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システム・球の動き

ヒネリのスーパースロー動画

同じキュー(P3+バンテージシャフト+ハイブリッドマックス)を使って、いろいろな力加減で、いろいろヒネってみただけの動画です。実は撮影後にフォーカスが甘かったのに気づいて(プレビュー画面ではキレイに取れてると思ってた)、ちょっと精度が悪いと思ってます。

なお、もともと確認したかったのは、ヒネった時のズレ(トビ)の量で、それは速度に比例するのかどうかというものです。

また、同時にヒネった時の接触の場所とズレの関係も知りたかったです。

現時点での暫定の結論としては、

1.おそらくズレの量は速度に関係ないように思われる
2.そんなことよりも、撞点と速度の2つだけでキレイにズレが表現されない

といったところです。2については、計測誤差もありそうですが、それ以上に撞き方の差というのがありそうです。(撞き方の差が画像では少しだけ出ているのですが、今のやり方では解析しきれていないという可能性もあります)

「おいおい、俺ならもっとうまく解析してやんよ」って方はぜひコメントくだされば、コミュニティにご案内いたします(以前、サロン的なものへのご案内を書いたような)

また、別件ですが、RevoもしくはBK-Rushをお使いの方はアンケートにご協力くださいませ。

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システム・球の動き

ヒネリの瞬間のスーパースロー

というわけで、ヒネった瞬間のスーパースロー(8819fpsで撮影)です。いつものようにfat catさんのご協力で撮影しています。なお、いろんなキューでヒネった時について撮影しています。Revo,Vantage,ハオキュー(トビ少なめ)、ハウスキュー(トビ多め)、お楽しみください。

見るとこはタップの動きとかでしょうか。赤い線はキューの中心、紫の線が、インパクト直後のタップのズレです。黄緑の線はおよそのタップの接触点です。

なお、トビ(ズレ)の量(deflection angle)はこれまで使ってたソフト(kinovea)では、角度が1度単位なので、雑になっています。また、spin rateは、球が1個動いた時のヒネリの量ですが、引きとヒネリが入った時のヒネリ量が見た目でよく分かってないので、20%程度の誤差があると考えています。

動画アップしたものの、これ誰得?感は相変わらず漂います。ここからなにかの結論を引き出してくれて、それをフィードバックしてくれる人をお待ちしてます。

きっとティコ・ブラーエもこんな気持でやっていたんでしょう!(彼にはすごいパトロンいたけど!あとデータ隠してたけど!)

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雑談

平行移動と軸ずらし

よくこのシャフトはスピンが乗るみたいなことを言います。これが実はよく分かりません。可能性がないとは言わないもののあるのかなー。

わたしの認識では、ボールを真っ直ぐに撞くとこんな感じになります。

ちなみに猛烈にデフォルメして書くとこんな感じ。なお、L2は手球の中心を通るラインです。

この図を書いた段階で、いろいろと納得しました。思ってたのと違いましたが、図を書くだけで分かることがありますね。

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雑談

見越しのとり方

見越しのとり方って、これまで大きく3つのとり方をしてました。

基本的には撞点(と強さ)によって異なるのですが、大きな方向性としては、

1.平行移動

2.軸ずらし(ピボット)

3.狙い(イメージライン)ずらし(いま命名した)

4.雰囲気でやる(無意識系)

昔はハイテクシャフトを使っている今と比べると、トビ(ズレ)の多いノーマルシャフトを使っていたので、基本的には3の狙いずらしをやっていました。あ、厳密には4と3のミックスですね。

狙いずらしというのは手球と的球の距離が4P離れている時はこの撞点は3cmズレるといったことを覚えておいて、この撞点で的球までの距離が6Pあるので、4.5cmずらしたところにイメージボールの中心があると思って構えよう、といったものです。

これは毎回少しだけ計算をしないといけないものの、撞く方向と身体の方向が一致するので、こじりにくいという特徴があると思います。

そして、今は内側の撞点は基本的には平行ずらし、外側の撞点は軸ずらしでやっています。平行ずらしというのは、シュートライン(手球の中心とイメージボールの中心を結ぶライン)とキューが平行になるようにするという狙い方です。

軸ずらしは、シュートラインにキューを置いたあとで、キューのどこか一点を軸(ピボット?)にして、その点は動かさないで撞点に構えるというものです。ピボットターン、という言葉が小学校の時に流行っていたことを思い出します(バスケで習った?)

さて、ここんところ迷子になっていたのは、この見越しのとり方についてです。自分が撞きたい撞点で見越しを取る時に平行ずらしでは、ズレがでるし、かといって軸ずらしでは、キュー尻基準にしてもずらしすぎてしまうということです(バンテージシャフトはトビが少ない!)

これまで、こういったものは4の雰囲気でやるで対応していたいのですが、基準を持っていないのはヤバイ。

と思ったら意外とあっさり解決。2つの方法がありますが、一つは少しだけ平行移動をしたところでキューを構えてそこから軸移動!ハイブリッドです。これアリ!

もう一つは、軸移動をしながら構えて、少しだけ右手の位置をずらして、見越しを調整。ただし、最初に構えたところと違うところに右手の位置がくるのでちょっと不安です。

最近はこうやって見越しをとっている(トビを相殺している)ところです。この期に及んでいまさら見越しの量を調整とか何やってんだ、って話ですよね ><)

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雑談

ヒネリの練習中(見越しが迷子)

とうとうモスコニカップが始まりましたね。

周りの評判ではヨーロッパ。まぁ、ヨーロッパという枠ではあと3チームくらいアメリカに勝てそうなチーム作れますもんね。

フィリピン、台湾、アメリカ、ヨーロッパ2チーム(ドイツ以北、ドイツより南(フランス、イギリス等)、くらいに分けても面白いかもしれませんよね。

ところで、わたしは先日書いたように撞点を絞って見越しをいまさらながら覚えようとしています。いまさらすぎですね^^;;

さらに少し見越しを探っていたのですが、まったく分からない ><) これまでどうやってヒネっていたのでしょうか?(ヒネった時は外していたという可能性も否定できないのが恐ろしい)

しばらくはヒネリの練習してみます!お前、何級なんだよ><)

P.S.

おまけ、思いもつかんダブルレール(思いついてもやっちゃダメ)

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雑談

アナログ→デジタル

これまで撞点の刻み方とか見方っていうのは適当(よく言えばアナログ?)だったのを、タップを基準にすることにしてみました!

すごーくよく言えば無段階だったのを4段階にしたって感じでしょうか?ただし、真ん中付近はほんとはアナログです(細かい)

何かというと、これまでもトビの量(≒見越しの量)を間違えてシュートミスすることがあったので、それを減らそうと思っています。そのために見越しの量をある程度一定にしたいな、と。

そこでこれまでも見越しの量はいくつか覚えていたのですが、改めて、また撞点を絞って覚えてみることにしています。

撞点ごとに、どのくらいのトビがあるのか(カーブは無視、こっちはショットスピードや距離によってかわるので、あとで計算)をハードショットをして記憶。そして、どの撞点は平行移動で?、どの撞点はピボット(キューのどこかを軸にして方向を変える)で?また、そのピボットポイントはどこか?、を調べていきます。

実はこの撞点のデジタル化はある程度落ち着いてきたら解除する予定ではありますが^^;;あと、実際にはいつも雰囲気で見越してるんで、それをある期間は意識的に行いたいなーと思っています。

なんか、今のところからもう一つ上に行く手段がなかなか見つからないなー、とは思いつつも細かいネタは少しづつ拾えている気がします。道遠いなー。

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雑談

1タップのヒネリ

とうとうWPSが終わりましたね!初回大会の優勝者はラズラン・チナホフ!

チナホフの初のビッグタイトルですね!!チナホフファンとしては嬉しい^^)// ジェイソン・ショウとかオルコロとかイグナシオとか他にも好きな選手はたくさんいますが、チナホフやアップルトンは参考になるというのがいいですね^^)/

ところで、ブラッドEXさんの疑問からのお題で鈴木さんとわたしがブログを書く流れになりました^^;;;

ちなみにこの記事の前に同じ内容を鈴木さんも書かれてますよ

さて、そもそも話はブラッドEXさんのこんな疑問。

いやいや、こんなの聞くまでないでしょ、とか思ってたりしてましたよ。ね?

と思ったら、意外と答えがバラついてますね。いわゆる半タップ(だとわたしが思ってた)を1タップと言ってる人が20%いるんですねー。

ちなみに私は1タップのヒネリといえば左をイメージしてます。が、実際には1タップのヒネリが実際のタップの大きさとどういう関係にあるのか知りません^^;;;

慣例としてワンタップのヒネリといっているだけで、私は普段は1P(1ポイント)のヒネリと呼んでいます。

こういうことですよね?(図はそれぞれ長クッション)

要は手球がクッションに入ってから、4P進んだところで、1Pズレるヒネリってことです。

といっても、これもテーブルコンディションにもよりますし、手球の強さによっては向かいのクッションに入る前にヒネリが少し消えます。また、力加減によってクッションからの開き方が変わってくるという問題があります。

といっても、細かい話を全部埋めていては会話にならないので(全てに関して、「場合によりますねー」ではコミュニケーションが成り立たない)、まぁざっくりで1Pのヒネリと言ってます。そしてこれがおよそ1タップのヒネリに近いと思います。

ところで、1タップのヒネリってどんな感じでしょうか?そもそもタップの大きさってキューによりますからねー。よく言われる基準の13mm(最近のトレンドでは少し太め)と、結構細い11.5mmのタップをそれぞれ手球に対して置いてみましょう。

13mmのキューだと、

11.5mmだったら

うーん、微妙^^;;

ちなみに手球に四角を書いてありますが、これは限界撞点を示しています。これより外はつけません。(実質使えるレベルの撞点ということでいえば、これよりも5-10%狭いエリアをイメージしてください)あと撞点っていうのは図のタップの中心ではないですからご注意くださいね。

また、図上では微妙ですが、実際に11.5mmのキューを普段使ってる人が13mmのキューでひねろうとすると、撞点が合わないかもしれません。実際にわたしはOB ProからACSSにする時に苦労しました。普段、横の撞点はいいのですが、縦の撞点は結構細かく使い分けてる(つもり)なんですが、それがシャフトの径が変わってから1ヶ月くらいは壊れてました ><)

図で見るとあんまり違いがないようなんですけどねー。

人間の感覚はすごいっすねー。

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キュー

ハイテクシャフトとノーマルシャフトはどっちがたくさんヒネれるか?

この疑問は思いますよね?実際には、そこまでいっぱいヒネるなんてことはないので、答えはどっちでもいい気がしますが…

でも、ハイテクシャフトの方がよりヒネリが乗る気がします。気のせいですか?

実際に手球へのヒネリの限界が仮に2.5だとすると普段使いのヒネリは1-1.5といったところでしょうか?ハイテクシャフトの方が左右方向のズレ(=トビ)が少ないので、1.5のヒネリでも安心して撞くことができると思います。

また、例えばノーマルシャフトの限界ヒネリが2.5だとすると、ハイテクシャフトでは2.6や2.7までヒネれるんじゃないかと思ってました。

実際はどうなんでしょうか?

 

って、思ってたんですが、とっくに答えは出てましたね^^;;

あれー、逆にハイテクシャフトの方が限界が低いんですね。知らなかったです。

ちなみにビデオはお馴染みのColstateのDr.Daveのものです。まぁ、こんなの実際にはほとんど影響がないレベルだと思いますので、あくまでも好奇心の範囲の出来事じゃないかと思います:->

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フォーム・ストローク

ひだり、みぎ

先週はスリーの月例会に参加してきました。結果は…まぁ、いいんですが。

このときにポケットとスリーを両方やる人(二人しかいなかった。っていっても今も稀につく人は一人だけ)に「スリーとポケットでストロークは全く違うか?(変えてるか?)」と聞いた所、変えているとのこと。

やっぱりそうなんですかー。うすうす、そうじゃないとまずいなーと思ってたんですよねー。

ところで、よく「自分は右フリが苦手」とか「左フリのこの厚みが..」っていう話を聞きますが、わたしはこういうのわかりません。いや感じてないだけという気もしますが..

(加えていうと、右フリと左フリがどっちがどっちかも分からない^^;;

ただ、手球がレール際にあるような球とか、ストレッチ(≒背伸び?)して撞くようなときに身体が右向ているか左向いているかでポイントが変わるなー、とは思ってます。

要は右と左の差が分からないっていうことです。ちなみにナチュラルにど真ん中は撞けないのですが、右をひねる時と左をひねる時で撞き方も、撞点のイメージも変わりません。

右ヒネリはのりやすいなー、とか感じたことないんです…

と思ってたら、最近読んでた本(Sid Barnnerの”3 Cushion Billiard Systems: Billiard Secrets from a Professional Amateur”)の中では、スリークッションのファイブ&ハーフ的なシステムの中で、「こっちは右利きのプレイヤーは、少しヒネリと増やすか少しオープンスタンスぎみで」とか書いてありました。

えー!

たしかに右利きの人はMax右とかヒネリにくいので、要注意とは思ってましたが、その解決にオープンスタンス気味(右肩を少し開くということ?)とは….

こういう対策もあるんですねー。今度、上級者にあったら聞いてみるかな..

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システム・球の動き

「順か逆か」の結果!

順か逆か」という記事ではアンケートをお願いしました。ご回答頂いた方、ありがとうございました!!

こういう配置で、なるべく横に動かさないためにはどう撞きますか?というものです。

IMG_0348

選択肢は
1: 逆(図では左)を撞いて、手球が横に走りにくくする
2: 順(図では右)を撞いて、的球を厚めに狙ってスロウで入れる
3: イレを重視して、ヒネらずに撞く
4: その他(以下の説明に書いてください!)

の4つです、皆さんならどこを撞きますか?(アンケート回答者の方以外は、考えてみてください!)

私は、1の逆でしかも少しだけキューを立てる(入れが寒くなければ)という感じな気がします。

普通は、ヒネらないか、逆か、どちらかだろうなー、と思ってました。私の想定では、この4つでは、
1.逆 4
2.順 1
3.真下 8
4.その他 3
くらいな比率じゃないかなーと思ってました。

そして、実際の結果はこちら。
1: 逆(図では左)を撞いて、手球が横に走りにくくする 14件(26.4%)
2: 順(図では右)を撞いて、的球を厚めに狙ってスロウで入れる 15件(28.3%)
3: イレを重視して、ヒネらずに撞く 18件(34.0%)
4: その他(以下の説明に書いてください!) 6件(11.3%)

意外にも順派が逆派よりも多い。そして、結構ヒネる人が多いようですね〜。

そして、順と逆がほぼおなじ比率というのも意外でした。

うーん、これは…今度試してみないと。

ちなみに私は、順で止めるのは最終手段ってかんじです。やらないわけじゃないですが、滅多につかいません。まー、使い慣れてないからっていう話もありますが^^;;

なお、アンケート本体はこちらです。詳細も読めます。とても参考になりますよー。

皆様、ありがとうございました!!アンケートの結果のコメントを参考にしながら撞いてみます!