少し前のタップの話からのつながりですが。タップが柔らかいとトビが少ないというのは言われたりしていると思います。わたしもそう思ってます(体感しています)
ちなみにわたしがよく引用するDr.Daveはタップとトビはあまり関係がないと言っています(が、これには私は疑問を持っています)
ところで、タップが柔らかいとトビって本当に小さくなるのでしょうか?理屈だけで考えると大きく2つの話が作れそうです。(事実かどうかはわからない)
1.シャフトでもトビを少なくするためにはすぐに”逃げ”る必要がある。タップが柔らかいのは、この”逃げ”に対応するので、柔らかいタップはトビが減る(かもしれない…よく考えると、別の説明も作れるけど)
2.柔らかいタップというのはタップが柔らかい分、硬いタップよりも、より凹んでからインパクトが起こる。つまり、同じ撞点を撞いたつもりでも、柔らかいタップの方が硬いタップよりも、より中心を撞いていることになるので、トビが少なく感じる(が実はヒネリも減ってる)
1については別の話も作れるし、1と2の複合というのはもちろんあり得るでしょう。
と書きつつも、結局こんなストーリー(創作)は他にも10くらいは作れるので、検証しないと意味がないし、理屈なんて結構どうでもいい、という気がします。
ちなみにビリヤード(に限らずほとんどのスポーツ)で、こういう検証ってロボ的なものならばいいのですが、上級者が手でやるのは意外と信用していません!上級者になればなるほど、手を機械のように動かすのでなくて、そのスポーツで「上手くいく」ように調整してしまうので、柔らかいタップと硬いタップでストロークを変えてしまっている可能性があります。
「タップとトビ」への10件の返信
ネバーエンディングストーリーですね(笑)
仮にロボがあったとして、タップの個体差もありますし、同一個体でも上下左右でチョークの乗りとか弾力に差がありそうですし、
木のシャフトなら木目の向きがどうこうとか(汗)
さらに実践的となるとグリップうんぬんとか。
あのロシアロボは、グリップに関しては諦めた、って言ってましたっけ?
とにかく、手球の結果を左右する要因が多過ぎるし、その上おっしゃる通り複合的。
机上の計算で省ける要因は見付けられるかも知れませんが、私にはサッパリ(汗)
まとめると(笑)
描いたストーリーが物理的にハチャメチャでも、自分にとって都合が良いものを信じておけば救われる、的な。
つまり、どうでもいいに同意ということで(笑)
以前、完全ノーマルシャフトで撞いていてタップ交換してすぐはタップの厚みもありタップも締まっていない時はトビが若干少なくなりましたね、これはハイテクシャフトで撞く場合も同じことが言えると思います。
2.の案に一票です。かつ、Dave氏にも賛成って感じ。2の理屈により関係性があるのは認めるが、あまり大きなことではないというのが私の意見です。
金属のように極端に硬いタップを想像したとき、タップが手玉を跳ね返す方向(厳密には跳ね返そうとする方向)は、タップと手玉が接した瞬間の共通接線の垂線方向になると思います(まあシャフトのしなりなどを考慮すると違うのかもしれませんが、それ言い出すと複雑すぎて議論にならないので)。それに対して柔らかいタップの場合には、いったん凹むのですから、跳ね返す方向は内側(タップの中心側)に寄るように思えます(もちろん通常のR前提。タップが完全半球体になっているような形状なら差異はないかも?)。
これは、ハードショットでバンクしたときに角度が小さくなるのと一緒ですよね。クッションが大きく凹んでから跳ね返すので、的球が跳ね返ってくる方向が入射角=反射角に従った方向と、クッションの垂線方向に作用する反作用との合力になるという感じですかね。
とはいえ、他の要素(シャフトの逃げとか、撞き方とか)が多すぎて、タップそのものの効果はそれほど大きくないというのが私の感覚です。
ラガマタさん:
そういったことは、数をこなして、平均をとればいいかと思っております。人の性格なんて測れるか!、みたいなものに対して、ある程度のデータを集めればできますよ、みたいな感じでしょうか。
で、おっしゃるように「とにかく、手球の結果を左右する要因が多過ぎるし、その上おっしゃる通り複合的。」なので、複合的なままで計測しかないかなー、と思ってます。ちなみにロボを作ったらまっさきに検証したい(しできそう)なのはまさにグリップで、グリップごとの差異はほとんどないんじゃないかと思ってます。ちなみにロボを作ることもハードル高いですが、何回も同じことをやって(←ここまでは楽)、そこで撮影したスロー映像をコマ送りでチェックしながら、データに起こして、それらをまとめて処理する、ってあたりが大変だと思ってます。
時間食いそう…まぁ、やるやる詐欺になりそうです^^;;暇な友人がつきあってくれればアレですが^^;;
ガクさん:
ノーマルシャフトでトビが減るなら、ハイテクシャフトでトビは減ると思います。ほぼ間違いなく。問題はノーマルシャフトでトビが減るといってるのは、本当に同じだけ捻れた上かということだと思ってます。見かけ上、同じ撞点はそれなりにつけてるような気もしますが、nowheremanさんもおっしゃっているように、それでどれだけヒネリがのってるかということですよね。
あ、でも、ガクさんがおっしゃっているのはヒネリの量が同じにした上でトビが減ったとおっしゃっているのなら、答えが出たのかもしれませんね。
わたしの場合は柔らかいタップだと、同じ見かけ上の撞点でもわずかにヒネリが減ってる(しトビも減ってる)ので、同じヒネリが入る撞点がつけないんですよねー。さらに柔らかいタップだと、力加減も変わるので、クッションからの跳ね方ではヒネリ加減がわからないので、撞いた直後の手玉のスピンで判断しないといけないんじゃないかと思ってます。このあたりを含めてスロー撮影で実験すればいけるような気もしますが、十分な時間×空間解像度が必要&相当な手間と思ってます。
(そして、それをやったところで、「だから?」とか「そんなん知ってた」とか言われる^^;;)
nowheremanさん:
>とはいえ、他の要素(シャフトの逃げとか、撞き方とか)が多すぎて、タップそのものの効果はそれほど大きくないというのが私の感覚です。
結局、そういうことかもしれませんし、一方で「1.」のようにタップによってトビが減るという直感(体感)も捨てきれないんですよね^^;; まぁ、こんなことは、明らかになろうがなるまいが、それぞれ信じていることを信じていればいい、という気もしますし、それで何一つ困ることはないんですが^^;;あ、それを言うとこのエントリ自体意味なくなっちゃいますが…
いやー、実験したい!!
まあ、逆押しの切り替えしでのことです。
その場合に見越しが減ったということですよ
逆押しの切り替えしで見越しが減ったということですよ。
なのでトビが減ったということです。
まあ感覚的なものです。
ガクさん
おはようございます。逆押しでも順上でも、トビのヘリ加減は同じかと思いますが。
ヒネリが同じでトビが減ってるのが確実なら、(私には)大発見です。
切り返しの球はスピンボールっぽくなるので、ヒネリ加減は強調されそうな反面ワンクッションめが近いのでひねり具合がみづらそうですが(あと、押し引きの影響がでかくて、視認が難しそうですが)ただ、こういう(捻り具合がかわってないか)のが見てわかる視力があるなら羨ましいです!
「まあ感覚的なものです。」と書いています、「視力があれば」とか嫌味を言われても困りますね
ほとんどの人は感覚で撞いていると思われます。数値がどうとかあまり意識していないでしょう。
はっきり言って鬱陶しいですね。
ガクさん
おはようございます。やけに簡単に1と断言してるなー、と思ったのですが、私の読み違いでしたねm(_ _)m
ちなみに見える(視力)の件は嫌味じゃなくて、トップの人たちは(意識的にではないでしょうが)、かなり正確にクッションでの挙動がみえているとわたしは思ってます。(そして、その視力はビリヤードの能力が十分でなくても育ちうる、とも)なので、本当によく見えてる人なら、これの結論は出せると思ってます。(が、それは検証とは別物なので、わたしの興味の外になりますが)