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雑談

先角でトビは変わるか?

Mezzのハイブリッドアルファの宣伝文句に「弾力性に富むX2フェーラルはスピンを向上させ手球のコントロール性能をアップさせたハイテクシャフト。」とありました。なるほど、先角が柔らかい(弾力性が高い)とスピンは増えるんですね。

まじで!

マジで!!

本当??

うーん、これ理屈でも理解できないので、最大限好意的な側に解釈しながら、どの程度スピンが増えるかを考えてみようという記事を書きかけたのですが諦めました^^;;;

まず大前提として、撞点の端を撞く以外にショットスピードはそのままでスピンだけ増やすことは可能なのか?(キューレベル変えるとかも無しで)

ぼくはないと思ってるんですが、あるのかなー。ないと思うんだけどなー。

そして、万一この現象が起こるとしても、実際のショットではどのくらいの効果が見込めるのか?

ショットスピードを仮に12km/hとします。キューのスピードはおよそ8km/h。つまり、秒速222cm/sec。そして、インパクト時間が1/1000秒と仮定すると、その間にキューが移動する距離は0.2cm/sec。つまりインパクトの距離は2mm程度。

ただし、実際に動画を見るとタップが半分くらいまで圧縮されている、そこから推測すると、インパクトの距離は3mm程度。ちなみに先角とタップの素材の柔らかさ(押してみればわかる)で、先角が2mm変形するんでしょうか?仮に1mm変形と仮定します。(実際にはこういった素材の硬度を調べないといけないけど)

わずかこの3mm程度のインパクトの中でショットスピードはそのままでスピンだけ増やすような方向への挙動ができるのか?そして、できるとしてもごくわずかではないのか?(例えばショット方向から10度くらいズレて2mm動くはずが3mmに変わったとして、どのくらいスピンが増すのか?)

もちろん、シャフトやタップがトビに影響を与えているし(タップの影響は少ないと思うけど)、明らかにダメなタップやシャフトはパワーが抜けた感じがします。でも、これらを使ってもショットスピードとスピンの比率でスピンだけ落とすってことはないと思ってます。(あるんだったら、どういう挙動するんだろう?)

こういうのを考える度に、ロボ(ショットできるアーム)があればすぐ解決するのになー、と思いますよね。Myth Destroyer(神話の破壊者)ってメウチの作ったロボでしたっけ?プレデターでしたっけ?

バネとレールでやっぱり作らなきゃですよねー。

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システム・球の動き

トビの量とタップ位置って1次関数的?

手球の中心でなく、横を撞いた時のトビの量って1次関数的なんでしょうか?

要は、タップ位置を中心から3mmずらした時と、6mmずらした時と、12mmずらした時で、手球の横へのズレが、例えば1P進むと、

1cmズレる、2cmズレる、4cmズレる
1cmズレる、2cmズレる、6cmズレる
1cmズレる、2cmズレる、3cmズレる

というどのタイプなんだろう?ということです。

ちなみに、わたしのイメージは下のグラフのちょうど青の線くらいなイメージで思ってました。

※縦軸はズレの量、横軸は撞点

 

真ん中に近い部分ではそれほど大きくなく、いわゆるワンタップくらいの撞点から急に大きくなっていくイメージです。

といっても、真ん中に近い部分はポケットの受けにごまかされているだけかもしれないという懸念はあります。

これってどうなんでしょうか?いつものDr.Daveのページを見てみると、

TP A.31 – The physics of squirt(外部サイト、英語のPDFファイルです。ポイントは後ろから2ページめの下のグラフ)

うーん、Dr.Dave的には1次関数的(上のグラフでいう赤)に近いといってるんですね。なんか自分の感覚とだいぶ違うなー。

ただ、こういうのって全部コミコミ(スロウとかカーブとか)で覚えているし、自分が「こうやってる」と「思っていること」と「やっていること」のズレは相当あるんですよね。

なんか違和感あるなー。

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雑談

ねおねおナインボール

先日、少しツイッターで話をしてました。たしか、先日の関東オープンのアリソンの5連チャンを見てから、「いやー、プロに普通のナインボールは..」みたいな流れでした。

わたし自身はプロはラックシート不使用(トライアングル)のテンボールがいいかな、と思ってます。ちなみにラックはセルフラックがいいです。そして、エースは無効。

また競技としてはナインボールは、ラックに細工をするとブレイク者が楽になるので、セルフラックならナインボールではない方がいいと思ってます。セルフラックでラック浮かして得をする種目はよくないな、と。

じゃあ、トライアングルのテンボールでいいね、とは思っているのですが。それとは別に少し競技を難しくしようという議論もしてました。その時に考えたのが、15個使用のナインボール。

ルールは普通のナインボールですが、10番から15番も使います。普通のナインボールなので、最小番号に当てないといけない、コンビなどでショットが成立したらもう一回いける、ということなので、例えば2-10コンビで邪魔な10番を入れてもいいということですが、ただし9番を入れたらそのラックは取得できます。要はナインボールですね。

それ以外に補足的なルールとしてはほぼナインボールなので、ノンコールショット、スリーファールあり、ブレイク後のシュートアウトあり、セルフラックでエース無効、といったところでしょうか。ブレイク時のラックの配置は先頭に1番、3列目の真ん中に9番で、あとは、2列目の2つと、4列目の端(ウイング)はハイボール(10から15番)でしょうか。

このルールで知人と少し遊んできました。ちなみにラックシート不使用です。

これちょうどいいですね。ちょっと難しいですが、ファール後がフリーボールなので、通常のローテーションほど難しくないですし、9番を入れる時でも穴の制限があったりしてほどよく難しいです。

また、ジャンプショットや空クッションなどを使う機会も多いですしね。まぁ、フリーボールで少し簡単になったローテーションと言った感じでしょうか?ただし、ナインボールを入れる、もしくはスリーファールが狙いになるので、序盤はスリーファール狙いが多めになるかと思います。

なかなか有りかな、と。

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雑談

グリップにゴムを巻く

なんとなく、使ってなかったP3を引っ張り出してきてRevoつけて撞いてました。しばらくRevoかな、と^^;;

ちなみに今回のポイントは、元々ノーラップだった19ozのP3のグリップにゴムを巻いた時の使い勝手を確認するためです。

普段は20ozで前バランスのキューを好んでいます。

ちなみに手元でよく使っていたキューが全ておよそ20Ozで、ステンレススチールジョイント(パイロット)のメープルベースのロバート・ランデ、ブラスジョイント(ウルトラ)のエボニーベースのランブロス、普通のジョイントカラー(木?3/8-10の木ネジ)のエボニーベースのマクウォーターです。

これに比べてP3はなんとも軽かった.. ><) Revoシャフト自体が前を軽く感じやすい特徴があるというのもあります。これ、たぶんRevoシャフトのバランスの問題ですが。

それに対してグリップゴムを巻くとどうなるか、ということです。あ、ちなみにノーラップのキューはブレイクでは使っていますが、プレイキューではあまり使っていなかったというのもあるかもしれません(一応持ってるけど)

ちなみに、巻く前は、グリップ巻くと重くはなるものの、バランスは気に入らないのかなー、と思ってましたが、意外といいですね。ウェイトボルトは入れると確実に後ろバランスになってしまいますが、ぼくはバットのやや後ろ側(普通のキューだと、グリップのそこそこ後ろあたり)をもつので、大丈夫だったのかもしれません。

グリップゴムはつける場所さえちゃんとすれば、意外とバランスも整えられるんですね!!

というわけで、これまでわずかの間OB Classic Pro使ってましたが、またRevo生活に戻る予定です^^;;ちなみにRevoもいいんですが、このキューで最高にいいのはエクステンションの着脱が速いことです!

ロバート・ランデにはアダムのネジがあうので、アダムのエクステンションを付けていたのですが、あれはクイックリリースとは正反対の思想のものでしたが、プレデターのものはその点が素晴らしい!

エクステンションは軽くて、着脱が速いというのが条件だと思っているのですが、どうしてあんなの売ってるんだろうなー、といつも思ってました^^;;;(そこがアダムらしいとも言えますが)

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SAというもの

鈴木さんとこでSAの話が少しありました。SAって、A級の全国タイトルを取った人、もしくはオープンの公式戦(関西オープン、北陸オープンなど)で優勝した人(プロツアーも可)、っていうものだと思ってました。でも、諸説ある中には2回取った人という定義もあるそうな..^^;;

まぁ「元々SA級というのは~」(←聞き飽きた)という話もあるので、そういう面もあったかもしれません。でも、普通にA級全国タイトルやオープン戦で優勝した人っていう定義でも、相当なものですよね。SA級がいない県だって多いと思いますし、わたしがいる愛知エリアでもSA級なんて3人くらいかな?2回以上って定義をするとSA級に該当する人は全国10人くらいでしょうか?もうちょっとかな。

逆にSA級安売りってのはよく聞くパターンですよね。「あの人はSAだから..」みたいなパターン。特に試合で負けた時に相手はSAってことにしておきたくなります^^;;(自分は悪くないもんパターン)

とまぁここまではいいです。ところでビギナー級というのがあります。なんとなくC級3セット、ビギナー2セットというハンデがありがち。わたしがビリヤード始めた直後は師匠的な人に「センターショット知ってたらC級」と言われましたけど、はじめての試合はビギナーで参加しました(センターショット知ってたけど)

ちなみに東海エリアの公式戦ではC級戦というのはなくて新人戦なんですが、これは初参加から半年経ったら出れなくなります。いいシステムですね。逆にB級戦は優勝してもB級で出れる(自己申告)なので、それはよくないだと思いますが…

ただ、B級戦一回優勝しただけでA級ですと言われてもA級で通用しないのは確実なので、参加者減らさないためには仕方ないのかな、とも思います。わたしは昔全国の公式戦で入賞した時に、一瞬嬉しかったけど、「別にハンデもらった中で勝ってもナー」と思ったのですが。ただ、それ以降公式戦に出てないので、今でもB級戦!?とか思うことがあります(出ないけど)

単にA級戦で戦えないヘッポコっていうだけですね。ただ、試合は結果を出す場所じゃなくて、自分を鍛える場所(上手くなるための場所)なんだから、その点ではB級戦出ても相手から得るものはないだろうな、とは思います^^;;;(ヘッポコだけど)

さらに鈴木さんのブログ呼んでて面白かったのがSSB級とかいうのがあるらしいとのこと。さすが関東エリア。層が厚い^^;;; SB級だっていらないのにもう一段階^^;;;潜水艦みたいだ..強そう。

面白いこと考えますねー^^;;

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厚みの問題

ビリヤードでは初心者もプロも厚みは見えているから、ストロークの方が問題、みたいなことを聞くことがあります。よく聞かされてました。

でも、わたしの場合はむしろ厚みの問題がとても大きいんじゃないか、というのが最近の課題です。ポケットの中心として狙っているところがめちゃくちゃ違っている、と。正しい厚みに入れば入ることもあるけど、入らないこともあったり。例えば基本的に厚めいっぱいから狙っちゃうとかという球がよくあります。

これ、その場所からのポケットの範囲(ズレてもいい幅)をちゃんとチェックすると、それなりに入ったりします。

ちなみにこれで最近気づいたのは、ポケットが深い穴での狙い方です。これまでポケットが深い穴の場合は、穴の場所の補正(レール際の球は少し穴の中心をずらす)というのを減らすように狙っていただけなんですが、穴を小さいとイメージするといいんですね^^;;

エイミングの際になんとなく穴の幅をイメージしながら的球の厚みを見ていたのですが、穴が深い時はこの穴の幅の左右を減らすといい感じです(ただし、レール際の球はこのイメージあんまり関係ないので、的球のスピードに注意)

これまで何度も穴が深いテーブルで撞いてたのですが(ダイアモンドとか)、これで少しだけ注意できます。

それにしても、狙いの中心は一緒なのに、その時にポケットのマージンをちゃんとイメージするかしないかでシュートの成功率はなんで変わるんでしょうかねー(これ、普遍的なものでなくて、わたしだけの現象かもしれません)

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Pocket Lathe

Pocket Latheとありますが、Latheは旋盤のことです。「ポケット旋盤」ってことですね。

こんなんあったんですね。知らなかった。

はじめ見た時、なにこれ超欲しい!!、とか思ったんです。値段を調べてみました。

PocketLath Mueller

https://www.billiardsboutique.com/products/pocket-lathe-system

約2000円くらいでしょうか。

でも、本物の旋盤(これは偽物なのかどうかはおいといて)と違って、樹脂タップの横削りとかはできなさそうです。柔らかめのタップの横を綺麗にするには使えるかな…

ただ、シャフトがしっかり固定されているわけではないので、ちゃんとできるのかな…不安ですね。

 

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戦士の休息

ようやく確定申告を提出しました。結局、去年と同じでギリギリ ><)

まぁ、少し前から準備してたので、去年よりもいくつか改善できましたが。(仕事の内容ごとに経費と売上がきちんと分離して、集計することにした)

と、まぁこのために仕事のやる気もなく球を撞いてきました。といっても、睡眠不足もありいまいち乗らないままに…

というわけで、撞いていても全然ダメでした。普通の球が入らない。

まず、そもそもショットに入るためのルーチンがおかしい。

そして、正しいはずのルーチンでやっても入らない…結局、正しい手順(厚みの見方?)を思い出したのは2時間以上経ってからでした^^;;単にポケットのアゴ部分を無視するってことだけなんですけど><)

ヒドイ。

ひさびさに本当に調子が悪くて困りました。といっても、調子が悪いときに何がどういう順番でダメになるのかに最終的に気づけたのでよかったですけど。

まぁ、しっかり休んでいこう、と。

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Revo使い

どこかの匿名掲示板見てたらRevo使いについての議論が、「そんなにすごい割にトップで使ってる人あんまりいない」的なことが書いてありました。プレイキューとしての使用だけに限りますが、ぱっと思いつくプレイヤーとしては、ジョシュア・フィラー(Joshua Filler)、クリス・メリング(Chris Melling)、チェスカ・センテノ(Chezka Centeno)あたりでしょうか。女子のトップ10以下ならもう何人かいるかも。男子はトップ30くらいで二人といった感じでしょうか。トップ50にすればもう1,2人いるかも。

もちろんブレイクの使用率はかなり高いです。

これって、ブレイクキューはそれほどトビの量とか見越したりとか(するけど)の影響がないから変えやすいのに対してプレイはアジャストに時間がかかるということ。また、パワーがあるのがRevoの特徴だと思いますが、ブレイクではパワーは絶対的に必要ですが、プレイにおいてはパワーはあればあるだけ良いというものではないからというのもあるかもしれません。

また、A級やプロはそれまでの修練や慣れがあるので、あまり慣れていないB級くらいの人の方がレボの恩恵を受けやすい(そもそも、違和感を感じるほどの蓄積がない)とは思っていましたが。さらにレボのパワーの恩恵を受けやすいのもハードショットなどでも安定感のないB級の人かもしれませんね。たくさん引くとかも苦手な人多いですし。

実際にレボを買ってる人は、「とりあえずいろいろ試す」人と、「性能が良さそう」というB級の人、少しでも勝率を上げることを考えているA級のトーナメントプレイヤーって感じですもんね。

 

えっと、何がこの記事のポイントかというと、ふと掲示板で読んだけど、よくよくリストアップすると、「レボ、トッププロではたしかにまだ使用者少ないですね^^;;; 」というだけの話です。

良いシャフトだと思います!

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細いシャフトに戯れで戻す

気分転換にふと、シャフトを以前使っていたOB Classic Pro(30インチ)に戻してみました。

ちなみに最近はずっとバンテージシャフトがメインで、練習用(ミスキューよくするので)に初代の314を使ってました。

いつからバンテージだっけなー、と思ったら

バンテージシャフトインプレッションその1

という記事を2015年5月1日に書いてたので、約3年ですね。その少し前にランブロスにACCS Proをつけてたので、細いシャフトは3年以上ぶりといった感じでしょうか。

OB Classic Proは、細いハイテクシャフトでいわゆるプレデータのZシャフトと同じ位置づけですね。わたしが持ってるのは一世代前なので、Z-2の対抗といった感じで、今はOB Classic Pro+というのがあり、これがZ-3の対抗といった感じでしょうか。

微妙なところでZ-2の方がトビが少ないと思っていますが、本当にわずかな差だった記憶があります。

で、OB Classic Proをつけて撞いてみると..

ほそっ。

普段12.8mmのバンテージや12.75mmの314を使ってるからか、11.75mmのOB Classic Proは相当細く感じます。イメージとしては1/4くらい細い印象。

実際には11.75mmと12.75mmとでは直径比では約92%、面積比では約85%なんですが、それ以上に細く感じます。

そして、パワー不足とかは全然感じないです。初日だからか、細さに意識がいきすぎているためかもしれませんが。

ともかく、撞く時に撞点を決めづらいという感じでした。逆にすごく細くなったので撞点の撞き分けはかなり楽になる気がしましたが。

この細さの実際の差と、体感の差っていうのは、なんでしょうかねー。もしかするとパワーの差以上に、細いことによる撞点の刻み易さの差っていうのがある場合あるのかな(トビの少なさは別にしても)