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キュー

ビリヤード文学

ビリヤードのキューについて読んでいると、「ビリヤード文学」といえるようなものにしばしばでくわします。ディーラーさんによって、こういった「文学」を好むところとそうでないところがありますよね?

 ABCは、伝統的な技法を使っていながらも、個性的なデザインで知られるキューメーカーでXXXにキュー制作を学びました。バットには希少な材料を惜しげもなく使い年間制作本数が非常に少なく、手に入れることが難しいキューで今回偶然にも2本だけ手にいれることができました。
 このキューは黒檀にピンクアイボリーで長短6剣のシンプルなものですが、独創的な3重リングのデザインがアクセントになっています。
 シャフトも長期間寝かせた厳選したものを使用しています。トビは若干あるもののパワフルで直進性が高いキューであり、バットとジョイントとのバランスも良いためか撞いた時のヴァイブレーションが手にクイックなフィードバックをもたらし、手球に素直に意思を伝えることができます。

こんな感じのやつです(今適当に書いた)

こういったビリヤード文学で使用しそうな言葉をいくつか集めてみました。本当はもっとちゃんと集めないといけないでしょうが、なんとなく調査&自分なりのものです。こういった言葉を組み合わせると自分のキューを雰囲気よく書くことができます。

手法、デザイン
美学、こだわり、伝統的な、最先端の、個性的、独創的、味のある、独特な

素材
寝かせる、熟成、乾燥、厳選した、重い、比重、木目、杢目、曲がり、希少な、貴重な、濃い、しっかりとした、年月、木目

ショット
振動、ヴァイブレーション、フィードバック、堅い、ソリッド、打感、やわらかい、芯のある、コシのある、強い、しなやかな、撞き心地、フィーリング、レスポンス、反応、しなり

球の動き
ノビのある、パワーのある、弾けない、しっかりと動く、意思を伝える、直進性、見越し、弾ける、押し、引き、スピン

たとえる
楽器、音楽、ワイン、ウイスキーにたとえる

では改めて、適当に今使っているP3とレボを適当に紹介してみましょう!

このプレデターのP3は、厳選された素材を独創的な技法を使って組み合わせたもので、製作には最先端の機械を使用して作られています。ショットはとてもソリッドな打感であり、シャフトの硬さが、芯のあるバットを経由して、手に独特なレスポンスを返し「ビリヤードを教えてくれる」キューです。このキューは、非常にパワフルで直進性があり、非常にズレが少なくほとんど見越しを取らなくても、しっかりとひねることができます。スピンと共に意思をしっかりと手球に伝えることが、「非常に楽な」一本に仕上がっています。

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雑談

久々にスリー

記憶にないけど、1年半ぶりでしょうか?友人から誘われたので、久々にスリーを神箸プロのお店ビリヤードJINに行ってやってきました。

ちなみに相手も3年くらいぶりとのこと。持ち点はお互いに16点だったので、最弱16点対決、といった感じでしたでしょうか。(と思ったけど、互いにそこまではひどくはなかった、普通の14点対決ってくらいでしょうか)

スリーは久々でしたので、いろいろ忘れてます。まず、友人が来るまで少しついていたのですが、初球があたりません。撞点とか全然覚えてません…昔わたしが撞いていた店のような撞き方だと、多くの店では少し長めになるんだと思いますが、そういうレベルでなく分かりません!!

20回くらいやって2回くらいしか当たってません!もっと撞いたかも!どんどんとテンション下がっていきます。

わたしはいろいろなものを記憶でプレイするタイプですから、時間が経つと猛烈にポンコツになりますね!!

 

あと、後からの反省ですがストロークとかよくわかりませんでした。弾けないように撞くとか、弾くように撞くとか、そういったことを意識する余裕が全くありませんでした。これは帰り道に「あ”ーーー」みたいな気持ちになりました。まぁ、一個づつですよね。

 

ちなみに自分のプレイじゃないですけど、めっちゃよかったのは、友人は上手いA級ですし、隣のテーブルでも神箸プロと上手いA級の方が撞いていたということもあってみんなのストロークとかショットを堪能させていただきました。スリークッションは、ポケットよりもいろんな撞き方やいろんな撞点、早めのショットスピードで撞くことが多いので、見ているだけで楽しいですね。どうやってそう撞くんだろう?

やっぱり、上手い人は、ハードショットしてもキレイですし、やわらかいショットもうまく撞きますね。そういうのやりたいんですよ!!

ちなみに自分のショットでない、友人のスーパーショット。この配置で手球は白です。


1.黄色と赤の両方に当てる、2.2つめの球に当たる前に3回以上クッションに入っていないといけない、というのがスリークッションのルールです。あなたならどうします?

わたしがぱっと見た選択肢はこれ。


もしくはこっちもあるかなー、と。

そして友人のチョイスはこれ。精度高すぎ…あ、線だと黄色にひっかかってる..ほんとうは黄色とレールの間抜けてました。球1.3個くらいの隙間だったのに…

すごく楽しかったので、もうちょっとやりたいなー、と。

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雑談

10ボール

そもそも相撞きをする頻度が低いのですが、その割には最近「10ボールで」と何度か言われました。10ボールつらい..><)

9ボールならば、ブレイクでポケットインできますが、10ボールは本当にブレイクが難しいですよねー。どうすればいいんだ…

(ほんとはテーブルによるけど)とりあえず30km/hいかないくらいのブレイクで2列目インを狙うのか、もっと強く行くのか…

って、遊びだからやはり35km/hくらいを目指していきましょう。といっても、普段からそういうブレイクを練習することがないので、なかなか厳しいです。

ナインボールでも、普段は25km/hくらいのブレイクしかしてませんからー。

ただ、たまにでも10ボールのブレイクをすると、どうして自分がブレイクで撞点を間違えるのかとか、どうやるともうちょっと厚みの精度があがりそうなのかとかそういったヒントは得られました。まぁ、顔の位置が高いので撞点勘違いしやすいよ、ってだけの話で、これまでも何度も何度も分かっているから注意してきた話なんですけど!(けど!、でもまた間違えてしまいます..)

ブレイクってちょっとコツを思い出せば35km/hくらいいけるんですけど、なんかハマらないと33km/hくらいが限度なんですよねー。もっと強いブレイクできてた

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雑談

順調に滞り中

確定申告の準備とかもあって、順調に停滞しています!!

あと、渋いテーブルのとこで2日ほど撞いたんですが、全然入らなくて辛い ….

渋いテーブルって渋いだけだと思ってたんですが、レール際なんかは自分が思ってるとこ狙っても入らないんですね!!

初日の終わり際に気づきました。シュートの精度も悪いんですが、シュートの精度が悪い上に、狙っているところがポケットの中心じゃないとかつらすぎでした ><)

ダイアモンドとか、そういった「深い」テーブルや、逆にポケットの切り方が「甘い」テーブルではポケットの中心が変わるのは認識してましたが、深さや切り方が同じな、同じーメーカーの同じ型のテーブルでも「広さ」で変わるんですねー。

こういったところが、満喫プレイヤーのしょぼいとこですね。渋めのテーブルに行くと途端に入らなくなります(技術がない)

あ、ついでに少しの間キューを21.5ozくらいに少し重くしてましたが、21.0ozくらいに戻しました。もうちょっと軽くてもいいかも。

重さ自体は気にならないんですが、ちょっと引きが難しい印象です。ロングドローとか振り回す系はいいんですが、チョコンとついて、1P引くみたいなのは慣れてるバランスじゃないとやりにくいです。

なんだろう?普段から、撞点で球をコントロールしてる、と言ってる癖に意外とそういった小手先でいろいろやってるんですねー。うーん。

いくつか書きたいこともありましたが停滞中ってことで、_o_

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雑談

スリーセカンズ

スリーセカンズのキューケースは軽いしおしゃれだなーとは思うものの、ソフトタイプなのでほぼ車移動の私には向いてないかなーと思ってました。

でも、ハードタイプのものがでたんですね。

Just do itさんのホームページ

 

 

キューケース スリーセカンズ ハード 3B5S ネイビ-

かっこいいじゃん!欲しいよ!!値段もお手頃。

でも、一方で日本製のキューケースといえば、Ticoのキューケースも気になるわけです。身近に何人か持ってる人がいますけど、アレもいーなー。

あれ?売ってるお店のページが見つからない…Facebookはありますね。…オーダー待ち状態らしいとは聞いていますが、こちらから問い合わせでしょうか?

 

ちなみにTicoはいろいろオーダーできそうなので、頼むならどうしようか悩みますよね。この辺が面倒と見るか、楽しいと見るか..

どうでもいいですが、Ticoの中の人が使ってるオールド・ショーンが私の使ってたRundeとそっくりだったので(作者同じだし!)、試合で対戦したときに、ブレイクの後など毎回「えーっと」とよく見ないといけなかったです。すげー、どうでもいい情報ですね。しかも、よく見ているにも関わらず間違えて持ってったりしましたけど!

あー、悩むなー。と悩んでる間にスリーセカンズのは売り切れるんだろうなー。そういえば、プレデターのアーバイン(Urbineだっけ?)も気になってます。あれ実物みたいなー。

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雑談

メガネ問題。

わたしがしばしば言っている問題の一つに、「店によってはメガネの中が光って見えない」というのがあります。

低目の照明のお店や、壁に向かって光を当てている間接照明や、パチスロなどの機械が前の方にあるとメガネの上の方から光がはいって
遠目がかなり見えなくなります。全然見えないというわけではありませんが、かなりぼやけて見えます。

およそのイメージでいえば、お店によってはこう見えているものが、


こんな感じになります。(もう2,3割ぼけているのと、光があるかも)

 

実際には全体がぼんやりではなく、部分部分がこうなっているといった感じです。なんていうんでしょうか、光の入り方が上から光の滝が落ちてきている感じでといったところでしょうか?)

さて、この問題がすごくやっかいで、コンタクトレンズを考えていたし(いまも試みようと思っている)のですが、目にコンタクトを入れるのがなかなかなれません。練習面倒 …orz

ということで、別の方法を考えてみました!!かなりかっこ悪いのですが、眼鏡に黒いビニールテープを貼ってみました。えっと、縁無しメガネの上の部分(フレームがないところ)から光が入り込んでくるのが問題と考えているので、縁無しの上の部分に黒いビニールテープを貼ってみました!!

かなりよくなりました。

こういった光のカーテンが7割はカットされたと思います。もっとかも!!

早くやればよかった…orz

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雑談

今のキューの重さ

そういえば、いつもキューの重さがどのくらいか分かってないので測っておきます。

今のセットとしては

ブレイク用バット(キケル) 426g
ブレイク用シャフト(OBブレイク) 124g

合計 540g 19oz

 

プレイ用バット(P3ノーラップにシリコン巻き) 476g
プレイ用シャフト
レボ 120g
バンテージ 121g
ルカシーハイブリッド 117g

合計 レボで596g 21oz


あー、21ozなんですねー。

気づかなかった…

いやそんだけのネタです。

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システム・球の動き

薄かったり、遠かったりするとなんで難しいのか?4

距離と厚み(薄さ?)による件です、いくつか書くべきことがあった気がするのですが…もはや忘れつつありますけど!!間にグラフの件、挟むんじゃなかった…

さて、まず手球の跳ねについてです。手球が跳ねていると、ショットの成功率に影響があるでしょう(どのくらいか謎)。パラメータとしては、まず的球の暴れ具合があるでしょう、これはショットのシュート立実際にはどのくらい跳ねているかと登りか下りかによっても違いそうです。そして、手球が跳ねている時に的球に当たると、厚みが変わります(薄く当たったのと同じ)

ちなみに手球と的球がある程度遠ければ手球の跳ねの影響はあまりなくなりますが、ハードショットでないなら2,3Pくらいまでは跳ねの影響があると思っています(ハードショットならばもっと離れていても)

基本的に手球と的球の距離は、近いほど有利なことばかりですが、この跳ねの影響だけは近い方が悪いことが多そうです。(すごく雑だから、この件はまたどこかで書く予定です)

ちなみに前回のネタでは厚み100%の難易度をかきましたが、厚み100%の場合は、手球が跳ねていた場合のズレの影響が少なかったり、衝突によるスロウの影響がなかったりしますが、最大のポイントは「厚みを間違えない(だろう)」ことでしょうか?

前回の記事は思っているところに当てた時の許容誤差の話ではあるものの、「そもそも思ってたところが違う」という問題があり、それを厚み100%では気にしないでいいはずということです。

書くべきネタがもういくつかあった気がしたのですが、忘れてしまったので、まずこのネタはいったんここまで…

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システム・球の動き

薄かったり、遠かったりするとなんで難しいのか?3

えっと、厚みと距離の関係をグラフに簡単にできます、というのを書いたので、細かい分析はおいといてまずグラフを書いてみましょう。

今回はカーブとかズレとか、ヨレとかそういったものは全部ぶっとばしますね。

いつものように簡単にするためにポケットの幅は球ジャスト2個としてみます。そして、的球とポケットの距離は2P(球12個分)としてみます。

すると、ポケット可能なレンジは

球1個の直径:球12個 = ポケット可能な範囲:球1個の直径

ですよね?

つまり、ポケット可能な範囲は、ボールの直径の1/12の範囲であり

ポケット可能な範囲=球1個の直径x球1個の直径÷球12個の直径
=4.76mm

つまり、4.76mm(ボールの直径の1/12の範囲)の範囲に的球を当てればいいってことですね。

ちなみに、手球が4ポイント離れていた時に、この4.76mmの範囲に当てるには、手球が1ポイント進んでいた時に、手球が4.76÷4=1.19mmの範囲に収まっている必要があります。

これ、全厚の場合の計算ですから、45度のフリがあれば、4.76÷4×cos(45度)ですよね?

まぁ、計算は置いといてグラフ書いてみましょうか!

どん。

グラフの縦軸は厚みの許容誤差です。手球がショットから1ポイント進んだ時にどれだけ左右にズレても大丈夫かを示しています。横軸は手球と的球のなす角度(厚み)です。手球と的球の距離が「1Pの距離」の場合は、厚みが100%、つまり角度が0度ならば上にあるように1P進んだ段階で4.76mmの範囲で左右にずれていてもポケットされます。そして手球と的球の距離が「2Pの距離」になると、左右にずれていい範囲が半分になります。

また、角度が40度になると、許容される範囲が約1/4減ります(元の値の77%)、そして角度が60度になると許容される範囲が半分になります。

つまり、厚みのみやすさとかスロウの影響とかを置いとけば(実戦では大事だけど!また少しだけ補足しますが!)、ある距離の60度のフリの球は、2倍の距離の100%の厚みの球と同じ難易度ということですね。

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システム・球の動き

薄かったり、遠かったりするとなんで難しいのか?2

前回の記事では、薄い球や遠い球がどうして難しいのか?を書きました。ざっくりでは、どうしてだけでなく、どれだけ難しいのか?も書きました(グラフにするとわかりやすいから、また書こう)

今回は前回書かなかったことをいくつか補足しておきましょう。

まず、前回の図をしっかり見ていただいた上で、厚い球、薄い球、遠い球のシュート可能レンジについて見てみましょう。今回は的球なしです。

ちなみに遠い球とそうでない球は、最終的なシュート可能なイメージボール(の中心の)範囲は同じですが、距離が遠いから難易度が異なります。

下図の赤い太線がシュート可能なレンジですね。これ、相似な三角形なので、距離に比例して難易度が上がることが分かると思います。


他の影響も少しだけ見ていきましょう。まず、横を撞いた時にはキューのズレが出ます。これは通常はプレイヤーが「見越して」撞くと思います。ですが、実際に思っていたのと違う「ズレ」になることがあります。思っていた撞き方と違う、思っていた撞点と違う、そもそも思ってたズレが違うといったことですよね。

これによってズレが生じた場合は下の図のようになります。この青線は、思っていたのと違うズレです。ズレはショットした瞬間に角度が変わる現象って感じですよね。この例では、薄くて近い球だけがずれていますが、実際には、ズレ以外にも様々な要因があって、それが「厚みの許容に」収まっているかといった感じでしょうか。

あと、手球の横を撞くとカーブしますよね。カーブの仕方は上を撞いた時と下を撞いた時、またキューレベルやどのくらい横を撞くかで異なります。そしてカーブは、横を撞いた「ズレ」と違って、徐々にさらに横にずれていくという軌道になります。ちょっと大げさにいえばこんな感じ。つまり、ズレによる影響はそれほど距離によらないのですが、カーブによる影響は距離によって大きくなるということがわかりますよね。

次に、ラシャでのヨレとか、チョークのゴミなどに乗ってラインが変わることがあります。先日のジョン・シュミットのチャレンジでは最後にすごいヨレ(?)を見せましたが(最後に参考の動画貼っておきます。これについて語ると長くなりそうですが)、こういった影響です。ちなみに初期のサイクロップのボールなんかであったボールの重心によるヨレとかは置いときます。あと、テーブルが結構傾いていて、どんどんと横にずれていくってのもあると思いますが、それもここの対象外です。ここでは、ブレイクでよく使う場所やセンタースポットなどの凹みや、チョークのかけらでチョコンとボールが横にそれるってイメージです。どのくらい横にずれるかは場合によります。

この影響は当然的球から遠いところで発生した方が影響が大きくなります。また、手球が的球に当たるまでの距離が遠ければ遠いほど、発生する確率が上がります。まぁ、レアですけどね。(もちろん、ショットスピードが早ければこういった影響は小さくなりますし、少し手球がハネていると影響をうけなかったりもするでしょうが)


そして、今回の最後の影響としては手球と的球のスロウの影響です。いや、実際にはスロウは見越して撞いているので、スロウの影響の読み違いといった方が妥当かもしれません。どっちかな…まぁ、スロウの影響によって、ポケット可能範囲がどちらかにずれます。ほとんどの場合は本来よりも少し薄めに当てないとポケットインできなくなります。このスロウの影響は実際には手球が的球に当たる時のヒネリの量によるだろ、とか、スロウによってポケットイン可能な範囲は少し変わる、とかいう話もありますが、ここではそこまで書いていません。(単純化して図示するのが目的ですから!)


もちろん、これ以外にも距離や厚みがポケット成功率に与える影響があります。ここでまだ触れてないものに主に手球の回転とジャンプがあります。それは次のネタのはず。