カテゴリー
フォーム・ストローク

テイクバックの大きさ

カナダのエリック・ヒョレイフソン(読み方に自信ありません^^;;北欧系は名前難しいですねー)のブログは面白いですよねー。

今回のネタは、テイクバックについて(←英語です)。

テイクバックの大きな選手として
シェーン・バン・ボーニング
ジョン・モーラ
ジェイソン・クラット
アルビン・オーシャン
アール・ストリックランド
ニールス・フェイエン
スヌーカーのトッププレイヤーのほとんど

テイクバックの小さな選手として
チャオ・フォンパン
ロドニー・モリス
リー・ヴァン・コルテッザ
デニス・オルコロ
シャーン・ウィルキー(←わたしは知らない選手です)
マイク・デシャーン

というのが挙げられています。

わたしの趣味にあうストローカーとしては、テイクバックが大きなタイプですねー。

なお、テイクバックの大きな選手の長所は
・ブレイク
・セーフティ
・ポジションプレイ

短所は
・イレ
・安定性

とあります。一方で、テイクバックの選手の小さな選手についてはほぼこの逆になります。

もちろんこの長所・短所は比較してということであって、ボーニングのイレが弱いわけでも、オルコロのセーフティーが弱いわけでもないでしょう。

しかし、こういう記事を読んでいると、また小さなテイクバックを試してみたくなりますよね〜。

カテゴリー
フォーム・ストローク

スリップストロークとグリップパワー

知人でスリップストローク(実際にはスリップストロークとスライドストロークとかがあるらしいけど、何が何かは忘れました。要は撞くときか撞いた直後くらいに手の中でグリップを握らずにすべらせるようにする奴)を使う人がいます。

昔は、スリップストロークを使う人が多かったようで、特に20年以上前くらいのアメリカのプレイヤーではよくいたような気がしますし、スリップストロークの長所を解説した記事をいくつか読んだことありますが、最近はみかけません。

実際にトップレベルのプロプレイヤーではほとんどいないんじゃないでしょうか?

これ、個人的にはプレイするゲームが14.1から9ボール・10ボールに移行したのが大きいのではないかと思ってます。

で、このスリップストロークというのは私はかなり疑っています。

わたしの考えだと、インパクトの際の、手球に伝わる力というのは、パラメータとしては、その時のキューの速度と重さ、手球とタップ・シャフトの反発(+しなり)、そして実際のインパクトの反動を手でどこまで抑えこむかだと思ってます。

そうだとすると、道具の要素を一定と考えるなら。

プレイヤーとしてはキューの速度と反動に対する抑え込みの2つが主要な要素ということですよね。

そして、その上ではグリップはしっかりした方が良いはずです。逆にいえば、ある程度キューの速度を抑えることができるので、極端に弱いショット以外はブレを減らすことができるはずです。

一方で、グリップをあまりに強くすると、握りこみが使えなくなるし、スナップを使うのが難しくなります。

このあたりのバランスの問題があって、特に最初からつよーく持っていると握りこみが使えなくなるし、あまりに固く握るとスナップも使えなくなると思ってます。

一方で、スリップストロークはスナップを大きく使うことはできそうですが、それ以上のデメリットがあるんじゃないか…

なんてことを知人のストロークを見ながら思ったりもしてるんですが、実際には自分がスリップストロークを使わないので、それをしてからですよねー。

むかーーーし、スリップストロークを練習していたことがあったんですが、全然身につきませんでした^^;;;

若かったあのころ。

 

(つづく)

カテゴリー
フォーム・ストローク

テイクバック:フォロースルー比率

上手いと強い

CBNT(Cue’sのビデオサービス)の西尾プロのフォーム解析を見てると、多くのプロはテイクバックとフォロースルーの比率が2:1〜3:2くらいな印象があります。

実際、相手によっては、「フォロースルーが大きすぎでしょ!」と知人にアドバイスすることがあります。ぼくはフォロースルーを小さくしようと思ってます。

というわけで、ちょっと見てました..

フォロースルーでかい!

人にが「もっとフォロースルー小さく」と言っておきながらイメージよりも結構大きかったです><)

レストの距離を大きくするフォーム変更をしたために、テイクバックも一緒に大きくなってしまっていて、そしてそれに連れてフォロースルーも大きくなってしまっていたようです。

このあと、フォロースルーを小さくするように意識したら(ぼくのイメージでは球2つ分だけフォロースルー)、上の動画よりも球0.5個分くらいフォロースルーが短くなって、ショットの感じもよくなりました。

しかし、これを意識しながら球を撞くのはシンドイなぁ。

 

P.S.

それより動画見てると、左手のレストが動いてる気がしてきた…気になる..><)

カテゴリー
フォーム・ストローク

フィリピンって何?

実は、昔から知ってたような知らなかったようなことの一つにフィリピンブリッジがあります。

これ、人によって定義が違ってる気がします。

そして、その定義の違和感を定期的に感じながらもそのまま放置してました^^;;

ちなみに、昔はこういうのだと思ってました。人差し指と親指の関係ですね。

こっちが普通のスタンダードブリッジで、

IMG_0397

こっちがフィリピンブリッジ..

IMG_0398

違うかな??

なんか、フィリピンブリッジこれでいいか不安ですが、だいたいこんな雰囲気。

また、人によっては、手のひらをラシャにつけるかどうかをフィリピンブリッジと言ってる気がします。

こんな感じがフィリピンブリッジで、

IMG_0395

こういう感じで、手のひらがついてないのが普通のブリッジですね。

IMG_0396

実際のところ、フィリピンブリッジってなんなんでしょうねー^^;;

カテゴリー
フォーム・ストローク

肘固定その2

肘固定派vs肘固定しない派というのは、大きな対立というよりは実際にはその中間のどこかに人がいると思ってます。

肘を全く動かさない原理的肘固定派や、肘関節を使わないほどの原理的肘動かす派なんてのは少数だと思います。実際に肘固定派でも、ある程度撞けるようになると肘を多少動かすようになるものだと思います。

ちなみに昨日の記事では、肘固定派は入れ重視、肘動かす派はキレ重視とありますが、実際にはこれらのストロークの傾向ですよねー。

肘固定派のストロークをしていても、キレる人はいっぱいいますし、肘動かす派でも入れ重視のプレイヤーはいます。ただ、どちらにしても、おそらく別の道をたどっていたら、その人はもっといれる傾向があるか、もっとキレる傾向があったんじゃないかと思ってます。

自分は肘固定派なので、肘固定派の課題を抱えています。それはストロークの上限が低いこと、といった感じでしょうか。

ストロークはいくつか使い分けているのですが、それぞれが基本的なストロークに引っ張られますよね?

わたしの場合は押し球の場合は、グリップの具合と最初の肘の高さを少し変えること、そしてグリップ位置を変えることで3か4つくらいの撞き方がある気がします。

ちなみにグリップの仕方とグリップ位置の変更で肘の落とし方は変わります(勝手に身体が変えるので、ストロークを意識することはない)

また、引き球の場合もいつもと同じ撞き方以外に、少しキューを立て気味にするのと、寝かし気味だけど、キュー先に注意を払って最後に手球をひっかくようにするという3つの撞き方がああります。この時は、少しキューを立て気味にする場合は、できれば肘を動かさないようにと少し注意を払うことがあります。

これ以外にも特殊な撞き方はありますが、おそらく立てキューでは盛大に肘が動いてる気がします^^;; ただ、立てキュー系の場合はそもそもサイドストロークで撞くので、肘が云々といったレベルじゃない気がしてます^^;;;;; ただ、腕全体として、キューをまっすぐに(これは横方向だけじゃなく、縦方向も)出したい、と考えてます。

さて、肘固定派の大きな問題はキュー切れですよね。私も自分のスキルレベルとしては人並み…にはキレません。

肘固定派の基準になりそうなスヌーカーのストロークを見ていると、最近はスヌーカーでも肘を少し動かす人が増えてきた気がします。

また、スヌーカーの場合は手首にスナップと握りこみをかなりやってる感じがしているのですが、どうなんでしょうか?あ、誰かに聞きに行かなきゃ…私の場合は握りこみは結構やってるものの、手首のスナップはあまり使ってない気がするので、この辺も何かポイントがありそうですねー。

と言いつつ、最近ストロークを改造してるので、肘をもう少し使うようにしたいなー、と企んでおります。練習時間さえ取れるなら、肘は使った方がいいと思うんですよね〜 ^^)//

まぁ、実際には自分の場合はストローク云々よりも、狙った撞点を撞け&思った力加減で撞け、ということだけでも相当改善しそうなんですが^^;;

カテゴリー
フォーム・ストローク

肘固定

ブラッドさんの「自分的基準」を読んでまして、ふと考えてみました。

 

ちなみにわたしは肘固定派。いや、ピタピタに止まってはいないと思いますが、派閥としては固定派です。

どちらかと言えば、イレを重視する派閥。特にスヌーカーなんかを参考にしちゃう人は肘を固定する傾向があると思います。

逆にキュー切れを重視する派閥の人は、肘をよく動かす傾向があると思います。あと、こっちの派閥の人はキューが水平に出ますよね〜。

ちなみに肘固定派から見ると、初心者で肘動かす派は動かし過ぎな印象があります^^;; 肘動かす+レストが長めで、しかも練習時間が短い人は結構伸び悩む印象があります。印象だけかも..^^;;

さて、わたしは肘を動かさない派なんですが、その当然の結果なのかパワーがなくて、キューもキレません。あと、肘を動かなさい派は、ストロークの傾向から押しが苦手な傾向がある気がしてます。

わたしだけでしょうか?

話が長くなりそうなので、

あ、先日書いた、”The Hustlers”についてここに少し書いてありますね〜(英語)

(続く)

カテゴリー
フォーム・ストローク

ブリッジの距離

ふと思い立って、後ろをもって、後ろに立つことをしています。

これまで手球と左手のブリッジの間の距離はおそらく0.7Pくらいだったと思いますが、これを1.2Pくらいまで長くしてました…

その結果、

ハードショットするとめちゃブレます。

ハードショットで練習すると、押すつもりが引けてきたり、その逆だったり。

センターショットで1P引くくらいのつもりが、スクラッチしたり。

思ってもいないヒネリがガンガン入ったり。

ちっとも安定しません。

とりあえず、手球と左手のブリッジの距離は1Pくらいにしてみました。だいぶマシになりました:->

実は1.2Pの距離でも、テイクバックを小さめにしたら、そこそこ安定するんですが、ハードショットの時には自然とテイクバックが大きくなる(しばしば大きくなりすぎる)んですよねー。

ブリッジの距離は長いことによるメリットがあると思うんですが、やっぱりブリッジは0.7Pくらいの短めの方が私にはあってるんじゃないかなー、と思ったりもしてます。

でも、しばらくは1Pで行くつもりですけど!

 

カテゴリー
フォーム・ストローク

顔の向き

キューを顔の中心から、効き目(わたしは右利きの右目利き)に変えてから、10回くらいついてる気がします。最近は効き目の上にあるのはそこそこ慣れてきましたが、今度は顔の向きですよね。

ほっとくと、少し右方向を見てしまいます。要はシャフトのつけねは右目の真下にあるんですが、シャフトの先の向きが少し左に寄ってしまう(顔の中心のあたりにある)というわけでしょうか。

これによって、何やら違和感が生まれるのか、キューがまっすぐ出ません。

というわけでフォームでは、キューの根本が目の真下にあるだけでなく、シャフトの先が右目のまっすぐ前にあることをアドレスで気にしてます。

右目とキューの関係を丁寧に扱うことを意識することで、少しだけナチュラルに構えられるようになりました!

(ナチュラルに構えなくともそこそこは入りますが、ハードショットとかでやっぱりブレます)

カテゴリー
フォーム・ストローク

構え直し問題。

もともと内垣プロがツイッターで書いてたこと

 

 

について鈴木さんがブログで書いてました。この辺ですね。何日かに分かれてるので「次の日」で読んでいかないといけませんが。

 

この構え直すかどうか問題ですが、3つの方向性がありそうですよね?

1.そもそも構え直さないようにアドレスする

2.構え直す

3.構え直さないで、もぞもぞして微調整でごまかす。

私の解釈では、アップルトンは1を意図していたんじゃないかと思ってます。

以前の「構える前を丁寧に」という記事にも書いたのですが、こちらに、アップルトンがアドレスについて書いてましたから。

〜以下、引用〜

Again, pre-shot routine is very important. Too many amateurs address the shot too quickly, go straight down into the stance and, immediately of balance, they’ll try to adjust their body and feet to find the target while down on the shot. This the worst thing to do.

It’s important to look at the shot, envision it, and see the line before you get down to your stance.

〜引用終わり〜

簡単に訳すと、

プレショットルーチンはとても重要だ。あまりに多くのアマチュアが、あまりに早くアドレスをし、スタンスを決めて体を下げて、すぐにバランスをとってショットのために体と足を目標(的球)に向かいながら調整しようとする。これは一番やってはいけない。

大事なのは、体を下げる前に、そのショットを見て、イメージして、ラインを見ることだ。

といった感じでしょうか。

 

2.の構え直すというのは、とあるトップアマが「構え直す」ことだけを練習しているという話を聞いたことがあります。自分も一人練習ではできる限り、構え直すようにしていました。

ただ、この「構え直す」練習とはレベルが大きく違うと思いますが^^;;

 

逆に3.という方向の人もいますよね。とあるタイトルホルダーと話してた時に「モゾモゾ微調整をするよー」、という話をしていました。

逆にこの微調整をどうするかというのをかなり工夫しているようです。フォームについてもこの微調整を前提にするかしないか、ってのは大きな差だと思います。

実際に話していると、この微調整がやりやすいようにいろいろなポイントがあるようでした。

 

とりあえず、自分としては1の方向性で行きたいんですが、現在はフォームの調整をしてるので、とりかかるまでまだかかりそうです^^;;

そして、一番修羅の道っぽい^^;;

カテゴリー
フォーム・ストローク

キューの後ろをもって、レストを長くして、顔の位置を後ろに

というわけで、昨晩ついてきて、昨日の記事のように
1.キューの後ろを持つ(これまでグリップの真ん中あたりを持っていたのをグリップの後ろ端に人差し指がかかるくらいに)
2.それに連れて立ち位置も後ろに、顔も後ろに
3.レストを長めにする

といった感じのフォームに修正してきちゃいました^^;;

30分ほど一人撞き。その後2時間合い撞きって感じでしょうか。

やってみたけど、意外といいですね。もっとも、フォームを変えた初日は意外とよく感じるの法則の罠にかかってるかもしれません。

このフォームを変えた初日は意外とよく感じるの法則の罠は、他人のキューを撞かせてもらうとよく感じるの罠に似てるんじゃないかと思うのですが。

おそらく、

1.最初は細かいところは気にしないでポイントだけ見てるが、実際に慣れてくると細かいところが気になる
2.慣れていないので丁寧に撞く

っていうことが背景にあるんじゃないかと睨んでおります。

さて、このフォーム変更ですが、今のところのメリットとしては、
1.厚みが見やすくなった気がする
2.アドレスがしやすくなった(≒違和感なく構えやすい)

ということです。2については、フォームを変えた直後なので、細かいことを切り捨てているせいかもしれませんね。

逆にデメリットとしては
1.撞点が正確につけない
2.ドロー(特に効かす球)が撞けない

1.はレストの距離が長くなったため、これまでよりも正確なストロークが必要になっているんだと思います。

実際にレストの距離は長いもののテイクバック自体はそれほど長くしていないはずなのですが、やはり撞点がブレます。

ちょっと上、ちょっと下といった精度がかなり悪化してます。

また、ドローの効かす球については、撞点の限界が分かっていないことと、また撞点の精度が低いので怖くて突っ込めないってことがあります。

レストの距離が長くなったので、気をつけないとテイクバックが自分の能力以上に大きくなってしまうってのもあるかもしれません。

まっすぐ引くだけなら撞点を少し抑えめにして、その分キュースピードをあげて撞くっていう球もあるかもしれませんが、まだそのレベルにはほど遠い…

って書きながら、たかが3時間もついてない時の感想なので、明日には変わってる可能性が70%くらいです^^;;

いろいろ感じましたが、フォーム変更初日の割には思ったよりもちゃんと撞けて、そこそこ入ってので、しばらくはこの方向で頑張ってみます!