知人が、まだまだこのキューから学ぶことがある、みたいなことをツイッターで書いてました。
そのキューから学ぶことはもうない、なんてならないよね、というツッコミは常にできるのでまぁいいです。
逆にそのキュー以外から学ぶことってなんだろう?、というのはたまに思うことがあります。
重めでパワーが有って後ろバランスぎみで押しが楽なキューを使ってる知人はダシでは押しをメインに使います。
まぁ、押しが楽なのでそうなりますよね。
逆に軽めで引きやすいキューを使ってる知人は引きメインでだすことが多いです。わたしなら押しだなー、というところでも引きで。
当たり前のことですけど、たまに違うタイプのキューやシャフトに浮気したらいいのに。
細くてパワーがない(けど切れる)系のシャフトの人は、太くて押しやすいパワーのあるシャフトに。もしくはその逆に。
一ヶ月くらいあれこれしたら気づくことがあるんじゃないかなー、とかしばしば思います。
もちろん、上級者はそんなこと関係なく、自分であれこれ試行錯誤するでしょうけど、見ていると「今使ってる」道具に縛られてるよなー、という人がをしばしば見かけます。(といっても、これはぼくのレベルから見たもので、もうひとつ上のレベルから見ると別の風景に見えるんでしょうけど)
そういえば、鈴木さんが、ボールの衝突の際にボールはずれるか?ということを書いていました(これは別途図入りで書く予定)
そういえば、手球とキューの接触時間はだいだい1/1000秒っていうのは聞きますが、ボールとボールの接触時間ってどのくらいでしょうか?
もっと短いのは明らかでしょうから、うちにある1000fpsのデジカメでは接触の瞬間を撮影できないってのはあきらかですよね。といっても、厳密なセッティングができれば、実験からズレははかれそうですけど。
さて、接触時間をちらっと調べると、
この論文?
うーん。
実験がいいですよね。
やっぱり、ここがヒットしました。ロシアで20000fpsとかの撮影をしてる人のとこですよね。ボールとボールの衝突時間を49,000fpsのカメラで撮影したところ、7m/sの速度の時に、約250μ秒ということですね。これ、フリがない球なので、フリがある球ではどうなるでしょうか?直感的には、最大でも倍か半分になるってくらいの違いはあるかもしれませんが、スケール感はわかりました。
といっても、このボールの接触時間から、フリがある球の衝突時のズレは何もわからない(←物理学の素養なさすぎ)、ということなので、やはり実験が必要だな、ということと、あの30万円くらいのハイスピードデジカメがあればそれも十分検証できるスケール感だな、ということもわかりました。(30万の余裕はないけど)