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雑談

ハードショットもする

わたしは自他共認めるチョンチョン撞きプレイヤーです。練習ではそこそこ強いショットもしますが、相撞きではあんまり使いません。

 

なぜなら抜くから!!(^^;;

 

自分のハードショット能力への信頼のなさもありますが、ポケットに受けやすいスピードを考えると、コーナーだとポケットの45度+-10度くらいの角度(←イメージ、実際の角度は知らない)じゃないと、受けが悪くなるからです。

でも、いつまでもこんなじゃいけませんよね?いや、いけなくはないけど、ここには一つチャンスがあるとは考えられそうです。

 

そんなわけで、ちょっとだけ解禁してみました。

相撞きでも、ハードショットバンバン使う!これまでだったらシュート率の関係で止めていたハードショットを使ってみることにしてみました。横に弾く球も以前よりも少しパワーアップさせて。

 

と思って球を撞いたものの、3時間ほど相撞きしただけでは、結局横に弾く球が1球だけいつもよりも強く撞いただけ^^;;

 

あとはそんなに変わりませんでした^^;;;;;;;;

うーん。これはどう解釈すればいいんだろうか。

 

P.S.

ようやくDigiCUE Blueをオーダーしてみました。2月中旬にレビュー予定。

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観戦記・ビデオ鑑賞

Mieszko Fortuński

現在、ダービーシティーがやってますね。「みんな大好き、わたしも大好き」14.1のハイラン・チャレンジはデニス・オルコロが227点でトップ。2位はジョン・シュミットの183だそうです。

ちなみにここ3年はハイランが200オーバーしており、2015年ジェイソン・ショウ227、2016年リー・バン・コルテッザ215、2017年クリス・メリング225だそうです。そしてショウの227を超えたら、ボーナスが$1000くらいあった気がしますが…

オルコロ残念っ。

 

ちなみに現時点では5位にポーランドのMieszko Fortuński(ミエスカ・フォルトスキ)が125点で入っております。おそらくどこかのタイミングで125点ではベスト8から外れると思いますが^^;;;(ハイランチャレンジでベスト8以内のプレイヤーがそのあとで行われる14.1の試合の出場権を得る。例年のイメージだと150点くらいは出さないと厳しい)

この人名前は聞いたことあるんですよねー。少し調べてみました。

まずFacebookのアドレス

生年月日はApril 1, 1992ですね。つまり25歳。アルビンより気持ち下で、ヨハン・チョア、ジェフリー・イグナシオと同い歳。ヨーロッパはフィラーやカチといった若手も伸びているので、もはや中堅レベルでしょうか。同じくポーランドのコンラッドよりも1つ上でしょうか。

昨年のワールドゲームスでベスト4、世界選手権はベスト64ですね。名前は聞いたことあるけど、見たことないってとこですね^^;
なお、Fargorateで81位ですから、世界の中堅レベルといったとこでしょうか。

ヨーロッパの選手らしく(?)プレデターのスポンサードを受けています。

プレデターのページにはMieszko “The Butcher” Fortunskiと、ザ・ブッチャー…^^;;;

ブッチャーと言えば、あのアブドゥーラ・ザ・ブッチャーを思い出すわたしはどうにもなあだ名ですね^^;;

ところで、ポーランドといえば、少し前はラドスロー・バビサ(Radslow Babica)でしたが、最近はWojciech Szewczyk(ヴォイチェフ・シェフチク、23歳)と以前も書いたKonrad Juszczyszyn(コンラッド・ジェシシュン、24歳)と、このミエスコ・フォルトスキといったあたりが名前をよく見かけるでしょうか。

Konrad Juszczyszyn

インタビューもありましたが、ポーランド語でまったく分かりませんでした^^;;

試合の動画はいくつかありましたが、コンラッドとのサウスポー対決がありました。

上手くないとは言わないけど、テクニックが溢れ出る感じじゃないというか、やはり世界レベルとして見るなら見どころが少ないプレイヤーかなー^^;;;;;?え?ナインボールなら見どころなんてないプレイヤーの方が上手いって??

まずは、DCCのハイランチャレンジの動画がアップされるのを待ちます:->

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観戦記・ビデオ鑑賞

レール際

ふとカレン・コーのビデオが目に入りました。レール際のショット。

この球どうしましょう?まず思いつくのはこのライン。

普通に入れた時のラインが赤、ひっかけぎみが黄緑ですよね。ちなみにバチコンと撞くのは無視しています^^;;あと、実戦レベルと想定しているので、実際の試合では新ラシャだったりするので、少しラインが変わるしもうちょっと走らせられるでしょうか?(逆にわたしが普段やってるコンディションならこのラインが妥当かな)

わたしが実戦ならひっかけで行くのは怖いので、赤のラインで、でしょうか?

実際は

こうでしたー。

さすがカレン・コーでしょうか、こういうのはアリソン・フィッシャーやカレン・コーはさすがですよね。最近の女子プロは皆さん上手い方が多いですが、アリソン、カレン二強時代は他の人は全然かなわなかった気がします。

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練習

ポジショニングの練習

ポジショニングというのには2つの意味があるような気がします。適切なラインや場所を思い描ける構想力と、それを行う実行力。

実行力には、力加減の精妙さ、いろいろな撞点や力加減で入れられるシュート力、そして適切な力加減や撞点を選ぶ能力、といったものがあるでしょうか。

ポジショニングの構想力というのはある点では、ポジショニング能力そのままですし、ビリヤードを「知ってる」とも言えそうなものです。…が、こちらはどうやって伸ばせばいいのかいまいち分かりません。

一方で、実行力、特に適切な力加減や撞点を選ぶ能力というのは試せば分かるといったことがたくさん含まれていると思います。

ってわけで、ラインが見えない球をちょっとだけ試してきました。実戦レベルでは、最近はだんだんとラインが読める球が増えてきたのですが…

あ、この球忘れてた。

厚み1/2くらいのこの球。ワンクッションですね。ヒネリは順も逆も。

だいたいでつけばだいたいはいけるのですが、だいたいしかラインが分からない球です。いや、厚めならば順下っていうならばライン自体はそれほどシビアじゃないことが多いとは思います。むしろ、ふくらませるか(ぬるい撞点を撞くか)、ふくらませないか(端っこ撞くか)程度の撞きわけできればいいんじゃないか、とかは思うんです。

でも、自分としては2クッション目(のライン、実際には厚いからそこまで強く撞かないけど)で1ポイント以内の誤差にしたいなー、と思ってるんです。そうすると….

ラインが分からない。

この球、いつもしっかり撞いていいならヒネリ加減も複雑ではないのですが、弱めに撞くとヒネリもほどけるし、逆に的球と中途半端に厚いせいで、当たった時にヒネリが増す(ヒネリが増すというか、手球の基本的な速度が減るので、相対的に速度に対してのヒネリの比が大きくなる)ってのもありますよね。

毎ショットそんなに細かく考えながら撞かないんですが、一人で撞く時にはそういうのをしっかりイメージしてから自分のイメージ通りのラインに走るかチェックしてみよう(みた)

 

参考に

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キュー

板目・柾目

なんとはなしに、Billiard DigestのBob Jewettの記事(もちろん英語)を見ていました。90年代といっても今とは分かっていることが結構異なりますね。記事のリストはこちら

この中の2000年の2月の記事を見ていると、板目と柾目でどっちがトビ(ズレ)が少ないか、という記事が。

そういえば昔はこんなのもよく議論になりましたね。シャフトの木目にあわせるのか、それを90度ずらすのか、どちらがトビが少ないのか論争。

この記事によると木の繊維がラシャと垂直(でいいのかな?記事のPDFの図2のA)よりも、繊維方向がラシャに平行(図2のB)の方が3割トビが多いとのこと。最近はプレデターやOBのような貼り合わせシャフトも多いのでこういうのとは違うでしょうけど。

でもこの記事がかかれていた頃は、メウチのレッドドットシャフトのように点があって、それをいつも一定方向に向けることがトビが少なくなるという触れ込みのシャフトもありましたね。几帳面なわたしの知人はあれのせいで、いつもタップの片方があっというまに減ってしまってました(一人練習では真下を撞くことが多いので…)

また、プレイヤーでも、グリップやシャフトにマークをつけて、いつも同じ向きで練習なんていう人もたまにいたと思います。

最近、こういうのあんまり聞きませんね。地域柄かな?貼り合わせハイテクシャフト使う人が増えたからかな?

 

ちなみにこの記事では3割トビが変わるとありますが、ほんとかなー、と思ってます^^;;;;;;;

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システム・球の動き

サイドへの入れたタンジェントライン

的球を入れて、手球が無回転だったラインは的球から90度のラインになりますよね?

あ、気にならなくてもいいです、わたしが気になってたんで^^;;

この90度のラインがよくわからなくて困るってことはあんまりないんですが、サイドへ的球を入れて手球を走らせる時は少し困りますよね。これどうやって見ればいいんでしょうか?

まず、的球がサイドポケットに対して入れづらい角度(例えば短クッション際から)の時はあまりこのラインが気になることはありません。

気になるのは的球がサイドポケットに近い時だけです。この時的球とセンターライン(?)のフリを2ポイントのところで調べます。下図のx ですね。ちなみにフリはあくまでもサイドから2ポイントのところで見ます。

これ、上の三角形と下の大きな三角形は相似です。なので、 x+4 : ?? = 2: x となります。

これを解くと、?? = 0.5*x^2 + 2x となります。

うわー、これ面倒ですね。というわけで、簡単にするために、x=1Pのあたりの値であれば、

5: ?? = 2: x となるので、 ?? = 2.5xとなります。x=2Pのあたりでは、この計算は使いません(実は短クッションに落ちる場所を調べたいので、フットスポットあたりからサイドへ入れる球ではこんなのは使わなくて、手で90度の形を作ればいい)

一方で、xが0に近い場合(例えばサイドから球1つのフリ)の場合は、ボール2個ズレるというところを、ボール2.5個と計算してしまっても問題ないと思っています。

というわけで、こういった形は、短クッション側でフリの2.5倍変わるとおぼえておくということですよね。ちなみに上の図は三角形の相似を意識し絵t書いているので、実際には下の斜線は、上にボール一個くらいずらしてボールのとこで書かないといけませんね^^;;

 

当然のことですが、サイドへの入れは結構穴フリの影響が大きいので注意してください(特に的球が穴に近い時)

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雑談

パワスペ(愛知県岡﨑市)10周年

愛知県岡崎市にあるビリヤードパワースペースさん(通称パワスペ)が昨年の12月で10週年だそうです。おめでとうございます!!

 

そんなわけで、1月28日(日)にパワスペの10周年記念のハウストーナメントをやるようです。

まだ、若干お席に余裕があるそうなので、近郊のビリヤードプレイヤーはご参加ください!!

日曜お昼のトーナメントはいいですねー。ちょうど公式戦も1/21は東海ガリオン杯があるけど、1/28は学校対抗9ボールだから多くの人は関係ないですもんねー。

(追記)

コメントをいただいたので、タイトルと本文の誤字を修正いたしました_o_

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システム・球の動き

システムの役割

 

ビリヤードでシステムというと、ファイブ&ハーフとか、プラス・ツーとかが有名です。なんか数字でクッションのラインを計算するもの、といったイメージでしょうか?

多くのプレイヤーは「システムなんて使わない」かそもそも「システムを知らない」ということが多い気がします。また、もしシステムを使う人もひっそり使っている印象があります^^;;

ちなみにシステムで一番有名なのはファイブ&ハーフだと思います。これは、手球の位置と第3クッション目(や第4や5や6)から1クッション目の位置を計算するものです。でも、ポケットビリヤードではなんとも使いづらい。いや、あんまり使うことがないといった感じです。

そもそもそんな狙いする必要がないし、あと、精密に当てようと思うと、手球の位置やそのテーブルに合わせた補正が結構必要です。

とまぁ、普通はそんなのがシステムだと思ってますが、そもそもシステムってなんでしょうか?わたしの感覚では、システムというのは全てのラインを覚えたりするのが大変なので、それを簡素化するってのが役割だと思ってます。簡素化しているということは、いくつかのことを省略していますよね?

例えば50→30のラインと、40→20のラインというのがあったとして、本来は手球の位置も1クッション目も違うので、厳密には違うラインなのですが、まーまー近いから同じとみなす、というのがシステムではないでしょうか?

そう考えると「スリーのトッププロはシステムを使っていない」みたいなことを言われますが、それは納得です。だって、簡素化しないで覚えている方がいいですもん。いや、そういう理由か分かりませんが。

逆にシステムというのはラフなものなんだ、雑でいいんだ、とわたしは思っていて、それを使っています。

例えばこんなん。

すごくざっくりですが^^;; だいたいこのあたりの球は1クッション目が3だと3クッション目が1にいく、といった感じです。すごく雑なので多少ズレますが3クッションめが1ポイントずれることはないと思います。(ズレる場所もあるけど、手球と的球の位置がどのあたりだと有効なのかチェックしておけばオッケー)

ちなみに、雑すぎて3クッション目の球にピンポイントで当てるとか、当たるかどうか微妙な球がコース上にあったら使えません。

でも、雑でいいなら、ぱっと見れば、だいたいのコースが判断つきます。そもそも普段から1ポイントはズレる程度の球撞きしかしてませんから。

そしてこういうシステムを複数用意しておくと、球つきの時にあまり考えなくていいから楽です^^;;; わたしは相撞きの時は、例えば順下で1クッションのダシとかはいちいち撞点を考えたりしないで、適当に撞いているんですが3クッションでのダシもこんな感じのシステムを用意しておけばだいたいで撞けます^^;;

逆にこういったシステムがないと、2クッションや3クッションの球は精度が悪くなる(かちゃんと考えないといけない)ので、苦手なパターン(例えばサイドに入れて、短→長→センターみたいな球)は、嫌なんですよねー。

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雑談

厚みが見えない

先日、「厚みが見えない」ということで悩んでいる人がおりました。

いやー、分かるわー。

 

これに対してどうアドバイスしましょうか?(実際にはわたしはそういう時にアドバイスしないけど、考えるだけ考える)

一つは「たくさん撞いて厚み覚えなきゃね」というアドバイスですよね。わたしがB級になったばかりくらいの時に近くにいた上級者(A級の下くらいの感じでしょうか?)に、ともかくバラ球とかたくさん入れて「厚みを身体で覚えないといけない」というアドバイスを受けました。

それはある点では真実なんですよね。

 

でも、ある程度すると、そのアドバイスが鎖になってくる気がします。つまり、「たくさん撞かないと厚みは覚えられない」というアドバイスが、「たくさん撞けば厚みを覚えられる」に変わってしまう、と。

実はある程度撞きこんでいくと、抜いた時や厚みが分からないという時の対処として、「ともかくもっと撞く」ではたどり着けないのではないか、と思っています。いや、ビリヤードに相当打ち込める生活をしているならばもちろん量で行けると思いますが。

そうでないならば、「なぜ外すか?」や「なぜ厚みが見えないか」をもっと分析していくというアプローチの方が圧倒的に近道ではないかと思ってます。もちろんそのためには、同じ配置を何度も撞く必要はあるのですが、それは「ともかくたくさん撞く」のでなくて、「たくさん撞いた中で、それぞれのショットの際の自分の中の違いに気づくこと」じゃないのかなー、と。

とか偉そうなことを書いてる割には自分も相変わらずのペッポコピーなわけなんですが。

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雑談

じゃない

他の人が他の人に何かを教えているのを横で聞いていると、「うわー」となることがしばしばあります。

「あー、それ間違ってるわー」とか、「それってあなたの感想ですよね?」とか。

 

基本的によくある間違いや、よくある間違いパターンというのがあります。まずあまり上手くない人のいう「重い球」がらみ、これヤバイ。結構間違ってると思ってます。

あとは、「**はこうやらないとダメ」というパターン。でも、それが普遍的でないパターン。例えば、レストの距離は短くなければいけない(長いプロはいっぱいいる)とか、ショットの際にスナップを使ってはいけない(使ってるプロがいっぱいいる)とか、キューは利き目の真下じゃないといけない(キューが顔の中心の人はいっぱいいる)とか。

「あなたはレストの距離が長すぎるのでもう少し短くした方がいい」ってのはあると思います。もしくは「ちょっと長く持ちすぎているためかともかく撞点がブレるので、そのブレを減らすにはレストの距離を近づけた方がいいよね」とか。

でも、こういう相手の状況を無視して、自分の理想や自分の概念を人に当てはめる人をしばしば見かけます。わたしの感覚では、10人プロがいて、1人くらいやってるようなことならば十分許容範囲で悪いってことじゃないと思うんですよねー。さすがにブリッジをチョキでやってるなんて人はみかけないので、それは直さないといけないと思いますが。

人にアドバイスをする時には許容範囲を広くとって「この範囲ならオッケー」としてあげてもらいたいなー、と思っております_o_