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雑談

まっすぐの球、どれが難しいんだろう? その3

というわけで、昨日の補足です。もう、このネタ自分の中で終わってますが^^;;

まず、昨日のでは単位がわからないので角度が知りたいという件については、昨日の数字はそのままxとy(?)の比になっていたので、1番から順に

atan(0.005)/pi*180
[1] 0.2864765
> atan(0.003)/pi*180
[1] 0.1718868
> atan(0.0026)/pi*180
[1] 0.1489687
> atan(0.0029)/pi*180
[1] 0.1661573
> atan(0.0045)/pi*180
[1] 0.2578293

とアークタンジェントを取って角度に変換できますよね。1番から5番へ、順に0.28度、017度、0.15度、0.17度、0.26度でしょうか。

グラフがみたいという方は、R言語を使うとこの手の計算はサクっとできますよね(上のもRで計算しましたが)

まず、式をRに入力して、グラフをプロットですね。

えっと、上の計算は三平方の定理で、センターショットでの手球からポケットの距離を求めています。1ポイントがボール6個なので、横3ポイント、縦6ポイントの斜辺の長さですね。

そして、関数を定義しています。あとはグラフをプロット。この3行で以下のグラフがかけます。(上のやつよりも少しグラフの描画範囲が小さくなってます)

昨日の説明でちょっと書いたのですが、これ、値が十分に小さい時でないと正確ではありません。なので、両端は参考程度に見てください。ただ、おおよその形が分かります。ざっくりいえばほぼ中間地点に置くと難しくなるんだな!、と。

 

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まっすぐの球、どれが難しいんだろう? その2

はい。グッドモーニング!エブリバディ。

ビリヤード系ブロガーのなすみそです。

 

前回の続きです。

この配置でのポケットの許容誤差はどのくらいか?というものです。

さて、この配置、みなさんがどれが入れやすいと思いますか?

さて、許容誤差の計算ですが、ざっくりすれば以下のような感じ。

 

左側が手球からイメージボールへの当たり方、右側が的球がポケットへ入る範囲といった感じでしょうか?

ざっくり言えば、ポケットのサイズが球2つジャストと仮定して、舐めて入るとかガコガコなしと考えます。

すると、的球のイメージボールのブレの範囲は、的球とポケットの距離を球D個分とすると、1/Dですね。(ただし、1/Dが十分に小さい場合)

そして、今度は図の左側で、手球とイメージボールの距離を球C個分とすると、そこでの許容を(手球がボール1個分右に進んだ時に、球何個分の誤差が許されるかということで見ると、(1/D)÷(C-1)となりますよね。

さきほどのと同様に相似の三角形の公式ですねよね。

ということは、これを使って、先程の5つの配置の手球と的球の距離C、および的球とポケットの距離Dを求めると、(単位はボールの個数)

    C  D
1番 6.7 33.6
2番 13.4 26.9
3番 20.2 20.2
4番 26.9 13.4
5番 33.6 6.7

この、CDを上の式に当てはめると

1番 0.005
2番 0.0030
3番 0.0026
4番 0.0029
5番 0.0045

となり、難易度は易しい順に1番→5番→2番→4番→3番という順になります。ちなみにこの数字は手球が最初から球1個進んだ時に横に球の直径の何倍のズレが許容されるかという数値です。

なるほどー。中間距離の方が難しくなるという感じですかー。

あ、そういえば、どこかの方が新しいチャンネルを解説されたようです。

勝手にビリヤード ch というものです。あ、下に貼った動画はビリヤード的にはすごいどうでもいい小川プロの昔話ですが、面白いです。

ちなみに役に立つことをみたい方は、塙プロとの対談の後半は考えさせられることがありました。

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雑談

まっすぐの球、どれが難しいんだろう?

いわゆるセンターショット的なまっすぐの配置で、1から5までの距離で、どれが難しいんでしょう?

 

普通のセンターショットは2ですが、それよりも手球に近いパターン(1)と遠くなるパターン(3から5)があります。

これ、ツイッターでラガマタさんが書いていて少し考えてみました。

まず、直感的には1か5が一番簡単そう。2は慣れているから、実際には一番簡単な可能性がありそう。

ただ、実際に穴から近い球って簡単なイメージがあるので、ぱっとでいえば5,4,3,2,1の順かん?ただ2は実際には3よりも簡単なんだろうな、と思いますが..

 

そういえば、この配置の受けの広さを計算しようかな、って何度も思ったことあったんですが、したことなかったですね。また、してみよう(というフリを残して、今日はここまで)

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雑談

立てキューの撞き方のちょっと補足

昨日、立てキューの撞き方(自分がどこ狙ってるか?の検証)を書いたのですが、あくまでB級仲くらいまでの立てキューが苦手な人向けの記事ですよ。
イメージでいえば、レールから球2つ離して、センター付近の球を撞いたところまで戻すのに難儀する(もしくはそれなりにハードに撞いちゃう)人向け。

基本的にB級までの多くの人のロングドローを見てるとショットスピードが早すぎるし、撞点が上すぎるなー、と思ってます。そもそも撞点がぶれすぎなのかもしれませんけど。

単に狙う先(キューの終点)をイメージしてそこに突っ込むだけで人並み以下くらいなら、引けるのになー、と思いながら見てます。

「いや、その撞点の正確性がないからB級中なんです!」とか返されそうですけど。

そんだけ。

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フォーム・ストローク 練習

立てキューの撞き方

立てキューで引く練習をしばしばしてます。

ちなみにあんまり引けませんけど。あ、一応レールから球2つ離したら下くらい、レールから球1つ離したら上くらいはそこそこ引けます。

こういった手球がレールから近い引く時は、基本的に余裕をもった引きは、手球の向こう側をラシャにおろした所を狙って撞いてます。

ちなみに、ちゃんと引く時は、上のところから1cmほど手前を撞きます。

とりあえずまっすぐキューさえ出せばそこそこ引けると思います。と思ってたのですが、この狙い方でいいのかちょっと作図して確認してみます。

 

レールと手球の距離ごとに、手球の向こう側と、そこから1cm手前を狙った時の撞点を撞いた時の作図をしてみました。

なお、作図では簡単にするためにキューの太さを13mm、レールの高さをボールの70%としています。そして限界撞点をグレーで示してます。

 

 

これを見ると手球がレールに十分近い時は、今考えていた狙い方でいいですが、球2つですら駄目(限界撞点外しそう、ただ、この図の限界撞点は本物の限界とは違いますが)ですね。球2つ離れた時は、ボールの向こう側の真下から1.5cm向こうを貫く感じでしょうか。ちょっと、レールからの距離が長いですが。

ちなみに私は球3個離れた時とかは、こういう、ラシャ上のどっかにむけてズバッと撞くような撞き方はしていません(別のストロークでやっていて、どこをどう撞いているのか不明^^;;)

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キュー

カーボンシャフト比較

年内にキューテックのカーボンシャフト(キューテックCFシャフト)が発売されますよね。ちなみにMezzもプレイ用のカーボンシャフトを年内に出すとかいう噂もあるそうです。年末は楽しそうですね!

さて、いつものDr.DaveがRevoとキューテックのカーボンシャフトの比較をしておりましたので紹介しておきます。

キューテックということでわたしはあんまり期待していませんが..ちなみにMezzは結構期待しています:-> どこかで貸してくれて評価させてくれるといいんだけどなー。

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システム・球の動き

タップのスーパースローのヤツ

タップのスーパースローのヤツ

そういえば、わたしは見てなかったんですが、フロリアン・コーラーがタップの圧縮具合の動画をアップしてました。友人から知らされました。

カムイクリアブラックSSの宣伝的な動画でしょうか?

こちら。

最初、見た時は「へー」くらいな感想(今みたら、「タップの動画見てもなんもわからんかった(泣)」と返事してました)が。

そこから、ふとしたツッコミメッセージが^^;;

ってなわけで、そのツッコミを踏まえて軽く画像をキャプチャしてみました。タップの接触の間に手球はどのくらい動いているのか?

 

どん。

ちなみに画像からの判定ですが、0.5mmくらいの誤差があると思いますが、

1枚目と2枚目の間で2mm
1枚目と3枚目の間で3mm
1枚目と4枚目の間で6.5mm

の差がありあす。

タップの厚みがどんくらいですか?なんとなく、タップの下からタップの頂点ほどではないけど、タップの丸い部分どころではないくらいといった感じでしょうか?

実際にはこの上の図(キャプチャ?)の上から3枚めが、タップが圧縮されて戻り始めるあたりになります。動画で見てるとなんとなくちょっと動いている感じ。ガツンとタップがインパクトしてますー、って間に球は2-3mm動くってことですね。

上から3枚めから一番下の写真の間は球も動いていながらタップが戻っている感じなので、画像上は接していますが、タップの影響が手球にあるのかよく分かりません(あるかもしれませんが、ないような気もします) また、一番下の画像よりももう少しだけ右に行ってるものもありましたが、影響かなさそうあ絵面に見えたのでここまでで切ってます。

このキャプチャもわかりやすいですが元のYoutube動画をコマ送りで(パソコンで , と . のキー)よく見てみると楽しそうです。

 

「入れは正義」という言葉をよく聞きますが(ジェイソン・ショウとか!カチが14.1で優勝したりとか!)、ブログにおいてはスーパースローは正義な気がします。

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雑談

数値化と記録

鈴木さんが数値化って話をしていましたが、ちょっと思ってることを書きましょう。

数値化っていうと、ビリヤードにおいては、例えばシュート率やショット成功率の把握とかってありますよね?

「普段はあそこに出せたのにー」、「いつもはあんな球外さないのにー」と言い訳してる人を、周りの上級者が「いやいや、結構外してるでしょ」と心の中で思ったりといったのはよくあることでしょうか?

逆に、下級者が「Aさんはセンターショット外さない」とか言ってても、別にそこそこ外していたりとか。このあたりは成功率の把握が甘かったり、もしくは「しばしば」とか「ほとんど」の率が上級者と下級者で異なっているという話かもしれません。

この話も書き始めれば長そうですが、今回はもう一つの数値化の件です。

「一生懸命練習します!!」

じゃあ、一生懸命ってどのくらいでしょう?

もちろん、大学のレポートとかもあんまりない(うちの大学だと2,3年時はレポートで徹夜したり土日潰すってのはよくあることでしたが)学生の一生懸命と、仕事が忙しく仕事が終わって残業して11時から、「あー、今日は当日中に会社出れたー!」と言って球を撞くのでは「一生懸命」のレベルは違うことでしょう。

まぁそういうのはここでは置いときます。じゃあ、どのくらい一生懸命やろう?、ということです。

これ、うちは妻と二人で塾をやってる関係でよく話題にしています。むしろうちの場合は、「一生懸命やってます」というけどイマイチな人にどうちゃんと勉強してもらうか(どう習慣づけるか)が生命線と言えます。

うちの授業は基本的に週1なので、「ちゃんとやった?」と聞いても「ちゃんとやった」と答えるのが見えてますよね。でも、テストとかするとイマイチ。

この改善方法としては、毎日何をどれだけやってもらったかを記録してもらうことです。紙を渡して、1週間の勉強結果を書いてもらいます。そうすれば、「ちゃんとやった?」、「ちゃんとやった」でなく、「今週のこの勉強量だと、このテストでこのくらいだったから、来週はこういうところをもうちょっと増やしてみようか?」とか、「先週、ここの勉強量を増やしたけど、あんまりテストで変わっていないのは、勉強のやり方に問題があるんじゃない?少しやり方変えてみようか」といったより具体的なアドバイスになり、また、そのアドバイスの説得力も増します。

(会社と違って指示系統がないですし、むしろ相手はお客さんですから、言ったところでやってくれないことはしばしばあります)

そういえば、海外の教則本とかだと、ちゃんと撞く前にその日の練習メニューを書いておけ、といったことをしばしば見ます。たしかに本当はそういったことをしていかないと、いけないですよね。そうれば、練習メニューの妥当性とかも分かりますし。

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雑談

二人の距離

二人の距離というと、物理的な距離をイメージしそうですよね。パーソナルスペースというのは、知らない人が近くにいると不快に感じる距離のことですよね。もちろん人によってこの距離は違いますが、民族によっても異なっていることが知られています。タイの人なんかはかなり近い(パーソナルスペースが狭い)なんて聞きますけど、こういうパーソナルスペースの時間的変化ってどうなんでしょうか?

たとえばインターネットが流行ってきたり、核家族化が進むとパーソナルスペースが広く(近くにいられると不快な距離が広く)なりそうですよね?逆に東京で満員電車で通勤している人は、慣れでパーソナルスペースが狭くなったりするのかな…

おっと、大きく話がそれました。二人の距離といっても物理的な距離もあれば、心理的な距離っていうのもありますよね?

二人の親密度(それぞれ違うように感じてるでしょうが)と、そこでの馴れ馴れしさみたいなもの。

例えばネットでよく見てわたしがあまり好きでないものに、かなりのおっさんがSNSやフェイスブックでほとんど会ったことがない若い女の子にやけに馴れ馴れしくコメントをしているのがあります。

「今日、チャーハン食べたよ!」
「そうそう、チャーハンおいしいよねー!XXXのチャーハンおすすめだから、XXちゃん食べてみて!」

みたいなヤツ。

もちろん、本当に仲がいい人ならばこういうのはいいと思うんですけどね。

ビリヤード業界でもこういうのはよく見かける気がします。特に、女性が絡むと頻繁に。

そして、女性と絡まなくても、同性同士でもこういうのはありそうです。よく考えたら、こういうのは親密度と馴れ馴れしさの関係みたいなのがありそうです。あと、礼儀正しさみたいなパラメータもありそうです。

ちなみに男性→女性や年上→年下に対しては、「礼儀正しさは不要」みたいなよく分からない信念を持ってる方もいらっしゃるようですが、それも考慮しないといけなさそうですね。

あ、本題ですが、この馴れ馴れしさみたいなのは、ビリヤード場では(本当はどんな集まりでも)大事だなー、と思わされることが何度かありました。まぁ、だいたいが馴れ馴れしい人がトラブルを起こしてしまったりしがちです。礼儀正しさの方がもっと大事だと思いますが。

親密度は会った回数(やそこでのコミュニケーションの質)で変化していきますよね。いきなり距離がゼロな馴れ馴れしさでググっと来る人もいます。

逆に親密度が高い割に、馴れ馴れしさが低いと、距離を感じたりもしますし。この手の人は多い気がしますが、相手に不快感を与えることはないですもんねー。

あれ?どこにいつものようにどこに向かってる話か忘れました..

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14-1

ホーマンヤバい

14.1の試合がアメリカでやってますよねー。アメリカン14.1ストレートプール選手権

現在、ベスト8が

ホーマンW オルコロ
ジェシジュンW フォルトスキ
クドリクW シュミット
カチW パグラヤン

といったところ。なんとベスト8にポーランド勢が3人。ベスト4が上からドイツ、ポーランド、ポーランド、アルバニアという感じです。アメリカン14.1なのに..

 

ところで、この結果を友人と話しながら思ったのですが、やっぱりホーマン安定してますよね!

なんでしょうか?

普通のレベル(戦術レベル?)のうまさならオルコロやパグラヤンの方が上手いと思いますし、入れの安定度もホーマンよりもオルコロっていう印象があるんですよね。

でも、だいたいホーマンが勝ってる(14.1のホーマンの優勝率は半端ない)

なんなんでしょうね、これ。

わたしレベルでは気づけない戦略レベルでの上手さ(戦術レベルのスキルを必要とさせないとり方)があるんでしょうか?いや、きっとあるんですよね。

 

ちなみにクドリクというのはMarek Kudlik(マレク・クドリク ←カタカタ表記は今後変えるかもしれません)というポーランドの25歳です。ポーランドの25歳前後はいっぱいいますねー。(コンラッド・ジュシシュン、ミエスカ・フォルトスキと、ヴォイチェフ・シェフチク)動画を見てもそれほど上手く見えない^^;;ポーランドの選手のテンボールとかはいまいちな印象があります。なんでだろ…