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雑談

イレとダシのヒエラルキー

そういえば、入れが強いってなんでしょう?いろいろな視点があるものの総合的なものですよね?

全体的なシュート力、比較的簡単な球を外さないこと、遠くて薄いカットなど入れが難しい球を入れること、様々な撞点で球を入れられること。

いろいろなブログや掲示板を見たり、人と話していると、この「入れ」への評価は人それぞれですよね?一般には上手い人ほど「入れが強い」ことをリスペクトし、そうでない人は「入れが強い」ことをあまりリスペクトしない風潮はたしかにありそうです。

「土方プロとか、ジェイソン・ショウとか入れるだけじゃん!」といった発言を聞いたとします。

相手がA級のトーナメントプレイヤーだと「あの入れ、チートやん!スゲーー」とか「ジェイソン・ショウとかあんなにシバいてあれ入れられるんだったら、俺でもいけるわ」みたいな気持ちじゃないでしょうか?

実際、ジェイソン・ショウがめっちゃ球知ってるのか?、と聞かれたらたぶんそうじゃないと思います。たぶん、アントニオ・リニングとかワーレン・キアムコの方が知ってる。でも、ショウの方が確実に入れるから、勝率が高いはずです。

そしてビリヤードで大事なのはこの勝率のはず。少なくともトーナメントプレイヤーだったら勝つのはかなり大事なので、入れの強い人、安定したストロークの人を尊敬していると思います。

一方、本気で「入れだけ」とあまりリスペクトしていない人たちもいます。わたしは「レイズの呪い」と名づけているのですが、エフレン・レイズを尊敬するB級くらいの人でしょうか?エフレン・レイズを理想とするので、妥協のないダシを選択しようとします。撞点を抑えていかないので、めっちゃヒネったり、弾いたり平気でしますが、その分入れが不安定^^;; いや、本物のレイズは入れが相当強いんですけどね。

自分はA級最下層なので、そこらへんのSB級には勝てないのですが、それでもわたしがよく見かけるSB級と言われる人たちは、入れを大事にしていない人が多いですし(大事にする人はA級になってる)、バクチのようなショットを連発している印象があります。

で、ここから本題なんですが、実はこの入れってのが厄介だと思ってます。もちろん本当に抜かないならいいんですが、抜かないことを重視するスタイルだとダシが甘くなりがち。

っていうか、わたしのダシ甘い!!自覚はありますし、プロにも指摘されたのですが、入れを大事にしすぎて(といってもめっちゃ入るわけじゃない)ダシがアバウトすぎ。ショットの7割が我慢です^^;;;遠くて薄くても入れる、を目指しているせいで、だいたいが遠かったり薄かったりしてます。

定期的にダシの練習をしますが、せいぜい月1くらい^^;;; これじゃダシ上手くなるわけないですね(←今、気づいた)

いつものようにつづく。

P.S.
今年のアムウェイカップの動画があがりはじめてますね。陳佳樺がムーミンの(リトル)ミィにしか見えない^^;; あ、キム・ガヨンも同じような髪型だから、ミムラ姉さんと呼ぼう:->

早く、陳思明の動画がもっと上がらないかなー^^)

「イレとダシのヒエラルキー」への6件の返信

こんにちわ!
いわゆるSB級と言われるようなプレイヤー達が、入れを大事にしていない(ように見える)のは、「また回ってくるだろう」というカテゴリで戦ってるからってのもあるでしょうねー。だからギャンブルショットにもあまり躊躇なくいけたりするのかなと。昔は自分もそうだったように思います。
そこから、「1回外すと回ってこないかな?」というカテゴリに進むと、入れの大事さを再認識するんじゃないでしょうかねー。
以前は入れが強いと言っていただいていた(あくまでも僕レベルの話)ワタクシですが、最近は難球なんぞ、アンセ無しのノーガードでは攻められず、縮こまっております(苦笑)
ま、その代わり多少昔よりはダシがマトモになったかなとは思いますがねー。。

ブラッドEXさん
こんばんは!わたしも同意見です!SBカテゴリの人がA級を自称するようになるかずっとSBなのかは普段ついてる相手だと思ってます!
厳しい相手とつく人で何度もブレイク場外しまくったり、とりあえずひねれるだけひねるみたいな人は見かけないですからねー(^^;;逆に、相手にそんなプレイをさせてるわたしはやはりら最下層なわけですが(^^;;

ジェイソン・ショウ好き好き人間としては世間でそのような言われ方してることもあると知り衝撃です・・・!
いつぞやのビリヤードデイズさんで紹介されてた引き球とかすげーかっこいい、と思っていたのですが、ダシ原理主義者に言わせるとそもそもそんなのとこに出すなってなるんですかね。
イレ、大事ですよね。入ってないダシって意味ないですし。

昔、ある人との会話。
私「自分(当時はB)のビリヤードって、イレイチなんですよね。」
相手「そっか。実は俺も(SA有名選手)もイレイチだよ。」
私「え!そうなんですか?ダシがすごいじゃないですか!ゲームの組み立てがほとんど球ナリになってますよね」
相手「いや、ダシのイメージあっての、イレイチなんだよ。ダシは理論、イレは感覚。構えたらイレイチです。手玉をダスためにイレイチに集中するんです」
私「・・・・!!!(自分の平面的、一方向な次元と相手の立体的、並列的な次元の違いに驚がくする)」

Fumyさん:
こんばんは!いや、まぁ^^;;ジェイソン・ショウについて、ダシが上手いとかそういう楽しみをする選手じゃなくて、あのハードショットでも撞点がブレずにイレが強く、そしてあのチラ見くらいでとっていく14.1を楽しむプレイヤーじゃないでしょうか^^;; 天才すぎて参考にならないタイプじゃないか、と:->

匿名さん:
それぞれのプレイヤーごとに入れ重視ってことでしょうか?一方で、上手いプレイヤーほど「最悪入る」レンジが広いので、薄めにポジションできるってのもありますよねー。結局、イレとダシは一連なんでしょうが…
ちなみにそのSAの方の意見はわたしごときではよくわかりません ><) (←そのへんがイレ派なのかな?)

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