はい。グッドモーニング!エブリバディ。
ビリヤード系ブロガーのなすみそです。
前回の続きです。
この配置でのポケットの許容誤差はどのくらいか?というものです。
さて、この配置、みなさんがどれが入れやすいと思いますか?
さて、許容誤差の計算ですが、ざっくりすれば以下のような感じ。
左側が手球からイメージボールへの当たり方、右側が的球がポケットへ入る範囲といった感じでしょうか?
ざっくり言えば、ポケットのサイズが球2つジャストと仮定して、舐めて入るとかガコガコなしと考えます。
すると、的球のイメージボールのブレの範囲は、的球とポケットの距離を球D個分とすると、1/Dですね。(ただし、1/Dが十分に小さい場合)
そして、今度は図の左側で、手球とイメージボールの距離を球C個分とすると、そこでの許容を(手球がボール1個分右に進んだ時に、球何個分の誤差が許されるかということで見ると、(1/D)÷(C-1)となりますよね。
さきほどのと同様に相似の三角形の公式ですねよね。
ということは、これを使って、先程の5つの配置の手球と的球の距離C、および的球とポケットの距離Dを求めると、(単位はボールの個数)
C D
1番 6.7 33.6
2番 13.4 26.9
3番 20.2 20.2
4番 26.9 13.4
5番 33.6 6.7
この、CDを上の式に当てはめると
1番 0.005
2番 0.0030
3番 0.0026
4番 0.0029
5番 0.0045
となり、難易度は易しい順に1番→5番→2番→4番→3番という順になります。ちなみにこの数字は手球が最初から球1個進んだ時に横に球の直径の何倍のズレが許容されるかという数値です。
なるほどー。中間距離の方が難しくなるという感じですかー。
あ、そういえば、どこかの方が新しいチャンネルを解説されたようです。
勝手にビリヤード ch というものです。あ、下に貼った動画はビリヤード的にはすごいどうでもいい小川プロの昔話ですが、面白いです。
ちなみに役に立つことをみたい方は、塙プロとの対談の後半は考えさせられることがありました。