おかげ様でブレイクが少し安定してきました。そして目指すものがわかってきました。A級名乗ってもいいレベルのブレイクだと自負しております(威力以外…^^;;たぶんスピードは29-30km/h程度)
ところで、今ブレイクを考えていた時に、引きのブレイクはどうなのかなー、というのを考えてました。ちょうど、先日の東海グランプリでの決勝戦の平口プロvs河原プロ戦を見ながら、女子ってなんで引き系のブレイク(ここでは左サイドから狙うとして、1番のわずか右に引きを入れて狙うブレイクのこと)多いんだろうなー、使えるのかなー、と思ってました。
なお、わたしの評価では引き系のブレイクは、新ラシャでは超有効だと思ってるので、新ラシャの場合はやることがありますが、それ以外ではよく分からないんですよねー。そして、プロの試合ではたしかに新ラシャのことが多く(カメラが入るテーブルはほとんど新ラシャ)、そうすると引き系のブレイクが多いだろう、と。
ちなみにナインボールのサイドブレイクの話ですが、基本的にブレイクっていうのは強く割れるといいわけですよね。
そして、ブレイクっていうのはわたしの認識で、使えそうなものを大雑把に類型ごとに分けると、
1.ドカンと全厚で狙う形
台湾の選手、特にカー・ピンイーがよくやる感じといった感じでしょうか。ともかく厚みを全厚でドンと撞きます。手球が跳ねるようなブレイクだと、他の球にめっちゃ蹴られるので危険なブレイクだと私は認識してます(なので、わたしの場合はある程度パワーを抑えた時か、結果を無視した時しかしません)
2.弱めカットブレイク
ナインオンフットの時によく見られたもので、また女子プロをはじめて多くのプロがつかっていると思います。かなり薄くとることで、1番をサイドの奥(図ではサイドポケットの左)で1クッションさせて、1番を右下コーナーへ狙う形です。
3.カットぎみハード
多くの男子プロがやっていると思います。弱めカットブレイクよりもより強く、より厚い形です。1番を上の長、右の短、下の長と3クッションさせて右下に狙うイメージでしょうか。本当はもっと薄くいきたいところですが、薄くいってしまうと、手球が跳ねている分、奥(フィットラインよりも左側)に行ってしまうので、厚くしているというイメージでしょうか?わたしの現在の目指しているものです。
4.引きブレイク
新ラシャの時にフィリピンのプロがよくやり(ただし、狙いはいろいろあると思います)、女子プロがよくやると思います。1番は右側にもって来てコーナーに狙うパターンや、1番をサイドに取りに行くパターン(スリーポイントが怖い)などなど、いろんな狙い方があると思います。
で、今回の話題はこの4なのですが、友人から「引きブレイク意外といいよ」とのこと..
これまで考えてなかったんですが、こういうことですよね、たぶん!!(
(コメントを受けて図を修正しました!)
つまり、引き系のブレイクはラックに伝える方向が図のピンク線方向、カット系のブレイクは図の黄色線方向な訳です。ということは、カット系のブレイクよりも引き系のブレイクの方が、同じスピードでもラックに与えるパワーの方向が良い(個別に解析しないと本当はいけないけど、全体としてはスリーポイントを回避しやすい)ということですよね、たぶん。
このこと気づいていなかったのですが、ふと閃きました。もちろん、検証とかまったくしてません。でも、真実な気がするなー。確信度70%。