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観戦記・ビデオ鑑賞

マニア向けビデオ

ふと見たビデオだけど、あんまりビリヤード関係ないものをご紹介します!

まずは、ストリックランドのものまね。

声とか喋り方とか似てますね。ストリックランドのプレイの真似はよくありますが、これは上手い^^;;;

あと、どこにニーズがあるのかよくわからない、ボーニングの釣りビデオ^^;;

ただ釣りをしてるのを眺めてるだけ^^;;

ボーニングは釣りが好きらしいですが、似合いますね^^;;

 

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雑談

ドリル練習を見る

先日見たドリルをオルコロがやってました。

One lazy Saturday afternoon, Robocop doing the same drill while Dodong Diamond watching… (different approach and style compared to DD’s, go see DD’s video of it)

Roy's Basementさんの投稿 2018年3月10日(土)

 

当たり前ですが、まぁ上手い^^;;安定ですね。また、なにげにチェックとか確認もちゃんとしてますね。少し怪しくなったところもありますが..

練習したくなってきた!!!

そういえば、オルコロといえば、ワールドプールマスターズでは、メウチにキューを変えてましたね。メウチのホームページにも記載がありましたが。

最近は、ジェイソン・ショウ、ケビン・チェン、デニス・オルコロと、メウチもマーケティングに力を入れてますね。日本でもしばらくあまり流通してませんでしたが、最近はまた力を入れ始めているようですし。

ちなみにワールドプールマスターズを見ていて他に思ったのは、シェーン・バン・ボーニングはキューテックのキューをスポンサーされてますが、グローブはモリナーリ(現在はPredatorの一部門?)とか、フェイエンはロンゴーニのキューをスポンサーされてますが、スコーピオンのジャンプキュー(これは昔から)ってとこでしょうか。

まぁ、グローブやジャンプキューってのは別におまけみたいなものだと思いますが。

あ、でもフェイエンはぼくの認識では世界トップクラスのプレイヤーの中では3本の指に入るジャンプ巧者なので、ロンゴーニもジャンプキュー作ってフェイエンに使ってもらえばいいのになー。

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ブレイク・9/10ボール

壁ドン

 

そういえば、長らく勘違いしていたことの一つにブレイクのイメージがあります。

いわゆる体重を乗せたブレイク、というのでしょうか?体重移動を伴うブレイクをする時は、はじめは身体の移動+肘の移動+手首の移動(+少しのスナップ)の足し算だと思っていました。なので、身体が前に行く速度+肘が前に行く速度+手首が前に行く速度が大事。

そのためには体重移動、肘の落とし、肘のたたみ、の3つをタイミングよく合わせることが大事だと思っていました。

ということは、ブレイクにおいては体重移動は前方向ですよね?

といっても、このころはプロの動画もあまりありませんし、デジカメの動画撮影もイマイチだったので、これが本当かどうかなんていうのは頭の中だけでのことでした。

それからしばらくして、歴も5年くらいになると、いやいや体重移動は「前」でなく、「前に行って上だ」と思ってました。

車が壁にぶつかった時に、壁の反作用を車は受けますよね?(通常それで壊れるけど) その反作用のイメージがボールへのエネルギーになりそう、と。物理的にはどうしてこうなるのかまったく分かりませんでしたが、とりあえず身体の前(わたしは右利きなので、左膝の前)に壁をイメージして、そこに身体をぶつけて、そこから身体を上に逃がすイメージだと、ブレイクがよくなるなー、と思ってました。


これ、どういう理屈なんだろう?、とずっと思ってました。身体を壁にドンと当てて、そのドンの力をうまく球に伝えてあげる感じですね。

と思っていたのですが、最近Kinoveaで撮った人の動画とかをしっかりコマ送りしたり、それを元に自分のブレイクを見直したりしてたところ、新事実発見。

いや、知ってる人には当たり前な気がしますけど。

この壁ドンって、壁に当たる反作用とかなんとかなんてなんも関係ないんじゃないでしょうか。

単に、懐を広くすることで、使用する間接を下(肘関節)から、上(肩関節)に変えることができるということだけですよね。

ここで、上腕よりも腕全体のほうが質量が重い云々なんていうのも全く関係なく(稲妻レッグラリアート理論は無視)、単に同じに近い角速度が出れば、肩関節で振ったほうがキューの速度が速くなるというだけのこと。

(上の赤いラインが、肘の移動距離、上体が高い方が肘を動かす余地がある)

どう考えても、これだー。

じゃあ、最初から上体をめっちゃ高くしてブレイクしてもいいのでは?、と思いますが、そうだと思います!

でも、タイミングのとりやすさとかあるのかなー、とは思ってますけど。じゃあ、本当にわずかに前方向へ体重移動しているってのはありそうかな。誤差かな。

まぁ、肘の移動の余地を残すことがすごく大事ってことだけは間違いないなー。

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雑談

世界トップ3か4 2018年版

昨日の自分の記事の関連記事の中に2014年10月に書いた

世界トップ3か4

という記事のリンクがありました。懐かしいなー。

この時の記事では、世界のトップ4は
1.シェーン・ヴァン・ボーニング
2.デニス・オルコロ
3.ダレン・アップルトン
4.ザン・ロンリン

かなー、と書いていました。ヨーロッパ一位はアップルトンでなくて、ホーマンかな?、とも思ってましたが。

ちなみに記事を書いたのはビリヤード復帰後1年くらいだったかな、現在のほうがいろいろと詳しくなってると思います。

それを踏まえて、この記事を今書いたなら、

アメリカ・カナダは、ナンバーワンは言うまでもなく、シェーン・バン・ボーニング(SVB)ですよね。議論の余地なし。2位が難しいところ。まぁ、2番手グループに、アレックス・パグラヤン、スカイラー・ウッドワードが来て、ビリー・ソープ、ロドニー・モリスってイメージでしょうか。アメリカはシェーン・バン・ボーニングは強いけど、それ以外のメンバーは世界レベルでいうとちょっと微妙。

アジアは一位が誰かって難しいですよね。台湾のザン・ロンリン、カー・ピン・イー、フィリピンのデニス・オルコロ、カルロ・ビアド、中国(?)のウー・チャーチンといったところでしょうか。昨年の成績だけならビアドがぶっちぎりですが、じゃあ、来年、もしくは2年後っていうと、この5人が横並びって印象でしょうか?あと、ケビン・チェン、チャン・ウールン、ウー・クンリン、の3人もこの5人との差が対してない印象があります。

もちろん、2年後、3年後という点では、フィリピンのジェフリー・イグナシオ、ヨハン・チョアやジェームズ・アラナス(ドドン)も入ってくるという感じです。アジアつぇー。

ヨーロッパナンバーワンは、ジェイソン・ショウでいいですよね?つぎがニールス・フェイエンでしょうか?その次のグループはフェイエンとわずかな差で、実績とかいまいちな人も入れながらだけど、アルビン・オーシャン、ダレン・アップルトン、ラズラン・チナホフ、エクレン・カチ、ジョシュア・フィラーかな?フィラーは実績が十分でないかも。トーステン・ホーマン、ミカ・イモネン、サンチェス・ルイスは一歩落ちでしょうか。ポーランド、ロシアあたりは若手もいろいろいそうし、2,3年後はフェイエン、アップルトンは若手に変わっていそうな印象あります。

あ、まとめると

1.シェーン・バン・ボーニング

2.ジェイソン・ショウ

3.デニス・オルコロ

4.カルロ・ビアド

かな??

ちなみにいつものAZBilliardの2017年度の賞金獲得ランキングを見ると、(チャイニーズ8関連は除いて)

アメリカ・カナダ
2.シェーン・バン・ボーニング
4.スカイラー・ウッドワード
9.アレックス・パグラヤン

ヨーロッパ
1.ジェイソン・ショウ
6.エクレン・カチ
8.ジョシュア・フィラー

アジア
3.デニス・オルコロ
7.カルロ・ビアド
10.ザン・ロンリン

うん、だいたいイメージ通りですね。(ビアドが思ったよりも賞金低かったけど)

いつものFargorateのトップ10を見ると

1.Shane Van Boening USA821
2.Jayson Shaw GBR815
3.Jiaqing Wu CHN813
4.Pin Yi Ko TPE812
5.Dennis Orcullo PHL811
6.Carlo Biado PHI807
7.Jung Lin Chang TPE806
8.Niels Feijen NED806
9.James Aranas PHL806
10.Eklenti Kaci ALB805

ふむ。FargoRateは出た試合での勝率ベース、獲得賞金は出た試合の賞金額の大きさ、なので多少差がつきますよね(AZBilliardは、ランキング対象の試合はアメリカ・ヨーロッパが多いので、アジア勢のランキングが少し下がる)

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雑談

ワールド・プール・マスターズ2018のスタッツ

今年のワールドプールマスターズのブレイクのスタッツがAzbilliardに載ってました。

元記事はこちら

ちなみにワールドプールマスターズはトライアングルラック使用のレフリーラック、勝者ブレイク。

トライアングルのレフリーラックのせいか、なんかジェイソン・ショウvsシェーン・バン・ボーニング(SVB)の試合では一番と手球がふっとんでましたし、ボールが変な挙動のブレイクがちょこちょこ見られます。いや、トライアングルを使用している段階でそれが狙いなんでしょうが。

ちなみにスタッツは

ブレイクの成功(ポケットイン&取り出しがある) 60% (勝利者 67%、敗者 49%)
ブレイク側の勝利 56%
ブレイクランアウト率 24%  (勝利者 29%、敗者 16%)
平均ブレイクイン数 0.9個(ブレイクイン時のみだと1.5個)

ブレイク成功率
ニールス・フェイエン 77%
ボーニング(SVB)  62%
その他 55%

ブレイクランアウト率
フェイエン 40%
ボーニング(SVB) 31%
その他 18%

 うーん、フェイエンデイですね^^;;でも、レフリーラックのトライアングルは今見ると何やらモヤモヤ感が残るような気もします…でも、これが妥当かなー。
 

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雑談

偶然の確率

ちょうどワールドプールマスターズがやってますね。なんでアレックス・レリーが出てるんだ?、とか、ウー・チャーチンが移動トラブルで出られなくて残念とかありますが、いつも楽しみな試合です。

ところで、ビリヤードのブレイク後についてツイッターで知人と少し話してました。ブレイク後はある程度運で、そこそこ実力だとは思ってます。

ただ、このある程度運っていうのはどこまで運とみなすかは、人によりますよね。手球があっちこっち動くブレイクしているのにスクラッチしたら「うわーっ、運が悪いわ」と嘆いている人もいますし、また、蹴られやすいゾーン(センタースポットからフットスポットのあたりの一帯)あたりに手球を止めて、一見ピタッと止めたのに2列目の球に蹴られてサイドスクラッチとか。

一方で、手球が真ん中あたり、1番がヘッド側のコーナーのそばにあるのに、ウイングの反対の球とか2番とかが間に入ってしまってショットがなくなることもあります。これは運なのかどうなのか..

弱いコントロールブレイクなら、運だけでないとも言えるけど、そうでなければ運、かな?

こういうので思うのは、ゲームの性質です。例えばビリヤードの通常のラインダシの場合は、多くの場合。例えば9点が最高、6点以上が合格という場合に、あるラインでの得点分布は

00000112233344455566666666677788899887766554443333221000

みたいになっていることが多いと思ってます。

上の図だと、9のあたりが高得点、そこから離れるにしたがって点数が下がるイメージです。

これでボールがかぶるゾーンがあった場合は

000001122333444555666110000117788899887766554443333221000
                       ↑ここだとボールがかぶる

なんてこともあるかもしれません。

でも、ブレイクって、

0000011723338449728191883762557448891221000

こんな感じでわずかな球転がりで全然スコアが変わることが多いですよね。もちろん、ある程度良いブレイクはありますが。
(なんとなく30km/h以上のような的球がある程度散らばるブレイクをイメージして書いてます)

この数字の分布が綺麗に並んでいるほどコントロールしやすい競技、バラバラであるほど運の要素が多い競技ということですよね。

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練習

ポジション練習

最近はポジション練習をしてます。

まずこんな感じの。

例によって細かいところは無視してください^^;;要はちょっと押したり引いたりと、力加減を組み合わせた練習です。これは基礎練。フリは毎回少しづつ変えます。イメージして、イメージしたとことボール2個くらいの差で収まるようにする(つもりで)ショットします。まぁ、そんなにうまく行きませんが^^;;

 

あと、わたしがすごく苦手なのはこっちのパターンです。

2クッションのダシ。こんな感じの球で、いくと、3段階程度の力加減(もっと弱いとか、もっと強いはできますけど)。力加減の精度が低いっす ><) いや、3段階というか、ズレる範囲が広いって言うべきでしょうか。

もちろん、ヒネリ具合を変えるとズレは増えていきます。

 

一人練習する時はこの球(配置は毎回微妙に変えたりする)30分くらいは試しているとおもいますが、精度が上がる気配がありません。

やってるうちに、ふと何かを得るんだろうな、と信じて練習を続けるしかない…ですよね ><)

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キュー

ノーマルシャフトとハイテクシャフトとスペクトラム

ノーマルシャフトとハイテクシャフトというのはどう違うのでしょうか?

たびたび思うのがこれ。よくハイテクシャフトを使ってるから云々とか、ノーマルシャフトじゃないと云々というのを聞きます。

じゃあハイテクシャフトって何?ハイテクシャフトって何?、と。

よく言われるようにトビの大きさは先端部の重さに大きく依存します。もちろん、その先端部の重さや固さ、そしてテーパーはキューのパワーに大きく影響を与えます。

例えばノーマルシャフトと言われるものでも、先角を軽い素材に変えるとトビが減ることはご存知の方も多いと思います。中空にするというのも一つの手。硬めの素材で中空というとマクウォーターのシャフトはアルミの先角(たぶん中空)というのもありますよね。硬い素材を使うことで、その分、中空でも強度を保つということでしょうか。

一方、中空でなくとも、かなり軽い素材を使うとトビが減らせるでしょう。また、そもそも普通の先角でも、先角を短めに作るか、後から短めにするとトビが減ったりします。

何が言いたいかというと、ハイテクシャフトとノーマルシャフトの分かれ目なんて微妙ってことです。まぁ、貼り合わせシャフトだと雰囲気的にハイテク感があるけど、貼り合わせだからトビが少ないってわけじゃないし。

また、中にカーボンを入れたりなんやかんやしてるシャフトでも、トビが少ないって訳じゃない。キューテックのSSTシャフトやカーボンコーティングのシャフトはハイテクなのかどうか?

一方で、ノーマルシャフトと言われているものも別の視点からすると、トビが少なくハイテクと言えます。先角が象牙や鹿角のシャフトに比べると、アリボリンやメラミンの先角のシャフトはかなりハイテク感があります。

じゃあ、ハイテクって何?一方、象牙の先角のキューでも、先角が長いほどトビが大きくなる傾向がありますよね。これは普通の素材でも同様ですが。んじゃ、5mmの象牙先角がついたキューは普通の象牙の先角のキューと同じなのかどうなのか?

当たり前ですが、結局、こういった「ノーマルvsハイテク」という対立は、明確に線が引けないものだと思います。

スペクトラムというのは連続体みたいな意味だと思いますが、この問題は主張者の線の引き方を主張してるだけとも言える気がします。ノーマル派がハイテク派を見るのは、象牙・鹿角派がノーマル派を見ることとも言え、その批判は常に自分の頭の上にもあるんだと思ってます。