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練習

砂山問題

すごく古くからある問題で、砂山とは何かという問題があります。

今、砂山があって、一粒を取り除いても砂山。..これを繰り返していくと、最後砂が3粒や2粒になったものは砂山だろうか?また砂1粒でも砂山だろうか?

もしくは逆に砂1粒は砂山じゃないなら、これに砂を1粒足して2粒は砂山だろうか?…それなら砂山はどこからできるのだろうか?

こういう問題です。

これに対してはいくつかの解法がありそうです。まず、几帳面だが、全員が受け入れなさそうな解法としては、しきい値を設けるというものです。例えば「1000粒以上なら砂山、999粒以下なら砂山ではない」と定めるというものです。

このアプローチはよさそうですね。例えばビリヤードでよくあるA級、B級の境界問題ならば、「50人位上参加の試合で優勝したら3ポイント、準優勝なら1ポイント、30人位上参加の試合で優勝したら1ポイント、として10ポイント以上の人はA級」みたいな感じでしょうか?

また、砂山問題の別のバリエーションの解法としては、ランダムに10人を取り出して、「これは砂山ですか?」と聞くというものがあるでしょう。10人中、7人が「砂山だと思う」とか、10人中9人が、「ややそう思う、そう思う、強く思う」といった回答だったら砂山とみなすというものです。

こちらも例えばA級、B級の境界問題ならば、参加者や見学者を10人なり20人取り出して聞いてみるということでしょうか。ただ、実際の試合だったら、あとから決まることになるので難しそうです。もちろん、あとから見て「あー、あんた失格だったわー」みたいなことがあるならば、A級とみなされそうな人はB級戦にはでないでしょうが。

もちろん権威者が決めるということでもいいでしょう。国際度量衡委員会がメートル等を決めているように、どこかの権威者が決めちゃうというものでしょうか?ハウストーナメントならお店の店主といった感じですが、これはお店vsお客の関係なので、躊躇するところも多いでしょうし、運営者にある程度の目と腕が必要でしょう。

ここまで何が言いたかっかというと、基本的にB級、A級問題にはあまり興味がなかったのですが、

という記事をみかけて、この中に

中堅A級レベルの人がCを名乗るだなんてのはあくまでも極端な例であり、さすがに「自己申告」をそこまで都合よく解釈しようとする人はいないでしょうけど、CとB、BとAの狭間の「どっちでもいい」くらいの腕前の人だと「自己申告」を「自分次第」「自分が納得できるかどうか」だと思ってる人は結構いるんじゃないでしょうかね。

違うぞ、ってのが今回言いたいことです。

ということに違和感を感じたということです。

クラス分けの自己申告ってのは「公式な基準はないぞ」という話であって「自分で全てを決めていい」っていうことじゃないと思うんですね。

うん、ここは納得できるんですよね。でも、前には違和感がある。違和感があるけど、別に答えがない。

こういった境界線を明確に引きづらい問題は、もやっとしたまま進めていくしかないんだよなー、と思っていたのですが、一方でそうでもない気もしてるんです。いや、どっちだよ、と。

いろいろ考えたり、東海エリアでは一人だけ結構勝ってるB級の人がいるというのがあって、モヤっとしながらも、実際問題はその人がA級で中くらいの力があるかというとたぶんない、ということもあったりもして、結局、もやもやのままでも問題なさそうじゃないか、と思ったりしてます。

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雑談

下から

 

これまで気づいてませんでした。素振りのもうちょっとましややり方!

というか、ストロークの調整方法(アングル)です。これまでストロークは主に横からとって、たまに前からや後ろから。

そして、真後ろの上から見下ろしとかで撮ったりもしてましたが、どこでこじってるのかがわかりませんでした。

あー、ストロークの時に地面にスマホをおいて、自撮りモードで撮影すればいいんですね。

こんなかんじ。ちなみに編集はパソコン上でKinovea(こちらに説明あり)を使ってます。


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観戦記・ビデオ鑑賞

イグナシオの回避

USオープンやってますねー。スペインリーグとチャンピオンズリーグを見るためにDAZNに入っているので、ちょっとづつ見てます。

さて、ジェフリー・イグナシオとチャン・ユーランの試合は、相変わらずチャン・ユーランは上手いっすねー。

さて、今回は、試合序盤のチャン1-イグナシオ0のチャン・ユーランのセーフティ後の配置。イグナシオはここからどうしましょう?あ、実際は配置図よりも、実際は5がもう少しだけ左で、4に当てれるかどうか微妙って球です(当てたらスクラッチしますが…)

さぁ、どうしましょうか??ちなみに4はオープンです。

 

 

というわけで、これはセーフティーで返すというよりもショットがないようにするといった感じです。

 

 

ちなみに、この配置でチャンはやや無理攻めでバンクにいって、抜いて…といった感じでした。

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雑談

スリークッションビリヤードの価値

 

KozoomのXavier CarrerがフェイスブックでKozoomこそがスリークッションの価値を高めてきた、と書いています。

まぁ、内容は韓国のPBA&キムチビリヤードvsUMB&Kozoomの戦いって話です。

この書き込みの中に図があったのですが、これがなかなか..

これはメディア露出と、UMBのメディアの価値と、スリークッションのワールドカップ等の賞金に関するものです。

まぁ、この図はイメージ的なものでもあるし恣意的なものでしょうから、ここから因果関係などを読み取るといったことは考えていません。(だいたいよく見ると縦軸とかめっちゃ変だし、2018年の1200Kと1426Kのバランスとかどうみても変)

で、この図の何がポイントかというと、図の黄色のところが試合の賞金、水色がUMBのメディアの価値です。

これを見るとUMBのメディアの価値はほぼ賞金額と比例しているといったことが読み取れます(因果関係は不明!)

Kozoomは最初はそもそもビリヤードの試合にカメラさえなかったと書いていますし(実際にそうだったと思います)、個人的にはKozoomのビデオ(も)解説があまりなく、どうかなー、みたいなものも多いですが、それでも複数カメラだったりする番組も増えてきていたりと、「見える」レベルになってきていたと思います。

思ってることはいくつかあるのですが、今回は情報提供だけってことで。

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雑談

USオープンの試合フォーマット(ブレイク)

マッチルーム主催のUSオープンやってますね。今回から主催が変わってますね。

そもそも、どれがUSオープンなのかとか、フォーマットが違うよね、とかあるかもしれませんね。以前は完全ダブルイルミネーションのフォーマットでしたが、今回はベスト16からシングルという分かりやすい&放送予定が立てやすいものになってますね。

今回のルールは9ボールで、ブレイクボックスなし、ナインオンフット、レフリーラック(ラックチェック&クレーム禁止)で、シングルまではラックシート、シングルからはトライアングルラックということのようです。

このルールなので、いくつかぱらぱらっと見てましたが、やはり入りにくいようですね。ですが、わたしがちらっと見た範囲ではさすがにボーニングはしっかり仕上げてきてました。

やはりあの速度であの精度でブレイクができて、そして「知ってる」という感じがすごいします。シングルに入るとトライアングルなので、さらにブレイクの差が大きくなってきそうですね。

個人的には9ボールならばもっとも良いルールだと思ってます。

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雑談

握らないグリップ

昨日の記事ではロニー・オサリバンのグリップの動画を載せました。

じゃあ、お前はグリップどういうとこ気にしてんの?って話を書いてみます。

といっても、わたしはA級最下層。多くのB級の人に抜かされているという程度のヘボ級です。そのまま参考にするというよりも、考えるヒント程度でお願いします。

まず、現在の私のグリップですが、基本的にあまり持たないようにしています。キューがノーラップのP3にゴムを上から巻いているという状態で、結構太いです。なので、基本的にほっといてもそこそこのグリップ力(?)を持っている感じですが、撞くときには下の指(中指と薬指)に載ってるだけで、手のひらにはほとんど触れていないことが多いです。あ、でも完全にショットによりますし、引きでしっかり効かせたいときには結構握り込んでいると思います(たぶん!)

(実際にはショットによるなー)

ちなみにこのグリップで全然握らないというと、一見ショットのパワーが落ちるような気がします。

しっかり握っていたほうが手球にキューの力がいくような気がしませんか?そういう方は一度、イグナシオのブレイクを見てみましょう。

さて、ショットの際に握っているかどうかについては握ろうが握るまいがほぼ同じということが言われていると思います。これについては2つの方向から考えられるでしょうか?

例えば一般的に手球とキューの接触時間は0.001秒程度です(ショットスピードにもよりますが)

衝突前のキューの速度はおよそ手球の速度の2/3くらいになりますので、例えば手球が時速15km/h(ハードショット)とすると、キューの速度は10km/h、つまり秒速278cm、つまり、衝突時に2.8mm程度ぶつかっていることになります(実際にはタップの衝撃とかあるでしょうが、まぁ最大値として2.8mm程度)そして、この2.8mmの移動を人間の手で制御できるのかということですよね?(多分実際には2.8mmはかなり大きめな推測で殆どの場合は1,2mmだと思ってますが)

別の視点として、実際にキューを思いっきりしっかり握るのと、スライドストロークと両方の撞き方をして、スローモーションで、インパクト前のキューの速度と、インパクト後の手球の速度の違いを見て、違いがないかどうかを判断することで、グリップの影響を見るというのがありますよね?

以前、わたしがこれで計測をしたときにはグリップの硬さ(持ち方)と、キューの速度に対する手球の速度には相関がないという結果になりました。といっても、試行回数はそれぞれ5回程度だったので、もっとたくさんデータを集めないといけないでしょうし、他にも統制しないといけないパラメータがあったかもしれません(例えば撞点が一定になるように、器具を使うとか)

まぁ、このあたりは誰でも検証ができることなので、検証は各自でしてもらえばいいと思いますが…ただ、グリップによる違いが3%でもあったら大きな違いだし、スローモーションではその3%は計測できない気がします…うぅ、どうしよう?このあたりが1000fpsのハイスピードカメラ+人間による計測の限界って感じでしょうか?ほぼ誤差なしで同じショットをできるメカがあれば問題なく検証できるでしょうけど。(いつもここに行き着くなー)

ちなみにグリップの握り込みについては、硬くするということよりも、握り込みによってキューに速度を与えるという点では価値がある(もしくは不安定になるという点では逆に価値がない)ということを忘れてはいけないですし、ロニーのグリップを鑑賞するならば、そういった視点を意識しながら、自分のグリップを考え直さないといけないってことじゃないかと思います。

 

いやぁ、どこかに行けるようで、どこにも行けないネタですね^^;;

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フォーム・ストローク

ロニー・オサリバンのグリップ

最近は、ワールドプールマスターズの動画を見ていますが、あまり進んでません..

球は週3で撞いてますが、もやもやのまま…

 

さて、ふと気になったこちらの動画。

これまで見たことなかったんですけど!

スヌーカー界の大スター、ロニー・オサリバンのグリップですね。

いずれも、効かせる球ですので、普段のショットとは違うストロークだ、という前提で見ないといけないと思います。

このストロークでは、手首のスナップというよりも、握り込み系といった感じでしょうか?

スヌーカーではテイクバック時にもうちょっと手首と肘を使いながら水平に引くイメージがあるのですが、ロングドローだから、テイクバックもそのまま引いている感じですね。

一方で、本ストローク(実際のショット)では、意外としっかりめに肘を落としてますね。これもドローをしっかり効かせるからでしょうか?

スヌーカーというと、超まっすぐフォームができているという印象がありますが、このくらいの精度なんだなー、といったのも見て取れます。といっても、自分と比べるとだいぶまっすぐですけど…^^;;

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雑談

ビリヤード漫画について思うこと

ビリヤード小説とか、ビリヤード漫画を書こうって方がいると思います。完全に素人ながら、考えていることを少しだけ書いてみます。

まず、ビリヤード漫画の成否について。

実はビリヤードは小説よりも漫画には向いている可能性があると思ってます。というのは、小説(ラノベでもいいけど)というのはストーリーを見せるもの、漫画はストーリー+絵ですよね?

この考察はあとで行いますが、ストーリーという点ではビリヤードは難しいと思ってるんです。

で、一方で絵という点についてはビリヤードは向いているでしょう。

仮にラノベや漫画を考えた場合に、

1.純粋学園もの(戦闘なし)
2.バトルもの
3.スポーツもの
4.ビリヤードもの

という4つのジャンルがあった場合に、2や3と比べるとビリヤードものは、圧倒的に作画が安定させやすいと思ってます。1はよくわかりません^^;; 先日、マンガワンだったかの漫画コンテストがあった時に、作画の安定度を見ていた方はわかると思います。ファンタジーというのは作者の絵の力量だけで書いていく必要がありますが、一方で、ビリヤード漫画のようなものは(スポーツ漫画も多少)写真+トレスを使うことで、比較的短い時間で安定した作画をすることができるでしょう。

このあたりは絵のタッチとか、何を見せるか、といったものにもよりますけど。

漫画をいろいろ見ていただければ分かりますが、「絵が上手い・画力がある」作者はいいのですが、そうでない作者の場合に、裏に写真が透けて見えるようなものは、早いペースで安定したページを作り出せるだろうとが想像できると思います。(NARUTOを描くのと、風の大地を描くのでは、どっちが描きやすいかということですよね)

つまり、本質的にはビリヤードは絵的には漫画にしやすいはずだ、と思ってます(←漫画かいたこともないけど)

そして、ストーリーとして見てみるとビリヤードの難しさが出てきます。これはラノベや漫画のような話を長引かせるという前提に立ってます。あれ、お前、ボルヘス好きで伝記集の

「数分で語り尽くせる着想を五百ページに渡って展開するのは労のみ多くて功少ない狂気の沙汰である。よりましな方法は、それらの書物がすでに存在すると見せかけて、要約や注釈を差しだすことだ」

が大好きって言ってただろ、という話はここでは置いときましょう。

さて、先程の4分類として見ると、

1.純粋学園もの(戦闘なし)
2.バトルもの
3.スポーツもの
4.ビリヤードもの

1は日常や恋愛を続けることでいくらでも続けやすいですよね。とはいえ、あだち充作品のようにずーっと、微妙な距離のままだと、読者がイラつくかもしれません(が、それがいいというコアな読者もいるわけなので、どっちもどっちか)

2については、よく言われるバトルインフレ問題がありますよね。国一番の敵に勝ったら、次は世界一番で、次は宇宙一番で、…みたいなのが出てこればいいんですが、そういうインフレもありがち。というわけで、よく行われるのがチーム戦にしてみてハンデ(**がいない、とか)にしたり、人質を取られて全力を出せないって感じでレベル調整をするってかんじでしょうか?

3については、チームスポーツならインフレ対策が比較的しやすい印象があります。**が怪我、相手はすごいディフェンダーがいるので、エースストライカーが完全に封じ込められるので、いつもは活躍しない人が活躍。**というフォーメーションを使われると、こちらの戦術が実は無効化される、みたいなパターンです。これらによって、相手の強さをそれほどインフレさせないでも、レベル調整がしやすいです。

4についてはどうしましょう?まずビリヤードは個人競技ですし、相手との相互作用も少ないものです。ビリヤード自体を見せないというものならばいいのですが、そうでなければ。

・チーム戦にする
・ラシャに油がまいてあるとか、チョークがない、とか、そういったトラブルに見舞われたり、利き腕に激痛が…みたいなパターン

うーん、ちょっと弱い気がしますね。といっても、この手しかない気がします。

また、そもそもビリヤード自体を見せないというのはあるパターンです。ビリヤード場に来る人たちの人間ドラマみたいなやつ(ビッグコミックにありそう)とか、もしくはビリヤード業界で働く人のドラマ(新米ビリヤードカメラマン(女の子の新入社員モノ))ですよね。

なんてことを考えてました。

まったくどこにもいかない話です:->

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雑談

シュートの精度

シュートの精度をあげようキャンペーン中です。シュートの精度を上げるにはどうしたらいいんだろう?と考えて撞いてます。まぁ、たいしたことないんですけど。

それでも、ちゃんと考えたり、ちゃんと自分のやってることを観察すると、いくつかシュートの精度を上げるためのヒントがみつかりますね。というか、普通に少しだけフリのあるセンターショットしていても、ちゃんとポケットの真ん中から入ることが少ないようです。

このあたりは、普段から甘いテーブルでしか球を撞かないので、シュートが甘いということでしょう。

とりあえず、少し前に書いていたエイミングの精度の話をもうちょっとだけ考えてみたというところでしょうか。

すごくエイミングが苦手なようです。そして、しっかりとエイミングをすることが苦手な理由も少しわかった気がします。わたしの場合は、一生懸命エイミングの精度を上げようとすると、それによっていろいろなものが雑になってしまってポジション力が下がるだけでなく、シュート力も下がってしまうようです。といっても、こういったことは無視してエイミング力を上げていかないといけないような気もしています。

全体としてはシュート力もポジション力も下がっているので、このまま続けることは果たして「下手になる練習」をしているのか、そうでなく「うまくなる練習なのか」がよくわかりませんが、とりあえずシュートの精度で伸び悩んでいる以上はこのまま続けるしかないんだろうな、と思っております。いつまで続くかな…

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14-1

リーバン183

いまいちニーズが有るのかないのか分からないこのコーナーです。

今回は今年のダービーシティのハイランチャレンジからリー・バン・コルテッザ(Lee Van Cortezza)の183点のランです。

ちなみに下からの展開見てると(それ以外も含めてですが)、「うわー、無理だー」と思わされます。

以下はブレイクの配置図。

基本的には典型的なブレイクばかりですが、「え、えぇ、これ…」という難し目のやつがいくつか入ってますね。やっぱ、そこですよね。