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雑談

ビリヤードはスポーツか?娯楽か?

この定義にはあまり意味がないと思いますし、プレイヤー視点としてはかなりどうでもいいと思ってます。

おおらく繁華街にあるオシャレなビリヤード場を経営している人は、「ビリヤードは娯楽」と捉えているでしょう。

一方、店主が真剣なビリヤードプレイヤーで、公式戦などにも出ているような場合は、「ビリヤードはスポーツ」と捉えていることが多いと思います。

ところで、こんな資料がありました。

スポーツは「競技、ゲーム」から「健康増進」へ; フィットネスクラブとボウリング場の対照的な指数の動きの背景は?

これは経済産業省の統計情報でのフィットネスクラブとボウリング場の比較をしたものです。この「ボウリング行動者の推移」というグラフが(ゲームと電子書籍といったごく一部のものを覗く)ほとんどあらゆる趣味ごとと重なっていますよね、きっと。

そして、その解決のヒントもここにあるのでしょうか?

しかし、「**はスポーツだ」と主張したところで、フィットネスをしたい人を吸引するにはまだまだ足りないピースがいろいろありそうです。

 

そういえば、あれから2年半経ちましたが、この提言への回答は何か用意できてきたのでしょうか。

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雑談

イマジナリーレールが使えない理由

イマジナリーレールという狙い方がありますが、私がこれが苦手な理由があります。いや、昔はそう狙っていたような気もしますが、今はダメなようです。

精度がでません。

 

理由は分かってるんです。

こういうかんじ。図が雑なのはご容赦ください(改めて見ると酷いな)

えっと、わたしがぱっとイメージすると、下のようにイマジナリーレールがクッションに接してしまうんです。つまり、最初から厚めいっぱいで狙ってしまう。ショットによりますが、こういうのってスロウもあるんで若干薄めに狙った方がいいと思ってるんですが。

わたしの場合はラシャ上でのボールの中心をイメージした方がいいようです。それなら、薄目からとかも一応狙うことができます。

#これは単にわたしがイマジナリーレールが苦手という表明の記事ですね^^;;

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雑談

厚みが見えない問題

厚みが全く見えないという球はあんまりないです。いや、「厚み」という言葉を使ってますが、厳密にはわたしは「厚み」は見てませんが。

実際には「厚み」を見ているのでなく、入れる的球と、入れたいポケットを結んだラインなり、そのラインに乗っている的球のイメージをしようとするのですが、的球とポケットがぼんやりつながった状態があります。ぼんやりつながっているというか、的球あたりのイメージとポケットあたりのイメージが別々にあって、そこがつながってないという感じですか。

ポケットと的球の中間あたりがモヤモヤしてます。そして、そのまま撞くことがしばしばあります。

こういうのって、結局、個別に潰さないといけない課題で、こういう課題に気づいて、それに対してきちんと対策しないと治らないし。数をやっていければなくなるものでもないと思ってます(たくさん撞くと、このモヤモヤ発生率自体は結構落ちるけど)

このモヤモヤをどうにかしよう、と思いたったので、それからは少しだけモヤモヤの発生条件が見えてきたり。このモヤモヤに対してどうやってアプローチするのか(アドレス時や構えた時の狙い方)というのが見えてきました。

単に、的球とポケットの間を4分割して、それぞれにイメージボールを想像して、そこを的球が転がっていくイメージするってだけなんですが。

まだまだちゃんと体得したという訳ではありませんが、結構基本的なところに穴がいっぱい空いていて、そういった穴をそのまま放置しながら球撞いているんだなー、と練習する度に気付かされます。

人に聞かれたら「A級底辺です」とか答えてるんですが、実際にはいろんなところに塞いでない穴があるどころか、超大きな穴に気づいてもいないわけですね^^;;

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キュー

ユニロックゆるい

今、Predator社のP3を使っているのですが、少しネジがゆるい気がしてきました。基本的にはいいのですが、30分くらいほっとくとちゃんと締めないといけない感じです。そういえば、むかーーーーーーし、使っていたルカシー(Lucasi)のキューは毎ラックごとに、ネジを締めてました。あれはやばかった。

 

これってユニロックの宿命でしょうか?

というわけで、とあるところでこれを固くする方法を聞いてみました。まずできそうなこととしては、シャフトとバットの接触する平らなところを綺麗にするとのこと。

いわゆるジョイントのピンでなく、ジョイントカラーと、それとかみあうところですよね。ここを綺麗にすることで、摩擦を増やす感じでしょう。ユニロックを使っていない普通のパイロテッドのジョイントのキューを使っている知人も、これは有効、とのこと。

実際に綺麗にしてみました(といっても、乾拭きをしたレベル)

結果としては、…少し硬くなった!!!、でも決定的ではなさそう。

 

というわけで買ってみました。

 

 

 

amazonでポチリ。

あとで外すかも入れないネジなので、低強度タイプですね。

これ、ネジ山(谷?)に垂らして、ネジをしめつけておくと、しばらくすると硬化するというものです。ただし、接着するわけではありません。

まず、試しにブレイクキューとブレイクシャフトにやってみました。14山のジョイントのものです。

試した所…いい感じ。

数滴垂らして数時間後に、シャフトとバットを取るのが大変です。むかーーし、使ってたエクシードを思い出しました^^;; ただし大変なのは一回目だけ。二回目以降は硬いな~、レベルに落ち着きました。

 

次に本題のユニロック。ユニロックは2回転半だけで取り外すができるということで、ネジ山がほとんどありません。また、ネジ山が隠れている構造になっているため、雄ネジ側(バット側)に液を垂らさずに、雌ネジ側(シャフト側)に垂らしました。おおめの2滴くらい…

数時間放置して…

 

硬っ。硬いんですが、これ、ネジ山のところじゃなくて、ユニロックの特徴である長いジョイントピンのピンの部分に液がついていたようです。めっちゃ硬い…..

というわけで、1000番のやすりでかるくジョイントピンをやすって液を取って、もう一回。今度は少なめの2滴くらい…

 

おーっ。

 

ちょうどいい感じかも。

 

かなり硬いジョイントになったと思います!(といってもまだあけたりしめたりは10回くらいしかしてないけど!)

店に置きキューしてるなら、超ありですね。持ち歩きの場合の耐久性はまだよくわかりません。1ヶ月後くらいに続報、書きますね!

 

ただ、中古で今後売ろうって考えている人はジョイントあたりがよごれて見えるので要注意ですね。基本的に締め付けることで硬化するので、シャフト側だけとかバット側だけとかに液剤がつくわけじゃないですから。

今後、うる気がある人は使わないようにしてください^^;;他にも悪い副作用があるかもしれませんが、それは見つかったらご連絡いたします。 _o_

 

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キュー

JOSS 50周年

すっかり忘れてましたが、今年はアメリカの老舗キューメーカー、JOSS(ジョス)の50周年ですね。1968年にビジネススタートですから。

 

JOSSといえばダン・ジョーンズ(Dan Jones)とビル・ストラウド(Bill Stroud,後のJosswest)が始めたメーカーであり、ビル・ストラウドがわずかな期間で去った後はティム・スクラグス(Tim Scruggs)が参加していた(そののち、スクラグスも離脱)という初期になる大手のメーカーですよね。

また、ニック・バーナーをはじめいろいろなトッププレイヤーにも使われてきました。2000年前後はフランシスコ・ブスタマンテもでしたっけ?ラルフ・スーケーが長らく使ってたのは記憶に新しいところ(今はプレデターのはず)。

 

とそんなことを思いながらJOSSのホームページを見てたら、

これまでのキューアーカイブ

こっちはキレイなのばかり

おぉ!、と思ったんですが、全体的な感じも今のとあまり変わらない印象ですね^^;;

ちなみにふと調べたところ、デニス・ディックマン(Dennis Dieckman)がキューを作りはじめたのが1971年、ガス・ザンボッティ(Gus Szambotti)が1969年、バートン・スパイン(Butron Spain)が1965年だそうです(ブルー・ブック情報)

 

これまでJOSSって一本も所有したことなかったんですが、50週年とか言われると一本欲しくなりますね^^;;

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雑談

ヒネリを増やして、抜いた時のリスクを減らす

昨晩はひさびさに某プロのお店に行ってきました。(と思ったら夢でした)某店は、ビリヤードの台は10台くらいですが、それ以外にも飲食のテーブルもたくさんありしかも賑わってました(夢ですが)

せっかく来たので、と某プロに遊んでもらっていたところ、この手球と1番のような配置に。しかも、なぜか少しカーブさせながら入れてました(手球は緑のライン)。まったくの謎です!

あとで理由を聞いたら、この方が抜いた後に的球にヒネリがのっていて渋くなりやすいから、とのことでした。

「なるほどー」

と納得してました。さすが某プロはいろいろと考えながらついてるなー、と。

いや、全て夢ですけどね^^;; カーブして入れるとシュート率落ちるじゃないですか!

この配置のこと以外にも、いろいろな話を聞いてすごく楽しかったのですが、すべて夢でした^^;;

少しビリヤードへのモチベーションがあがってきてるのかな。

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雑談

モチベーションとの争い

普段、試合にもでず、夜にあまり動かないので上級者と撞く機会も少ないというのはモチベーションが下がりやすいパターンな気がします。

と言いつつ、上級者とたくさん撞いても、その差(と埋めるために必要な時間)を感じてモチベーション下がるってのはありそうですよね。結局、それぞれ、と。

ある程度の期間を練習しているし、以前はたくさん撞きこむ時間があったけど、最近はいぜんとは違ってそこまで撞きこむ時間がありません。

と思ったのですが、2000年前後のプチビリヤードブームの時にハマっていたけど、そこから家庭の事情などで少し離れていたけど、最近、落ち着いてきたのでビリヤード復活っていうのは、わたしの周りには結構いるパターンです。

とすると、このようなモチベーションの悩みっていうのはよくあるものなのかな?

普段から、足るを知る(自分に満足をする)というのをモットーにしていますが、逆にそれは難しいということですよね。

そういえば、「ビリヤード、人気スポーツへの道」というブログを見つけました。更新頻度が高く、また面白いですね。もうちょっと続くようならリンクを足すつもりです。

 

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雑談

スポーツのセンス

スポーツのセンスというと複数の要因がありそうな気がします。

そういえば、ビリヤードでトッププロになるのに最適な才能って何か?、って言われたら家にビリヤードのテーブルが置いてあって、あと都心の球屋まで歩いていける距離で、若い頃にすべてをビリヤードに注ぎ込んでも何も言わない両親と、仕事をしないでビリヤードに注ぎ込める(海外遠征も自力でできる)資産力、みたいな気がしますが、これって「才能」の定義によりますよね。

人と話していて、「それはそもそも話の外」みたいな前提の共有が行われないことはしばしばあります。会社なんかだと、上司・部下といった権力関係があるので、上司は文句つけようと思えばつけ放題ですよね。どこからどこまでが話の範囲なのかを明確にしない限りなんでもありですからねー。

 

あ、話がそれてきました。スポーツのセンスというと通常は、身体能力的なものを指すと思います。例えば筋力、持久力、身体の柔らかさ、など。あと、身体が思った通りに動かせるか、自分の四肢や関節の場所が見えてなくても把握できているか、なんてのもありますよね。

わたしは、そういった面でのスポーツのセンスは皆無だと思ってます。でも、ビリヤードの場合はそれ以外にも、広い意味でのセンスなら、目標設定能力、モチベーションを保つ能力、自分のスキルを更新したり、逆にスキルを反復練習したり、といったものもセンスに含まれるかもしれません。

後者に関しては、わたしはほとんどすべてを格闘ゲームから学んだものがあり、そこそこあると思ってました(偏差値55くらい)

 

が、

 

昨日書いてた

この練習(できるだけハードショットでまっすぐ入れる)をやってると、そうじゃないことが判明しました。

 

あまりにあれこれを放置したまま進んでいたようです。基礎をおろそかにして次に進んでました。いや、基礎をおろそかにして、っていうか、おろそかにしていたことすら気づいていませんでした。

シュートの時にたまに自分の中に空白があって、その空白をそのままに撞いてしまうんですよね。要はぼんやりしすぎ ><) これは文字通りの意味です。

他にもアドレス時にやらないといけないこととかも、できていないですし…

 

これまで結構大事なところを放置していたなー、というのがザクザクと掘り出されますね。もうちょっと深く考えながら練習をしていればとっくの昔に気づけたことに気づいていないということで。それって考えることを放棄しながら練習していたってことですよね。

こういうあたりが広い意味でのスポーツセンスなんでしょうねー。

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練習

あこがれ

金曜日に関西から知人が来るというので、Fatcatさんへ行ってきました。

そして、2ゲームほど14.1を。自分はいつも通り(まぁ下手)でしたが、上級者と撞いてもらって刺激をうけました。

ショットの精度が違うし、もっと出さないとダメだなー、と。他にもいくつか。

まぁ、そこはいいんですが、そのあと、愛知在住の上級者の方も来店。相撞きしてもらったわけではないのですが、その上級者の練習(練習というかタップ交換後の調整)がしびれました。

いや、この人に会う度にそのあとしばらく壊れるパターンなんですけど。

というわけで、こんな練習をしてみました。


要は手球と的球がレール際の球です。ただし、両方ともタッチはしていない(3mmとか5mmとか浮いている感じ)

これ、自分にとってはできる限りのハードショットで入れること。そして、ストップ以外にできるだけ上とできるだけ下をできる限りハードショットで。

めちゃくちゃ基本の練習ですよね!!

その癖、全然やってなかった ><) レール際ということでセンターショットよりも求められる精度が少し違います。そうやって見ると、いろいろと問題あります。

まぁ、できるだけハードショットでいっぱい上とかいっぱい下とかは練習としてはあまりしなかったので、やってみると問題山積み。

特にわたしは普段はほとんどのショットをオープンブリッジで撞くのですが(ロングドローとかできるだけのフォローも、あえての部分もありますがオープンでつきます)、スタンダードじゃないとドローが安定しません。ミスキューするし。

また、オープンブリッジですが、撞いた後にこういうフィニッシュをしたいという理想のイメージがあるのですが、オープンでできるだけハードで上下を撞くと、全然そのフィニッシュになりません。

そしてブリッジの問題だけでなく、「より高い精度で」と自分のショットを見直すと、ショットに入る前のルーチンのアラがいろいろと…逆にいえば、その改良点を見つける練習とも言えます(わたしレベルの場合だと…その上級者の方はパンパンと肩慣らしで入れてましたが)

ショットの精度、撞点の精度、そもそものルーチン。よく考えると、もっとも基本的なところに大穴が空いているなー、と。

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雑談

そのキューが教えてくれることと、ボールの接触時間

知人が、まだまだこのキューから学ぶことがある、みたいなことをツイッターで書いてました。

そのキューから学ぶことはもうない、なんてならないよね、というツッコミは常にできるのでまぁいいです。

逆にそのキュー以外から学ぶことってなんだろう?、というのはたまに思うことがあります。

重めでパワーが有って後ろバランスぎみで押しが楽なキューを使ってる知人はダシでは押しをメインに使います。
まぁ、押しが楽なのでそうなりますよね。

逆に軽めで引きやすいキューを使ってる知人は引きメインでだすことが多いです。わたしなら押しだなー、というところでも引きで。

当たり前のことですけど、たまに違うタイプのキューやシャフトに浮気したらいいのに。

細くてパワーがない(けど切れる)系のシャフトの人は、太くて押しやすいパワーのあるシャフトに。もしくはその逆に。

一ヶ月くらいあれこれしたら気づくことがあるんじゃないかなー、とかしばしば思います。

もちろん、上級者はそんなこと関係なく、自分であれこれ試行錯誤するでしょうけど、見ていると「今使ってる」道具に縛られてるよなー、という人がをしばしば見かけます。(といっても、これはぼくのレベルから見たもので、もうひとつ上のレベルから見ると別の風景に見えるんでしょうけど)

 

 

そういえば、鈴木さんが、ボールの衝突の際にボールはずれるか?ということを書いていました(これは別途図入りで書く予定)

そういえば、手球とキューの接触時間はだいだい1/1000秒っていうのは聞きますが、ボールとボールの接触時間ってどのくらいでしょうか?

もっと短いのは明らかでしょうから、うちにある1000fpsのデジカメでは接触の瞬間を撮影できないってのはあきらかですよね。といっても、厳密なセッティングができれば、実験からズレははかれそうですけど。

さて、接触時間をちらっと調べると、
この論文

うーん。

実験がいいですよね。

やっぱり、ここがヒットしました。ロシアで20000fpsとかの撮影をしてる人のとこですよね。ボールとボールの衝突時間を49,000fpsのカメラで撮影したところ、7m/sの速度の時に、約250μ秒ということですね。これ、フリがない球なので、フリがある球ではどうなるでしょうか?直感的には、最大でも倍か半分になるってくらいの違いはあるかもしれませんが、スケール感はわかりました。
 

といっても、このボールの接触時間から、フリがある球の衝突時のズレは何もわからない(←物理学の素養なさすぎ)、ということなので、やはり実験が必要だな、ということと、あの30万円くらいのハイスピードデジカメがあればそれも十分検証できるスケール感だな、ということもわかりました。(30万の余裕はないけど)