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雑談

スリーポイント問題

以前からモヤモヤしている問題にスリーポイント問題というのがあります。あ、それほどモヤりませんがダブルヒット問題も。

まず、スリーポイント問題について。これは、要はナインボールのブレイクで、ソフトブレイクは許容されるかどうかって問題です。A級の人なら出るナインボールの試合の多くはスリーポイントルールを採用していると思います。でも、普段の相撞きの時に、あえて「スリーポイントありで」とは言わないこともあると思います。

こういう時に、相手がA級で1ミリもスリーポイントを守る気がない「ぽちょん」というボウラードみたいなブレイクをしてきたら、モヤモヤするってのが今回の話です。

これに対しては、こっちも同じことをする、ってのがあるけど、実際に試合では全然使えないようなブレイクするのもなんだかなー、と思っちゃうんですよね。

一方で、「スリーポイント有りで」というのも大人げない気がして…

そういうわけでモヤモヤします。ちなみにこれまで何人かこういう「ぽちょん」というブレイクをする人に会ったことがありますが、わたしが会った人に関してはみんな普通のブレイクが下手な人が多かったので、「スリーポイント有りで」とは言いづらいというのもあります。

もう一つはダブルヒット問題。こっちは別にそれほどモヤモヤしませんけど!

これはA級の相手が「ダブルヒット」とコールしてダブルヒットをしてくると、「いや、もう今さらだろ」と思うというのが話の半分。ちなみに、「今どき、ダブルヒットなんてA級はなしだよ」なんていうことはよほどの仲良い人にしか言いません。あと、ダブルヒットされても、それほど何か思うことはないんですよけどね。ただ、今どきは駄目だろー、と。ちなみに15年くらい前からA級でダブルヒット禁止になったような気がしますが、B級の公式戦では今もダブルヒットありなんでしょうか?もうそろそろ無しでいい気がしますが..

もう一つはダブルヒットをしていないつもりなのに、ダブルヒットしちゃってるのをどうしよう問題。これ判断が難しいヤツですが、手球と的球が近いときにキューを立てて撞くことがありますが、別にキューを立てたからと言ってダブルヒットしないわけじゃないんだけど、本人が気づいていないパターン。

これも試合ではファール取られるんだろうな、とは思うものの、その後に「これはファールでこれはセーフ」みたいな話になるのが面倒でいつも放置してます。とはいえ、自分もダブルヒットかどうか自信がないものたくさんあるしなー、と(基本的には音と手の振動でわかる気がしてますが、微妙なのか自信ない)

あ、だからB級ではダブルヒットオッケーなんでしたっけ。

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雑談

への字の引き

散々書いている気がしますがこの球苦手です。

苦手すぎてやばいです。左(的球に対して順)をひねったらそれなりにすっと構えたりもしますが(入るかどうかは別)、撞点真下とか、撞点真下の右ヒネリとかやるとかなり違和感があります。さらに左ヒネリの量も自分がコントロールできるかというと、なんとなく「この辺」というヒネリしかできません。

ひねらないのと、その付近(微妙な左右のヒネリ)ができません。もしくはやると、身体の違和感に負けて一気に外しやすくなります。なんじゃそりゃー。

こういうのが、ごろごろしてるんで、それを一つづつ潰しているんですが、こういうのでいいんかなー、とは思ってますが、他に思いつかない。そもそもなんでこんなふうなのか理解してないというあたりが問題な気もしますが。

 

 

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雑談

ハリネズミではいられない

わたしは底辺A級ですが、底辺だけあって底辺らしさがいろいろとあります。

その一つに、ストロークの種類が少ないということがあります。

さて、ありがちな気がしますが、こんなのを練習してました。

要はたくさん押したい。ちなみに押しの効率よりも、できるだけハードショットして、その上でしっかり上を撞く練習です。そして、今回は「できるだけハードに」がポイントです。あ、図ほどは押せませんよ!


同様に引きです、こんなに引けません..こっちも同様に「できるだけハードに」の上で、できるだけ下を撞く練習です。

こんなかんじに、どうやればもっとハードにつけるのかなー、というのをあれこれやってるうちに、ふと手首のスナップを使うっていうのが気になりました。これまでスナップってほとんど使ってませんでした。

少なくとも意識してスナップを使うようなショットは全くしてませんでした。(握り込みは意識していないもののやってるという認識はあります)

で、意識してスナップをするストロークも…ありかも?ただ、マックスのハードショットというよりも、7、8割のショットがしやすくなるという感じです。

うわー、スナップありだわー。

使うタイミングは10ラックに一回あるかないか程度な気がしますが、こういった特殊ストロークももっと身につけないといけないですかねー。

(ちなみに上級者こんな、「Aのストロークをする/しない」でなくて、もっといろんなストロークが統合してる気がしますが)

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システム・球の動き

厚い球、どう見るか?

先日書いた、厚い球、行けるか我慢かの続きです。

この記事を読めば、つまり以下の配置の場合にどういう厚みで力加減なのかわかるってことですよね?

 

とても厚いのだけど、ドンと横に少しだけ転がしたい球。ありがちですよね?ちなみに青いラインのように押しでワンクッションするならば、以前書いた90度ルールとダシ その2の記事を読めば狙いが分かります。まぁ、押しもいいけど、横に弾きたいことありますよね?

この時は、的球から1ポイント先(もしくは2ポイント先)で、どまっすぐよりも2cm左の点に向けて的球を転がすようにする、みたいに私は狙っています。力加減は固定(2種類くらい使い分ける)

こうしておけば、2つくらいの力加減で、横にどれだけの比率で転がるかを覚えておけば、穴フリの範囲が分かりますよね?まぁ、実際には力加減は2種類といっても、よりちょっと強め、とか、よりちょっと弱め、とかもしますけど。

あとこういう球。7番に厚くなっちゃった球で、8番はストップさえすればいいので、レールから球1つ(か2つ)浮かしたい時。

普通に撞けば十分なのに、バチコーンと撞いて外したり、逆に普通についてレールにくっついたり、なんてことがあったりしませんか?

 

こういう球もフリが分かってれば大丈夫ですよね?

上図で黄緑の線がポケットライン(わたしの用語ポケットの中心(穴振らない時)と的球を結ぶライン、イメージボールの中心も通る)、青色がシュートライン(イメージボールの中心と手球の中心を通るライン)です。2つの直線はイメージボールの中心で交わります。ということは、左の短クッションから見ると約5ポイント。

そして左の短クッションで見ると2つの直線の間はボール1つくらい。つまり、この球のフリは1ポイントあたり球0.2個くらいのフリってことですね。

だとすると、球2個横にずらすためには、普通のやや強めくらいの力加減でちょうどいいってことが分かります(わたしの基準の力加減で)

ちなみに上図の場合はノークッションの出しですが、ワンクッションさせる場合は、クッションの反射係数を0.5と想定して考えるので、1クッションして球2個転がすのは球4個転がすという力加減になります。なので、上図で、この厚みでワンクッションさせる場合は結構ハードに撞かないといけないので、わたしならそれを選択せず押すか引くかして、次が土手撞きのつもりでいきます。

ということは、この7から8への出しで、8を上のコーナーに行くか、下のコーナーに行くかも同様ですね。

まぁ、なんとなく、紫のラインは大変そうだな、って気がしますけど。

 

これも、ポケットライン(図の白)と、シュートライン(図の黄緑)を引いてみます。左の短クッションを基準で考えて、5ポイントの距離あってフリが、球4個分くらいでしょうか?ということは1ポイントで球0.8個のフリ。やや弱めで撞くと、ちょうど0.5ポイントくらい横にいく感じでしょうか?ということは青ラインくらい。そこまで走らないかな?、みたいな感じでしょうか?しっかりつけば3ポイントくらい走るので紫ラインも可能ですが、的球がレールに近くてカタカタの可能性が増えるので私なら青ラインですね。

こんな感じで、厚さの基準を作っておくと、球を見た時に、自分なりにこれは、こっちサイド、これはあっちサイドってのが分かります。まぁ、実際には下の配置図みたいなのは、こんなこといちいち考えていなくてぱっと見てやってますが、基準となる考え方はこんな感じってことです。

(このブログはもともとB下くらいの人向けのブログなんで、そういった人向けに書いてます。特に「システム・球の動き」はラインがいまいち分かってない人向けに書いてる記事となってます)

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雑談

勝ちに行く?うまくなる?楽しむ?

厚い球の動きについて書くつもりでしたが、ちょっとコメントが有ったのでそれについて書いてみます。

ビリヤードで「勝ちに行く」とか「楽しみ」とかについて。

まず、いろんな考え方がありますが、基本的にスポーツの楽しみには3つあるというのが前提と考えてください(いろんな分け方があるけど)、

1.自分ができるということによる楽しみに(自己効力感)

2.他人との交流による楽しみ

3.そのゲームそのものの楽しさ

この3つが、複雑に絡み合っているというのが基本です。普段はめっちゃガチで公式戦とかでSA目指しているんだけど、仲の良い人たちとわいわい楽しむのも好きというのもありますよね?

また、Aさんとはほとんどしゃべらず黙々と撞くんだけど、Bさんとはわいわい馬鹿話しながら撞くというのもあります。

要はこの3つはどれってことでもないし、状況や相手によっても変わるってのが基本です。

さらに1の自己効力感を感じるってのはいろんなパターンがあって、例えば「すごい難しいショットをする」とか、「めっちゃキューを利かしたショットをする」ことでも感じれば、「上手くなっていく」ことでも感じれば、「相手に勝ったり、試合に勝つ」ことでも感じます。

要は自己効力感は、試合の結果だけでなく、経過でも感じられるし、その経過で感じるにしても、いろんなところ(そのプレイヤーのこだわり)で感じるところが違うってことです。

ここまでが、基本的なことです(ほぼ自分の嗜好について語っていない)

ただ、一つ言えるのは、状況によって違うことと、いくつかの要素が混じり合っている、という前提に立たないといけないってことです。

、わたしの考え方は、基本的には「スポーツは勝利を目指すもの」が基本だと思ってます。あ、ゲームもですね。まぁ、元々格闘ゲームは3on3や5on5のような団体戦で出たりするってのがあったのかもしれませんが、基本的に「これかっこくいいよね?」みたいなプレイは好みではありません。

お互いに勝利のためにベストを尽くしてなんぼと思ってます。

なので、ビリヤードにおいても基本的にはベストを尽くして勝ちに行くべき、と考えています。

基本的にはというのがやっかいなとこです。これ、多くの人が感じているとわたしは思っているのですが、自分より上級者と撞く時は勝ちに行くべき、と思ってます。例えば、押しならすぐ出せる配置を無理に引きに行くべきではないと思ってます。


「これは相手を舐めてるんじゃなくて、こういう球を練習しないと上手くならない」という考え方の下に、上手の引きのショット(赤ライン)を選択する人もいますが、わたしはそれはよくないと感じています。

一方で、相手が自分よりも格下の相手の場合は、こういうプレイもある程度正当化されると思ってます。相手に対して真剣にというのはあるし、相手への敬意を払うというのはあるものの、自分の方が上級者というのはつまり、ビリヤードにより真剣に、および長い時間向き合って来ているわけなので、その「技術力」は敬意を相殺すると思ってます。

なんで、上級者はこういうプレイをする権利があると思ってます(上の図はやりすぎかも)

このあたりは好みですよね。私は個人的には相手によってプレイを変えるの好きじゃないですけど。

個人的には相撞き中に、「上達しようとする」ために普段やらないショットをするのは相手に失礼で、そういうのは一人で練習しとけ、と思っている派ではあるものの、これは完全に自分に向けてものです。ここの相手の考え方は気にしません。

ちなみにラッキーで勝つ勝たないみたいなものにはほとんど興味がなくて、勝利を目指すもののラッキーで勝った、負けたみたいなものは多かれ少なかれあると思いますが、別にそんなもんだと思ってますし。ただ、ラッキーで大喜びとか、あれは運で負けたとかいちいち主張するうざい人は嫌いですけど、大人なのでいちいち怒ったりしませんけど。

 

あ、あと、勝利を目指すためにベストを尽くすとありますが、敢えて遅く撞いて相手のプレイを乱す人は嫌いなのでできる限り撞きませんし、そうでなくても遅いプレイヤーは嫌いです。

とはいえ、自分もやや遅めなのでこのあたりは難しいところです。

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システム・球の動き

厚い球、行けるか我慢か

わたしなりの考え方を書いてみます。

ちなみに元々はbilliard-labでお馴染みのbilliard-kkさんがツイッターで書いてた、この配置の話題。これ、どうやってるんでしょう?、と。

この球を、

ちなみにこの配置、実際に計測するとフリはおよそ約5度です。あれ?思ったよりありますか?なお、sin(5度)=0.087 cos(5度)=0.996ですね。

つまり、ここから計算すると、1ポイント離れた時に3cm横にずれたフリってことですね。えっと、この1ポイント離れた時のフリってのは、わたしがよく厚い球の厚みを見る時の見方ですが、ポケットの中心とイメージボールを結んで(わたしの用語でいうポケットライン)、イメージボールから1ポイント(球6個分)離れた時に、手球とイメージボール(私の用語でいうシュートライン)が、ポケットラインからどれだけ離れているかっていうものです。こんな感じ。


ちなみに、シュートラインを基準で見ようがポケットラインが基準で見ようが、実際には1ポイントに対してフリが十分に小さいならば(そうでなくても?)同じような割合になるので気にしてません!

力加減が1の時に、1ポイント離れて2cm横にずれたフリ時に、手球が横に10cm動くならば、1ポイント離れて4cmのフリならば同じ力加減で20cm横に、1ポイント離れて1cm横にずれるフリならば同じ力加減で横に5cm動きますよね?

同様に力加減を倍にすれば横に倍動くので、例えば1ポイント離れて3cm横にずれたフリの時に力加減2で撞いたら、横に30cm動く訳ですよね?

ということは、これを踏まえると2つのことが分かりそうです。

例えば1ポイント離れて2cm横にずれた球で、2,3種類の力加減で撞いておけば、微妙に厚い球の時に、しっかり出せるかどうかがわかるってことです。

私の場合は、入れの精度に不安がない程度のややハードショットの場合は、およそフリの20-30倍(テーブルによるけど)の距離横に移動します。ということは1ポイント離れた時に3cmのフリだったら、60-90cmくらい動くってことですね。ちょうど今回の球くらいでしょうか。

ちなみに、今回ボーニングの球だったら、わたしの入れが怖くないハードショットの限界か、それを少し超えるくらいって感じでしょうか?

また、逆にいえば、横に動かせる量から厚みを考えることもできます。わたしの場合は、弱く撞いた時には1ポイントのフリの3倍くらいの量(例えば1ポイント離れて1cmのフリならば手球が横に3cmは行ってしまう)と覚えているので、例えば以下のような配置の場合の厚みと力加減をコントロールできます。横にボール1個(5.71cm)動かしたいならば、1ポイント離れたところで1.5cmくらいズレたところを目指していけばいいってことですよね。

ちなみに、上の説明はあくまでも、まっすぐバツンと撞いた時の考え方なので、実際にはもうちょっとキューをたてぎみにした(わたしはしない)、ショットスピードを抑えて的球にヒネリのスロウでラインをかえるような撞き方もあります…が、わたしはそういうテクニカルなのは苦手なので、普通に厚みと力加減で行くことが多いです。

お近くの上級者に聞くと、もっといろんなことを聞けると思いますが、基本的なこととしては上のようなことかなー、と思ってます。