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雑談

上手い人の真似

いつも楽しみに読んでいる鈴木さんとこのブログに「元の形」、「続・元の形」って記事がありました。

内容はプロとかの真似をすることについてです。

この問題って悩ましいですよねー。だって、たぶんスポーツの基本は模倣で、フォームとかも自分でパーツごとに「作る」部分と、全体的な感じを上級者からパクる部分と2つの面がありますよねー。

ぼくが大好きな、しかしいろいろと疑っている、ティモシー・ガルウェイの「インナーゲーム」の主な主張は、「フォームは上手い人のを見れば、勝手にできる」ってことだと思います。

 

プレイヤーは「腕をこう振る」とかそういった(一見理性的な)内なる声(システム2)でなく、無意識(システム1)に任せようって話です。

#インナーゲームではセルフ1,セルフ2という言葉を使ってますが、心理学での一般的な用語のシステム1、システム2にしました。

逆方向としては、すごいブレイクをするためには、腕を素早くふる必要がある、そのためには小さな関節と大きな関節をうまいタイミングで行う。また、大きな重量物を早く動かした方がいいので、腕の先よりも肩関節が大事、ってことを頭で考えて、そのように各パーツをコントロールするっていう方向もあります。

実際の練習でも、自分の悪いところを少しづつ修正して、それを覚えていくといった感じなので通常の練習と同じようなプロセスですよね。。

一方で、ある程度撞き込めるなら、そういったことをすっ飛ばして、上級者の真似をするってのはあるでしょう。特に下級者の場合は、あまりフォームを考えずに上級者の真似をする(無意識に任せる)というのがいいんじゃないかと私は思ってます。

とここまで書いて、ブレイクについて、例えばホーマンやフェイエンのようなブレイクは真似できるんだけど、ジョニー・アーチャーやブスタマンテのような派手なアクションの人は真似は厳しいんじゃないかとか、思い始めてきました。

そして、みんな大好きボーニングの真似ってありなのかなしなのか。

うーん。初心者にはきっとアリなんでしょうか、暫定、そして想像ですが。

鈴木さんがよく書かれているように「強く振る」ってことを身につけるためにも真似はありだと思います。

ただ、全体的な真似じゃなくて、詳しくスローモーションなどを見ながら解析して真似をしてしまうと、身体を上げながら腕を振るので、場外とか周りのものを壊さないか心配です。

一方で、ある程度フォームができた人が、ショットやブレイクの時に「ブスタマンテをイメージしながら」とか、「アップルトンのようなストローク」とかやるとほぼ結果はいいことになりませんよね。

新しいことを始めるにはこういったメソッドはありだと思います。要は自分の限界を上げていくために、一時的に結果を気にしないフェーズならば全然アリだと思います。もちろん、すぐに結果は伴わないですよねー。

 ただ、ボンヤリしてるとこういう「~~をイメージしながら」ってプレイをまれにしちゃうんですよね。特に自分のプレイを改善する目的でもないんで、なんもいいことない。

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