わたしなりの考え方を書いてみます。
ちなみに元々はbilliard-labでお馴染みのbilliard-kkさんがツイッターで書いてた、この配置の話題。これ、どうやってるんでしょう?、と。
この球を、
ちなみにこの配置、実際に計測するとフリはおよそ約5度です。あれ?思ったよりありますか?なお、sin(5度)=0.087 cos(5度)=0.996ですね。
つまり、ここから計算すると、1ポイント離れた時に3cm横にずれたフリってことですね。えっと、この1ポイント離れた時のフリってのは、わたしがよく厚い球の厚みを見る時の見方ですが、ポケットの中心とイメージボールを結んで(わたしの用語でいうポケットライン)、イメージボールから1ポイント(球6個分)離れた時に、手球とイメージボール(私の用語でいうシュートライン)が、ポケットラインからどれだけ離れているかっていうものです。こんな感じ。
ちなみに、シュートラインを基準で見ようがポケットラインが基準で見ようが、実際には1ポイントに対してフリが十分に小さいならば(そうでなくても?)同じような割合になるので気にしてません!
力加減が1の時に、1ポイント離れて2cm横にずれたフリ時に、手球が横に10cm動くならば、1ポイント離れて4cmのフリならば同じ力加減で20cm横に、1ポイント離れて1cm横にずれるフリならば同じ力加減で横に5cm動きますよね?
同様に力加減を倍にすれば横に倍動くので、例えば1ポイント離れて3cm横にずれたフリの時に力加減2で撞いたら、横に30cm動く訳ですよね?
ということは、これを踏まえると2つのことが分かりそうです。
例えば1ポイント離れて2cm横にずれた球で、2,3種類の力加減で撞いておけば、微妙に厚い球の時に、しっかり出せるかどうかがわかるってことです。
私の場合は、入れの精度に不安がない程度のややハードショットの場合は、およそフリの20-30倍(テーブルによるけど)の距離横に移動します。ということは1ポイント離れた時に3cmのフリだったら、60-90cmくらい動くってことですね。ちょうど今回の球くらいでしょうか。
ちなみに、今回ボーニングの球だったら、わたしの入れが怖くないハードショットの限界か、それを少し超えるくらいって感じでしょうか?
また、逆にいえば、横に動かせる量から厚みを考えることもできます。わたしの場合は、弱く撞いた時には1ポイントのフリの3倍くらいの量(例えば1ポイント離れて1cmのフリならば手球が横に3cmは行ってしまう)と覚えているので、例えば以下のような配置の場合の厚みと力加減をコントロールできます。横にボール1個(5.71cm)動かしたいならば、1ポイント離れたところで1.5cmくらいズレたところを目指していけばいいってことですよね。
ちなみに、上の説明はあくまでも、まっすぐバツンと撞いた時の考え方なので、実際にはもうちょっとキューをたてぎみにした(わたしはしない)、ショットスピードを抑えて的球にヒネリのスロウでラインをかえるような撞き方もあります…が、わたしはそういうテクニカルなのは苦手なので、普通に厚みと力加減で行くことが多いです。
お近くの上級者に聞くと、もっといろんなことを聞けると思いますが、基本的なこととしては上のようなことかなー、と思ってます。
「厚い球、行けるか我慢か」への5件の返信
なすみそさん、おはようございます!
申し訳ないですが、ここをお借りして鈴木さんの30日のブログの「勝ち負けを付けずにビリヤードを楽しむ」に関しての私なりの答えをお伝えしたいのです。
9ボールでも10ボールでも得点を付けずに時間で撞けばいいのかなと思います。
ブレイクも交代で撞くのもいいし、腕の違いがあれば上級者が下級者にワンポイントレッスン的なことを入れながら撞くのもいいのかなと思います。
鈴木さんの考えの「私はビリヤードを勝負事として見ていません」は私も同意見です。
ビリヤードをする人には競技主体の人や賭けの対象の人もいますし、私などのようにビリヤードで人とのキャッチボールを行う者もいます。
競技主体の人や賭け玉の人は相手を負かすことに主体をおいて玉を撞きますが、私は相手とのコミュニケーションをはかるために玉を撞いている、どちらもビリヤードを楽しんでいるとは思うのですが、どこかでは相容れない部分がありますね。
私は特に掛け玉主体の人とは相容れない部分が多いです。
ハウストーナメントに出れば結構必死になって撞きますが、普段は自分の腕の向上の為の玉を撞きますが掛け玉をすれば小銭ではあるが取られるのは嫌なので必死で撞かないといけなくなる、それがしんどいということです。
平場の球撞きでもやけに勝ちにこだわる人がいますが、撞いててしんどいですね、そのような人は相手のスクラッチで大きな声で「ラッキー」とか「超ラッキー」とかいう人もいます。脳みそ腐っているとしか思えません。
(特定の人が頭に浮かんでいるw)
私は勝ちたいより、いい球を撞きたいというのが主体ですね。
なすみそさんはどのような事を考えて撞いておられますか?
(なすみそさん、主題違いですみません)
なすみそさんの考察をして頂きありがとうございます。
真っすぐに錯覚し、思ったよりフリがあって、騒ぐほどの球でもなかったと反省しております。
フリが何cmあるかによって自分なりの限界の出しを知っておく事、参考になりました。
今後とも、ご指導のほどよろしくお願いします!
上の動画、ボーニングとチェンシミンの相い撞きを見てると自分レベルで勝ち負けなんて糞みたいなもんだと思えてきますねw
あんなレベルのビリヤードが出来れば最高だと思います(まあ一生無理ですが・・・)
少しでも上達したいもんですな^^
KKさん:
べ、別にアンタのために書いた訳じゃないんだから!
みんなが気になるだろうから、書いたんだからね!このネタは続きがあるんだから期待してなさいよね!(CV:釘宮理恵)
ガクさん:
こんばんは。そんなことを言うと、世界のわずか30人か50人くらいだけがまともな球を撞いているのかもしれませんが、そんなことはともかくとして、そういったレベルを目指して、少しづつうまくなりたいですよねー。
それにしても、ふたりともいいですよねー。