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雑談

殺し球の予測問題

WPS(World Pool Series)は、24歳のスカイラー・ウッドワード(Skyler Woodward)が優勝、ダレン・アップルトン(Darren Appleton)が2位、アルバニアの18歳、クレンティ・カチ(Klenti Kaci)は準決勝でウッドワードに負けてしまいましたねー。

一方、ジャパンオープンは、男子が、張榮麟(ザン・ロンリン)が優勝で、大井プロが2位。一方、女子は平口プロ初のビッグタイトル!!、準優勝は台湾の范育瑄(ハン・ユーシェン)でした、17歳!?あいかわらず台湾は若いプレイヤーがすごいっすね^^;;って、去年北陸オープンで準優勝してた子ですね。

平口プロは次は海外タイトルですか…^^;;

 

 

一方、わたしは殺し球で予測がだいぶ違うことが分かってきました^^;;;

正確な定義は知りませんが、殺し球って、撞点を下げることでショットスピードを抑えることを抑えること、そして的球に当たった瞬間にわずかに引きの回転をかけることで手球の走りを抑えること、ってのが目的だと思ってます。

わずかにキューを立てながら逆のヒネリ(左に転がしたくないなら右を撞く)をかけて、横にずれるのを防ぐような撞き方はここでは考えてません。

 

さて、この球で想定が違っているのは、おそらくですが、ショットスピードのイメージが違うのかな、と。

このくらいの力加減で撞こうというので撞くのですが、実際には結構撞点を下げてつきます。そうすると、本来は(?)手球のスピードになるはずの部分が引きの回転に食われるわけですよね。イメージするならば、10の力で撞こうと覆ってたけど、実際には7か8くらいの力で撞く感じです。

もちろん、手球は的球に届くまでにスピードが減っていくので、そうすると的球に当たった時の力加減が5だったおのが2や3になる、と。

これが殺し球の時にイメージと転がりの差になるのかなー、と思いました。

 

これに限らず、撞いたショットのイメージと、撞点の端を撞くために、実際に手球に与えたショットスピードの差があって問題になるってのはありそうです。押し球やヒネリの場合はそれが実際には手球を走らせることになるのでイメージと合わないことは少ないとおもいますが、引きで、しかも引きの量でなくて、弾ける量(横にスライドする量)をイメージする時にはこの差が明らかになるのかなー、とふと思いました。

この分析、正しいかどうか分かりませんが^^;;;

 

ただ、自分がちょうど殺した時にズレるイメージはこれで説明できるなー、というのはわかりました。そしてできるかどうかわかりませんが、その対策も:->

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雑談

くっころ

最近、張玉龍(チャン・イールン, Chang Yu-Lung)のビデオを見てます。

 

上手いですねー。台湾の他の選手とは少し違う印象ですね。タイプでいえば、オルコロやビアドを見てるような感じ。

といっても、そこまでフィリピンっぽくない^^;;;

 

そして、見てると自分にはないものが…

 

殺し球って、全然使ってないんだけど…

これまでも苦手だ、苦手だ、とは思いながらもたまに練習してました。

 

とりあえず、昔よりは入れられるようになりましたが…

 

実は殺し球の時にどのくらい球が転がるかの予測がかなりヒドイことが判明 ><)

思ってたよりも倍くらい転がったり(予測が倍違う!)とか…入れるポイントと、転がる距離の予測の精度を上げるポイント(穴フリでどのくらいの範囲になるかを見ること!)

 

なかなか上手く殺せないというのもありつつ、自分の範囲での殺し球としても、予測がーーーーっ。

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観戦記・ビデオ鑑賞

メリングのスーパー取りきり

今やっているWPSでのクリス・メリング(Chris Melling)のエイトボールのあるラック。巷では評判のようですね。

ゲームは8ボール。相手はイモネン。取り出しから厳しいです。これ、4番(?)を激カットで、奥のコーナーかなー、スクラッチ怖いなー…

と思ったら…そっちかーっ。そしてそうかー。

最後の1番の処理までびっくりなスーパー取りきりです。

 

絶対、「アホやろ!」と突っ込むこと間違い無し^^;;

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練習

3つのこと

相変わらずセンターショットで迷子になっております^^;;;

ビリヤードの3つのレベルがあって、

レベル1.まっすぐを入れる

レベル2.フリのある球を入れる

レベル3.手球をコントロールする

とあった時に、まだレベル1の段階です。もちろん、レベル1だから、フリがある球が全く入らないわけでも、手球がまったくコントロールできないわけでもありません。

 

最近、思うところがあって(←何度目だ?)ルーチンをいろいろ見直したりしているんですが、単なるセンターショット(まっすぐ入れるだけ)でも、すっと構えられなかったり、狙い方がショットごとにばらついていたりしています。

まだしばらくかかりそうです。

わたしは手球のコントロール(ダシ)の練習をほとんどしていないんですが、そこまでできるようになるには何年かかるんだろうなー、とふと思ったりします。

知人からは「ビリヤードはちゃんとダシてなんぼ」みたいなことを言われるんですが、わたしはだいたい「我慢して→勝負」の連続なので..

 

この辺は、「趣味のビリヤード」、「遊びのビリヤード」での個々人の限界っていう話なのかもしれませんけど。

ただ、自分で「限界だから」といって妥協はしたくないんですよね。まぁ、ダシは諦めてるっていうか、まだその練習する段階に到達できないってだけなんですが。

 

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観戦記・ビデオ鑑賞

入れて出すだけのドリル

ビリヤードの動画をよく上げてくれているイケメンジェニたんことgenipool14さんですが、よくドリルに関する動画もアップしてますよね?

チナホフとかあたりがやってるイメージがありますが、それ以外にもロシアのいろんなプレイヤーがやってる気がします。

というわけで、基礎な気がするけど、難しいヤツ。

見てると分かるんですが、超微妙な加減の連続ですよねー。本当に絶妙なポジショニングの連続ですよね。ロシアの人って14.1が上手いというイメージがありますが、まさにそんな感じ。

ある人に言われて一時期、ラインアップ(わたしの場合は短クッションの真ん中からフットスポットまで8個等間隔において、同じコーナーに入れる)をノークッションでやろうと練習したことがあるんですが、これと同様にボール1/3くらいの転がりですぐにアウトになるという厳しいヤツです。

わたしのスキルレベルでは、あっというまに精神ゲージが持ってかれます^^;;; (そして、怒りゲージも貯まります)

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雑談

初対面

先日、初対面の人と相撞きをしました。

初対面の人と撞くってのは、緊張感が増すという面で基本的にはパフォーマンスが向上する要因になります。

一方で、緊張感が増すというのは余計なところまで気がまわらないので、ポカミス(きっちり出したと思ったらそっちの穴ないじゃん、とか)ってのが起こりがちです。

しかーし、この時はそれ以外にも気になることがあり…

緊張どころかだらける要因に… ><) むずかしー。例えば後ろで大学生くらいの子どもたちが騒いでいるとかもやばいんですが、こういった時の対処って難しいですよねー。少しだけポイントが分かってきてはいるんですけど.. ><)

ところで、最近はまたまたセンターショットをやりなおしております。っていうか、センターショットが無限に続きます。

これまで、構える時に右目をキューに合わせるってのはやっていたんですが、それだと上手くいかないことがあるってのがわかったので、最近は構える時に自分の鼻の位置をキューラインから何cmか左に置くように意識しています。これが正解なのか分かりませんが、とりあえず右目の位置がぱっと決まりやすくなった気がします。

他には、緊張感が切れやすい(というかキレてる)シチュエーションの時に、ルーチンを守らずに少し前めに立ってしまって、キューを短めに持ってしまって、そのままミスとか、そういう悪い癖にようやく気づくことができました。

観察すればするほど悪いクセの塊です ><)

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雑談

ブレイクについて最近思ってること

 

ふと思って、最近、ナインボールのブレイクについては、コントロールブレイクを捨てて強く割るっていう方針に変えてみました。

ついでにラックのボールの配置もだいたい固定だったのを、毎回適当に変えるようにしてみました。

 

きっかけはなんだったか忘れてしまいましたが^^;;まぁ、相撞きの場合は許してください。「全力で勝ちにいかない」というは「相手に失礼だなー」と思いつつも、とりあえずこれはわたしのポリシーということでご理解いただこうかな、と思っております。ほんとはよくないけど。

 

しばらく強く撞いてなかったので、9ボールのブレイクが相当下手になってるなー、と感じてます。当たり前だけど、やらなきゃどんどん下手になりますね^^;;;

 

ちなみに強く割るといっても、手球のコントロールを捨てるわけではないので、手球が多少コントロールできる範囲でできるだけ強くってかんじですね。

 

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雑談

置きにいった

相撞きをしていて、「あ、置きにいった!」と的球を抜くことありました。

これ、「置きにいった」というと、なんとなくストロークのミスな気がします。実際にストロークの際にショットの瞬間に減速をしてしまって撞いてしまうっていうような動作をしていると思います。

 

でも、先日、「置きにいった」時には、確実にストロークのミスでなくて、エイミング(狙い)のミスでした。結局狙いがアバウトなままで、「どこでも入るわ~」と撞いている時にこのミスをしやすくなってしまうようです。きっちり1点を狙っていけば、置きにいかないし、ぼやっと狙うと置きにいく、と。

 

これまでずーっっと、ストロークのミスだと思ってましたが、全然違うミスでした(もしくはそういうパターンが混ざり込んでるようです)

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練習 雑談

コンディションの影響を受けにくい球

 

 

ある知人の球を見ているとモヤモヤすることがあります。「なんでそうなんだよ!!」、と。

まぁ、それぞれビリヤードのとり方の趣味も違えば、目指していることもやりたいことも、レベルも違うわけです。

 

でも、その知人の球を見てると、「このテーブルならいいけど、別のテーブルでは通用しなさそうだなー」とか、「そもそもコンディションの影響受けそうだなー」とか思ったりしてました。

結構、厚めに出してバンバン撞いている感じといったかんじでしょうか。もうちょっと薄めに出して、例えば2クッションでいけばいいのに、厚めでワンクッションで弱かったり、しばいたり、と。

 

では、コンディションの影響受けづらいってどんなんでしょうか?

少し薄めにとって手球のショットスピードに比べて的球のショットスピードを落として上げるってのはコンディションの影響を受けづらい気がします。

少なくとも、ポケットが渋いテーブルでも対応しやすそう。でも、より薄くなるので、ポケットが渋い時に、「そもそも入らない」なんてのはありそうです。

あと、わたしが好んで使うテーブルは結構ヨレます。的球のスピードを一定以下にすると結構危険。

 

じゃあ、厚めならいいかというと、ヨレの点ではいいけど、テーブルによっては出せずに終了してしまいそう。では、そもそもコンディションの影響を受けづらい方策ってなんだろう?、と。

 

きっと普遍的なものなんてないので、どうせテーブルには合わせないといけないっていうのが正解な気がします。一つの撞き方やとり方があるわけではないなんてことは分かってたことです。

 

それでは、なぜ知人の球を見て、「コンディションの影響を受けやすそうだなー」と思ったのか?

これって、単に「その球はわたしは嫌い」ってことを言い換えただけなんじゃないか、という気がしてきました。嫌いっていうんじゃなきゃ、「わたしの趣味じゃない」ってところでしょうか?一見、理由がありそうで、理由なんて後付けってのは人間には普遍的に見られる行動です。

こう考えるとすごくスッキリしました。

知人の球を見ながら、「どこがコンディションの影響受けやすいのかなー?」と思ってたんですが、別にそういうわけじゃなかったんですね。

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雑談

よくある範囲 その2

昨日の記事の続きです。

さて、「キューは利き目の下になければならない」、なぜなら**プロも**プロもそうだから。

という意見にはもちろん反例があります。

では、この反例をどう捉えればいいのでしょうか?

 

ポパーの反証主義に対しては、デュエム・クワインのテーゼというものが知られています。これは、反証に対しては補助仮説を修正することで対応できるので、決定的な反証というのが存在しないというものです。

例えば、「キューは顔の真ん中にあるべき」に対して、「ストリックランドやフェイエンは?」という反例があった時に、「いや、ストリックランドは乱視だから」とか(←今、適当に書いただけで真実かどうか知りません)とか、「フェイエンはオランダの選手で、オランダではそう教えているから」(←今、適当に書いただけで、絶対に違います)といった理由をその反証に当てることで、決定的な反証をなくしてしまうということです。

 

物理でも、「光は粒子であり波でもある」なんていうのがありますが、あれも、後から補助仮説ができたと考えることができます。光が粒子であるという仮説も、光が波であるという仮説も捨てられなかったと見ることもできます。(←ここ微妙なラインなんで突っ込まないでください^^;;)

 

あ、大きく道を外れてきました。

 

さて、ビリヤードのフォームをもし理論と見るならば、このフォームの体系は、反証の塊とも言えると思います。統計的な処理をするならば、反証なんてものはなく、体系的なものと見ることもできますが、それだと多数派以外は全て捨てて処理しているだけっていう感じですし、「**という人が統計的に多い」という記述しか得られませんからあんまり意味がなさそう。

 

一方、そもそもビリヤードに反証可能性なんていらんでしょ、という気もします。

 

そもそもフォームで例えば利き目が「顔の中心」か「利き目の真下」なのかっていうのは、正解があるんでしょうか?

それ以外にも、例えば右手利きとして、右足と左足の関係と、キューラインはどうなっているべきでしょうか?

 

 

これに対して、わたしが持っている武器は「よくある範囲」ですよね。っていうか、これ以外の妥当な基準ってあるのかな?、と思ってます。

なんとなく10人中1人しかやってないことは、「よくある範囲」かどうか悩むところ、50人中1人ならたぶん「よくある範囲」外。

といっても、実際には歴の長い人にはいくつかこの「よくある範囲」外のことがあると思います。例えば、あまりにもレストが長いとか、あまりにも姿勢が高いとか。上級者はこんなんあっても全然いいですよねー。

でも、それって初心者とか中級者とかにはどうなんだろう?

 

わたしは、もともと人間の経験っていうものをあんまり信用していないんですよねー。経験って、もちろんわたしにとっては圧倒的なリアリティがあるんですけど、所詮「n=1」つまり1つの事例にすぎないんですよねー。

自分の経験が圧倒的で、あとはその説を補強するために「**さんもこうしてる」とか「**プロが**ということを言っていた」みたいなことがあるんですが、どっちかというと逆で、むしろ誰かに何かを説明する場合には自分の経験をできるだけ消してそのリアリティに負けない方がより真実に近づけるんじゃないかな?、と思ったりしてます。

 

と、どっかの上級者が初級者や中級者に教えるのを見ながらよく思ってます:->