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フォーム・ストローク

顎にキューをつけてみた

顔位置とキューの関係を一定にさせるために顎をキューにつけるようなフォームにしてみました。

厚みの見え方のばらつきを減らす、というかアドレスの手間を減らすためにはかなり良いかな、と思ってます。

しかし、副作用で、ショットの時に顔が上がるようになってしまいました。あとテイクバック時にキューが上がるのは別問題としてありますね、これも直さないといけない。

ただ、今回は載せていませんが、正面から見た時のアドレス→ショットまでのキューと顔の関係はとてもまっすぐになったので、その点はかなり満足しています。顔が上がる件はどうしようかな。。キューが上がることと関係があるだろうから、キューが上がらないように修正したら、もうちょっと顔の動きを抑えられるのかな…

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もうちょっとスロー撮影

いくつか基本的な勘違いをしていたり、データの見落としをしておりました。というわけで、40000fps程度の速度で撮影ができるようになりました。あと、いくつか購入しないといけないものがあります。まぁ、ここまでの速度が必要なことはあんまりないような気もしていますが(ブレイクのラックの解析には必要かなー。その場合は、もっといろいろ解析用具が必要かも)

ともかく、このくらいは撮影できるようになってきました。あとはモチベーションの問題といった感じでしょうか。世の中が大変な状況になってきて、わたしの本業もそれほど金銭的なダメージは多くないものの、金にはならない仕事(作業)が増えております ><)

他にもいくつか撮影しておりますが、おいおいと。

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引き方の比較

いつものようにfat catさんのご協力で引き球の引き方の違いを動画にしてみました。いつものように8819fpsで撮影。

自分で3種類の撞き方で引きをして、そのキューの挙動とかどうなるかなー、というのです。

主観的には3つの違う撞き方してます。あ、普通のいつものヤツ、ってのがないのが難点でした(今気づいた)

キュー先を下にひっかくように撞く、キューの終点となるラシャにキュー先を向ける(≒そのまままっすぐキューを出す)、少しだけレスト高めで引く、の3種類です。ただ、撞いているのが、ストロークに定評のない(うまいと褒められることがない)、また、ニュアンス感のない私なので、あんまり参考にならない気がしますが。

それぞれ3回づつ撞いてましたが、まぁだいたいどれも同じだったので、1回目ので動画を作ってます。

※動画にはスピン効率に126deg/Rとありましたが、126deg/2Rのように2Rの間違いです。Rは直径でなく半径ですね^^;; つまり、ボール1個進む間に126°バックスピンの回転がかかってるということです。なお使用しているキューはP3+Vantageシャフト+斬ハイブリッドマックス(今のバージョン)です。

これを見るとスピン効率はどれも一緒だなー、って感じですね。今回の動画は手球の跳ねには着目していないので、手球の挙動は異なるでしょうが、それ以外のスピン効率とかは同じように思えます。(あと、思ってたよりちゃんと思った撞点つけてて安心した)

あと、昔から思っていたことですが、スピン効率はほぼ手球のスピードの約1/3ですね。

360°ならば、手球が1個進む間に1個戻る分のバックスピンですが、120°なら、手球が3個進む間に1個戻る分のバックスピンということです。

これまでの球の挙動で書いていた仮説はやはり正しかったようです(まぁ、押し引きでちゃんと撞けた時に想像と違うラインになることはあまりないので、正しいとは思ってましたがミクロレベルでも確認できたってかんじでしょうか)。

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まっすぐじゃないキュー出しでの引き

さて、「食いつくタップはスピンだけ増す?」というシリーズで記事を書きましたが、それらは全て前フリです。で、ようやく長い前フリ終わって、書きたかったことは、これです。

引きのキレの違い、スーパースローの記事で、女性の方がめっちゃキレてた(ショットスピードは低いけど、スピン/ショットスピードの効率が良かった)件について考えてました。

この記事の動画を見ていただくとわかるのですが、女性の方だけがキューの軌道がこんな感じです。

他の方はみんな上のようなキューの挙動をしているのですが、女性の方だけは少し大げさに書くと下のような挙動をしています。

キュー先が逃げる(早く動く)ことで、ズレ(トビ)が減るというのは有名ですよね?そして、早くズレるためには、先端が軽いことが大事ということも最近はよく知られていると思います。

そして、手球に対して、図の下のようなキューの当て方をすれば当然キューは早く逃げることが予想されます。これが、もしかすると、ショットスピードに比べて回転に寄与してるのは十分にありそうだな、とスローのタップ接触と、回転効率について見ながら考えていました。結局スピンというのは、手球を前に動かさないで以下に、下(もしくは上)方向に手球を擦る(とでもいえばいいでしょうか?)勝負ですからね。

もちろん、適切なパワーも出しにくいでしょうから、もしかすると、よりスピンがかけられるが、それと同時にパワーが無くなる(手球の進行方向への力が伝わりにくい)だろうなとは推測されます。

いや、そもそもこういう撞き方をするとスピンが効率よくかけられそうというのも、直感にすぎません。でも、ありえるなー、と思ってました。
(これ、実はkouさんのコメントを返す時に考えていたのですが、ようやくここまで記事が展開してきました)

ただ、万一こういう撞き方がいいと分かっても私にはこういう挙動でキューを出すのは難しそうだな、と思います。いろんな撞き方をしても、結局インパクト前の挙動は図の上のような撞き方になってしまいます。

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押し球3種類のストローク

というわけで、スーパースロー撮影です。いつものように名古屋のいりなかにあるfat catさんで撮影させていただいております。

今回は押し球の撞き方の違いでのキューの軌道などを撮っております。いつものように8800fps(8828とかそのくらい)で撮影しております。暗いのは、明るさがわたしのお小遣いの量に比例しているためです!!

これを見ると分かるように、擦り上げるようなイメージの押し球は結構軌道が上になってるんですね。ブリッジが基準になってるのかな?

ちなみに、力加減や押し加減を同一にするというよりも、単に3種類のイメージで撞いたものを撮影しています。

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ロニー・オサリバンのグリップ

最近は、ワールドプールマスターズの動画を見ていますが、あまり進んでません..

球は週3で撞いてますが、もやもやのまま…

 

さて、ふと気になったこちらの動画。

これまで見たことなかったんですけど!

スヌーカー界の大スター、ロニー・オサリバンのグリップですね。

いずれも、効かせる球ですので、普段のショットとは違うストロークだ、という前提で見ないといけないと思います。

このストロークでは、手首のスナップというよりも、握り込み系といった感じでしょうか?

スヌーカーではテイクバック時にもうちょっと手首と肘を使いながら水平に引くイメージがあるのですが、ロングドローだから、テイクバックもそのまま引いている感じですね。

一方で、本ストローク(実際のショット)では、意外としっかりめに肘を落としてますね。これもドローをしっかり効かせるからでしょうか?

スヌーカーというと、超まっすぐフォームができているという印象がありますが、このくらいの精度なんだなー、といったのも見て取れます。といっても、自分と比べるとだいぶまっすぐですけど…^^;;

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肘の加減

ひさびさ(10年位上ぶり)に公式戦にエントリをしていたのですが、すっかり忘れてました。朝の10時に思い出して、高速に乗って出かけたのですが、急ぎすぎて降りるインターを間違えてしまって…

という夢を見ました!!

ユーストテーブルでの試合が予約されてたのに、間に合うかどうか微妙…

夢ですけども!!

さて、最近ストロークを見直そうと思ってます。理由は2つあって、一つは他人のフォームをよく見てたからです。人のこと言えるんかいっ、と。

なおそうと思ってるのは2つあって、一つはフォロースルーが大きすぎるので少し短めにしようと思ってます。もうひとつはもうちょっとキューを水平にしよう、と。

まず、修正前のストロークの写真をアップしておきます。

 

この写真で画像のオレンジラインが、テイクバックとフォロースルーの量です。ちなみにこのショットはやや強めの、少し上くらいの撞点のショットです。

フォロースルーを赤くらいの長さにしようと思ってます。

ちなみに修正前のストロークの写真を載せておきます。肩から肘のラインにオレンジのラインを載せておきます。

 

 

よく見るとテイクバックからインパクトにかけてわずかに肘があがって、インパクト後にぐっと肘が落ちてる感じですね。

フォロースルーを短くしようとしていると、もっとぐっと肘が動かない感じになります。押しも引きも肘がほとんど落ちないストロークといった感じでしょうか。

ところで、わたしのストロークのお手本はチェン・シミン(陳思明)です。わたしのイメージではチェン・シミンって、肘がめっちゃ落ちてるストロークですが、ただ、ストロークがピシッと止まる感じあります。

では、実際に自分のストロークの到達点を検討してみましょう。

あれ?もっと、インパクト前に肘が落ちてると思ってたんですが全然そんなことないですね。インパクト後にぐっと落ちてる感じ。あと、テイクバックの時に少し肘が落ちながら引いてますね。

この画像がわかりやすいですが、グリップの形といい、キューを水平に引くタイプのプレイヤーでありそうなフォームですね。スヌーカーっぽい、という印象がありますが、シミンのバックグランド的にもスヌーカーってかんじですよね。

ちなみに動画を下に載せておきます。

 

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フォーム・ストローク

キューを上へ逃がす

そういえば、ロングドローやテンボールのブレイクでキュー先を上に跳ね上げるように撞く人いますよね?

というか、わたしもロングドローなんかの時にやってました。

でも、実はこれ、こっちの方が撞きやすいし、よく引けるからやってるだけでどうしてキューを上に逃がすんだろうなー、と思ってました。

まぁ、どうしてそうやるかわからなくても、その方がよく引けるのはわかってたんで、そうしてたわけです。

と思ってたら、ふと気づきました。こちらの動画見てた時に、

ちなみにこの手の動画を見る時にはパソコンで見ましょう。そして、カンマとピリオド(, と .)でコマ送りですよー。

というわけでコマ送りで見てた時に、すごく当たり前な気がするキューを上に逃がす理由が分かりました。

あ、つまり、左図のようにキュー先をラシャにそのまま当てるようにすると結局インパクトの時にスピードが落ちてしまうので、右図のようにキューを上に逃がすことでインパクトの時に減速しないようにするってことなんですねー。

わたしが撞く時には、いつも左図のように撞いていたので、こんなに引けませんでした、少しは引けるけど。

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フォーム・ストローク 練習

立てキューの撞き方

立てキューで引く練習をしばしばしてます。

ちなみにあんまり引けませんけど。あ、一応レールから球2つ離したら下くらい、レールから球1つ離したら上くらいはそこそこ引けます。

こういった手球がレールから近い引く時は、基本的に余裕をもった引きは、手球の向こう側をラシャにおろした所を狙って撞いてます。

ちなみに、ちゃんと引く時は、上のところから1cmほど手前を撞きます。

とりあえずまっすぐキューさえ出せばそこそこ引けると思います。と思ってたのですが、この狙い方でいいのかちょっと作図して確認してみます。

 

レールと手球の距離ごとに、手球の向こう側と、そこから1cm手前を狙った時の撞点を撞いた時の作図をしてみました。

なお、作図では簡単にするためにキューの太さを13mm、レールの高さをボールの70%としています。そして限界撞点をグレーで示してます。

 

 

これを見ると手球がレールに十分近い時は、今考えていた狙い方でいいですが、球2つですら駄目(限界撞点外しそう、ただ、この図の限界撞点は本物の限界とは違いますが)ですね。球2つ離れた時は、ボールの向こう側の真下から1.5cm向こうを貫く感じでしょうか。ちょっと、レールからの距離が長いですが。

ちなみに私は球3個離れた時とかは、こういう、ラシャ上のどっかにむけてズバッと撞くような撞き方はしていません(別のストロークでやっていて、どこをどう撞いているのか不明^^;;)

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フォーム・ストローク

ストロークで思ってること

今回の記事は、ストロークについてはどB級(B級真ん中)の人のたわごとなので、同レベルの人は考えるヒントに(直接参考にしないで!)、上級者は生暖かく見守っていただくか、アドバイスをしていただければ幸いです_o_

さて、CUE’sの記事を読みながら、「ストロークの種類」について思いを馳せた訳です。これまで、ストロークというのは道が険しいと思ってます。そのために、基本的に後回し。ストロークが悪くてもなんとかなる範囲を優先といった感じでしょうか。

ストロークで使い分けられるといいものもあるのはたしかでしょうけど、それを身につけるには時間がかかりすぎる、ってことで諦めてた訳ですよね。

でも、ですよ。そもそもトーナメントプレイヤーでもないし、A級最下層を名乗っているくらいですから、要は好き勝手やっていいわけですよね。ちょっとくらいはストロークについて考えてもいいかもしれません。

で、ストロークについてですが、まずマニアックなものやすごいキュー切れは、まず無理なのでほっておきます。ハードショットも苦手なので、後回しです。

そうすると、まずは引き球と押し球のよく使う範囲での使い分けといった感じでしょうか?逆に言えば、一番よく使うショットでの使い分けを考えておくのだ大事だと思ってます。

ちなみにわたしが使う押し球は大きくは3種類。普通の押し球と、弾かないように注意する押し球、そしてめったに使わない弾くように撞く押し球です。基本的には普通の押し球を使っています。普通の押し球は、普通の引き球や普通のストップショットとほぼ同じ気持ちで撞いてます。厳密にはちょこっと違う撞き方をしている気もしますが、よくわかりません^^;;;

弾かないように注意する押し球は、最初の握りを少し変えています。普段はグリップは人差し指と親指の輪っかで完全にキューをグリップしているはずなんですが、このときは小指もしくは薬指でキューを持つ感じです(主に薬指な気がします)

グリップの中心が前だったのを後ろに変える感じですね。実際にはこれに加えてテイクバックの方向を少し斜め下に引くイメージで行います。インパクト→フォロースルーについてはあまり意識していません。そこで何かを意識するとシュートミスに繋がるので、できるだけフォーム~ショット前に全てを終わらせておきたいです。

一方、引きのストロークは最近はほとんど一種類。基本の撞き方だけです。スタンダードブリッジを使っていたときは2種類の引きを使い分けてましたが、最近は全てのショットをオープンブリッジでやろうとしていて、そのためか、ストロークもほぼ1種類です(厳密にはロングドローのときは変えてますが)

しかし、ストリックランドやレイズの撞き方を見ているとやはり、引きこそ使い分ける必要があると思うんですよね~。こんな感じの2つの撞き方があると思います。キューの立て具合(レストの距離や高さなど)はざっくりで図にしてますので、実際のわたしのレストの距離と多少の違いがあると思います(およそあってると思いますが)

(限界撞点という点では、もう少し手球の下を撞くことができると思います)

 

ポイントはこのキューを立てるような引き球ですよねー。スタンダードブリッジのときはよく使ってましたが、最近使ってませんでした。

実はいろんなコンディションで撞こうと思うと、引き加減のコントロールとかを、撞き方である程度しておかないといけないと思い始めています。

上の撞き方で、少しだけ引くとかやろうとすると、キューを置きにいってしまうミスをしばしばしてしまいます。それならば、少し弾けるような右の引きの方が全体として安定するのではないだろうか、と。

こういったレストの高さが少しあるキューを立てるような引きというのは、よりたくさん引く(利かす)ような引きのときには使うのですが、普段はあまり使っていませんが。わたしの頭の中ではこういった方が、少し手球が弾ける分だけ、ラインは安定しやすいんじゃないかな、とも思ってます(先球に優しくないけど)

引きの効率を上げるため、という点は分かるのですが、レストを少し高めにするのはどうするのかなー、とよく思ってます。(引きの効率を上げることで、ショットスピードを落とすため、は分かります。自分でもやるし…)