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観戦記・ビデオ鑑賞

フォーム改造についてのヒント

フォーム改造については、いろいろな考え方がありますよね。これはある意味考え方の違いなので、あまり踏み込まないようにしますが^^;;

フォーム改造について、最近面白かった動画を2つご紹介いたします。

ざっくりなぞると、フォーム改造の必要の有無は、できることがあるかどうかや必要性で考えるということでしょうか?

もちろん、これだけで全てではないでしょうし、個々人の状況にもよるでしょう。

そして、最近Youtubeが面白いダルビッシュ選手のもの。

個別にはともかく、「一つある完璧」を目指さない(たぶんこれが最も大事。どう考えてもそういうものはないし、人間はブレの塊であることを理解しないといけない)時の、1つの方法を示しています。

個人的にはフォーム改造についてはいろいろと思うところがあり、わたしは悪い面がいろいろと見えてしまいますが、要は状況によるのと、悪い面がいろいろと見えるのはごく少数の人だけな気もしますが。(良い面は良いパフォーマンスや実力に隠れてしまい、見えないので)

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練習

肘の場所

グリップを変更してますが、これとは無関係(のはず)に肘の場所を調整しています。

これまで後ろから見ると肘の場所に対して少しだけ手首の位置が身体側に近づいていました。

これを肘の真下に手首が来るように修正していました。「こんなの調整だけで3日はかかる」と思っていたのですが、デジカメで1ショットごとに撮影→チェックとやっていたら意外とすぐに調整できました。いつものように習慣化するにはどれだけかかるか分かりませんが^^;;

とりあえず自分の場合は、シュートラインに、右肘の5cm外側を乗せるようなイメージにすると、ちょうどいい感じでした。自分の場合。

さて、こうやって調整していくと後ろからのフォームが整いました。

 

し・か・し、

腕のラインは見たところいい感じになったのですが、少し左にこじるようになってしまいました ><)

これまで肘が少しだけ内側に入っているとまっすぐに出るようなストロークだったのに、肘が少し外側(右側)にズレた分、キュー先が左に向いてしまったのでしょうか?

フォームだけ調整しても、ストロークの癖の問題が…やっぱり見た目にこだわってフォームを作っていくよりも、ストロークに合わせていくべきか…

 

と思ったけど、その考え方は間違ってるかな。あくまで自分にとってだけど、美意識にこだわってストロークを調整していくのが真のアマチュア道かな..^^;;

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雑談

どの辺が問題なんだ問題

自分のフォームをいろいろと触っていますが、結局のところ「入る・入らない」という観点から見た時に他人のアドバイスはどこまで参考になるかわからないな、ということが分かってきました^^;;遠回りしてこれかよ。

もちろん他人からもらうアドバイスには客観的に良くないところといった情報が含まれていると思います。例えばキューライン(イメージライン?)に、「手首と肘と肩の面(プレーン)」がのっていることとか。でも、これズレていてはよくないのは分かるけど、これが完璧に乗ってるね、なんて人は滅多にみません。プロでもアマでもだいたい合ってるというのはクリアしても、完璧だ、なんて人はごくわずか。

こういうところを最後まで詰めていこうとすると大変だなー、と最近思ってます。

人から得られる情報って、2つあると思ってます。一つは比較的感覚的なヤツなんですが、例えば「引き球はだるま落としのようにスパンって、撞くイメージ」みたいなアドバイスです。「こうタップにノセるように撞くといい」とか。こういうのは、アドバイスとしては、自分の解釈として試してみるけど、よく分からないし、あわないものも多いですよね。

一方で、比較的客観的(に思える)アドバイスとうのもあります。例えば、「なすみそ君はレストの距離が長いよー」とか、「なすみそ君はハードショットの時に、こういう傾向があるよ」とか。指摘は具体的ですが、実際に改善させるかどうかはよく分かりません。例えばショットの瞬間に顔が右を向くというならば直さないといけないのは明らかですが、「レストの距離が長い」というアドバイスは果たして何を意図しているのか?

 

知人で、いろいろな下級者にアドバイスをしている人がいますが、そのアドバイスの多くが単に自分の嗜好の反映にすぎない、とか自分の経験だけということがありますよね?

例えば、「センターショットさえ入れば、なんでも入るんだから、センターショットだけ練習しておけ」というアドバイスは、その「アドバイスをした人」の現状では真実かもしれなくても、ほぼ間違っていると思います。例えばテーブルごとの狙い点の違いとか、厚みを錯覚しやすい配置といった問題を無視していますし。「アドバイスをした」側にとってはその問題はすでに解決済み(もしくはそこまで至っていない)だけなのかもしれません。もちろん相手を見て、その人の現状ではそもそもセンターショットの精度を上げるフェーズだと判断したアドバイスならばオッケーですけど。意外と相手に合わせないでアドバイスしている人をみかけます:->

話がそれてきましたが、最近ようやく気づいたのは、フォームについてはさまざまなアドバイスは意外と参考にならないってことです。

ビリヤードは比較的精度の高さを必要とするゲームですし、要素も多いので、結局他人からのアドバイスは、コストがかからないならば取り入れた方がいいんですが、意外とそこではないということに気づきました。例えば、わたしは最初からあまり重視していなかったけど、最近取り組んできた肩と肘と手首でできるプレーンをキューラインとまっすぐにするということがありますが、この「まっすぐ度」を極めようと思ったらどこまででも時間がかかるわけです。

そしていろいろな要素を試していくと、外している原因はそこではない、と。

大事なのはこの「いろいろな要素を試していくこと」だと今は思ってます。「いろいろな要素」が必ずしも外から見やすいわけではないので、ぱっとスマホで撮影しただけでは気づかないくらいのことが、たまに顔を出して外してしまうなんてことがあります。

 

全然センターショットが入らないというレベルならばもっと分かりやすくても、だんだんと球が入るようになってくると、ぱっと分かるような大きな欠点はなくなってきます。残る問題は、その本人でないと気づかないような小さなものばかり。

それは本人にしか分からないんだけど、探すのが大変だったり面倒なので、「キューをイメージラインにまっすぐにしよう」とかもしくはフォームとかでなくて「ひたすらセンターショット」のようなコストパフォーマンスの悪い練習になったりするのかもしれません。

フォームの追求はこの探すのが大変だったり、面倒だったりするものをどう効率的に探すのかというゲームな気がしてきています。

(あくまでもわたしの場合は、です。あとフォームの話限定)