昨日は超久々に生でプロレスを見てきました。超久々の後楽園ホールでした。
 
以前プロレスを見たりしてた頃はビリヤードの試合と比べるなんてことはしてませんでしたが、今回はどうしてもそういう目で見てました。(といっても2割くらい、8割はプロレスを楽しんできました!)

もちろんプロレスは「ショウ」であり、「興行」です。見せるための「エンターテイメント」ですから、スポーツである(ゲームかもしれないけど、少なくとも「見せるための」ものでない)ビリヤードとは根本から異なります。
 
プロレスを見ていると2つのことに気づきます。一つは当たり前ですが、1つの試合が短いこと。ビリヤードの試合としての最大のポイントがこれですよね。3先交互ブレイクとかならともかくとして、試合が長すぎるというのがあります。プロレスは1試合が10分から20分くらい(もっと長いのもあるけど)
 
比較的短い時間で、プレイヤーが交代するのは「見てて飽きない」ために重要ですよね。ちなみにリングアナウンサーとか音響とかもしっかりしていますよね。まぁ、向こうは何十年も毎週何回も興行しているし、ノウハウの蓄積が違いますが。

なお、最大の違いと私が感じているのは、「感情の揺れ」です。これは万人受けするエンターテイメントの基本は、感情が揺れること、であり、その回数が多いほど良いと思ってます。
 
例えばサッカーならばシュートシーンで、そのあとのガッカリやゴールした興奮(応援している相手側ならばその逆)といった感情の揺れがあり、またよいプレイで感情が揺れます。
 
プロレスは、攻撃や受けることがあり、また、その攻め手が定期的に変わることで(主に受ける側に対してが多いですが、その両者に対して)感情の揺れを感じます。
 
そう考えるとビリヤードはこの揺れが少なくて、得点した時に少しプラス、自分でミスって隠したりするとマイナスに、ナイスショットでプラスに、といった感じですが、基本的にナイスブレイクからマス割りをしてもそれほど感情が揺れません。また、勝者ブレイクで連マスしていると、プレイヤー目線としてはすごいなー、と思うのですが、感情自体はそれほど揺れません。ブレイクが良いと少しプラス、得点が入るたびにプラスになるってくらいでしょうか?
 
できれば感情は上下すべきなので、その点では感情の対象が変化する交代ブレイクのほうがやはり望ましいということですね。一方で交代ブレイクの場合は大逆転というのが起こりづらいという欠点がありますが、それでも感情の対象が変化するのはいいことでしょう(少なくとも一方が得点を重ねるよりも、どちらを応援していても上下するので。もちろん応援していない人でも、同じ人が得点を重ねるよりも感情が動きやすいですし)

ビリヤードはショット自体からあまり感情が動きにくいということがあって、(ゴルフに似てるし、クラシック音楽を聴いたりするのに似ているかも)非プレイヤーにとってのエンターテイメントとしてどうなの、とは思うのですが、やれることもまだまだあるなー、なんてことをプロレスを見ながら思ってました。まぁ、会場内でもアナウンサー入れて、観客を煽ったりしていくってのでもう少し変わる部分がありますが、プレイヤー目線から見るとどうなのかな、といったのがあるでしょうし。
(私ならやる、けど)