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システム・球の動き

ひねりなし2クッション目システム

さて、ネタが困った時は本のネタを書くってのが鉄板ですが、今回はなけなしのシステムネタいってみます!

システムというのは、ラインの目安ですね。多くの場合は数字を足したり引いたりする感じです。

今回はヒネリ無しで長側から長→短の2クッションで2クッション目の場所から、1クッション目を計算するものです。

まず、今回のシステムはすべてポイントが基準になります。クッションの面でなくポイントですね。

多くのシステムは面でなくポイントになりますが、システムごとに違うので大事なポイントです。

あ、以前「点と面」というタイトルでこのネタは書きました。面かポイントか分からない方はこちら。

さて、ノークッションのシステムの2クッション目の数字はこちら。

ポケット配置20150203001

そして、手球の数字はこちら。

ポケット配置20150203002

この2つの数字を掛け算したものが1クッション目の数字になります。(ちなみに1ポイント目は1でなくて、10です)

ポケット配置20150203003

 

同様にこんな感じですね。

ポケット配置20150203004

というわけで、撞点は左右はつかずに、やや上、普通よりやや弱め(←ぼく基準)といった力加減です。

ところでシステムで大事なのは力加減、撞点、そして例外事項ですよね?

このシステムの場合は手球位置が1ポイントよりも右側からはとても安定しません。まぁ、難しいですよね、このくらいの角度は。

あと、手球の入り方が45度より浅い角度の場合(例えば手球の位置が7ポイントとか)の場合は撞点は上というよりも真ん中気味になります。

ちなみにこのシステムはこちらのホームページに載っていたものを使ってます。

システムの修正点は続きに。

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その他

ダイアモンドは苦手です。

今年のダービーシティーはナインボールでもパグラヤンが決勝まで行きましたね。結果は準優勝。昨年はスヌーカーに手を染めていたせいか、ポケットのパフォーマンスが落ちていたような気がしますが、さすがですね!

ところで、皆さんはどんなテーブルが好きですか?

わたしはブランズウィックがメインです、って当たり前ですか^^;;

ちなみに名古屋のFatcatさんのところには、ダイアモンドのテーブルがあります!

このテーブルがまた渋い!!

穴の大きさは普通くらいなんですが、深さが半端ない。

一般的なブランズウィックのテーブルはこっち。


20150202_145149

そして、ダイアモンドはこっち。

20150202_145131

ボール半分くらい深い気がします!!

そのせいか、レール際のカタカタ半端ないっす!

 

ダイアモンドやばすぎる〜。

 

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フォーム・ストローク

身体のヒネリ

昨日は夜眠いのに球ついてしまいました。

家を出た瞬間眠いな〜、と思ってたのにそのまま言っちゃいました。

これはイカンですね。

あくびしながら球撞いてしまっていて、相手に失礼でした。こういう時はちゃんと行くのをヤメよう!

さて、それは置いといて、身体のヒネリを意識して球を撞いてみました。

といっても、眠さに負けてそこまでではなく…orz

ただやりながらふと思ったんですが、アリかもしれない気がしてきました。

これまでと違ってかなり腰をキューに近づけるので少し違和感があったんですが。身体全体が少し前方向への力に強くなっているような気がします。

といっても、実際にはこの修正は、目をつぶって自然にキューを引いた時の方向がイメージ通りになるための修正なので、きっと何か悪い副作用が隠されてそうです!!

そいえば、ついでになるべく肘を使わずにスナップと握りこみで撞く練習もしてみたんですが、違和感があるもののそれほどパワーは変わらないですねー。もっとも、少し肘は動いちゃってますが。

 

大きくフォームの修正とかってあんまりやり慣れてないから変な気分です:->

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練習

目つむり殺法

よく格闘マンガとか戦闘マンガでは、序盤で出てくる分身する相手やフェイントの得意な相手などに目をつむって対応しますよね?

あれ?目をつむる?目をつぶる?

どっちだっけ?

まぁ、いいや、目をつむって対応しますよね?

某所で、「球を外す時は外すし、入る時は入るから、目をつむって撞いても変わらない」といった内容のことが書かれていました。

 

まじかよ!!

 

ホント?

というわけで、やってみました。やってみたのは2パターン。

一つ目は、立ったままの状態で目をつむる。

イメージボールやらラインを決めてから、「グリップ位置と、足位置を決める」あたりで目をつむります。要は右足と左足の位置を決めながら、身体を下げるといった動作をする直前くらいで目をつむります。

 

これは難しい!

 

私の場合は見事に本来のボール位置よりも、ボール1個分右を向いてしまいます。

つまり構えてみるとキューよりも左側にボールがあるってことですね。もちろん、イメージボールもだいぶ左。

めちゃくちゃ意識すれば、なんとか手球のあたりに構えられますが、目をつむったままでは手球の中心に構えることはできませんでした><)

二つ目は、とりあえず身体の姿勢も低くして、キューを撞点に構えて素振りをする直前に目をつむる

こっちは少し楽ですね。さすがに。

 

ちゃんと球を撞くことができました!

 

これでセンターショットをしてみましたが…

最初は全然ダメです。手球が少し左にいってしまいます。だいたいセンターショットで的球がボール1、2個くらい右にいきます。

 

少しためしてみると、

 

テイクバックがおかしい!

 

普段は目を開けているせいか、ダメなテイクバックをしないように(身体で勝手に)自動補正がかかっていたようですがそれがなくなっていたのが原因のようです、たぶん!!

 

というわけでテイクバックの方向を少しだけ外側にする気持ちにしたら治りました!いつもハードショットしている時と同じ感じですね!!

 

って、ダメじゃん!

 

普段から、腕の位置がナチュラルじゃないってことですね!

 

身体のヒネリ具合を少し増やして腰の位置を少しだけ右に移動させることで、気にしないでもまっすぐ振れるようになりました。

ただ、これが正しい対処かはよくわからないし、まだまだ調整の旅は続く..

あー、しばらくフォームは満足してたんで放置してたのに.. orz

 

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ブレイク・9/10ボール

10フィートテーブルでのブレイクイン率 その2

ダービーシティークラシック(通常DCC??)はまだ続いてますね〜。10ボールがボーニング、バンクがドルトン、ワンポケがパグラヤンとのこと。パグラヤンのワンポケは昔から好きだったんですが、ダービーシティーのワンポケ初制覇とのこと!すばらしー。

というわけで、その2行きます!その1はこちら

そして元記事はこちら

さて、今度はブレイクのファール率です。(スクラッチと場外?)ブレイクのファール率は9%

ブレイクでファールをもらうと、もらった側が82%のゲームを取得するようです。

ブレイクノーインだった場合、もらった側は58%のゲームを取得するようです。

これに、ブレイク権があって、一つ以上インしてファールじゃなかった場合、つまり普通のブレイクインからのセット取得率63%を考慮すると、すべて合わせて、ブレイク権があるプレイヤーが50%のセット取得率!!

ブレイク権、変わんねー。

 

ただし、あくまでもあるトーナメントのビッグフットでのテンボールの結果だけです。おそらく、ビッグフットのテンボールのブレイクもどんどん研究されていって、ブレイク者有利になっていくと思いますが!

ちなみにブレイクラン率が16%と低かったために、15試合、243セットの中では、3連チャンがボーニングの1回だけ、2連チャンがボーニングとオルクロの1回づつだけだったようです。もうちょっと連チャンが続くほうがポケット競技っぽい気がしますねー。

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ブレイク・9/10ボール

10フィートテーブルでのブレイクイン率 その1

azbilliardのビリヤードフォーラムで面白い記事をみつけました!

今年のダービーシティーの10フィートテーブルでの10ボールのブレイクの統計です。
元記事はこちら

解析した試合はいずれもトッププロばかりで、ブレイクが強いと評判のボーニング、モーラ、ブスタマンテ、アーチャーなどが含まれてます。

この統計によると、ブレイクで1個以上的球が入ってファウルじゃない確率が49%ブレイクしてランアウトする確率が16%とのこと。

テンボール自体がブレイクイン率が低いのですが、ビッグフット(10フィートテーブル)ではさらに低いですねー。

ちなみにブレイク権を持ってる場合のセット取得率は50%!!意外と低いですね~。別にブレイク権なくてもいいじゃん!!

55%〜60%くらいだと思ってました^^;;

 

ちなみにブレイクインしてファールじゃなかった場合には、ブレイクをした側は6割勝ってました。これはトッププロのセーフティー能力による部分もあるでしょう。

というわけで、続きはまた:->

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練習

厚めと薄めは全くちがうなー、と

最近は、力加減の練習が大事だな〜とようやく思い始めてちょっぴり練習とかしてます。

短クッション際の真ん中くらいに的球を置いて厚みが1/2よりちょっと薄い球をコーナーに入れて、手球を4〜12ポイントくらい走らせる球(センターあたり〜反対の短クッションで跳ね返ってセンターあたり)というのが薄い球。

長クッション際のコーナーから3ポイントあたりに的球を置いて、手球を1ポイント離してボール0.5個〜2個くらいのフリをつけるというのが厚い球です。

これ、両方共、手球を走らせる距離をコントロールする課題なんですが、自分としてはまったく違う球です。

薄い球は、手球を走らせる距離をイメージして、そこから的球が転がるスピードをイメージしてから撞いています。かなり、見たかんじのイメージ重視の球です。

厚い球では、これが全くできないので(厚すぎて、的球が転がるスピードがイメージできない)、結局いつもの力加減を思い出しながら、手球のフリから計算しています。こちらは見たかんじよりも、いつもの力加減を再現している感じです。

一見同じようなことなのに、やってることが全然違います。

きっと、この2つを統一するような何かポイントに気づかないといけないんでしょうが、まだまだそれは先みたいです。

やってることはまったく違う2つですが、力加減を意識するってこと自体はやっぱり役立ちそうです。

もうちょっとダシが上手くなりたいな〜。

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Answers to a Pool Player’s Prayers

 

自作感満点の自費出版っぽい本です。

本のテーマはズバリ、「キューは顔の中心の真下にあるべきか?効き目の真下にあるべきか?」

一冊、128ページかけて、ほぼこれだけを論じてます。

顔の傾(かし)ぎ方は、XYZの3軸ありますが、この傾きと顔の関係。

手球の見えというのをずーっと論じています。

そして、この本の結論は、「効き目の下にキューがあるべき」というもの。

 

ただし、この結論について、わたしは疑問符をつけています。

理由は2つあり、ひとつ目は結論ありきで書かれているという疑いです。

要はこの著者は小さい頃に出会ったウィリー・モスコーニに心酔していて、モスコーニはキューが効き目の下にあったということから、結論ありきではないかということです。

 

2つめは、本は理論的には書かれているものの、著者の思い込みで分析をしているだけであり、特に裏付けがないことが多い点です。

本当は、効き目の下のタイプと顔の中心のタイプの2つのプレイヤーを連れて来て、様々な球について見え方のズレなどを計測すればいいのですが、そういったことをしなくて、「思ったこと」を書き連ねているという本になってしまっています。

この本の内容自体は、「あー、そういう考え方もあるのね」といった感じではあるものの、こんな狭いテーマの本が出版されているという点で、アメリカのビリヤード文化は凄いなーと考えさせられた本です。

あ、日本にも「ハヤマアンブレラシステム」という素晴らしいマニアック本がありますね^^)//

 

ちなみに3000円以上出す価値があるのかというと、たぶんないです..あくまでマニア向け。

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「見る」とはどういうことか

たまにはビリヤードではない本の紹介を。

この本は化学同人というきっと素敵な(←他に読んだことない)出版社の出した一般向けの科学書です。

タイトルの通り「見る」ことについて書かれています。

これまでもこういったジャンルの本を読んだことはありましたが、この本は視覚について綺麗にまとまってる入門書です。

脳科学的な本でもありますが、ちゃんとした脳科学的な本です。最近、一般向けの脳科学の本だと、でたらめな本もいっぱいありますが、こちらはきちんとしてます!

内容としては、半側空間無視の話や、盲点、そして各種錯視の話など。

直接ビリヤードに役立つかと言うと微妙です。

それでも人間の視覚を、「ビデオカメラと、その情報を処理するコンピュータ処理」のようなものと捉えているならこの本からは気付かされることはいろいろあると思います。

読書が好きなビリヤードプレイヤーならぜひ読んでみて損はないんじゃないかと思います。

そういえば、2/7,2/8に行う14.1サミットの募集締め切りは1/31だそうです。気になる方は是非fat catさんまでご連絡を。

詳細はこちら(見えるかな?)

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練習

厚い球の力加減

さて、力加減の練習は最近してます。先日書いた「力加減とか全然ダメ」という記事で練習方法を書きました。

最近はドーナツを使わずにやや薄め(1/2か、もうちょっと薄い球)の球について厚みを多少変えて思った1ポイント刻みのポイントに出すという練習をしています。

ついでに今度は、的球を長クッション際にして、手球をもっと厚め(1ポイント離れてボール1個のフリ)にして、1クッションで出す練習をしています。これを0.5ポイント刻みで。

しかし、薄い球は多少コントロールできても、厚い球の0.5ポイント刻みは全然違います。

まったく出来ません!

やっぱり厚い球のコントロールは難しいですねー。

クッション際の球は入れが寒いのに、さらに力加減までしないといけないなんて… ><)

これもしばらくしたら、もうちょっとできるようになるかな。

力加減ってこれまで本当にほとんど練習してなかったので、こういうの楽しいですねー。