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雑談

手球とキュー先の速度の関係

今、いろいろとスーパースローで撮影をして分析をしているのですが、その時の副産物でグラフを作ったので、せっかくなので載せておきます。

このグラフはかなり早い(30km/hくらい?)でわずかに横をヒネった時の手球とキュー先(タップ)の速度をグラフにしたものです。画像が少し波うってるのは、手球とキュー先はコンピュータでの画像認識で場所を読み取ってるのでその誤差です(手球の速度とか最後に波うってるけど、それも誤差)

これを見るとインパクトするとキューの速度がぐんと落ちているのが分かりますよね。ちなみにインパクト後にキュー先の速度が落ち込んでから、ぐっと上がっているところがありますが、それはヒネっているために逃げていたキュー先がぐっと戻るところです。

縦軸はピクセル(なので適当)横軸はフレーム数(8819fps)です。元データはこちら。PCでコマ送り(カンマとピリオド)で見ると楽しめるかもしれません。

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雑談

狙い方変えてみた

最近、ようやくスロウを毎回考えながら撞くってことができるようになってきました。ルーチンの中に、スロウを見越すというのが入ったわけですね。どんだけ時間かかってんだよ、って話ですね。ちなみにこれやらなきゃいけないのは分かっていてやろうやろうとしても、ついついできないんですよね。ルーチン化難しい…

で、そうすると次に気になってきたのが厚みの見方がちょいちょい違うこと。これは私の場合は厚めの球と薄めの球で見方が違うんです。いや、見方というか、厚みに入るルーチンなのかな?

そして、わたしのビリヤードは、無理、無駄、ムラを無くすというものがあります。かっこよく言えばミニマリズム。

見どころも、山も、テクニックも感じないのが理想です。(それこそが無理)

というわけで、厚みの見方というか、狙う時のイメージを変更しました。これまではラシャの高さで狙いをしていたのですが、ボールの中心の高さ(いわゆる赤道の高さ)で狙うようにしました。これは、厚めの球を安定するための方法です(わたしにとって)

これに変えることで、ど厚めの球でも、薄い球でも同じようにアドレスからショットに入れるようになりました。

シュート力自体は若干向上しそうな気配がありますが、その分か、手球がよく分かりません。

まぁ、手球がよくわからないのは昔からなので、そのままだな、とは思ってます。なんか同じようなこといつもやってる気がするけど..

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フォーム・ストローク

引き方の比較

いつものようにfat catさんのご協力で引き球の引き方の違いを動画にしてみました。いつものように8819fpsで撮影。

自分で3種類の撞き方で引きをして、そのキューの挙動とかどうなるかなー、というのです。

主観的には3つの違う撞き方してます。あ、普通のいつものヤツ、ってのがないのが難点でした(今気づいた)

キュー先を下にひっかくように撞く、キューの終点となるラシャにキュー先を向ける(≒そのまままっすぐキューを出す)、少しだけレスト高めで引く、の3種類です。ただ、撞いているのが、ストロークに定評のない(うまいと褒められることがない)、また、ニュアンス感のない私なので、あんまり参考にならない気がしますが。

それぞれ3回づつ撞いてましたが、まぁだいたいどれも同じだったので、1回目ので動画を作ってます。

※動画にはスピン効率に126deg/Rとありましたが、126deg/2Rのように2Rの間違いです。Rは直径でなく半径ですね^^;; つまり、ボール1個進む間に126°バックスピンの回転がかかってるということです。なお使用しているキューはP3+Vantageシャフト+斬ハイブリッドマックス(今のバージョン)です。

これを見るとスピン効率はどれも一緒だなー、って感じですね。今回の動画は手球の跳ねには着目していないので、手球の挙動は異なるでしょうが、それ以外のスピン効率とかは同じように思えます。(あと、思ってたよりちゃんと思った撞点つけてて安心した)

あと、昔から思っていたことですが、スピン効率はほぼ手球のスピードの約1/3ですね。

360°ならば、手球が1個進む間に1個戻る分のバックスピンですが、120°なら、手球が3個進む間に1個戻る分のバックスピンということです。

これまでの球の挙動で書いていた仮説はやはり正しかったようです(まぁ、押し引きでちゃんと撞けた時に想像と違うラインになることはあまりないので、正しいとは思ってましたがミクロレベルでも確認できたってかんじでしょうか)。

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雑談

厚みよりも力加減と言っている素人の人を見てたけど、意外とやってることは正しくて逆にモヤモヤした話

先日、鈴木さんとこで、素人の人で、引き球はキューを素早く引っ込めると手球が引けると信じているという人がいるという話を書いてました。たしかにそういう人いますよねー。

いったいどういう力が働いていると思ってるんでしょうか?遠隔力??武器軟膏とか信じちゃうタイプの人でしょうか?

※武器軟膏というのは、武器による怪我は傷をつけた武器が原因なので、その原因である武器に薬を塗ることで、身体が治るというもの。すごく昔西洋であったらしい。

さて、わたしも先日すごい面白い現象がありました。大学生か若い社会人3人組で、素人にしてはそこそこつける感じのグループです(といってもエイトボールを2,3時間やっても3個連続で落とすことは1回あるのかな?という感じ)

このグループの中でうまそうな人が、残りの二人に、「ビリヤードは、強く撞くと的球は厚くいく、弱く撞くと薄くいく」ということを伝えていました。(言葉は違うけど、そういう内容)

これ見てるとなかなか面白くて、実際には全員、厚みを狙っていて、ある程度的球は正しい方向に進むのですが、ちょっと厚いとその中の上級者っぽい人が「もっと弱く撞かないと」、とか言うのです。

でも、見てるとみんな厚み(手球の方向)はちゃんと狙ってるんですよねー。よくわからない。

厚みを狙ってるのに、厚みなんてなかったかのようにアドバイスをしてるんですよねー。厚いと「もっと弱く」、薄いと「もっと強く」とアドバイス。

でも、やってる人たちは(アドバイスしてる人も含めて)ショットのたびに、厚みをしっかり狙っていて、力加減は適当な感じ。まぁ、気にしなくもないというレベルなんです。おもしろい。アドバイスとやってることが乖離してるのはいいとして、アドバイスしてる本人もそうなんですよねー。

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雑談

やっぱ音

某所でディズニー親子ペアチケットなるものが当たったので、土曜に東京ディズニーランドへ、そして日曜日は子どもの希望でお台場のジョイポリスに行ってきました。

ペアチケット(たぶん13000円くらいの価値?)は当たったものの、交通費、宿泊費など諸々あわせて..結構かかりました。まぁ、いいか。夏休みの家族旅行は一泊二日で隣の県だったし。

さて、前回ディズニーに行った時は、ディズニーのシステムというのに感嘆をしたわけです。要は、パーク内にあるアトラクションの数は限られているし、入っている人は基本的に「乗り放題」なので、いかにアトラクションに乗らない時間を作るか、ってことですよね。ちなみにジョイポリスは、同じように乗り放題チケットを買っても待ちが少ないのでドンドン乗れます。さすがセーガー。

アトラクションといっても、体感ゲームのすごいバージョンが多いですけどね。

ちなみにジョイポリスは、最初の3つくらいのアトラクションで酔ってダメでした(前日にディズニーでも少し酔ってた)まぁ、ぼくが少しやった体感ゲームって、G-Locとバーチャレーシングの廉価版だけでしたからねー。R360とかむーりー、と思ってたんですが、それのすごい版がありますね、ジョイポリス…

さて、ディズニーにしろ、ジョイポリスにしろ、「やっぱり音だな」というのが今回の感想です。エレクトリカルパレードにしろ、ジョイポリスの各種アトラクションにしろ、「音がいい!」(もしくは音がいまいちでダメ…ディズニーではそういうのはなかった)といった感じです。

ビリヤードも選手入場とかは、大きなスピーカー入れてガンガンでやった方がいいんだろうなー。試合中は音が出せないので、選手紹介の時とインタビューでしか活かせないけど。ただ、実際には大きなスピーカー持ち込むのは運送が大変なので、やるならJPBA東日本でしか無理だろうなー。

なんてことを考えながらアミューズメントパークにいました。

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雑談

ハードにドロー

強めにドローショットを撞くと撞点が上がってしまいます。

これ、みんなそうかと思って「そういうもんだなー」と放置してましたが、技術的な(ストローク上の?フォーム上の?)問題をみつけました。要は右肘をあまり動かさないので、右手(グリップ)が振り子のように下に落ちていく時に、当然キュー先が上がっているということです。

これによって、ストロークの際にインパクトに向けて、少しキューが上がりながらつくような感じになっています。いわゆるキューがまっすぐ(ラジアルに?円柱の高さ方向に?)出ていないということでしょうか。

ってな感じで思ってましたが、実際には素振りと撞いてるときが違うようでした。

これが素振りの時のあとの前ダメ(実際のストロークの前)に構えている場所。

そして、実際に撞くのはこの撞点。


なお、わたしの場合は基本的にこうやって構えたところを撞いているため、ショットスピードが遅ければ最初の構えと、実際に撞くところはほぼ同じになります。

ちなみに、もう一回やってみたところも同じ撞点撞いてました。

限界撞点の半分くらいのとこでしょうか。全然キレない人ですねー。

 

ちなみに先日もアナウンスいたしましたが、Revoのお持ちの方は、よろしければ下のアンケートにお答えいただけると大変助かります。

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ブレイク・9/10ボール

コントロールブレイク動画(スロー)

いつものようにスロー撮影ですが、今回はおよそ1500fpsでの撮影です。的球の挙動などをご覧ください。なお、撮影はいつものようにfatcatさんのご協力でとっております。

また、ブレイクはおそらく25km/h前後で、撞点は左下のコントロールブレイクです。…が、一回ミスってます!(高価なカメラの横でブレイク怖い!)

10ボールでの1番がどう逃げるか等の撮影は今後行う予定ですが、カメラに手球がぶつからないようにガード(シールド?)を作成する予定ですので、それが完成後となります。

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雑談

Revoシャフト、BK-Rushをお使いの方へのアンケート

突然ですが、RevoとBK Rushを使っている方にアンケートがございます。シャフトのばらつきを調べており、現在、お使いのシャフトの重さ等を調べております。

少しお手間をかけてしまいますが、ご回答いただけると幸いです。いただいたアンケートの結果はこちらのブログでまとめさせていただきます。

ご協力よろしくお願いいたします!

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雑談

OB Cuesビジネス停止中

既にご存知の方も多いかと思いますが、OBシャフトで有名なOB Cuesがつぶれたという話が少し前(10日くらい前?)にありました。

さて、そんな中でFacebookでOB Cuesがこの件を書いてました。

 

ポイントとしてはOB Cuesは、ビジネスとして現在閉じた状態である。必要な状態にOB Cuesを変えていく。現在オーダーを受けた分については、スタッフがショップに戻ったらやるつもりだ。来週か再来週くらいにまたアナウンスします。

といったところです。どんどんと新しい商品も出していたところで突然「いっちゃった」感じですよね。そういえば私も以前ある海外のベンチャーと取引があった時に、そこは海外のある販社が「飛んだ」ためその売掛金の未回収によって「飛んだ」ということがありました。いわゆる黒字倒産ってヤツですね。帳簿上の売上はあっても、現金が回収できてないってのは怖いですよねー。

ちなみにOB Cuesは個人的にはかなり応援してるので、がんばってもらいたいとこです(これまでシャフト5本持ってた(今4本)し、Digi Cue Blueも良い商品だと思う)

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システム・球の動き

ヒネリの瞬間のスーパースロー

というわけで、ヒネった瞬間のスーパースロー(8819fpsで撮影)です。いつものようにfat catさんのご協力で撮影しています。なお、いろんなキューでヒネった時について撮影しています。Revo,Vantage,ハオキュー(トビ少なめ)、ハウスキュー(トビ多め)、お楽しみください。

見るとこはタップの動きとかでしょうか。赤い線はキューの中心、紫の線が、インパクト直後のタップのズレです。黄緑の線はおよそのタップの接触点です。

なお、トビ(ズレ)の量(deflection angle)はこれまで使ってたソフト(kinovea)では、角度が1度単位なので、雑になっています。また、spin rateは、球が1個動いた時のヒネリの量ですが、引きとヒネリが入った時のヒネリ量が見た目でよく分かってないので、20%程度の誤差があると考えています。

動画アップしたものの、これ誰得?感は相変わらず漂います。ここからなにかの結論を引き出してくれて、それをフィードバックしてくれる人をお待ちしてます。

きっとティコ・ブラーエもこんな気持でやっていたんでしょう!(彼にはすごいパトロンいたけど!あとデータ隠してたけど!)