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システム・球の動き

1/8システムその2

先日書いた1/8システムというのはこんなヤツですね。。

ポケット配置20141110003

 

実際には1/8じゃなくて1/6くらいじゃないかとか、ラシャのすべりやすさや手球のワックスの影響で押しのカーブが出るとだいぶ膨らむだろ、とかいろいろ思いますが、まぁいいか。ともかくこんなんです。前回も書きましたが、厚みは1/2より薄い球です。

ところで、このシステムは的球をサイドに入れるならいいんですが、的球が短クッション際にあるとだいぶ違いますよね。たぶん上図のフリでクッション際にあると上のコーナーにスクラッチするか、長クッションに入るのではないでしょうか?

ポケット配置20141110004

つまりこんなんですね。実際にはコーナーでなくて、上の長クッションに入ると思います。

これは的球がクッション際にあるために押しの効果が変わるためです。的球がクッション際でなければ、1/8システムの計算はこんな感じでしょうか。

ポケット配置20141110001

ところが、的球がクッション際になると押しがブレーキ的な役割を果たすから下図のような感じになります。

ポケット配置20141110002

簡単にいえばだいぶ上に膨らむってことですね!!

クッション際の球の場合はよりカーブの影響が大きいのでテーブルによる差が大きいと思いますが、おそらく元々の1/3〜1/4くらいじゃないかと思います!!

実際にはいろいろ試してみてください!:-> 私は1/4を目安にしてます(あくまで目安。穴フリ具合で変わるし)

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システム・球の動き

1/8システム

先日書いた2/3システムは他の人も書いていたので、おそらく正しそうなシステムですが、今日のシステムはもうちょっと信用ならないかもしれません^^;;

というわけで、1/8システムのご紹介です。

このシステムは半分よりも薄い球でいっぱいの押しの際に、手球のラインを読むものです。

基本的には下図参照。

ポケット配置20141109-001

わかりにくいかもしれませんが、要は右下の手球で的球を入れていっぱい押した時のラインは、約1/8くらいになるっていうものです。

ちなみに押しのカーブ影響とか、実は1/8じゃなくて1/7が正解かもしれないとか、お前は押しが切れないだろ、とかそういう様々な問題をはらんでいるので、まぁ、目安と考えてください。

逆にこれが限界と考えると、撞点を下げることで、90度との間のラインも作れます。まぁ、システムってのはだいたい目安ですもんね。

 

なんか左右が逆になってしまいましたが、実戦ではこんな感じでしょうか。

ポケット配置20141109-002

サイドへ球を入れた後に押しだけでどこに進むかというラインですね。ここでは左上にスクラッチするかをチェックしているイメージです。このラインだとしなさそうですね!!

もともと手球のフリが2ポイント右に進むと上に1ポイント進むというラインですね。その1/8なので2ポイント進むと1/8ポイント上にいくという感じですね。つまり、右に4ポイント進む間に1/4ポイント上に進むといった感じです。

右の短クッションで跳ねた後は左の短クッションには基本的には入射角=反射角で進みますが、的球にあたった影響で手球に若干のヒネリが入りますので、このテーブルのラインくらいになると思います!つまり入射角=反射角という点で考えると左の短クッションでは上に3/4ポイントくらいいったところにいくはずですが、もらいヒネリの影響で縮みますので、おそらく1/2ポイントのあたりに入るはず、ということです。

この図は実際に撞かずに書いたものですので、一度試してみてください!

 

あ、サイドにしろコーナーにしろ、ラインについては厚みがズレる影響の方が大きいと思いますので、綺麗に的球を入れることが大事です!

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システム・球の動き

的球からの押し、引き

手球の押し、引きは的球に当たってから一定の時間持続します。一定の時間ってのは、球によって違いますが、そういうもんです。たぶん薄めの球でしっかりキューを効かすと持続時間が長い気がします。

このあたりのことが、ちょうどよーへいさんのところのブログ「ハードブレイクとビリヤードと」で最近詳しく述べられてました。面白かったです!!ご興味のある方は一度目を通してみてください_o_

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当て出し保存版 中編

当て出し保存版 後編

この記事を読んだ時に、この当て出しを普段から使ってるのにあんまり見たことなかったことに気づきました。そんな訳でスローで動画を撮ってきましたのでアップしておきます。

まずは、引きですね。

これ、14-1のブレイクでもっともよくあるパターンじゃないでしょうか?

7,8秒あたりの動きが引きですよね?ちなみにこれは8倍のスローで撮ったものですので実際には的球に当たった0.3秒前後あたりでしょうか。

次にもうひとつ引き。

14個のブレイクでなくて、その後のラックを削りに行く時のパターンです。的球が結構がっちりくっついているので押すとハマってしまうパターンですよね。4,5秒くらいのところで引きが見えると思います。これも8倍スローの録画なんで、的球に当たってから0.3秒後くらいの動きでしょうか?あ、この球はもう少し引いたほうがいいですね。

次に押し。

これもラックを削りに行く時のパターンです。的球が少し散らばってるので引きよりも、押して中から何か狙う、って感じです。4,5秒くらいのところで押しが見えますよね。これも8倍スローの録画なんで、0.3秒後くらいのところでしょうか?

実際に的球から押したり引いたりしている感覚はあるのですが、実際にスローで見たことなかったんで、意外と面白いですね!

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フォーム・ストローク

押し球はコンパクトに固まりたい

先日、よーへいさんの書かれている「ハードブレイクとビリヤードと」さんからリンクを貼っていただき、記事にまで書いていただきました。ありがとうございます!!

よーへいさんのブログはわたしの周りでも人気で、「よーへいさんのブログには…」なんていうことはよく聞くので、密かな嫉妬を感じてました^^;;

まずは、更新頻度で負けないようにがんばりたいです!

ところで、昨日は子供に深夜1時に蹴り起こされてから眠れなかったので、少しだけ練習をしてきました。

先ほど書いたマス割り率の記録もですが、昨日は以前書いたキューの終点をイメージした押し球を意識して球を撞いてきました。

手球がレールから1Pくらいのレールブリッジでドンと押し球を練習すると、キューを出しすぎてしまう(フォロースルーが長すぎる)ことに気づいたので修正しようと思ったためです。

ちなみに、試合などで縮こまったストロークをしている時には意識的にフォロースルーを大きくしないといけないと思いますが、普段はフォロースルーが長いのは良くないと思ってます。

なので、しっかり終わった形を意識してピシっと終点があるストロークをします。ポイントはコンパクト

ところで、こういったストロークをしていると、自分の場合は、撞いた後に身体がピシっと固まる感じがするのでいいと思います。

また、自分が撞いた時にどのようにキューを握りこんでいるかといった感覚がありました。意外と握りこんでます!自分の身体の感覚はかなり大事だと思いますが、これを感じやすいというのも利点だと思います。

終点があってコンパクトに止まることによって、ストロークだけじゃないメリットもあるんですね。

 

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フォーム・ストローク

押し球の2つのグリップ

というわけで、デジカメを買ったので、少しだけ録画してきました。

 

その中から、自分でもよく分からなかったものをアップします!!

 

私は押し球について大きく2つのグリップを使い分けています。1つめは中指と薬指を中心として、結構ゆるくキューを持つグリップです。もう1つ1つは人差し指と親指でしっかりキューを握る、指の間はあまり隙間がないグリップです。

 

中指と薬指を使ったグリップは、しっかり押したい時とか、弾かないで撞きたい時に使っています。こちらのグリップの方が、押しを乗せやすいという印象があります。

一方、人差し指でのグリップは、自分のほとんどのショットの基本なので、こちらの方が安定感があります。要は入れやすい。たぶん、グリップを気にしないでいいからが理由です。

この2つのグリップの違いですが、きっと撞くときのキューレベル(キューの角度)が変わっているのかなー、と思っていたのですが…

 

なんかショットの瞬間のキューの動きもだいぶ違ってました。動画のように、中指と薬指を使ったゆるいグリップではキューがビヨーンってなっていて、人差し指のグリップではキューはそのままです。ある点ではキューが手球に負けた撞き方と、負けない撞き方とも言えるかもしれません。

 

前者の方が綺麗に押せるってことは、手球に多少負けるくらいの方が押しにはいいのかもしれません。

 

でも、よく動画をみると人差し指をメインにしてる方が少しキューが立ってますね…ううーん。

(1つめが中指と薬指でのグリップ、2つめが人差し指でのグリップです)

 

 

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14-1

最近は少し押しも覚えた

以前は、14-1では引きを使ったポジションが多かったのですが、ブレイクしてからの手球のコントロールがある程度できるようになってきたので、押しでのポジションもできるようになってきました。
full-rack002.jpg
要はこのa,b,cのラインの撞き分けですね。この形のブレイクの場合はおそらく押しで第5列をなめてから、手球を短クッションから少し出させて右のコーナーに狙うんだと思います。この場合は手球がラックのどこをなめるかについてはそこまで正確じゃないと思いますが。
full-rack003.jpg
このようなフルラックでなく、しかも少し隙間があるクラスタの場合はa,b,cのコントロール、および手球が的球にあたってからどのくらい回転が残ってるかを意識しないといけません。
これまでは、このようなクラスタは引きをしっかりかけて手球をセンター付近まで逃すような形以外はほとんど読めなかったのですが、微妙な押しを覚えてからは多少コントロールできるようになりつつあります。

ポイントは、
1.厚み(=手球のライン)がラックにまっすぐでなく(図があるといいなぁ、そのうち書こう)、厚みがボール1/3くらいフット寄りにすること
2.手球をセンターショットして0.5P〜1P転がすくらいの押し加減で撞くこと(ドンとついて手球だけコロコロっと前に転がすような球)
ってとこでしょうか。

2は1Pだと少し長いかもしれません、この辺は厚みにもよりますけど。要は手球がラックにあたった後も少しだけ前進回転するようなイメージです。

ちなみに僕自信がへたれなんで、このままやってもうまくいくとは限りません^^;;

 

この球は、一定の力加減のセンターショットで、1P前に出す、2P前に出す、ボール2個前に出す、ボール1個前に出すといった練習をよくしていたから多少できるようになってきました。まだまだ成功率は低いんですけどね!ただ、応用範囲は広いな、と。