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練習

抜く練習と6割くらいとセンターショット

学習効率というキーワードを考えると、成功率が95%の練習なんてのは効果が低そうな気がします。もちろん、ミスをしないっていうのは大事なことですが。ただ、それは一人練習でやることでもないような..

例えば比較的なんでもない球で普段90%入る球を95%にするには同じ球を何度も撞けばいいんでしょうか?これを一人練習で何度もついてもあまり成功率は変わらないような気もします。

いや、フォームを固めるのは大事ですが。

 

一方で例えば5割、6割しかできないことを一人で練習するのは意味があると思ってます。

ただ、練習の時によく思うのは「抜く癖」をつけるのもよくないということです。5,6割しか入らない球っていうのは、ある点で抜きまくる訳ですよね。抜いてもいい、ってなっちゃわないのかなー、と思ったりします。このあたりが一人練習の謎だったりします。

 

以前、昔の教祖さまに「センターショットなんて、お店に入ってはじめの一球だけやるものだし、それは絶対に外してはいけない」と言われたことがあります。もちろん、センターショットの目的が何かにもよりますが、たしかに実戦から逆算したらこうなるとは思います。

ところで、先日、ようやく気づいたことがあります!!

一方で、自分がセンターショットをやる時には比較的センターショット自体に入り込みすぎてしまうことがよくあります。つまり、例えばできるかぎりハードにセンターショットをする、という課題だったらできるかぎりハードにセンターショットをすることが目的になります。

そして、2球連続で外す訳です。そして、またセンターショットしちゃうんです。

よく考えたら、センターショットというのはこうやって外した時にそこから全力が考えて立て直す(つまりミスを2連続でしないようにする)練習と捉えないといけないのではないか?

そんなことをようやく思い立ったんです。なかなか難しいけど。

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雑談

ボールの色問題(バンキング編)

ポケットビリヤードで色によってシュート率が変わるってのはまことしやかに言われていますよね。6番とか8番は入れにくいっていう意見はよく聞きます。一方で1番や5番は入れやすい、と。

(サイクロップは知りませんけど!)

ちなみに白とか黄色とかは膨張色ってので大きく見えるようですよね。様々な実験があったと思います。実際に服なんかは色とライン(ジャケットやカーディガンのボタンを締めないで羽織るとか)でだいぶ痩せて見えたり太って見えたりすると思います。

ってなことで、鈴木さんが「シュートラインとか何とか」という記事の中でバンキングで撞く球の色で有利不利があるだろうか?という疑問を呈していました。

全然詳しくないけど、色によって有利不利はありそうな気がしますよね?やっぱり1番や5番は膨張色なので、より手前に来てる気がする!!

そう、ポイントは「気がする!」ですよね?

一般書店の心理学本の棚、新書やビジネス書のコーナーを見て、わたしがいらつくのはこの「気がする!」です。今日も伊藤 亜紗著「目の見えない人は世界をどう見ているのか」という本を読みながら、「だから、1事例からあなたが思いついたことをもっともらしく書いてるだけですよね!!」と何度もツッコミを入れていたところです。

言い過ぎじゃないですか?

 

それでは、どうすればこの疑問は解決するでしょうか?

不器用なのでこんな方法しか思いつきませんでした!

 

 これらの2つの球はレールからの距離は同じにしてあります。といっても、実際には置く際の誤差があるので、1mm程度の誤差があるかもしれません。

差があるように見えますか?カメラの傾きによって手前の球はかなり近く見えるってのは感じましたが。

 

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雑談

どうとる?その3の答え

そういえば、先日知人と話している時にある仮説を思いつきました。

「右手利きの人は右からのセンターショットの方が得意な傾向がある」

もちろん、普段練習しているお店にも依存しますし、人によっても違いますけど。

なぜかって?

もし右からでも左からでもどっちからでもセンターショットできるならば、ボールの返ってくるところが左手側にある方が楽にセンターショットできそうだから^^)//

つまり、右側からのセンターショットの方が、センターショットをする時にかかる手間(カロリー消費)が少し少ないのではないか?

それならば、傾向としては右からのセンターショットの方が好まるし、そうなると右からのセンターショットの方が得意なのではないだろうか?

そのあとで、センターショットを試してみたけど、あんまり変わる気がしませんでした^^;;もちろんたくさんデータを集めれば傾向はでるかもしれませんが、結果がでても「だから?」という感じですからねー ><)

さて、どうとる?の解答編いきますよ!

問題は2つでしたよね?タイフンvsクードロンの試合から、2つのタイフンのショットを取り上げてみました。

1つめはこれ。

結構悩ましい問題ですか?

なるほどー。

なんか、このコントロールがあるなら、だいたいどうやっても取れそうですが^^;; でも、こういうアンブレラは結構よく見かけますよね?

そして2つめはこっち。


こたえはこちらでした。

わたしのようなポケッターには全然思いつかない球でした^^;;

みんな大好きリボイスですね^^;; かなり短いところ(0.5Pあたり)から落としてるのがポイントでしょうか?

 

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雑談

1タップのヒネリ

とうとうWPSが終わりましたね!初回大会の優勝者はラズラン・チナホフ!

チナホフの初のビッグタイトルですね!!チナホフファンとしては嬉しい^^)// ジェイソン・ショウとかオルコロとかイグナシオとか他にも好きな選手はたくさんいますが、チナホフやアップルトンは参考になるというのがいいですね^^)/

ところで、ブラッドEXさんの疑問からのお題で鈴木さんとわたしがブログを書く流れになりました^^;;;

ちなみにこの記事の前に同じ内容を鈴木さんも書かれてますよ

さて、そもそも話はブラッドEXさんのこんな疑問。

いやいや、こんなの聞くまでないでしょ、とか思ってたりしてましたよ。ね?

と思ったら、意外と答えがバラついてますね。いわゆる半タップ(だとわたしが思ってた)を1タップと言ってる人が20%いるんですねー。

ちなみに私は1タップのヒネリといえば左をイメージしてます。が、実際には1タップのヒネリが実際のタップの大きさとどういう関係にあるのか知りません^^;;;

慣例としてワンタップのヒネリといっているだけで、私は普段は1P(1ポイント)のヒネリと呼んでいます。

こういうことですよね?(図はそれぞれ長クッション)

要は手球がクッションに入ってから、4P進んだところで、1Pズレるヒネリってことです。

といっても、これもテーブルコンディションにもよりますし、手球の強さによっては向かいのクッションに入る前にヒネリが少し消えます。また、力加減によってクッションからの開き方が変わってくるという問題があります。

といっても、細かい話を全部埋めていては会話にならないので(全てに関して、「場合によりますねー」ではコミュニケーションが成り立たない)、まぁざっくりで1Pのヒネリと言ってます。そしてこれがおよそ1タップのヒネリに近いと思います。

ところで、1タップのヒネリってどんな感じでしょうか?そもそもタップの大きさってキューによりますからねー。よく言われる基準の13mm(最近のトレンドでは少し太め)と、結構細い11.5mmのタップをそれぞれ手球に対して置いてみましょう。

13mmのキューだと、

11.5mmだったら

うーん、微妙^^;;

ちなみに手球に四角を書いてありますが、これは限界撞点を示しています。これより外はつけません。(実質使えるレベルの撞点ということでいえば、これよりも5-10%狭いエリアをイメージしてください)あと撞点っていうのは図のタップの中心ではないですからご注意くださいね。

また、図上では微妙ですが、実際に11.5mmのキューを普段使ってる人が13mmのキューでひねろうとすると、撞点が合わないかもしれません。実際にわたしはOB ProからACSSにする時に苦労しました。普段、横の撞点はいいのですが、縦の撞点は結構細かく使い分けてる(つもり)なんですが、それがシャフトの径が変わってから1ヶ月くらいは壊れてました ><)

図で見るとあんまり違いがないようなんですけどねー。

人間の感覚はすごいっすねー。

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雑談

どうとる?その3

今やってるダレン・アップルトンのプロモートしてるワールドプールシリーズ(WPS)はとうとうラスト4出揃いましたね!
アップルトン、チナホフというわたしの好きな選手コンビが、それぞれリーバン・コルテッザ、ヨハン・チョアと戦うという、ヨーロッパvsフィリピンの、ベテラン対決と若者対決という構図ですね。

と書いていたら、ヨハン・チョアにラズラン・チナホフが勝ってた!今、ダレン・アップルトンとリーバン・コルテッザの試合中でしょうか?

ちなみにWPSはジャンプキューが相手からの回り番でのみ使用可能で、しかも1試合2回というルールですね。これはなかなかいいですよねー。会場のスタインウェイにはジャンプキューが嫌いなプレイヤーがいますが、このくらいなら許してもらえそうです^^;;

さて、いくつかネタがありましたが、外出まで時間がないので、今日もスリークッションの問題です!今回は、実戦からですよ!

Billiard 3 cushion – Frederic Caudron vs Tayfun Tasdemir – 2015 Guri 3 Cushion Worldcup、トルコのタイフンvsクードロンの試合から2つ。いずれもタイフン(黄色)のショットです。

とおもったら、間違えて手球を白で書いてしまいました!!実戦ではタイフンは黄色でしたが、この図では、手球が白です!!

 

まず第一問。手球は白。黄色がコーナーにあって、受けがいいですし、外れた時のことを考えると、できるなら赤から行きたいですよねー。引いてバタバタでは受けが悪そう。わたしなら、右上で赤→右の短→下の長→上の長という行って来いショットになりそうです^^;;さて、タイフンの選択は?

 

そして、次はこれ。赤が近すぎて、赤→上の長→左の短→下の長は厚みがなさげ。一方、下の黄色から下の長→左の短→上の長と、こっちの箱球もいやらしい(厚みも嫌だけど、厚めにどんと行くので黄色が赤にキスしそうなラインを通りそう)

あなたならどうします?^^)// でなくて、タイフンはどうしたでしょうか?

 

解答はこちら

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雑談

どうとる?その2の答え

さて、先日だしたどうとる?の解答編です。

問題はこちらの配置。手球は黄色、白からいくという問題です。

普通のとり方じゃないですよ、ということで、実際にはこんなとり方しないと思いますが、

答えはこちら^^)//

ただのダブルレールでした^^;;

ポケットプレイヤーの皆さんは比較的気づきやすかったんじゃないでしょうか!(^^;;;

わたしは思いもつかなければやろうとも思わないパターンですけど!^^;;

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キュー

ハイテクシャフトとノーマルシャフトはどっちがたくさんヒネれるか?

この疑問は思いますよね?実際には、そこまでいっぱいヒネるなんてことはないので、答えはどっちでもいい気がしますが…

でも、ハイテクシャフトの方がよりヒネリが乗る気がします。気のせいですか?

実際に手球へのヒネリの限界が仮に2.5だとすると普段使いのヒネリは1-1.5といったところでしょうか?ハイテクシャフトの方が左右方向のズレ(=トビ)が少ないので、1.5のヒネリでも安心して撞くことができると思います。

また、例えばノーマルシャフトの限界ヒネリが2.5だとすると、ハイテクシャフトでは2.6や2.7までヒネれるんじゃないかと思ってました。

実際はどうなんでしょうか?

 

って、思ってたんですが、とっくに答えは出てましたね^^;;

あれー、逆にハイテクシャフトの方が限界が低いんですね。知らなかったです。

ちなみにビデオはお馴染みのColstateのDr.Daveのものです。まぁ、こんなの実際にはほとんど影響がないレベルだと思いますので、あくまでも好奇心の範囲の出来事じゃないかと思います:->

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雑談

どうとる?その2

さて、知人がFacebookで海外のプレイヤーのショットをシェアしてました。なかなかおもしろい球でした。

手球は黄色です。そして、白に先に当ててから3回以上クッションさせてから赤に当てる球です。(上の長クッションに当てて、薄めに白に当ててから、左の短、下の長、上の長、赤という4クッションではないです)

ちなみにぱっとみて、思うのはこの表回しのパターンでしょうか?(そしてこれではないです)

この表回しはちょっと厳しそう(表回しであってます?)、そしてこれでもないです。

そして、キスが超怖いけど、こういう裏回しでもないです。

こっちもいける気がしませんが、この形でもありません。

 

今回の「どうとる?」は、実戦での球じゃないので、かなり遊びです!!なので、答えを見たあとで怒らないでください^^;;;

あと、配置はいつものように微妙に違ってるかもしれません。(元動画はまたアップしますが、斜めのアングルできっちり場所が分かりませんでした)

→答えはこちらのページに!

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観戦記・ビデオ鑑賞

ハイスピードカメラでのインパクトとか

最近、Lucasiのキューが欲しいです。あー、どこかから最新のモデルの降ってこないかなー^^;;

さて、皆さんはDBKキューのビデオを見たことありますか?

ちなみにDBKキューはこちらのホームページです。

これが24,000fps(1秒24000枚での撮影)のフェノリック樹脂のタップでのショット、

 

これが24,000fpsの普通のタップ(モーリM)でのショット、

 

こっちが3,200fpsの押し球

 

こちらが3,200fpsの引き球

めちゃ高速なのにとても高画質ですよねー。これを見るとキューの振動は、撞いた後に発生していそうですが、「その人の撞き方がそうなだけ」という意見を否定することはできないですよね^^;;;

こちらは9,100fpsのオープンブリッジでのヒネリ

こちらが9,100fpsでのスタンダードブリッジでのヒネリ

 

これらの画像の解釈は各自お願いします^^;;

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雑談

やっぱ水物

ブレイクは水物といいますが、ほんとそれですよね。

ナインオンフットのブレイクを練習してからは、サイドブレイクが以前のようなブレイクが全くできなくなりました。

ショットスピードを抑えて、かわりに手球を跳ねにくくするようなブレイクばかり練習していたので、ブレイクのスピードがへっぽこになってしまいました^^;;;再度ブレイクではがんばっても30km/hとか32km/hくらいしかでなくなりました。

 

昔はどんな風にブレイクしていたのだろう?^^;;; いや、別にコントロールもスピードも特には困ってはいないのですが、たまにハードブレイクをしたくなることがあるのですが、さっぱりできなくなってしまったのです。

南無ー!