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システム・球の動き

1/8システム

先日書いた2/3システムは他の人も書いていたので、おそらく正しそうなシステムですが、今日のシステムはもうちょっと信用ならないかもしれません^^;;

というわけで、1/8システムのご紹介です。

このシステムは半分よりも薄い球でいっぱいの押しの際に、手球のラインを読むものです。

基本的には下図参照。

ポケット配置20141109-001

わかりにくいかもしれませんが、要は右下の手球で的球を入れていっぱい押した時のラインは、約1/8くらいになるっていうものです。

ちなみに押しのカーブ影響とか、実は1/8じゃなくて1/7が正解かもしれないとか、お前は押しが切れないだろ、とかそういう様々な問題をはらんでいるので、まぁ、目安と考えてください。

逆にこれが限界と考えると、撞点を下げることで、90度との間のラインも作れます。まぁ、システムってのはだいたい目安ですもんね。

 

なんか左右が逆になってしまいましたが、実戦ではこんな感じでしょうか。

ポケット配置20141109-002

サイドへ球を入れた後に押しだけでどこに進むかというラインですね。ここでは左上にスクラッチするかをチェックしているイメージです。このラインだとしなさそうですね!!

もともと手球のフリが2ポイント右に進むと上に1ポイント進むというラインですね。その1/8なので2ポイント進むと1/8ポイント上にいくという感じですね。つまり、右に4ポイント進む間に1/4ポイント上に進むといった感じです。

右の短クッションで跳ねた後は左の短クッションには基本的には入射角=反射角で進みますが、的球にあたった影響で手球に若干のヒネリが入りますので、このテーブルのラインくらいになると思います!つまり入射角=反射角という点で考えると左の短クッションでは上に3/4ポイントくらいいったところにいくはずですが、もらいヒネリの影響で縮みますので、おそらく1/2ポイントのあたりに入るはず、ということです。

この図は実際に撞かずに書いたものですので、一度試してみてください!

 

あ、サイドにしろコーナーにしろ、ラインについては厚みがズレる影響の方が大きいと思いますので、綺麗に的球を入れることが大事です!

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2/3システム

さて、前回の問題はこんなんでした。

ポケット配置20141105-008

 

これで赤球に当てるにはどれだけヒネるか?

よくよく見ると、手球が長クッションにくっついていて大丈夫かな…とかいうツッコミはなしでお願いします!

答えは、ファイブ&ハーフならほどよく右上って感じでしょうか。

 

でも、その答えはちっとも想定してなくて、図をみたら、ちょうどファイブ&ハーフのラインだったという感じです!

 

ところで、今回説明したいのんは長→短→長の3クッションのラインです。

まず、このように長クッションから2ポイントの先に撞いた時に手球はどこに出るでしょうか?

ポケット配置20141105001

この時に手球はバンキングくらいの力加減、撞点はほぼ真ん中どちらかといえば上くらいとしてください。クッションに向けて撞くと、ちょうど入射角と反射角が同じくらいで出てくる感じですね。

 

まず、手球が長クッションに入るまでに2ポイントですよね。

ポケット配置20141105002

で、長クッションから短クッションまでに1ポイント進みます。

ポケット配置20141105003

短クッションからそのままこんな感じででてくるでしょうか?

ポケット配置20141105004

実は、短クッションで少し反射角が浅くなります。クッションからのもらい順ヒネリが入りますし。クッションに対して浅い反射角で弱めの球は、もっと浅く出てきます。その2つの効果でこんな感じになります。

ポケット配置20141105005

つまり、第3クッションの位置は、本来(?)の1ポイントのところより2/3のところにでるので、2/3のあたりに手球が来るということですね。

ということは、同じようにこんな計算もできますよね。

ポケット配置20141105006

手球が3.5ポイント走っています。短クッションまでに1.5ポイント走っているので、残りは2ですが、実際のラインは2の2/3になるので、1.33くらいですね。

ちなみに応用編としては、短→長→短の3クッションでも同じことが言えます。
ポケット配置20141105007

この2/3システムは自分なりに見つけたものですが、よくよく見たら自分の持ってる本にも載ってました^^;;;

今はちょっと高い本だけど..

ただ、それほど紹介されていないようだし、知らない人もいるようなので書いておきました。

あ、最初の問題の答えは、ヒネらないと、(2ポイント−1ポイント)の2/3で2/3のところにいくのを1.5ポイントのところにくるようにするので。1.5−2/3=約0.8ですね。答えは、0.8Pくらいのヒネリでした!

長クッションに手球を当てて、ちょうど0.8Pくらいのところに当たるようなヒネリ加減でつけば正解です!!そんな微妙なヒネリ無理という人は、0.5Pのヒネリと1Pのヒネリの真ん中くらいでいいと思います!

(ただし、この図だと手球がレール際で手球のカーブが..とかいろいろな問題がありますが……)

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点と面

皆さんは、空クッションを当てる際にシステムを使ってますか?

システムという言葉自体を知らない人もいるかもしれません。ちなみに私はあまりつかってません。少なくとも、どこかで見たものをそのまま使っていなくて、自分が撞くテーブルで試して自分なりの数字にしています。(といっても、元のシステムとほとんど同じですが)

ところで、空クッションでポイントを使って撞く時に、勘違いしている人がたまにいるので書いておきますが。システムはポイントを目安にするものと、クッションの面(つら)を目安にするものとあります。

システムを使う時はポイントのシステムなのか、つらのシステムなのか確認してみてくださいね。

ちなみに1クッションで当てる場合はポイントで狙うと短くなりやすいので、1クッション目はつらでいきましょうね。

クッションの面と点141106001

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3分の1の伝わらないなんか

タイトルは何かを示唆していますが、実際には3分の1の純情ななんとかの元ネタ知りません。

あれです。銀魂に「そんなんじゃ3分の1の純情な想いも伝わんねぇよ」みたいなセリフがあって、聞いたことがあったのでググッたものの、元ネタを全く知らなかったってやつです。

鈴木メソッド(ちなみに鈴木メソードにするとなんかカッコいい)にしたがって、タイトルをつけてみたいだけです!!

 

今回のネタは問いのみ編です。

この配置で赤球に2クッションで当てるにはどのくらいヒネれば良いでしょうか?

ポケット配置20141105-008

あ、問題の対象はB級以下の方です。お楽しみください!

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バタバタのライン

昨日は子供が旅行という超解放デー(^^)//

4時間くらい一人撞きからの合い撞きを6時間くらいしてきました!と書いたら、その後さらに3時間合い撞きしてきました!!

昨日、最初に行ったお店はガリオン系のテーブル。渋い台(球1.8個くらい)だったんですが、ブランズウィックと違ってレール際の球をガバンと撞いても入るので、むしろいつもついてる甘い台よりも少し楽なくらいです。

合い撞きは昔からの知人とテンボールです。ちなみにそのテーブルはラックが立たないので、ブレイクで2列めがサイドにちっとも入りません。結局ブレイクして2列めのサイドイン率が10%くらい..ひどいもんでした。あ、こういう時はサイドからブレイクしないとダメですね。今、思いつきました。

 

球自体はアレですね。普通。ただ、ひさびさに10時間ついた割には疲労がありません。昔よりも身体に優しいフォームになったせいかもしれません。アラフォーには多少のストロークのまっすぐさよりも、身体への優しさが必要ですよね!

ちなみに一人練習では、珍しくダシの練習をしてきました。ダシといっても、ラインの確認です。長長のバタバタ(機織り)のラインの精度と、押しのラインの確認です。

一応、自分のシステムとしては、バタバタはおよそ2:1のラインになります。つまりこういうことです。

Zoroshot20141101-001ただし、これは1クッション目のヒネリ加減や、ラシャの状態とか、手球のスピードにもよります。手球が早くて、しかも1クッション目でいっぱいヒネっていると2クッション目まで十分にヒネリが残っているので、さらに短くなるでしょう。

ただし、新ラシャやワックスのかかったボールでは違いますので、普通のテーブルだけですよ。また、手球のスピードがあまり早いとダメです。つまり、ハードショットや的球と薄すぎる場合は要注意ってことですね。

また、手球のラインが長めの場合は少し変わってきます。2クッション目から3クッション目のラインが少し長くなってきます。特に長めになると、手球がたくさん走るので、2クッション目でブレーキになるようなヒネリが減ってしまうためです、たぶん。

Zoroshot20141101-002もっと長いとこんな感じでしょうか。

Zoroshot20141101-003

バタバタさせて的球を入れながら、第2的球に当てるなんていうゲームもいいかもしれません。

というわけでやってみました!!

意外と難しいですね。

システム的にはそんなに悪くない精度だと思いますが、私の腕がまだまだです。まぁ、こんなラインを使ったことない方は楽しんでみてはいかがでしょうか?