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脳がつくる3D世界 立体視のなぞとしくみ

以前、「見る」とはどういうことかという本を紹介しました。これは視覚についての様々なことがまとまっている本で、是非ビリヤードプレイヤーに読んでもらいたいものです。

実は同じ著者が同じシリーズで出しているのが、今回ご紹介する

こちらの藤田一郎著「脳がつくる3D世界 立体視のなぞとしくみ」です。いやー、化学同人いいですねー。ベレ出版くらいいい感じです(わかりづらい)

この本は、人間がなぜ物を立体的に見えるのか?、ということを様々な面から解説したものです。2000円しないという一般書ですが、十分に本格的なもので、専門書と違って細かいことは述べられていないものの、ビリヤードプレイヤーという観点からはいくつかの示唆が得られること間違い無し(←ちょっと言い過ぎ)な本です。

例えば(以前も某所に書きましたが)、利き目ってなんだろう?、という問題。もし、利き目というのが利き手と同じようなものだと考えているならば、是非この本を読んで見ることをオススメします。たぶん、もうちょっとアバウトなものです。

あと、これはビリヤードにはあまり関係ないですが、なぜ我々は写真を見てそこから奥行きを感じることができるのでしょうか?これはCGを作る人なんかは結構熟知していると思いますが、こういったことは知っていると結構楽しいです。

 

結構大きな本屋さんにしかないと思いますが、ぜひご覧ください!

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「見る」とはどういうことか

たまにはビリヤードではない本の紹介を。

この本は化学同人というきっと素敵な(←他に読んだことない)出版社の出した一般向けの科学書です。

タイトルの通り「見る」ことについて書かれています。

これまでもこういったジャンルの本を読んだことはありましたが、この本は視覚について綺麗にまとまってる入門書です。

脳科学的な本でもありますが、ちゃんとした脳科学的な本です。最近、一般向けの脳科学の本だと、でたらめな本もいっぱいありますが、こちらはきちんとしてます!

内容としては、半側空間無視の話や、盲点、そして各種錯視の話など。

直接ビリヤードに役立つかと言うと微妙です。

それでも人間の視覚を、「ビデオカメラと、その情報を処理するコンピュータ処理」のようなものと捉えているならこの本からは気付かされることはいろいろあると思います。

読書が好きなビリヤードプレイヤーならぜひ読んでみて損はないんじゃないかと思います。

そういえば、2/7,2/8に行う14.1サミットの募集締め切りは1/31だそうです。気になる方は是非fat catさんまでご連絡を。

詳細はこちら(見えるかな?)