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中空の件 その2

この記事はほぼ机上の空論です。しかも、自分用のメモで、誰に向かってるのかよく分かりません^^;;

よく考えたら、中空にしたら重さが同じままで太い口径にできますよねー。おそらく同じトビでパワーがあるシャフトになりそうです。
計算を簡単にするため12mmのシャフトと13.5mmのシャフトで考えると、

中空でない場合の面積(=重さ)は
12mmのシャフト = π x 6 x 6
13.5mmのシャフト = π x 6.75 x 6.75

比率でいえば、12mmのシャフトと13.5mmのシャフトの重さの比率は64:81= 1:1.27です。

もし、12mmの重さになるようにするならば、13.5mmのシャフトの真ん中に6.2mmの中空をあければ同じ重さになります。

ちなみに強度という点では、
12mmの棒の強度と13.5mmに6.2mmの穴を開けたパイプの強度の比率は、1:1.36です。こう見ると、同じ軽さでもやはり13.5mmの方がパワーがありそうですねー。

実際には外径が太くなると、重要な先端部分(先角部分)が重くなってしまうので、ここまで太くはできないと思いますが..また、13.5mmに6.2mmの穴は直感的には大きすぎますよねー。と書きつつ、5年後にはこんなのが標準になってるかもしれませんが^^;;

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中空シャフトについての勘違い..してなかった!

シャフトについては、先が軽い方がいいというのはよく知られていることだと思います。

先角については特に言われてますよね。各キューメーカーは比重が軽くて、熱や摩擦に強くて、固い素材を探しています。某所でプラスチックの研究をしている研究者に聞いてみましたが、「軽くて、固くて、熱と摩擦に強いプラスチックが欲しい」と言ったら、「それはみんなが欲しいヤツだ」と言われました^^;; たしかにそうですよねー。

ビリヤードの場合は先角を軽くするために中は木にしたり、中空にするなどもしていますよねー。

ハイテクシャフトといわれるものは、先角に特徴があるだけでなく、中空シャフトといって、木の先の方の中心部に10cmとかもっと長い空洞があって、そこに何か別の素材を入れたりしているものもありますよね。たしかプレデターの314、メッヅのハイブリッド、アダムのACSSやトールハンマーのシャフトなどは中空だったと思います。

わたしはその中空ってのは、軽くするためだと思ってました…が、昨日知人と話していて勘違いな気がしてきました。

軽くするという効果もおそらくありますが、それ以外にシャフトを固くする効果があるんじゃないか、と。棒よりもパイプの方が曲げに強いっていう例を聞いて、「そんな気がする」と思いました:->

 

で、実際に調べてみました。

同じ重さなら→パイプの方が曲げに強い
同じ断面積なら→パイプの方が曲げに強い
同じ外径なら→棒の方が曲げに強い

シャフトの場合は、外径が同じになるので、中空にした方が強度はやはり落ちますね〜

むむ。そうすると、中空にするのは曲げに強くするわけでなく、やはり軽くするためですねー。軽くすることで、シャフト先端部のしなりを減らしているわけでしょうか?

結局、勘違いはしてなかったということがわかりました:->