カテゴリー
雑談

短めフォロースルー

最近は短めのフォロースルーで撞く練習してます。手球の位置(手球の向こう側の端)から、球2つ分以内くらい。

引きはいけるけど、押しが難しいです。ちなみにフォロースルー短めだけでなく、スナップを効かせて、この短いフォロースルーのつもりです。

これがそのまま使えるかどうかは分かりませんが(引きは安定するから実戦でもありだと思うけど)

ただ、これをやってると(といっても、3,4時間程度)、気づくことがやっぱりあります。意識的にスナップを使ったストロークはこれまでほとんどやってなかったので、そのこともあります。

引きはいいけど、押しは撞点安定しないなー、とか。

あと、押し球の方が勝手に左右にヒネリをいれてしまいやすいとか。

あと、オープンブリッジでの短いフォロースルーは、撞いた後のフィニッシュの形が安定しません。それができるようなるといいんだけど…あるあるですが、押し球では撞いた後にキューを上に跳ね上げてしまいます(ショットの瞬間は少し下に抑え込んでから、キューを上にあげてるかんじでしょうか?)

もうちょっとフォロースルーを長めにしたら、パチっとフィニッシュできることもあるんですが。

とりあえず、書くこともなくなってきたので、最近やってる練習課題でした。できるようになるってのもあるけど、いつもとは違うストロークをすることで、いいことや悪い癖などんに何か気づいたりするって感じでしょうか。

カテゴリー
雑談

ビリヤードにおける10の神話について

みんなだいすきDr.Daveがビリヤードにおける10の神話という記事と動画をアップしてました。

その10の神話がこれです。

1 – If you elevate the cue, you get more draw.
2 – A closed bridge is better for draw shots.
3 – Sidespin affects the path the CB takes off the OB.
4 – A swooping or swiping stroke can apply more sidespin.
5 – LD shafts allow you to put more spin on the ball.
6 – Throw is not important in pool.
7 – Spin transfer is not important in pool.
8 – More spin creates more SIT.
9 – The stroke “type” changes the shot action.
10 – Finding your “dominant eye” is important.

これは、「神話」なので、「真実じゃないよ」ということになります。

和訳はこちら。

1.キューを立てると、より引ける
2.クローズドブリッジはドローショットにより良い
3.ヒネリの影響は、的球の方向に影響を与える
4.払うようなストロークで、よりヒネリを与えられる
5.ハイテクシャフトは、よりボールにスピンを与えることができる
6.スロウはビリヤードでは重要ではない
7.的球へのスピンは大事じゃない
8.よりひねった方が、的球のラインをより変えられる
9.ストロークの「タイプ」がショットを変える
10.「利き目」を探すことが大事。

といった10個ですね。これ、見ると微妙なのが含まれてますし、えー、と思うものもあります。

まず、わたしの直感で「そうだよね」、というのは、
4.払うようなストロークで、よりヒネリを与えられる
5.ハイテクシャフトは、よりボールにスピンを与えることができる
6.スロウはビリヤードでは重要ではない
7.的球へのスピンは大事じゃない

あたりでしょうか。4と5は諸説ありそうですが。

そしてDr.Daveあるあるですが、そういう面もあるかな、というのは。

2.クローズブリッジはドローショットにより良い
 これは、まぁ、もう撞点の正確性があるので、クローズドブリッジの方がメリットがある人は多いと思いますが、そういった人じゃなければ、まぁ、別にオープンでもクローズドブリッジでも好きな方すればいいんじゃないでしょうか。

3.ヒネリの影響は、的球の方向に影響を与える
は、ショットスピードが早い条件ならばそうですけど…そうでないスピード域もあるし、スキッドの影響とかあるからなー。

9.も他がすべて同じならばという条件になりそうですが、ストロークによって他がすべて同じにならなさそう…どうかな。

10.もまぁ、「利き目」でなく、顔のどこをキューを通すかって感じですから、たしかに「利き目」でないでしょうが。

さて残ったのが2つです。

1.キューを立てると、より引ける

これって、そうじゃないですか?もちろん球によりますが、キューを立てた方が引けると思ってます。もちろんロングドローのような球は立て少し手球を跳ねさせた方が引けるのは自明でしょうが、近めの球も少し立て気味にしたほうが横への膨らみを小さくして引けませんか??

って、この激しいバージョンを動画で説明してますね。おいおい、じゃあ、キュー立てるとより引ける、ただし、場合によるというのでしょうか?むしろ「ドローショットでは、どんな時もキューを水平にすべき」ってのを神話に入れるべきじゃないかな..

8.よりひねった方が、的球のラインをより変えられる

これ、その可能性はありそうだな、と思いつつわかってないやつです。手球をひねって的球に当てるといわゆるギア(歯車)効果で的球の向かうラインが変わるってのは多くの方が知っていると思います。

また、ある程度まではヒネリを増やすと的球のラインが変わっていくけど、ある程度以上はヒネリを増やしてもほとんどラインが変わらないというのも認識しています(たぶんスピンが多すぎて、いわゆる「滑る」んだと認識してます)

じゃあ、実際にいっぱいひねった時の挙動はどのくらいなのか、ってのは認識してませんでした。(で、動画見た、と)

というわけでこれは試してみないと駄目だなー、と思いました。結局10個みたけど、8のヤツ、あんまりわかってないぞ、と再確認した、って話です。

カテゴリー
キュー

シナジー その2

キューテックのシナジーシャフト(Cuetec Synergy 15K shaft)ですが、とりあえず現在の認識としては、前回の記事と同様です。

バンテージよりもパワーはある。レボと比べるとよく分からない(レボの方がある気もするがよく分からない)

ズレの量(人によってトビとか、見越しとか言う、ひねった時に横にズレる量)はバンテージよりも微妙に多い。ルカシーのハイブリッドシャフトよりは、少ない。

といったかんじでしょうか?

撞いてる感じとしては、いいですね。普通。木のシャフトがいいって人は気に入らない人がいるんでしょうが、レボでも木のシャフトでも気にならないタイプなので、違和感なくそのまま使えます。

撞いていて心地よさとかそういうのはきっとないタイプのシャフトですが(別に打感が悪いとかでなくて、ブランドなどにゴージャス感がない^^;)、そのまま使えるタイプってかんじですねー。

カテゴリー
キュー

シナジーシャフトその1

というわけでキューテック(Cuetec)のシナジー15Kシャフト(synergy 15K shaft)を手に入れました。簡単にその感想を。

ちなみに知人から中古を譲っていただいたものなので、タップが標準ではない(カムイブラックM)なので、その辺りで感想が若干変わる可能性があります。

まず、構えてみると….細っ。普段使ってるシャフトが、プレデターのRevoが12.9mm、同じくバンテージ12.9,,で、最近はラシャが早いテーブルで撞くことが多いのでバンテージが多いです。ちなみに練習の時はバチバチミスキューしてもいいように、ルカシーのハイブリッドシャフトを使っていて、これも12.8mm。

一方でシナジーは12.5mmとのこと。また、テーパーもキューテックらしさがある、先のストレートが長い細さを感じられるものなので、それ以上に細く感じます。

とはいえ、これまで様々なシャフトを使っていて、昔はむしろ細いシャフト派だったので、最初、むむっと思うくらいで10分もすれば気にならなくなりました。

性能面についてはあくまでA級最下層レベルのプレイヤーの感想です。なお、ユニロックのP3でバンテージとRevoと比較してテストをしました。

まず、ズレ(見越しと呼ぶ人もいる現象)の大きさですが、バンテージと比べて大きいです。おそらく2,3割は違う印象です。もちろんレボよりも大きい。カーボンだからズレが小さいっていうとそうではないってことですね。うちに古い314があるのでそれと、あとルカシーのハイブリッドと比較した方がよさそうですね。

パワー。こっちはシナジーの方があります。レボと比べるとどうかな、といった感じです。おそらくレボの方があるんじゃないかとも思いますが、判別できるレベルかどうか不明です。バンテージよりはあります。こんなに細いのにこれだけ転がるのかー、という感じです。さすがカーボン。

打感については、レボは撞いている最中はともかく、どこかアルミパイプ感みたいなのがあって、シャフトでボールを動かす(センターショットの時にスポットに少し動かす)とかすると、カンカンなる感じがありますが。シナジーはそういうのはないとはいいませんが、カンカン音が1/3くらいな感じです。なので、撞いていると木のシャフトに近いというのはこれかー、という感じがします。

レボは先角っぽいうものがとても薄い黒い何かなのですが、シナジーは普通のものと比べると短いものの白い先角がついています。そのため、手球との距離が黒くて見えづらいという印象をレボに持っていた人にはいいと思います。わたしは「便利だなー」というよりも、「あっ、これは白いな..」くらいな感じで撞いてましたが。

全体として、レボは慣れれば気にならないものの「カーボンシャフトです」という感触がするのですが、シナジーはその感覚が半分くらいです。木とレボの中間っていうシャフトになってます。

シャフトの重さですが、全てユニロック版でバンテージが124g,レボは108g,シナジー109gでした。

ちなみに途中で重さとバランスの違うものにバットを変えてみたのですが、2つのバットどちらでも上記の感想は同様でした。

なお、このキュー受け取ったのが昨日なので、まだたくさん撞いた訳ではないのですが、まぁこんな感じで。これで相撞きしたけど、アリだな、とか思いながら撞いてました。細いシャフトがひさびさでその違和感と戦ってましたが、それ以外はめっちゃ素直にそのまま使える印象でした(そんなに端っこ撞かないので)

とりあえずしばらく撞いて、タップ交換してちょっとしてからその2に続きます(だいぶあと)

カテゴリー
雑談

エアコン

あるクッションでの挙動に何か違和感が…

ってエアコンでした。エアコンあるとクッションが遅くなる(反射係数が小さくなる。返り方がゆるくなる)というのは分かってましたが、ヒネリのノリ具合も変わるんですね!

なんかヒネリがあんまり乗らない気がしました。新ラシャほどではないけど。

ってこれまで全然こんなの気づいていませんでした。でも、差が結構違いました。自分の体感で2,3割程度の違いです。もしかすると直接エアコンの影響じゃなくて、エアコンに日頃からさらされた結果なのかもしれませんけど。

ただ、このクッションが遅いとヒネリがのらなくなる現象はどうしてかという物理的な現象をもうちょっと考えたら分かりそうですが…

この連休は忙しくて頭が働かない..
.
.

また考えよ。

カテゴリー
雑談

スリーポイント問題

以前からモヤモヤしている問題にスリーポイント問題というのがあります。あ、それほどモヤりませんがダブルヒット問題も。

まず、スリーポイント問題について。これは、要はナインボールのブレイクで、ソフトブレイクは許容されるかどうかって問題です。A級の人なら出るナインボールの試合の多くはスリーポイントルールを採用していると思います。でも、普段の相撞きの時に、あえて「スリーポイントありで」とは言わないこともあると思います。

こういう時に、相手がA級で1ミリもスリーポイントを守る気がない「ぽちょん」というボウラードみたいなブレイクをしてきたら、モヤモヤするってのが今回の話です。

これに対しては、こっちも同じことをする、ってのがあるけど、実際に試合では全然使えないようなブレイクするのもなんだかなー、と思っちゃうんですよね。

一方で、「スリーポイント有りで」というのも大人げない気がして…

そういうわけでモヤモヤします。ちなみにこれまで何人かこういう「ぽちょん」というブレイクをする人に会ったことがありますが、わたしが会った人に関してはみんな普通のブレイクが下手な人が多かったので、「スリーポイント有りで」とは言いづらいというのもあります。

もう一つはダブルヒット問題。こっちは別にそれほどモヤモヤしませんけど!

これはA級の相手が「ダブルヒット」とコールしてダブルヒットをしてくると、「いや、もう今さらだろ」と思うというのが話の半分。ちなみに、「今どき、ダブルヒットなんてA級はなしだよ」なんていうことはよほどの仲良い人にしか言いません。あと、ダブルヒットされても、それほど何か思うことはないんですよけどね。ただ、今どきは駄目だろー、と。ちなみに15年くらい前からA級でダブルヒット禁止になったような気がしますが、B級の公式戦では今もダブルヒットありなんでしょうか?もうそろそろ無しでいい気がしますが..

もう一つはダブルヒットをしていないつもりなのに、ダブルヒットしちゃってるのをどうしよう問題。これ判断が難しいヤツですが、手球と的球が近いときにキューを立てて撞くことがありますが、別にキューを立てたからと言ってダブルヒットしないわけじゃないんだけど、本人が気づいていないパターン。

これも試合ではファール取られるんだろうな、とは思うものの、その後に「これはファールでこれはセーフ」みたいな話になるのが面倒でいつも放置してます。とはいえ、自分もダブルヒットかどうか自信がないものたくさんあるしなー、と(基本的には音と手の振動でわかる気がしてますが、微妙なのか自信ない)

あ、だからB級ではダブルヒットオッケーなんでしたっけ。

カテゴリー
雑談

への字の引き

散々書いている気がしますがこの球苦手です。

苦手すぎてやばいです。左(的球に対して順)をひねったらそれなりにすっと構えたりもしますが(入るかどうかは別)、撞点真下とか、撞点真下の右ヒネリとかやるとかなり違和感があります。さらに左ヒネリの量も自分がコントロールできるかというと、なんとなく「この辺」というヒネリしかできません。

ひねらないのと、その付近(微妙な左右のヒネリ)ができません。もしくはやると、身体の違和感に負けて一気に外しやすくなります。なんじゃそりゃー。

こういうのが、ごろごろしてるんで、それを一つづつ潰しているんですが、こういうのでいいんかなー、とは思ってますが、他に思いつかない。そもそもなんでこんなふうなのか理解してないというあたりが問題な気もしますが。

 

 

カテゴリー
雑談

ハリネズミではいられない

わたしは底辺A級ですが、底辺だけあって底辺らしさがいろいろとあります。

その一つに、ストロークの種類が少ないということがあります。

さて、ありがちな気がしますが、こんなのを練習してました。

要はたくさん押したい。ちなみに押しの効率よりも、できるだけハードショットして、その上でしっかり上を撞く練習です。そして、今回は「できるだけハードに」がポイントです。あ、図ほどは押せませんよ!


同様に引きです、こんなに引けません..こっちも同様に「できるだけハードに」の上で、できるだけ下を撞く練習です。

こんなかんじに、どうやればもっとハードにつけるのかなー、というのをあれこれやってるうちに、ふと手首のスナップを使うっていうのが気になりました。これまでスナップってほとんど使ってませんでした。

少なくとも意識してスナップを使うようなショットは全くしてませんでした。(握り込みは意識していないもののやってるという認識はあります)

で、意識してスナップをするストロークも…ありかも?ただ、マックスのハードショットというよりも、7、8割のショットがしやすくなるという感じです。

うわー、スナップありだわー。

使うタイミングは10ラックに一回あるかないか程度な気がしますが、こういった特殊ストロークももっと身につけないといけないですかねー。

(ちなみに上級者こんな、「Aのストロークをする/しない」でなくて、もっといろんなストロークが統合してる気がしますが)

カテゴリー
システム・球の動き

厚い球、どう見るか?

先日書いた、厚い球、行けるか我慢かの続きです。

この記事を読めば、つまり以下の配置の場合にどういう厚みで力加減なのかわかるってことですよね?

 

とても厚いのだけど、ドンと横に少しだけ転がしたい球。ありがちですよね?ちなみに青いラインのように押しでワンクッションするならば、以前書いた90度ルールとダシ その2の記事を読めば狙いが分かります。まぁ、押しもいいけど、横に弾きたいことありますよね?

この時は、的球から1ポイント先(もしくは2ポイント先)で、どまっすぐよりも2cm左の点に向けて的球を転がすようにする、みたいに私は狙っています。力加減は固定(2種類くらい使い分ける)

こうしておけば、2つくらいの力加減で、横にどれだけの比率で転がるかを覚えておけば、穴フリの範囲が分かりますよね?まぁ、実際には力加減は2種類といっても、よりちょっと強め、とか、よりちょっと弱め、とかもしますけど。

あとこういう球。7番に厚くなっちゃった球で、8番はストップさえすればいいので、レールから球1つ(か2つ)浮かしたい時。

普通に撞けば十分なのに、バチコーンと撞いて外したり、逆に普通についてレールにくっついたり、なんてことがあったりしませんか?

 

こういう球もフリが分かってれば大丈夫ですよね?

上図で黄緑の線がポケットライン(わたしの用語ポケットの中心(穴振らない時)と的球を結ぶライン、イメージボールの中心も通る)、青色がシュートライン(イメージボールの中心と手球の中心を通るライン)です。2つの直線はイメージボールの中心で交わります。ということは、左の短クッションから見ると約5ポイント。

そして左の短クッションで見ると2つの直線の間はボール1つくらい。つまり、この球のフリは1ポイントあたり球0.2個くらいのフリってことですね。

だとすると、球2個横にずらすためには、普通のやや強めくらいの力加減でちょうどいいってことが分かります(わたしの基準の力加減で)

ちなみに上図の場合はノークッションの出しですが、ワンクッションさせる場合は、クッションの反射係数を0.5と想定して考えるので、1クッションして球2個転がすのは球4個転がすという力加減になります。なので、上図で、この厚みでワンクッションさせる場合は結構ハードに撞かないといけないので、わたしならそれを選択せず押すか引くかして、次が土手撞きのつもりでいきます。

ということは、この7から8への出しで、8を上のコーナーに行くか、下のコーナーに行くかも同様ですね。

まぁ、なんとなく、紫のラインは大変そうだな、って気がしますけど。

 

これも、ポケットライン(図の白)と、シュートライン(図の黄緑)を引いてみます。左の短クッションを基準で考えて、5ポイントの距離あってフリが、球4個分くらいでしょうか?ということは1ポイントで球0.8個のフリ。やや弱めで撞くと、ちょうど0.5ポイントくらい横にいく感じでしょうか?ということは青ラインくらい。そこまで走らないかな?、みたいな感じでしょうか?しっかりつけば3ポイントくらい走るので紫ラインも可能ですが、的球がレールに近くてカタカタの可能性が増えるので私なら青ラインですね。

こんな感じで、厚さの基準を作っておくと、球を見た時に、自分なりにこれは、こっちサイド、これはあっちサイドってのが分かります。まぁ、実際には下の配置図みたいなのは、こんなこといちいち考えていなくてぱっと見てやってますが、基準となる考え方はこんな感じってことです。

(このブログはもともとB下くらいの人向けのブログなんで、そういった人向けに書いてます。特に「システム・球の動き」はラインがいまいち分かってない人向けに書いてる記事となってます)

カテゴリー
雑談

勝ちに行く?うまくなる?楽しむ?

厚い球の動きについて書くつもりでしたが、ちょっとコメントが有ったのでそれについて書いてみます。

ビリヤードで「勝ちに行く」とか「楽しみ」とかについて。

まず、いろんな考え方がありますが、基本的にスポーツの楽しみには3つあるというのが前提と考えてください(いろんな分け方があるけど)、

1.自分ができるということによる楽しみに(自己効力感)

2.他人との交流による楽しみ

3.そのゲームそのものの楽しさ

この3つが、複雑に絡み合っているというのが基本です。普段はめっちゃガチで公式戦とかでSA目指しているんだけど、仲の良い人たちとわいわい楽しむのも好きというのもありますよね?

また、Aさんとはほとんどしゃべらず黙々と撞くんだけど、Bさんとはわいわい馬鹿話しながら撞くというのもあります。

要はこの3つはどれってことでもないし、状況や相手によっても変わるってのが基本です。

さらに1の自己効力感を感じるってのはいろんなパターンがあって、例えば「すごい難しいショットをする」とか、「めっちゃキューを利かしたショットをする」ことでも感じれば、「上手くなっていく」ことでも感じれば、「相手に勝ったり、試合に勝つ」ことでも感じます。

要は自己効力感は、試合の結果だけでなく、経過でも感じられるし、その経過で感じるにしても、いろんなところ(そのプレイヤーのこだわり)で感じるところが違うってことです。

ここまでが、基本的なことです(ほぼ自分の嗜好について語っていない)

ただ、一つ言えるのは、状況によって違うことと、いくつかの要素が混じり合っている、という前提に立たないといけないってことです。

、わたしの考え方は、基本的には「スポーツは勝利を目指すもの」が基本だと思ってます。あ、ゲームもですね。まぁ、元々格闘ゲームは3on3や5on5のような団体戦で出たりするってのがあったのかもしれませんが、基本的に「これかっこくいいよね?」みたいなプレイは好みではありません。

お互いに勝利のためにベストを尽くしてなんぼと思ってます。

なので、ビリヤードにおいても基本的にはベストを尽くして勝ちに行くべき、と考えています。

基本的にはというのがやっかいなとこです。これ、多くの人が感じているとわたしは思っているのですが、自分より上級者と撞く時は勝ちに行くべき、と思ってます。例えば、押しならすぐ出せる配置を無理に引きに行くべきではないと思ってます。


「これは相手を舐めてるんじゃなくて、こういう球を練習しないと上手くならない」という考え方の下に、上手の引きのショット(赤ライン)を選択する人もいますが、わたしはそれはよくないと感じています。

一方で、相手が自分よりも格下の相手の場合は、こういうプレイもある程度正当化されると思ってます。相手に対して真剣にというのはあるし、相手への敬意を払うというのはあるものの、自分の方が上級者というのはつまり、ビリヤードにより真剣に、および長い時間向き合って来ているわけなので、その「技術力」は敬意を相殺すると思ってます。

なんで、上級者はこういうプレイをする権利があると思ってます(上の図はやりすぎかも)

このあたりは好みですよね。私は個人的には相手によってプレイを変えるの好きじゃないですけど。

個人的には相撞き中に、「上達しようとする」ために普段やらないショットをするのは相手に失礼で、そういうのは一人で練習しとけ、と思っている派ではあるものの、これは完全に自分に向けてものです。ここの相手の考え方は気にしません。

ちなみにラッキーで勝つ勝たないみたいなものにはほとんど興味がなくて、勝利を目指すもののラッキーで勝った、負けたみたいなものは多かれ少なかれあると思いますが、別にそんなもんだと思ってますし。ただ、ラッキーで大喜びとか、あれは運で負けたとかいちいち主張するうざい人は嫌いですけど、大人なのでいちいち怒ったりしませんけど。

 

あ、あと、勝利を目指すためにベストを尽くすとありますが、敢えて遅く撞いて相手のプレイを乱す人は嫌いなのでできる限り撞きませんし、そうでなくても遅いプレイヤーは嫌いです。

とはいえ、自分もやや遅めなのでこのあたりは難しいところです。