カテゴリー
フォーム・ストローク

スリップストロークとグリップパワー

知人でスリップストローク(実際にはスリップストロークとスライドストロークとかがあるらしいけど、何が何かは忘れました。要は撞くときか撞いた直後くらいに手の中でグリップを握らずにすべらせるようにする奴)を使う人がいます。

昔は、スリップストロークを使う人が多かったようで、特に20年以上前くらいのアメリカのプレイヤーではよくいたような気がしますし、スリップストロークの長所を解説した記事をいくつか読んだことありますが、最近はみかけません。

実際にトップレベルのプロプレイヤーではほとんどいないんじゃないでしょうか?

これ、個人的にはプレイするゲームが14.1から9ボール・10ボールに移行したのが大きいのではないかと思ってます。

で、このスリップストロークというのは私はかなり疑っています。

わたしの考えだと、インパクトの際の、手球に伝わる力というのは、パラメータとしては、その時のキューの速度と重さ、手球とタップ・シャフトの反発(+しなり)、そして実際のインパクトの反動を手でどこまで抑えこむかだと思ってます。

そうだとすると、道具の要素を一定と考えるなら。

プレイヤーとしてはキューの速度と反動に対する抑え込みの2つが主要な要素ということですよね。

そして、その上ではグリップはしっかりした方が良いはずです。逆にいえば、ある程度キューの速度を抑えることができるので、極端に弱いショット以外はブレを減らすことができるはずです。

一方で、グリップをあまりに強くすると、握りこみが使えなくなるし、スナップを使うのが難しくなります。

このあたりのバランスの問題があって、特に最初からつよーく持っていると握りこみが使えなくなるし、あまりに固く握るとスナップも使えなくなると思ってます。

一方で、スリップストロークはスナップを大きく使うことはできそうですが、それ以上のデメリットがあるんじゃないか…

なんてことを知人のストロークを見ながら思ったりもしてるんですが、実際には自分がスリップストロークを使わないので、それをしてからですよねー。

むかーーーし、スリップストロークを練習していたことがあったんですが、全然身につきませんでした^^;;;

若かったあのころ。

 

(つづく)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です