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観戦記・ビデオ鑑賞

第54期名人戦観戦記

昨日は朝から名人戦を観戦してきました。朝の練習から見てましたが、和田さんは取り切りだけでなく、クッション、バンクだけでなく、ノーマルジャンプ、ダーツストロークなどを念入りにチェック。盟友の持永選手に前からジャンプのフォームをチェックしてもらったりと万全の状態に見えました。

一方、スタート30分くらい前に会場について練習をはじめた喜島さんは、意外とリラックスした感じです。軽く肩慣らし程度でバラ球と、クッションの練習をしていました。

 

ゲーム開始は10:00最初は喜島さんのペースです。和田さんはいつものようにか、少しテンションを下げてロングゲームに備えるといった感じでした。セーフティーを多用しながら、あまり無理めなショットをして自分が疲れないようにして序盤を進めるというのはいつもの感じでした。

ゲームカウント2−0と喜島さんが走りかけて、和田さんが2−1とストップをかけたのが12:50くらい。1ゲーム平均40分程度とかなり早いペースの試合です。ローテーションなのでもともと難しいのですが、前半はあまり簡単な配置もなくセーフティー合戦も絡めながらなので、かなりハイペースの試合でした。

といっても、和田さんも喜島さんもエクステンションはきっちり使っていて、二人共さすがにこのフォーマットに慣れているなといった感じです。去年の挑戦者の醍醐さんは攻撃型だったので、あまりエクステンションを使わずにガンガン攻めてたのと好対照でしょうか。

 

そこから第4セットが喜島さんで3−1,第5セットが和田さんで3−2。第6セットが喜島さんで4−2とリーチ。ここまでは和田さんがわずかに入れラッチなどが多く、微妙に不運といった感じがあります。前半は喜島さんが優勢でしたが、和田さんも徐々にテンションを上げてきてほとんど互角でしょうか。
リーチをかけた第7セット、喜島さんが287点(←たしか)とあと少しのところから和田さんの猛攻。トラブルが3つくらいある難しい配置を気合で取り切っていきます。ベタピンポジションからのトラブル崩し。そこから全くミスらず取り切っていきます。

観客の全員が息をのむような玉撞きでした。ぼくも玉撞きを見ていて感動するというのは初めてでした。そして逆転で取り切った時には大歓声。和田さんも涙ぐんでいました。

そして第8セットは
ここ

にあります。(時間のない人は48:00くらいから見てください)

 

通常、このような劇的な第7セットからは崩れることがよくあります。そのままの流れでいけばいいのですが、名人戦の場合は間に10分から20分程度の休憩があります。アドレナリンが出まくりの状態で興奮していたところから、急にテンションが変わるとミスが出やすいですが、和田さんは第8セットもハイペースで取り切っていきます。和田さんといえば、試合巧者とかディフェンス力といったイメージがありますが、攻撃力の部分を発揮しています。14を入れた時点で283ー182。15へのフリもちょうどよくそこから15を入れて、ブレイクボール(手球)を右サイドレールのぎわに。この時点で298点。

 

ブレイクは強く割らずに1をサイドが入り299−182。和田さんは2さえ入れれば勝ち。しかも、ブレイクは敢えてつよく割っておらず、しかもサイドブレイク気味でフットスポット際にごちゃっとし残った状態です。ここから和田さんは2回ほど、ゲームボールとなる渋めの2番を撞きましたが、残念ながら抜いてしまいました。
ここから喜島さんの猛攻。序盤はセーフティも絡めながら、そして非常に厳しいプレッシャーの中から、完璧なポジショニングと共に取り切っていきました。そして、最後にゲームボールの15番にもばっちりポジショニングをし、喜島名人が誕生しました。

最後の7,8セットは和田さん、喜島さんともに非常に素晴らしいゲームでした。見ていて楽しいローテーション、またこの名人位決定戦というフォーマットだからできるものを堪能させていただきました。

 

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フォーム・ストローク

肩の位置を調整(上がってたのを下げた)

昨日の名人戦の見学で、テンションはチンチンだったので、少しだけ練習してきました。

先々週のフォーム修正の影響でいろいろと壊れていて、特にキューがまっすぐ出なくなっていたのを調整するのが目的です。

ちなみにフォームについては、右肩を上げようとしたのを修正しました。肩を頭に隠すために、身体を捻って肩を上げていた(胸の面を立てようとしていた)のを修正して倒しました。これは、身体を捻るのが辛いため、肩と地面のラインが少しづつずれていってしまい。その結果、腕のラインとキューのラインがズレてしまい、コジってしまうという分析です。

これを修正しようと、肩の場所を少し以前のようなフォームに修正してみました。ついでに、キューを引く方向の基準を肘基準から肩基準に変えてみました(僕のイメージです:-)

その結果、

ちゃんとキューがまっすぐ出るようにもどりました(^^)//

(↑あくまでぼく基準で)

ちなみにキューを引く基準を修正したら、ハードショットが楽になりました!!立てキューや球ごしについてもキューがまっすぐ出るようになりました。

キューがまっすぐ出るようになると撞くのが楽ですね!(っていうか、その自信がないと大変…)

 

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14-1

最近は少し押しも覚えた

以前は、14-1では引きを使ったポジションが多かったのですが、ブレイクしてからの手球のコントロールがある程度できるようになってきたので、押しでのポジションもできるようになってきました。
full-rack002.jpg
要はこのa,b,cのラインの撞き分けですね。この形のブレイクの場合はおそらく押しで第5列をなめてから、手球を短クッションから少し出させて右のコーナーに狙うんだと思います。この場合は手球がラックのどこをなめるかについてはそこまで正確じゃないと思いますが。
full-rack003.jpg
このようなフルラックでなく、しかも少し隙間があるクラスタの場合はa,b,cのコントロール、および手球が的球にあたってからどのくらい回転が残ってるかを意識しないといけません。
これまでは、このようなクラスタは引きをしっかりかけて手球をセンター付近まで逃すような形以外はほとんど読めなかったのですが、微妙な押しを覚えてからは多少コントロールできるようになりつつあります。

ポイントは、
1.厚み(=手球のライン)がラックにまっすぐでなく(図があるといいなぁ、そのうち書こう)、厚みがボール1/3くらいフット寄りにすること
2.手球をセンターショットして0.5P〜1P転がすくらいの押し加減で撞くこと(ドンとついて手球だけコロコロっと前に転がすような球)
ってとこでしょうか。

2は1Pだと少し長いかもしれません、この辺は厚みにもよりますけど。要は手球がラックにあたった後も少しだけ前進回転するようなイメージです。

ちなみに僕自信がへたれなんで、このままやってもうまくいくとは限りません^^;;

 

この球は、一定の力加減のセンターショットで、1P前に出す、2P前に出す、ボール2個前に出す、ボール1個前に出すといった練習をよくしていたから多少できるようになってきました。まだまだ成功率は低いんですけどね!ただ、応用範囲は広いな、と。

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