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平行ずらしと軸ずらし

平行ずらしと軸ずらしというのがあります。手球をヒネって撞く時に手球と的球の中心のラインと平行にずらすか、少しキューを斜めにずらすかです。

ズレが少ないキューで、撞点が真ん中に近いなら平行ずらしでも入りそうです。一方で、平行ずらしといっても本当に平行に撞いているかは怪しいところです。だいたい、人間はやろうとしていることと、実際にやっていることは違いますからねー。

ちなみに仮に撞点を5mmと仮定して、センターショットが平行ずらしで入るかどうかを考えてみましょう。といっても、直感的には5mmずらしてセンターショットだと平行ずらしだと入らなさそうです。

カーブのことは別として、撞点5mmと17mmでズレを計測してみました。Lucasiバット シャフトACSS タップ R10.5 Triangle(?)、キューレベル3.8度 手球の中心の高さ 26mm

撞点が5mmと17mmでそれぞれでズレを計測すると1.06度、2.93度でした。撞点とズレはほぼ比例するという認識ですが、5mmでもほぼ比例ですね。

ちなみにセンターショットでの許容誤差は以前書いたものから約4mmとなります。

でセンターショットの距離が約71cm、sin(1.06度)とすると、ズレが約13mm。ということは…全然入らない!!

ちなみに、これACSSという比較的トビがある(とてもズレが少ない訳ではない)シャフトなので、もしズレがとても少ないキューだと、この2/3くらいのズレとなることが想定されますので、そうすると、8mmくらいでしょうか?やっぱりセンターショットは入らなさそう。

ということは、もし平行ずらしでセンターショットを入れている場合は、本当に平行ずらしをしている訳ではないようです。

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雑談

平行移動と軸ずらし

よくこのシャフトはスピンが乗るみたいなことを言います。これが実はよく分かりません。可能性がないとは言わないもののあるのかなー。

わたしの認識では、ボールを真っ直ぐに撞くとこんな感じになります。

ちなみに猛烈にデフォルメして書くとこんな感じ。なお、L2は手球の中心を通るラインです。

この図を書いた段階で、いろいろと納得しました。思ってたのと違いましたが、図を書くだけで分かることがありますね。