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練習

14.1の練習の件

以前、書いたように、たまに14.1の練習をしています。基本的にミスした後は、ラックを作って、適当にブレイクボールと手球でブレイクをしてから普通に取っていくということをしています。

1セットは、10フレーム(10回ミスするまで)で、スコアは全てパソコンで記録しています。

記録を見ると、1ヶ月でプレイ回数が7回。平均ハイランが18。1ラック取り切り以上に行く確率は10%、ブレイクノーイン率が30%。ブレークインした直後のミスも10%といった感じです。

平均ハイランを見てると、2ラック目の序盤で力尽きるといった感じでしょうか。ただし、少しづつ慣れてきているので、若干伸びてきているような気がします…気のせいかな….気のせいかも。

 

やっていると、いろいろと気づくことがありますが、まずはミスする癖が少しづつわかってきます。

例えばブレイクのミスについては、逆ヒネリをする時に入れが怖くて当初予定よりも弱く撞いてしまって、見越しの読み違いで抜くというのはよくあります。

また、サイドへ的球を入れるブレイクは入れ自体をよくミスります。薄めに入れたくなってシュートミスですねー。コーナーポケットなら許してもらえるけど、サイドポケットは穴振ってハードショットしたら許してもらえないですよね。

プレイ自体は、少しづつ終盤の作り方は慣れてきましたが、ポジショニングの精度が低いので、ブレイクを作るのがイマイチです。

この位でいいかなー、とポジショニングするのですが、「この位でいいかなー」じゃ精度が甘すぎですね..><)

 

ちなみに先日アップしたブレイク動画を更新する予定がありますが、確定申告が終わった後で… _o_ _o_ _o_

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観戦記・ビデオ鑑賞

ホーマンvsアーチャー

皆さん、参考にしてる選手は誰ですか?

私は球復帰直後はトーステン・ホーマンが一番でした。そのあとは、ザン・ロンリン(チャン・ユンリン?)、最近はダレン・アップルトンでしょうか?

ちなみに参考にしてる選手でなくて、好きな選手だとデニス・オルコロや日本の大井プロ、竹中プロでしょうか。

ところでホーマンはナインボールやテンボールももちろん14.1も上手いですよねー。

ドイツではオリバー・オートマンも14.1の名手として有名ですけどねー。アップルトン(イギリス)、フェイエン(オランダ)、アルビン・オーシャン(オーストリア)、チナホフ(ロシア)など、ヨーロッパはビリヤード大国といった国でなくても14.1上手い選手多いですよね〜。

 

そんなホーマンの14.1の動画はネットにちょこちょこ上がっていますが、今回はそんな中からジョニーアーチャーとの一戦を紹介します。

この試合は150先の試合ですが、14.1にしては珍しいシーソーゲーム。アーチャーに先制されたところからホーマンが猛追撃をかけている途中のご紹介です。

1時間34分30秒あたりから見てください。ブレイクボールを取らないといけなかったので、サイドブレイクになったキーボールからです。

ブレイクは上手く行きますが、いまいち割れなかったのですが、そこから1時間36分あたりのセカンダリブレイク、そしてそこからのコンビ。素晴らしいですよねー。

その後もラックあたりに球がごちゃっと残っていて、しかもコーナーに取れないいやらしい形なんですが、ヘッド側の遠いコーナーや薄めの球を使って入れ繋いでいきます。

昔、ストリックランドの14.1を見た時に「シュート力ありすぎて、ゲームが違うわっ」と思った記憶がありますが、ホーマンは手球のコントロールも素晴らしいもののいざという時はこういう嫌らしいラックもこなしてきますよねー

このラック、私なら「イヤだな..」と思う球が5球くらいありました^^;;1球入れたら満足して、次のイージー抜いて終了するところです。あ、ホーマンはそういう選手じゃないですね!!

最後のブレイク作るのもさすがにホーマン、と。

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14-1

14.1サミットブレイク動画

14.1サミットで録画した動画から、ブレイク部分のみを抜き出して動画を作りました。御覧ください^^;;

 

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観戦記・ビデオ鑑賞

14.1サミットを見ながら思ったこと

つらつらと。

プレイスタイルは人それぞれ

ナインボールやテンボールでは、早撞き・遅撞きやフォームの違いといった以外では、薄め派と厚め派、ヒネリを多用するしない、バンクの好き嫌い、くらいしかプレイヤーのスタイルの差は感じませんが、14.1ではスタイルの差が大きいですね〜。

どこからのブレイクが好きか?(モスコーニはブレイクで4,5列目あたりに割りに行くのが好きですし、最近はブレイクで2列目(1列目?)あたりに薄く行くのが標準?)とか、割る時にドカンと派とちびちび派といった違いがあります。

今回いろいろなプレイヤーの球を見せてもらいましたが、やっぱりそれぞれプレイスタイルが違っていて面白かったです。

ちなみに適したプレイスタイルと好きなプレイスタイルってきっと違うんですが、こういうので他の人の球を見てしまうと苦手だけど憧れていることをやっちゃおうとしちゃいますよね〜。

私も柄にもないことを2,3回トライして全部失敗しました^^;;できないことをやっちゃダメですよね〜。

キュー切れ大事

やっぱりキュー切れ大事ですねー。

ロングドっローみたいなキュー切れは入りませんが、スパンと突っ込む系のキュー切れは大事だと思いました。

やっぱり、上に行く人たちはこの辺を上手く使ってる気がします。

ヒネリも大事

ナインボールやテンボールではあまりヒネッといて〜、みたいな球いらないと思います。

とりあえずマックスひねっとこうか?、みたいな玉撞きはあんまり上手くない人みたいに見えます^^;;

一方、14.1の場合はクラスタに突っ込んどいて、あとクッションに触ってくれればヒネリでトラブルから逃げます!、みたいな球も多いのでいっぱいヒネるのもやっぱり大事ですね~。

また、とりあえずヒネっといて、クッションにくっつかないようにしていたように思えました(基本?)

 

困ったら負け

ナインボールやテンボールの場合は9つか10個なんとかしのげればリセットされますが、14.1はずっと続きます!(むしろ続きません、が正解か?)

また、セーフティーについてもナインボールやテンボールなら、状況を七分〜五分近いあたりにもっていけることが多いですが、14.1の場合は三分くらいにもっていく感じな気がします。

クラスタ処理(塊を割る)でも、「1個入れて1個削っていくと終了するから、1個入れたら2個出すようにしないとね」とは分かってますが、この辺の1個なのか複数なのかの判断というのがやはり上手い人とそうでない人では圧倒的に違う気がしました。

困らないって大事ですよね~。

 

強く撞けないとダメ

ハードショットは大事ですね。レール際はともかくガコガコしないエリアからはズババーンとやっぱり入れないとダメっすね〜

ハードショットの精度をもうちょっと見なおそう。ナインボールやテンボールではそんなに困らないんですが、14.1では困りました ><)

 

なんか、あたりまえのことを再確認しただけかも..^^;;

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14-1

14−1の練習方法変更中

この土日にFatcatさんで14.1サミットという集まりがあります。

厚顔にも参加させていただこうと思ってますが、やっぱり14.1はとても難しいですね~。

とりあえず、練習方法を最近変えてます。

以前はテーブルに5つボールを置いてブレイクを作るという練習をしていたのですが、ポジショニングの練習にはいいのですが、14.1らしいごちゃっとした状況(クラスタ)の処理の練習にはなりません。

そこで、ある程度いい感じに配置したブレイクからはじめて10イニングで何点取れるかを記録してやってましたが、これも少し変えてショットごとにブレイクからはじめて10回のブレイクで何点取れるかに変更しました。

もちろん、数字は記録しておきます。

ブレイクは毎回理想的なブレイクにするというよりは、いろいろなパターンのブレイクからはじめるようにしていますが、だいたいすぐ問題が発生。ボーラードのようには行きませんね〜 ><)

だいたいこういうヤツですよね。例えば黄色にポジションしようとすると

ポケット配置20150206001
こんなんなったりします。

ポケット配置20150206002
穴前の球だってヤバイですよねー。

レストでつかないといけなくて、わずかにフリがある球です。

ポケット配置20150206003

止めればいいだけの球ですよねー。

ポケット配置20150206004
ふと、少し引いちゃったり。

ポケット配置20150206005
ポケットの左いっぱいから入れてカタカタしちゃわないように、ポケットの真ん中を意識して撞いてこんな最悪の形になったり..

ポケット配置20150206006
少し気を抜くと大変なことになりますよねー。もちろん、ナインボールやテンボールでもなりますが、14.1ではこの確率が半端ない ><)

 

こんな風にならない嗅覚を養うためには、最後の5つとかよりもブレイク直後から残り10球あたりを撞きこまなければいけないんじゃないか、と思ってます!!

(もちろん、最後の5球あたり必要とされる細かいポジショニング能力も磨かないといけないのですが、それは別のお話…)

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練習

リズムが大事というけど、リズムはスピードではない

というわけで、リズムを重視した練習をしてましたが、難しいですねー。

リズムというのは早さではないのですが、自分でやると早さと雑さにつながってしまいます。自分のペースで一定にしたいのですが、リズムを意識するとついつい早く早くとなっていきます。もしかすると、タイマーとか使って構えてから1ショット15秒とかって感じでやるといいんでしょうか。

難しい。

 

これまで気づいてませんでしたが、定期的に「リズム」を重視して練習してきたのは、一定のペースでなくて「早く」といった間違った方向を目指してただけな気がしてきました。

 

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14-1

KB2KBへの意識がとても大事と今更気づいた

昨日は深夜(むしろ早朝?)に少しだけ練習してきました。14-1形式で練習しましたが、いくまえは5球取り切りと思っていたのですが6球残しから取り切ってブレイクして、そこからボールを適当に(ある程度簡単そうに)9個取り除いて、取り切りといった感じで練習していました。

やってみると当たり前ですが、難しいですねー><)

これは14-1の前半(残り球14個から10個)と中盤(6個から9個)をやらずに後半(残り1個から5個)とブレイクだけをずっと練習してるといった感じですね。

しかし、私のレベル(球復帰してからは稀にハイラン30出るレベル)では難しいですねー。最後の6球を保険と代替案を考えながらポジショニングって難しいですね。現在の手球の位置と残りの状況からできることと、ブレイクから逆算することを同時にするというのがなかなかできません。逆にそこに頭が取られてしまうとシュートやポジショニングがアバウトになってしまいます。

そして今更気づいたんですが、ポイントはキーボールへのキーボール(KB2KB)みたいです!!(あくまで、わたしのばあい)

KB2KBというのはブレイクをするためのボール(BB, Break Ball)へ適切なポジショニングをしやすいキーボール(KB, Key Ball)へつなげやすいボールで、キーボールへのキーボール(KB2KB, Key Ball to Key Ball)ということです。

KB2KB20141123

KB2KBを意識するということはもちろんキーボール(KB)とブレイクボールを決めておく必要がありますが、そのKB2KBを決めてしまえば、残りの3つのボールでいかにKB2KBにポジションするかを決めるだけなので、考えることが圧倒的に減っていいですね。ポジショニングに集中できます。

今更気づくとは..

 

もうちょっとうまくなったら、KB2KBのひとつ前がポイントと言ってるかもしれません:-> 今の自分のレベルはKB2KBを強く意識するのが大事ということで。

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練習

リズムを重視した練習をしよう、うん。

ビリヤードはリズムだ。これは本当のような気がします。特に上級者になればなるほどこれを感じます。 

もちろん、リズムといっても早ければいいというわけではありません。レイズやストリックランドもいいですが、アーチャー、スーケーやバディ・ホールだってそれぞれ固有のリズムという点ではもちろんオッケーです。

つまり、早い、遅いでなくて、固有のリズムを安定的にということですね。

 

特に、ナインボールやテンボールというよりも、ボーラードや14-1のようなエニーボール系のゲームの場合はますます重要になると思います。比較的近いショットを高精度にプレイするという場合は、最後はリズムの問題になるんじゃないかと思ってます。

 

と思ってたけど、そんな練習してません!!^^;; これからしばらくはラインアップや5つ取り切りの練習をしようかなー、と少し考えております。仕事が少し進んだので、来週は頑張って球撞きたいなー:->

わたしはどちらかというと慎重派なんで、ほっとくとリズムが悪くなる傾向があります。これって、一発難しい球を入れるには有利かもしれないけど、たくさん入れ続けるという点ではかなり不利ですよねー。たぶん!

 

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Break Shot Patternsが想像以上に良かった件

先日、Break Shot Patternsが届いたので記事を書きました。その時はまだDVDを見ていませんでしたが、いいですねこれ!!

 

 本を見ると最初の解説の後に、本編の前に「本を読むのはDVDを見て、自分で考えてからにしてください」と書いてあす。

そんな訳でDVDを見ていますが、

 

いいですね、これ!!

 

DVDだけで価格分の価値があると思います!!

 

はい、そこのあなた、ポチってくださいね!

 

ちなみにDVDには様々なトッププレイヤーの約100ラック分の最後の5つ(ブレイクする直前までの4つ入れる)が収録されています。

この100ラックは似た傾向のブレイクごとにまとめられているといった感じなので、見ているとなんとなくパターンが見えてきます。14-1で一番難しいブレイクまでの作りのところだけをずっと見ることになるので、とても役立つことでしょう。

また、ボールの数は少ないので、そこからどのようなパターンで出していくかを一緒に考えていくということで、将棋の「次の一手」を解き続けるような、学習効果が期待できるDVDです。

 

そして、このDVDをしっかり何度も見た後(=自分で考えた後)に、本を見ることでさらに効果がありそうですね。わたしはまだDVDを何周かしてから本にとりかかりたいと思いますので、本の内容についてのコメントはまたそのうちで。

かなりオススメの一冊でした!!

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Break Shot Patterns


ちょうど今日、新しい本が届いたのでご紹介します。

わたしのもっとも好きな、そして一オシの著者Phil Capelleの本です。ちなみにPhil CapelleはもうすぐPlay your best 9 and 10ballという本が出るようですが、こちらはちゃんと予約してあります:->

20141112_220359

この本はPlay your best 9 ballのように実際の試合の一部を抜き出して、14-1のラックの後半(残り5つくらい)のところをどのように取るかということだけを解説したものです。DVDつきですので、たぶんそれぞれのシーンが入ってるんでしょう^^;;(←まだ見てない)要は、14-1の最後の5つの取り方だけをずーっと解説した本です。基本的に見開きで1シーンなので、約100のシーンの取り方を解説しているというわけですね。

 

著者のPhil CapelleはPlay your best straight poolという好著がありますが、この本はそこから最後の取り方のみにフォーカスしているところが新鮮です。ブレイクについてはあまり細かいことを述べていません。14-1ではむしろブレイクに行くまでの持っていきかたが肝ですもんね。わたしの場合は、最後の3,4つくらいでどんどんと慌てて行きますもんねー。

まだぱっと見ですが、かなり良さそうな本です。Phil Capelleの本は期待値が最初から高いのですが、期待以上でした。一方で、しっかりと丁寧に読まないと使えない本でもあるので、がんばって読みます。