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スリップストロークのこと その2

スリップストロークだかスライドストロークだかわかりませんが、ここではインパクトの瞬間にショットの時にほとんどキューを持たないストロークをスリップストロークと名づけます

 

これ、インパクトしては、キューの自重とキューのスピードが要素ってことですよね。

 

イメージとしてはお寺の鐘をついているようなもんでしょうか? あの棒(なに?)がキューで、あの棒の自重で鐘にぶつかってるかんじでしょうか。

 

ちなみにビリヤードは鐘と違って、手球とキューではキューの方がかなり重いです。そのため、インパクトの瞬間は結構なスピードで手球が前に進み、キューは減速します。

 

あ、ちょうど、家にあるアプリと計測機器でキューの加速度の計測できますね..球屋行ければ…><)

キューを握った通常のインパクトと、スリップストロークのそれぞれでキューの減速を計測すれば、スリップストロークによるパワーロスが分かりますね..

うん、理論的にスリップストロークを考えようと思ってたら、実測でいけるな…明日か明後日試せるかな…

 

おぉ、なんか考察しようと思ってエントリを書き始めたら、不要になりました。計測後に考察します。

 

ちなみに、自分はショットによってはスリップストロークになっちゃうことがあります。ロングの薄めの球で行く時に、昔の癖でスリップストロークをしてしまうんです。

「してしまう」ってのはだいたいヤバイもんだと思いますが。これ、実際にシュート率が落ちます。

もちろん、このことはスリップストローク自体が悪いのでなくて、思ってないのにやっちゃうってあたりが怪しいと思ってます。要は、スリップストロークの問題じゃないと思ってます。

 

そういえば、最近はハイテクシャフトが主流になってますが、スリップストロークってどうなんですかねー。

昔はこじるように撞く人が多かったし、今もそういう人をしばしば見かけますが、ハイテクシャフトを使ってそういう撞き方をする人を見たことがありません。

そして、ハイテクシャフトのスリップストローカーも見たことない…どうなんだろう?

ちなみに私は昔、ノーマルシャフト派だった時もキューをこじるようにはついてませんでした。少なくとも、こじっていても、こじりたくてこじってるわけじゃなかったです!あの時は、キューをまっすぐ出してたんですよねー。ってことはスリップストロークは、ハイテクシャフトでも変わらないかな??

(やっぱり、つづく)

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スリップストロークとグリップパワー

知人でスリップストローク(実際にはスリップストロークとスライドストロークとかがあるらしいけど、何が何かは忘れました。要は撞くときか撞いた直後くらいに手の中でグリップを握らずにすべらせるようにする奴)を使う人がいます。

昔は、スリップストロークを使う人が多かったようで、特に20年以上前くらいのアメリカのプレイヤーではよくいたような気がしますし、スリップストロークの長所を解説した記事をいくつか読んだことありますが、最近はみかけません。

実際にトップレベルのプロプレイヤーではほとんどいないんじゃないでしょうか?

これ、個人的にはプレイするゲームが14.1から9ボール・10ボールに移行したのが大きいのではないかと思ってます。

で、このスリップストロークというのは私はかなり疑っています。

わたしの考えだと、インパクトの際の、手球に伝わる力というのは、パラメータとしては、その時のキューの速度と重さ、手球とタップ・シャフトの反発(+しなり)、そして実際のインパクトの反動を手でどこまで抑えこむかだと思ってます。

そうだとすると、道具の要素を一定と考えるなら。

プレイヤーとしてはキューの速度と反動に対する抑え込みの2つが主要な要素ということですよね。

そして、その上ではグリップはしっかりした方が良いはずです。逆にいえば、ある程度キューの速度を抑えることができるので、極端に弱いショット以外はブレを減らすことができるはずです。

一方で、グリップをあまりに強くすると、握りこみが使えなくなるし、スナップを使うのが難しくなります。

このあたりのバランスの問題があって、特に最初からつよーく持っていると握りこみが使えなくなるし、あまりに固く握るとスナップも使えなくなると思ってます。

一方で、スリップストロークはスナップを大きく使うことはできそうですが、それ以上のデメリットがあるんじゃないか…

なんてことを知人のストロークを見ながら思ったりもしてるんですが、実際には自分がスリップストロークを使わないので、それをしてからですよねー。

むかーーーし、スリップストロークを練習していたことがあったんですが、全然身につきませんでした^^;;;

若かったあのころ。

 

(つづく)