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システム・球の動き

B級中くらいの人に結構大事なこと

B中くらいといっても地域によってレベルのバラ付きはありそうですが、私が周りを見ていて思ってることです。

こういう球。

IMG_0318

 

これ、クッションに当ててのヒネリ具合ですね。

 

これ大事ですよねー。これが分かってれば手球を第一クッションに正しく入れればそこからのラインを正確に出せますよねー。B中くらいの人にとっては、力加減は難しいかもしれませんが、ラインの正確さはある程度目指したいところです。

このようなヒネリ加減をまずはしっかりとりましょう。

 

また、実際には手球をクッションに向かうのとは違って、厚い球の場合はヒネリがたくさん残る..というか速度はかなり減るのに対してスピンが残りますし。また、特に厚い球の場合は第一クッションまでの距離が遠い場合は走ってる間にスピンが消えます。

もちろん的球に当たることによるいわゆるもらいヒネリについても考えないといけません。

クッションへ入る時のスピードが早いような場合は、ヒネリの効果は減るでしょう。

実際にはこのようにヒネリ加減だけでなく、手球と的球の厚み、そして的球とクッションの距離、もらいヒネリ、手球がクッションに入るスピードといった影響を考慮しながら、ラインを確認する必要があります。

逆にこのあたりをイメージする癖をつけておくと、ある程度手球のラインを正確に読むことができ、B上くらいのポジション力に近づくんじゃないかな〜と思ったりしてます!

普段から!!

 

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ミスりがちな8から9

この球、ついついざっくりついて失敗しがちです。

こんなイメージで撞いたりしますよね。

IMG_0231

でも、薄めに入るとあわわわわわ。

IMG_0232

9がもうちょっとフット側にあるとさらに大変ですよね。

8をポケットに対して薄めに入れても大丈夫なように、少しだけ右ヒネリを増やしておけばいいのに…

と先日気づいた。

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センターショットでの許容誤差その2

5/12の夜に修正しました。

おはようございます!

昨日の件です。センターショットでの入れの精度の問題です。書きながら昨日の間違いも発見してしまいました _o_

まず、スロウの件です。相変わらずヒネリは無視です!

Jack KoehlerのScience of Pocket Billiardsからスロウを見てみました。グラフなので読み取りずらいですがおよそ1度の厚みで0.05度のスロウ、2度の厚みで0.1度のスロウといったところでしょうか。

ちなみにcol.eduのページ(ここら)の資料を見てみると..これですね。

こちらから見ると2度で0.3度くらいでしょうか。そうすると(ざっくりで)最大10%程度の影響があるかもといった感じでしょうか。10%という想定は大きすぎるだと思いますが。

ポケット配置20150511001
また、ポケットの大きさは昨日の記事では、球2個という想定をしましたが、ここは厳しすぎでしたね。実際には、ポケットをかすっても入ることがありますもんね。

こういう感じでしょうか?

ポケット配置20150511002

ポケット配置20150511003

ポケット配置20150511004

ポケット配置20150511005

うーん。片側の誤差で、45度分ポケットを甘くすると計算しなおしてみると、57.1mm(の半径)のcos(45度)分を甘くすると、20.2mm分ポケットが甘くなります。

atan(28.55+20.2/1420)を計算して、1.97度。

sin(1.97度)×57.1mmの半径で(←ここ、昨日間違えたとこ)、片側の誤差が0.98mm11.96mmすね。なので両側の誤差で 1.96mm3.92mmでしょうか。

※上の計算を5/12の夜に修正しました!

スロウの分があるので、これに最大10%くらいの許容が起こるんじゃないかと想定してます。ツノの許容量が少し大きめな計算だと思います^^;;

※最後のコメントも5/12の夜に追記しました。

 

 

昨日の(計算違いしてたと思う)計算より小さくなってる^^;;

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センターショットでの許容誤差

5/12に誤りがあったので追記しました。→さらに5/12の夜にその追記を削除。

知人が、センターショットの許容誤差が+-(?)0.6mmみたいなことをつぶやいてました。今、ぐぐったら、0.6mmって数字をあちこちで見かけますね。

 

ほんとかな??計算してみよう。

テーブルの大きさは1270mm x 2540mm
センターショットで的球が走る距離は、ボールの大きさとポケットの深さを無視すれば、1270mmと 1270mmの半分を辺とする直角三角形の斜辺の長さですね。これを計算すると1420mm。この1420mmが、センタースポットからポケットまでのおよその距離ですね。

ボールの大きさは57.1mm。ポケットのサイズは簡単のため球2つ分としましょう。すると、片側で許容される誤差はボール半分なので28.55mm。

つまり、1420mm走らせて片側で28.55mmの誤差に収める必要があります。

この1420mmで28.55mmの誤差というのを角度に直すとatan(28.55/1420)を計算して1.15度。
※atanというのはタンジェントの逆関数のアークタンジェント

的球のサイズの57.1mmの1.15度の誤差はsin(1.15度) ×57.1mmで1.148mm。

つまり誤差が+-1.148mmの範囲で当てればセンターショットが入るってことですね。左右合わせておよそ誤差2.3mmって感じですかね。

たぶん。

(間違ってたら誰か指摘してくれるに違いない..)

5/12追記

最後の計算で57.1mm の1.15度の誤差でsin(1.15度)×57.1mm としてますが、実際にはここで、sin(1.15度)×57.1mmの半径と計算するので0.574mm つまり左右合わせて+- 1.15mmの誤差ってことになりました!正しいかな…

この件、手球の大きさを考慮するのを忘れていました。結果的には「間違い×間違い」で打ち消し合って元の計算があってました^^;; こうさんありがとうございます!

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引きのポジショニング

ビリヤードブログはネタに困りがちですよねー。

そういう時にどうするかというと、人のネタに丸のっかりでしょうか^^;;

(あんまりやると怒られそうだけど..)

まずは、ブラッドさんのこの記事を読んでもらって。

こういう時の考え方を説明するために図を作ってみました!

IMG_0122
これで1から他の球に当たらずに2に出すということですね。ブラッドさんのとは配置少し違うけど、まぁいいや^^;;

注:この配置図をよくみると7が左上のコーナーに通ってないように見えますが、実際には7は左上のコーナーに通っているということでお考えください!!

点線が3本引いてありますが、これらは基本的に押しの限界、(縦方向が)無回転で当たった時のライン(=90度の分離)、引きの限界って感じですね。

引きは、ラシャによってカーブの具合とか変わりますが、まぁ、おおよそって感じです(たぶん本当の限界はもう少し右までいくと思うけど、そこまで私は攻めれないんでこの辺)

そうすると、この配置だと、まず大前提として少しは引かないとダメですよね。97にあたるかスクラッチなので。

そして限界まで引いてしまった時は、少しヒネらないと4に当たる可能性があるってことですね。

まぁ、実際には限界まで引いたらヒネれないので右の長クッションのあたりに出すには少し左をひねっていっぱい引くって感じでしょうか。

もっとも、上の配置図の場合は限界の半分くらいの引き加減で撞いてセンターあたりに戻すとちょうどいいって感じでしょうか。

ブラッドさんの配置図の場合は短クッションの真ん中あたりにも邪魔球があった(かわりに4の場所には邪魔球がない)ので、半分くらい引くってのではダメなんで、結構引かないとダメですけど。

 

あれ?何を書きたいんだったっけな…

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的球タッチの入れられる限界を忘れがちな件

毎回忘れてる球ってのがあります。ありますよね?

その筆頭がたまーに必ずでくわすこれです。

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タッチ球。的球がタッチしてるってヤツですね。

これ、9に当たらないで8を入れられるでしょうか?

答えはこういうことですよね。まず、基本は、この正三角形?

20150415001

そこまで正確に当てられるかって問題は別として、2つのボールとイメージボールが正三角形になるので、30度が理想的なラインですね。

ちなみに手球の位置によって、スロウで厚みの限界が少し変わりますよね(もちろん弱ければよりラインが変わる)あと、もちろんヒネリでラインを変えられます。

20150415002

20150415003

そうすると、こんな感じのエリアが入れられる範囲でここより外ならバンクでしょうか?弱めでヒネればもうちょっといけるかな..ただ、実際にはこんなギリギリのとこに当てられずもうちょっとマージンを取るので実際こんなとこかな。

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短の真ん中あたりのセーフティーその2

先日書いた短の真ん中あたりのセーフティーで忘れてたのはこのパターンでした。まずこのパターン。

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絶対に入れが残ってしまうのですが、手球は無視して的球を短の真ん中に持ってくイメージですよね。

私の場合は、バンキングの力加減をイメージして、厚みを見ながら的球が弱めのバンキングで転がっているのをイメージして、一回その力加減で素振りをしてから入ってると思います。

 

もう一つはこっちのパターン。薄ければ薄いほどいいってヤツですね。手球の位置はもっと右な気もします^^;;

この薄ければ薄いほどいいっていうセーフティーはたくさんパターンがあると思うのでたくさん練習しておくと便利かもしれません:->

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先ほどのめちゃ薄いってのは、例えば下のような配置に役立ちそうな気がしてます。

手球は90度に分離するので、そこから1番の厚みを測っておけば見た目よりも簡単だと思ってます(あくまで見た目より!)

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短の真ん中あたりの的球のセーフティー

短の真ん中あたりから、短短に離す系のセーフティーですが、こんなんでしょうか?前回の記事のコメントを参考にしてください^^;;;

※と思ったら、Fumyさんがこの件ブログに書いてました〜。こちら

私が想定してた球は多少雑に書いてますがパターンは4つでしょうか?

まず、これですねー。理想的には短短ですが、私の場合は実際こんな感じになります^^;;

このパターンは手球と的球の場所が特定の場合に限って使えますが、無理やりこのラインを出すのはできないと思います。

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手球を少し押してクッションにくっつけようとすると弱めになって、的球を右下のコーナーへの入れが残ったりしがちな印象があります。本当かどうかは試してみてください^^;;

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このフリが適当かわかりませんが、短クッションからひっかける感じです。手球とのフリと、的球の場所によります^^;; 決まると嬉しい球ですよねー。

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最後に、的球を球クッション(もしくはそれぎみ)にする球ですー。知らない相手や上級者にやるとひどい目にあいそうな気がしますが^^;;

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セーフティーの練習配置(初級者向け)

ビリヤードブログを書くというのは、ネタとの戦いです。

毎日、撞いている人で、しかも歴が浅い人ならネタもたくさんあるでしょうが..

ビリヤードブロガーは日々このネタ不足と戦ってるはずです。

たぶん!

 

ところで、このブログは誰にも言っていませんが、何人かの想定読者がおります^^;;

そんな中で先日受けた質問を踏まえて、セーフティーの練習方法を書いてみたいと思います。あ、ちなみに9ボールと10ボールが対象です。

といっても、私は大したことないので、これだけできればセーフティー的にはB級は卒業って感じでしょうか。

まず、これですね。手球をすぐ近くの球に隠す。

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次に長クッションに離す球です。これ、めちゃ難しい印象があります。最悪にならないような厚みを覚えないといけないですね。

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今度は短短に離すセーフティです。こっちは比較的簡単で、めちゃ使えますね。成功率も高い上に返すのが難しいと思います。

練習で成功率を上げることも大事ですが、自分のセーフティとバンクでの成功率がそれぞれどのくらいか認識することの方が大事だと思ってます。

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最後に、慣れが必要ですが、決まった後にはかなり強力なセーフティーになります。

手球の位置を多少変えながら、厚みを覚えないといけない気がします。

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少し跳んでるってば

知人と話していて、手球が微妙に飛んでいるというのが認識されていなかったのでスローで録画してきました。

3つのショットは全て力加減は同じくらいのつもりで、やや強めにセンターショットをしたくらいな感じです。私にとっては普段の球撞きで強さを気にせず撞ける限界でしょうか^^;; これ以上だと、トビとかいろいろ気にしないといけない感じです。なお、録画速度は全て8倍スローで撮ってます。

撞点はそこそこ下、ちょっと下、ちょっと上の3種類で試してみました。あ、上の撞点については弾き気味の撞き方をしていますので、普通の押しよりもジャンプ量が多めだと思います。

 

よーく見ると、バウンドしながら飛んでいるのが分かるんじゃないかと思います:->

え??お前の撞き方が悪いから??うーん^^;;

押し球ですね。たぶん2バウンドして当たってる気がします。

 

少し引きですね。4,5バウンドしてそうな気がします。

 

結構引きですね。4バウンドくらいでしょうか?

微妙ですが、跳んでますよね?

ショットの力加減が弱かったり、的球まで距離があるなら、的球に当たるまでに跳びはなくなると思いますが、跳ねているのが見えると思います:->

 

ちなみに今回は跳ぶのを見せるために撞いたので、普段はここまで激しく跳んでないかもしれません^^;;