてこれらの2つは、ヘルプに以下のようにあります。

まっすぐさはインパクトの直前のショット以外の方向へのキューの移動量を、1から10のスコアで表します。低いスコアは、ショットの方向とは異なる方向にキュー先が動いていることを示します。10点は、ストロークの間にキューがほとんど他の方向への移動がない、まっすぐな移動をしていることを意味します。振り子のようなストロークや肩を動かすストロークは横方向の移動がなくても、スコアが低くなります。まっすぐにだけ動く、完璧なピストンのようなストロークは高いスコアになります。

こじりは、インパクト直前のキューの左右方向への移動量を表します。左か右へキュー先がこじッているような、ストローク時の明確な横への力がある場合に低いスコアとなります。縦方向の動きがたとえあっても、横方向の動きがない時は高いスコアになります。警告の設定値を高くした時には、キューの縦方向の動きのみが許されます。振り子のようなストロークや肩を動かすストロークは縦の動きである限りは、悪いスコアにはなりません。

つまり、「まっすぐさ」はいわゆる縦方向と横方向の両方のズレを意味していて、「こじり」は横方向(重力と直行する?)のズレを意味しています。

というわけで、イメージでいえば、「まっすぐさ」=「縦こじり」+「横こじり」、「こじり」=「横こじり」、という意味でしょうか。

撞く瞬間(直前)にキューがお辞儀しちゃったり、レストの距離が超長いプレイヤーがたまにありますが、撞くまでに横から見るとキューが蛇行しているようなストロークが、「まっすぐさ」が低いといった感じでしょうか。

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雑談

舌打つ人

わたしがよく行くところに、舌打ちがめっちゃ多いおじさん(おじいさん?)がいます。まだ初心者。

一人で練習していても、外すと必ず舌打ちします。まれに相撞きを頼まれるので、その時は少しだけなら、と付き合います。(本当に少しですが)

先日、一緒に相撞きしてた時は、だいたい1ショットに3,4回舌打ち。もっとかも。

球が回ってくるとよほどの楽な配置以外は、舌打ち。

構えようとして、構え直して、舌打ち。

ショットの直後に舌打ち。(外れたり、思ったところにでなかったら)

さらに、もう1、2回舌打ちといった感じでしょうか。っていうか、舌打ちするタイミングって他にあるのか?ちなみに相手が撞いてる時にはしませんし、話している感じはめっちゃ丁寧で紳士的な方です。

腕はC級の下くらいなんですが、結構年配の方なので、「それやめた方が」なんて言われないでしょうし、みんなになんとなく避けられながらプレイしていくんでしょうかねー。

なんてことを思っていたのですが、相撞きしているうちに気にならなくなってきました。あまりにも多いので気にならないのでしょうか?うーん。。

まぁ、舌打ちってそれが悪いというよりも、その人のコミュニケーション全体が問題であることが多いし、この方はそういうのは全然ないから気にならなくなったのかな。

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雑談

ユニークセオリー

ビリヤードのフォームやストロークについて様々な考え方があります。

わたしの考え方はかなりシンプルで(大雑把でもある)、「プロが10人いて1人やってるようなことは正解の範囲」というものです。

顔の真ん中にキューがあるべき?利き目の真下にキューがあるべき?
→どっちでもいい。

的球を見て球を撞く?手球を見て球を撞く?
→どっちでもいい

捻りの基本はMAX(いっぱい)
→間違い

こんな感じです。

さて、こんな感じですが、自分なりの理屈はいろいろもってます。正解の範囲はそこそこある中でも、基本的にこう考えているというものです。

例えば、ショットにおいて肘はなるべく落とさない(少なくとも肩関節はあまり使わない)ことや、キューを振る平面上に肩、肘、手首の関節が乗っているようなフォームが良いというものです。

わたしの理論はそこまで間違っていないと思います。もちろん、厳密にキューの真上に肩や肘や手首が完璧にのってないといけない、とか思ってませんし。そうなっていなければ絶対に直すべき、とも思ってません。

ところで、こういった自分なりの理論の体系ってそれぞれのプレイヤーごとにありますよね。フォームやストロークだけでなく、ダシやビリヤード全般についても言えますよね。

そして、こういう理論には往々にして、超特殊な自分理論を持ち出す人がいます。だいたいあんまりうまくなくて、そして頑固な人です。往々にして撞いてる時間の割にうまくならない人ですよね。

例えば、(球に対して)逆ひねりの方がスロウの影響が角度によって変わらないし、スロウしずらくさせたいのでできるだけ常にいっぱいの逆捻りで撞く、とか。

あと、ブレイクの時の力は、重さ×速さ、となるので、キューだけ振ると重さが軽くなるのでしっかりと体重の重心の近くにキューを固定して、体重移動を前方向に向けるのがいい、とか。

まあ、これらは極端な例ですが、こういった自分なりの独自理論をたくさん持っている人って、だいたいそれに固執するイメージですよね。そういった理論を上級者とディスカッションしたら、だいたい否定されると思うのですが、まぁ否定されても無視ですよね。自分理論大事だから。

じゃあ、なんで誰もそういうことしていないんだ?、って思わないんだろう。

ちょっとでもプロや上級者を見たら、そういうことをしてる人が一人もいないって気づくはずなんだけど。逆にそういった独自理論はいろいろあってもいいんだけど、その理論は信じるためでなく、否定する(試してだめなら引っ込める)ためにあると思うんですよねー。

なんてことを最近考えたりしてました。

むかーしからのある友人の悪癖を念頭におきつつ。

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フォーム・ストローク

キューを上へ逃がす

そういえば、ロングドローやテンボールのブレイクでキュー先を上に跳ね上げるように撞く人いますよね?

というか、わたしもロングドローなんかの時にやってました。

でも、実はこれ、こっちの方が撞きやすいし、よく引けるからやってるだけでどうしてキューを上に逃がすんだろうなー、と思ってました。

まぁ、どうしてそうやるかわからなくても、その方がよく引けるのはわかってたんで、そうしてたわけです。

と思ってたら、ふと気づきました。こちらの動画見てた時に、

ちなみにこの手の動画を見る時にはパソコンで見ましょう。そして、カンマとピリオド(, と .)でコマ送りですよー。

というわけでコマ送りで見てた時に、すごく当たり前な気がするキューを上に逃がす理由が分かりました。

あ、つまり、左図のようにキュー先をラシャにそのまま当てるようにすると結局インパクトの時にスピードが落ちてしまうので、右図のようにキューを上に逃がすことでインパクトの時に減速しないようにするってことなんですねー。

わたしが撞く時には、いつも左図のように撞いていたので、こんなに引けませんでした、少しは引けるけど。

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キュー

チルトンのブレイク、ジャンプ用シャフト

ダイモンウッド(Dymondwood)やウェッブウッド(Webbwood)といったコンポジットウッド(というのでしょうか?木に圧をかけて、樹脂を注入したようなもの)のシャフトのシャフトっていくつかありますよね?

アレックス・ブリック(Alex Brick)やチルトン(Chilton)のブレイクシャフトがメジャーでしょうか?

元々は、Alex BrickやArnotのバットなんかで使ってたんじゃないかと思いますが..あと、パワーブレイクのバットもですよね、たぶん。

さて、バットはともかくとして、こういったコンポジットウッドって、シャフトに向いてそうですよね?

比重の問題があるかもしれませんが、硬ければその分細くすることができ、それは軽くなるわけです。トビとパワーの両立ができそう。

というわけで気になりながらも、周りに持ってる人がいなかったコンポジットウッドのシャフトですが、友人が持ってたので借りて試してみました。

これはチルトンのジャンプ&ブレイク用です。あと、もっと硬いシャフトもあるそうですが、少し柔らかい方だそうです。といっても木のシャフトとしてみてはガチガチ。14山の超ほそいシャフトですが150g近くありました。普通の感覚ではこの細さでは100gないんじゃないかといった見た目ですが。やっぱり重めですね。

人のキューなのでブレイクをするわけにはいきませんが(「いいよ」とは言ってもらえますが)、撞いた感想としては、

まず、ともかくシャフトは細いです。タップ径は13mmですが、超ストレートが長いといった感じです。キューテックのシャフトはずっと13mmが続くイメージがありますが、それを2倍に続くようにした感じです。ともかく細い!!

構えると細さに負けそう。でも、逆に細いのに慣れているなら全然オッケーでしょう。細いこと自体は悪いことは少ないでしょうし。

あと、シャフトにChiltonというのがレーザーで刻印されていますが、これ、グローブしてないと気になる人がいるかもしれません。わたしはグローブしていたのでよかったんですが。

ついた時の印象は、「硬い」といった感じです。

ともかく撞いた時にシャフトがブレない、フレない、といった感じがします。普通にハードショットをした時に、普通の木のシャフトだと手球にあたった時にシャフトが動く感じがあるのですが、これはほとんどしません。そのまま手球の位置を木にしないでまっすぐ進む感じがあります。

手元にRevo12.9とOB Breakがあったので、この2つと比べてみました。Revoと比べるとさすがにシャフトが動きます。やっぱカーボンシャフトの方が硬そうです。OB Breakと比べるとダントツに硬い感じがします。

シャフトの挙動の感じは、Revoが2のブレとしたら、Chiltonは3のブレ、そしてOB Breakは8のブレといった感じです。かたーっ。木とは思えない硬さ。ちなみにこのブレというのは、手球の横のズレじゃなくて、シャフトが動く感じですよ。

つまり、カーボンほどではないけど、シャフトうごかねー、ってことですね。

ちなみにパワーについてもさすがにカーボンの方が上ですが、木のシャフトとしては最高レベルといった印象があります。もちろんOB Breakよりもパワーがあります。

撞いた時の感じが木っぽいので(超硬い木ってかんじ)、カーボンの打感が苦手な人でも大丈夫って感じです。

ただ、思ったよりも手球の横を撞いた時のズレが大きいです。OB Breakやカーボンシャフトよりも、ズレがかなり大きいです。

逆にいえば、いかにもジャンプ&ブレイクといった感じでしょうか?といっても、ジャンプもそこそこなんですけどね…ジャンプを試してみたけどめっちゃ飛ぶといった感じじゃないです。まぁ、飛ばなくはないけど、ジャンプとしてはイマイチだなー、というのがわたしの感想です。

全体的な印象としてはなんとも細いのですが、それを除けば私が持っている13.5mmの(たぶん太めの)スレッジハンマーと性能的にも打感的にも近い印象があります。太くて硬い!!今どきというよりも一世代前のブレイクキューといった印象でしょうか(ジャンプ&ブレイクにはこういうほうがいいけど)

手が小さくて、太いキューが駄目で、カーボンの打感が苦手な人にとってはパワーのある良いシャフトといった感じです。

わたし自身は、横へのズレが気になる(しナインボールのブレイクはだいたいひねってる)ので、これは難しいなー、と思いました。

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練習

どうしてへの字が難しいのか?

このブログでのへの字の定義はこのページの通りになります。

最近、への字が苦手だー、というのを書いてました。この件について、友人からLINEが来ていました。「どうしてへの字が難しいの?」、と。

ちなみにBilliard-Laboさんのとこでもへの字対策について書いてありました。私としては、だいぶ考えが違っていますが。

さて、なぜへの字の難しいのでしょうか?

別にいわゆるバックカットでも普通の(への字でない)球でも、厚みは同じはずです。

その鍵はいわゆるレール際の球が難しいのと同じ理由です。

つまり、以下の2つのポケットの中心は見え方が違うはずです。

上のように顔がレールに近ければ、ポケットの見かけの大きさは小さくなります。

そして、への字でも、への字でない球でも、手球の位置から見たポケットはもちろん同じなわけですが、顔の位置は手球の位置ではないわけです。それよりも、シュートラインに沿って後ろにあります。

そして、への字の球では、顔の位置がレールに近くにあるので、その分、ポケットの見かけの大きさが違うというわけです。

上図で、手球と的球の厚みでなく、顔位置がよりレールに近い方が、ポケットの見かけの大きさが小さいということに注意してください。

これがへの字が難しい理由でしょう(ほぼ間違いないと思ってます)

 

ちなみに、への字の攻略法などはなんとなく対応しながら人並みにはできるようになりました:->