カテゴリー
雑談

キューケース

キューメーカーのキューケースって、どれも似てる気がしませんか?わたしはほとんどのプロダクションキューのメーカーのキューケースは作っている工場は1つか2つだけだと思ってました(ます)

マクダモットの便利そうな4x7(だっけ?)の上があくソフトケースも、類似したものを別のメーカー(どこだっけ?QK-S?)が作ってますし、革のアダムのキューケース(2x4とか)とメッヅのヤツもとても似てると思ってます(それらはそもそもインストロークのキューケースが元だとは思いますが)

まぁ、工場はともかく似てる、ってことですよね。先日のプレデターのアーバインもそうですし、わたしが欲しかったけど、日本では売ってない(ように思える)モリナーリのソフトのキューケースなんかもなんですが、たくさん入るキューケースっていいですよね?

わたしの場合は普段持ってるのが、

ブレイクキュー(1B1S)

プレイキュー(1B2S…練習の時にバチバチミスキューしてもいいタップがついたシャフト、たまにこれにさらに気分転換用のシャフトが加わります)

ジャンプキューx2(超短距離用のマーティー・キャリーと普通のBANジャンプ)

エクステンション

やすり

チョーク

ブリッジヘッド

グローブ

です。本当はこれに、小さなタオルとメガネケースも一緒に持っていきたいのですが、わたしのつかっているメッヅの3×5のキューケースのロングポケットでは、ジャンプ用のバットx2とやすりとエクステンションを入れるともうタオルもメガネは入りません。

これは基本的に車で移動するセットなので、重さはあまり気にしてません。むしろ少し手荒にできるキューケースがいいですから、硬めの方がいいです。

ロングポケットをもうちょっと大きくしてさらに、仕分けがしやすいようになっているといいですね。あと、どんなのがあるといいかな。ちょっと想像もつかないんですが、B5くらいのノートと筆記用具、そして、スマートフォン用のミニ三脚と三脚用のスマートフォンホルダも入るといいな。

今ある多くのキューケースは、インストロークやジョー・ポーパーの影響を受けたタイプのものが多いけど、もっと収納できるのがいいんですよね。もし、無印良品でキューケースをデザインしたらどんなのができるんだろ?

ロンゴーニのケースや一昔前のゼロ・ハリバートンのキューケースみたいなアタッシュケースみたいな形状で、硬いもの(カーボンは高くなりそうだから、ポリカかな?)でいいかな。試合開場でキュー入れたまま立てかけたいというニーズがあるから難しいかな?それともキャリーケースみたいになってればいいのかな?(立つ、まで行くと今度は軽くてもかさばりそうだけど)

電車移動も考えたらやはりゴロゴロがついたキャリーケースみたいなのは邪魔ですよね。そうすると、やはり今のソフトケースみたいな方向性でしょうか。真ん中に上手くノートが入るようになっていればいいのかな。ぱかっと開けて、片面がキュー、もう一方が小物類(いざという時はキューも入る)といった形で、真ん中あたりに硬めの仕切りがあって、ノートが曲がらないようになっている、と。ほとんどモリナーリのflat bagだ。これの4×8があるといいなぁ。

 

ちなみに軽くググったけど、モリナーリのキューケースは国内では売ってないんでしょうか。今は無き横浜OTAでは売ってたようですが..

いや、もっといいやつがあればそっちがいいけど…

カテゴリー
雑談

あえる

そういえば相撞きしてる人が不可解なチョイスや、明らかに確率を無視したショットをした時に「なんでこっちの選択肢にしたの?」と聞いた時に、「あえてこうした」ということを言われることがあります。

例えばちょっと押せばいいのにおもいっきりハードショットでいったり。

ちょっと押せばいいのに気づかなかったのかな?、とあとで聞いてみると、「それはわかってたけど、あえてこうした」みたいに言われることが。

もちろん、何かを言われたから防衛的に、ぱっと言ってしまったというのなら良い気がします。つまり、「それはわかってなかった」けど、「わかってた」と言い張るパターンですよね。

これはまぁ、人間ですからある気がします。特にミスった後なんかは、ミスに自分で気づいたのに更に言われると「もう、(今なら)わかってるよ!!」ということはよくある気がします。

逆に相手が言っていたように、本当に「それはわかってたけど、あえてこうした」というパターンって、2つの場合に分かれる気がしてます。

1.2つの選択肢でどちらもそれほど確率が変わらない場合

2.2つの選択肢で大きく確率が変わる場合

1の場合はまぁ、好みでいいんだと思います。問題は2の場合。こういう球って、相手の実力が自分よりも下ならばまぁいいと思うのですが同格、もしくは格上の場合って、好みがある気がするんですよねー。

めっちゃ負けてる(大して入れてない?大して上手くない?)のに、試すような球を連発されると気持ちが萎えてしまうことないですか?もしくは逆に、自分を全く試そうとしない想定範囲内の球だけでは退屈では?

まぁ、多くの場合は格下の相手にあまりに試すようなショットをされるのは好まないと思います。「練習してから試せー」と思う気がします。あれ?違います??まぁ、「そもそも確率分かってないんだな」と思う気もしますが。

一方で、同レベルの相手の場合は、「そういうのもアリ」なのか、「そういうのは無し」なのかは、プレイスタイルといった感じじゃないでしょうか?

例えば「セーフティー嫌い」な人と、「困ったらセーフティー」も相容れませんよね。とても難しい配置で、セーフティーにいくのは「卑怯、ずるい」と思う人もいれば、そこでセーフティーに行かないでほぼないバンク狙うのは「適当すぎる、真面目にやれ」と思う人もいますから。

これと一緒で同格の相手に対して、本来確率がかなり低いショットを「試す」ようなのは、「適当すぎる、舐めてる」という見方もあれば、「技術を磨いてる、成長しようとしている、面白い」という見方もありますよね。

わたし自身は、基本的に相手に対して全力で勝ちにいかないと失礼にあたると思っています(下級者に対しては全力でやりきれないことがありますが、それは自分の弱さ)

そして、相手が逆のタイプだとやりづらい(確率無視して好きに撞いてた上で「試してた」とか言われるし)のですが、一方で、そういう相手は一定数いるのだから、相手に求めるものでなく、自分の弱さの問題とも言えるんですよね…むずかしい。

本当は自分が「試したいこと」があったのですが、なんで試せないのかなー、と考えてたらこんなネタになりました:->

カテゴリー
雑談

ケレン味

わたしはビリヤードで7,8年ブランクがあったので、復帰の時に動画等を見て、最近のスタイルを勉強しました。なので、今っぽい球を撞くと思います。

つまり、難しいことが全然できないタイプです。ハードショットもあんまりできませんし、たくさんヒネるのも苦手です。

キュー切れやピンポイントのポジション能力というよりは、フリとシュートで勝負といった感じでしょうか?2015か2016年くらいの世界選手権の赤狩山プロの試合に影響を大きく受けている気もします。

そんな私ですが、たまに自分のテクニック志向の低さを感じることがあります。たぶん、下級者から「あの人上手くねー」、「入れポンじゃん」って思われてるだろうなー、と。

考えてみると、ケレン味っていうパラメータがありますよね?ビリヤードでは、上手い・上手くないとは別にケレン味がある・ないというのがありそうです。まぁ、上手いの感覚も人によって違いますけど、ともかくケレン味ってのがある気がします。

プロで言えば、わたしの感覚だと(この辺は人によって違うと思います)

○ケレン味がある
エフレン・レイズ
アール・ストリックランド
コーリー・デュエル
ジェイソン・ショウ

○ケレン味が少しある
カルロ・ビアド
リーバン・コルテッザ
ジョシュア・フィラー
デニス・オルコロ
ミカ・イモネン

○ケレン味がない
ヨハン・チョア
ダレン・アップルトン
カー・ピンイー
ジョニー・アーチャー
エクレン・カチ
トーステン・ホーマン
ニールス・フェイエン

って感じでしょうか?ケレン味なんだろ..

サッカーだったらもう少しわかりやすそうです。イタリアのロベルト・バッジョ、オランダのベルカンプ、ブラジルのロナウジーニョ、ロビーニョ、あたりはケレン味ありそうです。前めの選手ばかりですけど。そう考えると、やはり余計に(?)テクニックを見せるような感じでしょうか。

ビリヤードだったら、やはりキュー切れ、ハードショットやピンポイントでの出しなどを使うとケレン味がありそうでしょうか。あと、たくさんヒネるのも。

わたしの場合は、そもそもケレン味を感じるようなショットの成功率があまりに低いということがありそうです。

ピンポイントの出しは一朝一夕の問題ではないので、ハードショット、たくさん引く、たくさんヒネるというショットの成功率をもう少し人並みにしていくというのがケレン味計画の第一歩でしょうか?

というわけで、まずは弾き気味のハードの押し球を練習してみました。使えたらケレン味ありそう。

練習してみると、無駄にキュー立てすぎ。あと、やっぱり撞点おかしい。

これはレストの高さと距離を工夫しないといけなさそうですね。

あと、やってる時に、ヒネりの練習ももう少し。たくさんヒネるってのは少しは使えるので、そこそこヒネる(例えば1Pヒネる)のをキューを立てぎみ(レールと手球の距離が0.5個くらいの時)で撞く練習とか。

これは、アリですね。ケレン味にはまだまだで、その練習をはじめる二歩手前くらいの練習ですけど。こういう時にヒネるってのはパシンと撞くようなショットスピードでしかしなかったので、カーブ出しながらみたいなのもやっていかないといけないかなー、と。あ、でも、このショットスピードだと、ラシャの影響もボールの影響も受けそうですよね。いろんな環境でやらないとかな。

 

(と書きつつ、ケレン味習得計画はすぐ飽きそう…)

カテゴリー
雑談

アーバイン

いつのまにかプレデターから、新しいキューケースが出ましたね。日本発売もそろそろでしょうか。

サイトはこちら。

https://www.predatorcues.com/cases/urbain/

わたしはメガネとか、エクステンションとか、ジャンプバットとかいろいろ入れたいんですよねー。

というわけで、なかなか期待のキューケースです!!

カテゴリー
観戦記・ビデオ鑑賞

プールカイザーchannel

全然知らなかったのですが、たまたま見つけた動画の紹介です。

千葉のプールカイザー(名前は知ってますが)さんのチャンネルです。チャンネルはこちらです。

猛烈にフランクな小川プロがいい味だしてますね。こういうのいいですねー。

試合結果とかをグダグダ語っているのがいいです。ほとんどが小川プロのキャラだけで見せてますが、なかなかいいですね。

こういう動画が増えていってほしいなー。

カテゴリー
雑談

いくつかのURL

右側にある「よく見てるビリヤードページ」というリンクには、ある一定の期間更新しているものだけを載せています。(更新を止めてしまったところはそのままにしてますが、鮫さん!待ってます)

というわけで、まだリンクのところには載せていませんが、気になっているページのリンクを紹介してみます。

billiard-lab

先日、セーフティーの時に書きましたが、配置図がたくさんあるページです。1週間更新がないのは、仕事などが忙しいからでしょうか?
B級の方やセーフティーのパターンが多くない方にはめちゃくちゃ参考になると思います!!現在、一番気になってるページです。

ビリヤード、人気スポーツへの道(ブログ)

ビリヤードについてのほどよいエッセイ系(?)のブログです。「人気スポーツへの道」だけあって読んでて心がモヤモヤするようなことはないです。

三十路から始める撞球道

今回の記事を書いたきっかけがコレ!!「小説家になろう」という小説投稿サイトのものです。
「小説家になろう」っていうから「圧倒的計算能力(ラプラシアン・アビリティ)を使ってビリヤードで勝ちまくる」みたいな話かと思いましたが…

まだ、書き始めたばかりのものなのですぐ読み終わると思います。ビリヤードやってる人しか楽しめなさそうなマニアックな小説ですね^^;;

カテゴリー
ブレイク・9/10ボール

引きブレイクの有効性(直感勝負、検証0!!)

おかげ様でブレイクが少し安定してきました。そして目指すものがわかってきました。A級名乗ってもいいレベルのブレイクだと自負しております(威力以外…^^;;たぶんスピードは29-30km/h程度)

ところで、今ブレイクを考えていた時に、引きのブレイクはどうなのかなー、というのを考えてました。ちょうど、先日の東海グランプリでの決勝戦の平口プロvs河原プロ戦を見ながら、女子ってなんで引き系のブレイク(ここでは左サイドから狙うとして、1番のわずか右に引きを入れて狙うブレイクのこと)多いんだろうなー、使えるのかなー、と思ってました。

なお、わたしの評価では引き系のブレイクは、新ラシャでは超有効だと思ってるので、新ラシャの場合はやることがありますが、それ以外ではよく分からないんですよねー。そして、プロの試合ではたしかに新ラシャのことが多く(カメラが入るテーブルはほとんど新ラシャ)、そうすると引き系のブレイクが多いだろう、と。

ちなみにナインボールのサイドブレイクの話ですが、基本的にブレイクっていうのは強く割れるといいわけですよね。

そして、ブレイクっていうのはわたしの認識で、使えそうなものを大雑把に類型ごとに分けると、

1.ドカンと全厚で狙う形

台湾の選手、特にカー・ピンイーがよくやる感じといった感じでしょうか。ともかく厚みを全厚でドンと撞きます。手球が跳ねるようなブレイクだと、他の球にめっちゃ蹴られるので危険なブレイクだと私は認識してます(なので、わたしの場合はある程度パワーを抑えた時か、結果を無視した時しかしません)

2.弱めカットブレイク

ナインオンフットの時によく見られたもので、また女子プロをはじめて多くのプロがつかっていると思います。かなり薄くとることで、1番をサイドの奥(図ではサイドポケットの左)で1クッションさせて、1番を右下コーナーへ狙う形です。

3.カットぎみハード

多くの男子プロがやっていると思います。弱めカットブレイクよりもより強く、より厚い形です。1番を上の長、右の短、下の長と3クッションさせて右下に狙うイメージでしょうか。本当はもっと薄くいきたいところですが、薄くいってしまうと、手球が跳ねている分、奥(フィットラインよりも左側)に行ってしまうので、厚くしているというイメージでしょうか?わたしの現在の目指しているものです。

4.引きブレイク

新ラシャの時にフィリピンのプロがよくやり(ただし、狙いはいろいろあると思います)、女子プロがよくやると思います。1番は右側にもって来てコーナーに狙うパターンや、1番をサイドに取りに行くパターン(スリーポイントが怖い)などなど、いろんな狙い方があると思います。

で、今回の話題はこの4なのですが、友人から「引きブレイク意外といいよ」とのこと..

これまで考えてなかったんですが、こういうことですよね、たぶん!!(

 

(コメントを受けて図を修正しました!)

つまり、引き系のブレイクはラックに伝える方向が図のピンク線方向、カット系のブレイクは図の黄色線方向な訳です。ということは、カット系のブレイクよりも引き系のブレイクの方が、同じスピードでもラックに与えるパワーの方向が良い(個別に解析しないと本当はいけないけど、全体としてはスリーポイントを回避しやすい)ということですよね、たぶん。

このこと気づいていなかったのですが、ふと閃きました。もちろん、検証とかまったくしてません。でも、真実な気がするなー。確信度70%。

カテゴリー
ブレイク・9/10ボール

ブレイク練習

よく一緒に相手してもらっている友人が明らかにわたしよりマスワリ出しまくってます。マスワリ率は倍以上違う..

なんでだろー、っていう話はありますが、そもそもその友人とわたしではブレイクの取り出しの安定感が違います!!というわけで、これまでブレイクでいろいろやっていたんですがもうそういうのは止めます!(何度目だよ!)

 

というわけで、久々にブレイクを安定させようという練習をしてみました。ブレイク練習自体かなりひさびさ。さらに、今回は「伸ばす」でなく、「落ち着かせる」ための練習です。いや、練習というか、何をするのかの「探索」ですね。

スリーポイントにひっかからないようにする、ウイングが入る、1番はできるだけ入れない、手球と1番の関係に注意、といった感じでやってますが..まだまだ安定感がありません。

あと、動画で見直してみると思ってたより身体動いてますね。

カテゴリー
その他

用語集その2

さて、用語集2です。今回は、言い回しが確定していない用語をいろいろと含みます。いくつか用語のチョイスがある中で、このブログの中での用語を定義します。

まず、”ズレ”もしくは”トビ”です。これは下図のように横の撞点を撞いた時(ヒネった時)に、手球がキューの進行方向ではなく、キューと反対側(?)に進むことを指します。英語ではこの”ズレ”はdeflectionやsquirt(以前はsquirtということが多かったと思いますが、最近はdeflectionの方が多いと思います)と呼びます。なお、日本では”ハイテクシャフト”と呼ばれるシャフトは英語ではlow-deflection shaft(LD shaft)と表記します。日本では製法基準、海外では結果基準ということですね。実際には”ハイテク”でも”ズレ”が多いシャフトもありますが。

また、この”ズレ”や”トビ”、そして、それ以外にカーブなどを予測して、狙う方向を変えることを”見越す”と呼びます。なお、この”ズレ”や”トビ”を”見越し”と呼ぶ人もいますが、このブログでは”見越し”は”ズレ”だけでなく、カーブなどすべてを含んだものを”見越す”といった形で使い、その名詞形の”見越し”はなるべく使わないようにしています。

 

次に、横の撞点を撞く時の狙い方です。まず、手球の中心を通って、イメージボールの中心に向かって行くのを”シュートライン”と呼びます。(図では下記忘れました) キューがまっすぐ出ると仮定して、キューがその上を通る直線を”キューライン”と呼びます。

このシュートラインと平行にキューを出して、ひねるような狙い方は”平行移動”と呼びます(”平行ずらし”や”平行にずらす”と呼ぶこともあります)これは比較的真ん中に近い撞点や、”ズレ”の少ないキューの時の狙い方です。

一方、ひねる時にキューをシュートラインと平行でなく、どこかを中心にキューの向きを斜めにするような狙い方を”ピボット”と呼びます。”ピボットずらし”と呼ぶこともあります。また、この時の”シュートライン”と”キューライン”が交わる点を”ピボットポイント”と呼びます。なお、英語でもこの狙い方はpivot (ピボット)と呼びます。

 

撞く時のキューの軌道がまっすぐでないことを”こじる”と呼びます。多くの場合”こじる”のは意図していませんが、意図的に”こじる”こともあります。また、ある程度意図して、キューの軌道をまっすぐにしないことは、”捌く”(さばく)と呼ぶことがあります。

そして、ヒネる時にキューを”捌く”場合は、外側(ヒネリの方向)へキューを”捌く”ことを”はらい”(”払い”、”払う”)、内側(手球の中心方向)へキューを”捌く”ことを”おっつけ”と呼びます。英語では統一された用語がありませんが、swerve in/ swerve outといったのが適切でしょうか。

 

手球を撞くと多くの場合は、手球が低空ジャンプをしています。この低空ジャンプのことを”跳ね”もしくは”ハネ”と呼びます。ブレイクショットで顕著にでますが、それ以外にも普通のショットでもこの”跳ね”は発生します。また、故意に”跳ね”るように撞くショットを”弾く”(はじく)と呼びます。英語では”弾く”ショットのことはpunch shot(パンチショット)と呼びます。

 

イメージボールと、手球の中心が、クッションと平行よりも、より角度がある側から的球を撞くことを”への字”と呼びます。この配置を”くの字”と呼ぶ人もいますし、”への字”を別の意味に使う人もいますが、このブログでは下図の赤枠方向からショットのことを”への字”と呼びます。英語ではback cut(バックカット)と呼びます。

カテゴリー
その他

用語集その1

●ダブルクッション

●ダブルレール

まず、ダブルクッションとダブルレールです。

上図の緑のように、同じクッションに2回入るのがダブルクッションです。超切れる人なら、引きのダブルクッションもできます。

下図の白のように、長→短→長(短→長→短でもいいけど)と間に一つ入れて、同じクッションに入れるのがダブルレールです。

 

●長い、短い

長い、短い、もしくは伸びる、縮むというのが下の図です。

白線が標準として、赤い線が伸びる、もしくは長め、緑の線が縮む、もしくは短めとなります。図では、右を捻ったり、クッションが「遅い」テーブル、しっかり押しを効かせると赤い線の感じになります。逆に、左を捻ったり、クッションが「速い」テーブル、引きを入れると緑の線のようになります。

 

●バタバタ

バタバタというのは、長クッション(もしくは短クッション)を向かい合わせのものを交互に使うものです。

2クッションでも3クッションでもバタバタといいます。


ちなみにスリークッションだと、こういう形もバタバタと言うと思います(呼び方は地域によって差があるので、これは機織り(ハタオリ)というかもしれません)

 

●切り返し

切り返しというのはこの形のことです。

入れた的球側に手球を動かす感じで、長→短(短→長の場合もあるけど)しょうか?1番はタッチしていなくても切り返しです。

●ひっかけ

もちろん、1番がタッチしていても切り返しです。この球はさらに、ひっかけとなります(厳密にはひっかけとは限りませんが)ちなみにひっかけというのは、的球に当たる前にクッション(上図では上の長クッション)に入れてから的球に当てる形です。

 

●裏回し

この形の長→短→長の形を裏回しといいます。スリークッションではよく使う形ですが、ポケットではわざわざ裏回しという言葉を使う必要がない気もします。

 

●順ヒネリ

●逆ヒネリ

順ヒネリ、逆ヒネリという言葉はよく使いますが、実際には的球に対して順、逆というのと、クッションに対して順、逆というのがあります。

ちなみに日本語では順、逆といいますが、英語では、的球に対して順がOutside English(外側ヒネリ)、逆がInside English(内側ヒネリ)、クッションに対して順がRunning English(走る方のヒネリ)、Revese English(Hold-up English)(逆ヒネリ、止まるヒネリ)とも言います。

この図で右を捻った場合は、的球に対して順、クッションに対して順のヒネリです。

この図で左を捻った場合は、的球に対しては逆、クッションに対して順のヒネリです。