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ブレイク・9/10ボール

レールブレイクを捨てよう

皆さんは、ナインボール派ですか?テンボール派ですか?

プロの試合はテンボールに移行していますが、多くの人はまだまだナインボールをすることの方が多いんじゃないでしょうか?しかも、ラックシートを使うことが多いですよね?

私はこれまでナインボールでも比較的フルブレイクをしていました。しかも、レールブリッジでのサイドブレイクです。私は右利きで、左側からブレイクという一番オーソドックスなパターンだと思います。

 

しかし、少し考えを改めました!!!

 

ラックシートのナインボールではフルブレイクいりませんもんね!いや、厳密にはフルブレイクしたとしても、レールブリッジほどのサイドブレイクしなくていいですよね?

 

そんな訳でブレイク位置をサイドから、

20141022-001

0.5Pから1Pくらいの内側にしました!

20141022-002

狙いとしては、キューが立っているのを減らして、ブレイクの際の手球の跳ねを減らすことです。手球が跳ねてしまうと厚みが完全に一致していない限りは手球がラックよりも向こうにいってしまいがちです。
(ジャンプしている球が当たった場合は分離角は90度になりませんよー!って僕も最近教えてもらいましたが..^^;;)

これを減らすために、キューを水平にして平撞きできる範囲でブレイクをした方がいいんじゃないか、って思いました。

20141022-003

ところでナインボールのブレイクでは、基本的に1番をコーナーにとれるように3クッション前後で止める(図のA)が理想で、2クッション目で止まる(図のB)力加減を避けないといけません。強めに撞いて、1をここまで持ってくるためには30km/hくらいは必要なので、今は平撞きの30km/h出せるブレイクの精度を上げるのが目標です。

結構、かかりそうです…

 

ちなみにそもそも1番をサイドに取りに行くっていうブレイクもありますが、これは別のお話…

あと、厚みを変えて、1番を上の長クッションの1クッションで取りに行くってのもありますが..

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雑談

世界トップ3か4

あるところで、先日のUSオープン9ボールの決勝戦の二人、ボーニングとオルコロを世界トップ3か4の二人と紹介していました。

二人が世界トップ3にしろ4の二人というのは皆さんも違和感がないんじゃないでしょうか?

それでは、世界一がボーニング、2がオルコロとして、世界3、4位は誰でしょう?
皆さんは誰だと思いますか?あ、そもそもボーニングとオルコロに異議を唱える人もいるかもしれませんが。

わたしは、3位は台湾のザン・ロンリンで、少しだけあいて4位がホーマンかアップルトンかなー、と思ってました。

ちなみにazbilliardのプレイヤーの獲得賞金を見ると、2014年10月22日現在で、
1.ボーニング $157,960
2.アップルトン $111,824
3.オルコロ $88,575
4.ホーマン $86,360
5.フェイエン $76,319
だそうです。ちなみにザン・ロンリンは9位で$49,000でした。

実際にはどのくらい試合に出ているかなどがありますけどねー。これを踏まえると、世界3か4位は
1.シェーン・ヴァン・ボーニング
2.デニス・オルコロ
3.ダレン・アップルトン
4.ザン・ロンリン
かなー。

3位は今年も良い結果を出していたアップルトンにしました。Accu-Stats All Star Invitationalという様々な競技をやるものでも総合1位だったのも私としてはポイント高かったです。4位はホーマンでもいいかもしれないですけど。今年に限って言えばあまりぱっとしなかったと思ってます。

ちなみに誰が世界3位、4位なんだろう?と自分なりのランキングを考え始めたら気になってしかたなかったです^^;; そういえば、全日本選手権には誰が来るんだろ?

見に行きたいなぁ。

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練習

メカニカルブリッジ2段づかいのレストジャンプ

先日、行われたUSオープンはシェーン・ヴァン・ボーニングの3連覇で幕を閉じました。決勝戦ではボーニングがメカニカルブリッジを2段にしてレストジャンプをしていましたよね。

 

なんかカッコいい…

 

これできるかな?

 

真似しよう!

 

そう思った方も多いと思いですよね?少なくとも、わたしは思いましたよ!

そんなわけでやってみました!やってみたところ、レストジャンプができるならそれほど難しくない、って感じでしょうか。メカニカルブリッジを固定するコツさえ掴めばいけると思います。固定するコツといっても、上に載せたメカニカルブリッジをしっかりホールドするってだけですけどね。

ただ、ワンショットワンキルのようなレストジャンプ用のブリッジヘッドと違って固定をちゃんとしないといけないです。専用のブリッジヘッドを使うよりも感覚的に2,3割精度が落ちてしまうと思います。

(使うメカニカルブリッジのブリッジヘッドによります)

 

 

ちなみに私が最初試した時は、下のタイプの白いプラスチックのブリッジヘッドを縦にした時のホールド力がないタイプのブリッジヘッドを2つ使ってやったんですが、これでは無理でした。

 

 

というわけで、下の段は下のようなタイプのものを縦にして、上段に上のタイプの(使いづらい)白い奴を重ねてやりました。

 

 

そうすると、専用のブリッジヘッドを使うよりも2,3割減くらいの精度でいけると思いました。ポイントはメカニカルブリッジの固定です。メカニカルブリッジを2つ重ねて使うことに慣れている人ならいけるんじゃないでしょうか。私は慣れてませんが。

 

余談ですが、レストジャンプは見た目よりも簡単というのがわたしの感想です。もしやってない人がいたら一度やってみてください!

普通のジャンプよりも、キューと視点が近いので厚みも見やすいですよ!!なんで普通のジャンプよりも楽だと思います。

唯一の欠点は、レストジャンプをするシチュエーションがめったにないことです。レストジャンプすると場外してしまうような配置も多いですしねー。

ちなみに、私はキューケースの中に下のようなブリッジヘッドを入れてますが、合い撞きではほとんど使ったことありません^^;;

 

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ブレイク・9/10ボール

トライアングルで、9ボールをフットに載せて、ブレイクボックスのブレイク

2014年のUSオープン9ボールは、シェーン・ヴァン・ボーニングの優勝で終わりましたね!

なんと、ボーニングの3連覇!!凄い!!!!すごすぎる!!!

特に12セット目のメカニカルブリッジ2段づかいからのジャンプは壮絶だったようですね!

 

こんなのわたしも初めて見ました!!

ブリッジ2段づかいは、14-1やワンポケットではたまにみかけますが、これでレストジャンプとは…

相手のデニス・オルコロもすごいアベレージだったようで、結局、トーナメントではボーニングに2回負けたんですが(ダブルイルミネーションなので)、それ以外は安定していたみたいですね!

さて、今回のUSオープンはブレイクがトライアングル使用のセルフラックで、9ボールをフットスポットに載せて、ブレイクボックスからのブレイクということでした。結構、プレイヤーからは評判が悪かったみたいですね。

9ボールをフットに載せた場合は、一番下のボールを少し浮かせて、後はしっかりくっつけてハードに割るとウイングのボールがコーナーインしやすい(かなり狙える)ですが、こうやってわざと後ろのボールを浮かせるというのはいいのか、どうなのか、というところでしょうか。(よくない)

ちなみに今回のUSオープンと同じようにラックをして、ブレイクの練習をしたら、やはり下が浮いてる時にウイングボール(左からブレイクする場合は、9番の左横のボール)がコーナーにダイレクトインしますね。

そういうラック以外ならば、1番がたまにサイドイン。そして、左側のコーナーにごちゃごちゃっとなんかイン(たぶん9番の1列後ろのボール)っていう感じでした。もちろん、ハードに割ってなんか入るってのは他にもありますが。

ちなみにわたしはまだ見てませんが、オルコロは弱めにブレイクをして、ウイングボールをコーナーあたりに持って行って、9番の1列の後ろのボールあたりがゴチャゴチャっと左奥のコーナーにいく中でなんか1個入るってブレイクを狙ってたそうですねー。フィリピン選手はラックについてもクレバーですよねー。

ところで、ラックシートでナインボールするとちょっと入りすぎるので、今回のUSオープンみたいなルールもありかなーと思いましたが、ラックの下を浮かせるという問題はなんとかしないといけませんよね。レフリーラックならいいでしょうが。

そう考えると、トライアングル使用のセルフラックのテンボールがやっぱりいいですねー。これなら、ちゃんと立てて2列目をサイドにインくらいで、わざと浮かせると死ぬ球ってありませんもんねー。

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雑談

通常の引き球のハネ具合

皆さん、自分のショットの時の手球の跳ねを気にしていますか?わたしは、ほとんど気にしてません!、っていいのかな。

ちなみに押し球に比べて引き球はそれほど手球が跳ねない(ジャンプしない)と思ってます。むしろ、引き球はあんまり飛ばないと思ってるので、ヤバゲな時は引き球を使ったほうがいいと思ってました。ただ、実際にはどんなもんか知りませんでした。

そんな訳でちょっとスローモーション(=ハイスピード撮影)してきました。今回は引き球のみです。4倍のスローで撮ったものを、さらに4倍に遅くしてます。

ちなみにショットは2種類の撞き方をしてます。キューを寝かせ気味でしっかりついた引き球と、キューを少し立て気味にしてしっかりついた引き球です。撞点は下いっぱいというよりも、よく使うくらいの撞点でついてます。

キューを少し立て気味の引きは、よく使う撞き方で、こちらは多少ジャンプしているとは思ってましたが、見たら意外と面白いですねー。

寝かせ気味

少し立て気味

両方共、ほぼ2バウンド目にあたってますね〜。意外と跳んでました。

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ブレイク・9/10ボール 観戦記・ビデオ鑑賞

トニーエリンのブレイク

トニー・エリンをご存知ですか?

ジョニー・アーチャーの盟友でしたが、2000年に若くして亡くなったアメリカの選手です。有名なのはブレイクで、90年代はブレイクの名手としてよく名前があがってた選手です。

たまたまYoutubeで見かけたので、ご紹介しておきましょう。見たことない方は必見。

ちなみにトニーエリンのブレイクは以下の時間あたりでやってます!
5:50
8:10
23:40
33:00

うーん。ジョニーアーチャーっぽい^^;; ちなみに、うちにあるUSオープンのビデオでは、もっと派手なアクションだったと思います。

でも、アクションの派手さの割には、手球が暴れてないですよね。すごい。

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練習

引き球の練習その2

昨日書いた引き球の練習ですが、今日も少しだけ試してきました。

配置は下の写真のように的球センター、手球ヘッドスポットで、引いて短クッション真ん中の球へ出すというのです。今日試したら、青のラインでなら長クッションの1Pのところまでは意外と簡単にできました。

2014-10-16ひきだま

 

 意外と簡単でした!!!

赤のラインは絶対に出来ないことを確信したものの、青のラインでなら1Pのところまで引くのは意外と簡単でした!

と思って動画を撮り始めたら、

10回以上やって、なんとか成功!

意外と簡単とかは、幻想でした!!

ちなみにマッセでも試してみましたが、手球がヘッドスポットだと少し遠いので手球を0.5Pほど手前に持ってきてやりましたが。この配置は難しいですね。しっかりキューを立てると引きがかかりすぎて届かないし、あまり立てなさすぎないようにしてズバンと撞くと、それっぽくは行きますが。

あ、でも、そもそもマッセでは的球がほとんど入らないし!

結局、30回から50回くらいやって、1回ポケットインしたが手球は戻ってこず。1回だけ的球がカタカタして、手球の雰囲気が出た球があっただけです ><)

 

結論: マッセでもこの赤線は無理でした!!

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雑談

クッション際の手球のショット

ちょうど、今、女子ナインボール世界選手権と同時に、USオープン9ボールをやってます。

USオープンは、ブレイクボックス&9ボールフット&トライアングルを使ったセルフラックというかなりハードなルールですね。2000年くらいにタイトラックが採用されて、デュエルやイモネンがさくさく取りきってた頃とは違う展開なんでしょうか?

このUSオープン9ボールについて、Play your best poolなどの著書で知られるインストラクターのPhil CapelleがFacebookに気づいたことなどを書いています。

その中で、以下の記事が面白かったです。

https://www.facebook.com/pcapelle1/posts/10152756955848959

ポイントとしてパグラヤンがレールから2,3センチの手球を撞く時に、6,7cmくらいだけテイクバックをとって、手球を転がしたということです。

レール際の球は、ショートストロークでテイクバックもフォロースルーも小さく、そして水平にといいますが、さすがパグラヤンですね。元々、彼はショートストロークの名手ですけど!!

と思ったら、この記事にちゃっかりダレン・アップルトンが、「俺のDVDで説明してるぜ」ってコメントしてました^^;;;;商売上手いですね。
http://www.theactionreport.com

ちなみにPhil Capelleの以下の2冊はとーーーっても面白いですよ!

 

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練習

引き球の練習

ポケットビリヤードの華の一つは引き球だと思います。遠い球をズババーーッと引くロングドローもいいですが、実戦で役立つのは効率的な引き球だと思います。

そんな時に役立つのはこんな練習です。

手球がヘッドスポット、的球がセンタースポットで、的球をコーナーに入れて手球を引きます。どこまで引けるか勝負です。手球が長クッションのサイドポケットよりも手前まで引けたら合格らしいです。

 

わたしはたぶん2,3割くらいできると思いますが、コツは..下を撞く!!できるだけ下!多少キューが立っていても大丈夫です。(逆にキューが水平でも大丈夫)

ラシャは遅くても早くてもできると思います。(新ラシャは知らないです!)

今日はこの球の改良版を某所で見たので、練習してみました。手球はヘッドスポットで、センターにある8番をコーナーに入れて9番にポジションです。赤線のようにサイドポケットよりも手前に入れるラインが正解らしいですが、何度やっても出来ません。

代わりに青線のように、1タップくらいのヒネリでしっかり引きをいれて、サイドポケットの向こうにクッションを入れてから右側の長クッションの2Pくらいに出すというのはそこそこ出来ました。

この青線の球はむかーし練習したことがあったんですが、その時はあまり出来なかったんですがいつの間にかできるようになってました。いぇい。

 

でも、赤線のように引き球は全然無理です。今度、マッセで試してみます^^;;そんな気分。

 

2014-10-16ひきだま

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14-1

入れが少しやさしい位の球が難しい

先週、知人に14-1の相手をしてもらってから、少し14-1が楽しくなってきました。練習しなきゃ、って気持ちが湧いてきてます。

でも、14-1難しいですねー。シュート自体は簡単な球が多いはずなんですが、ポジショニングゾーンが狭い。そして、その狭さを意識すると意外と簡単なはずの球を抜き始めてしまう…

たぶん、ナインボールよりも簡単な球が、なぜか14-1だと入らないという方多いんじゃないかと思います。

 

わたしの場合はナインボールやテンボールでも、入れの難易度が5段階評価で2くらい、ダシの難易度が5段階評価で3.5〜4くらいの球を意外と抜きまくってます。先日このことに気づいたのですが。14-1はこのくらいの球が多いですよね。おかげで抜きます^^;;

この球を厚みをあまり見ないで、そのまま撞いてしまっていたのをしっかり厚みを狙うようにするというのが最近の課題です。意識すれば多少改善するので14-1はちょうどいい練習になってます。とりあえずハイラン50を目指そうと思っていますが、まだまだ時間が必要なようです。

 

ちなみに14-1って、上に書いたようなやさしい球のシュートの安定性以外にも、細かい(主にノークッションでの)ポジション力、ブレイクの時のラックの割り方、ブレイクした後のかたまりの処理の仕方、ここ一番の難球のシュート力、取り方、など多くの要素が混ざってるので、一人でやってると楽しいですよねー。

いつハイラン50出るかな…