昨日書いた、イングリッシュテンプレートその1、という記事の続きです。このテンプレートの使い方ですが、基本的にうちでヒネったときの素振りの練習で使うのですが、このPDF(狙い線ver100)には複数のラインがあります。
これは、AからEにつれて横へのズレ(トビ)が多い(たくさん見越さないといけない)のです。この中から自分のキューにあったテンプレートを最初に探すのが第一ステップです。
写真を見てください。ちなみにテンプレートの手球を置くところの中心に十字の線があるので、ここにドーナツ(穴開けパンチのリングの補強シール)を貼ってください。この精度は大事ですよー。

そして、写真のように手球をフットスポットあたり、的球をセンターにおいてください。この時に手球の真下にテンプレートを置きます。
多くのお店ではフットスポットの上に直線が書いてあります。(59用?ローテーション、14.1やワンポケット用?)この線を使って、テンプレートの中心の線を手球と的球とどまっすぐにします。
あとは、このテンプレートの一番外側の線の真上を常にキューの中心が通るようにして(あまり手球を気にしないで、ともかく直線の真上にキューの中心が通るように)、ある程度のショットスピード(普通の人がセンターショットで一番入れやすいくらいのスピード)で手球を撞いてみます。

テンプレートのズレ量と、手球のズレ量がちょうどあうテンプレートがあったら的球はそのまままっすぐに進みます。人間のショットのズレもあるので、左右の撞点で何回か試して、どのテンプレートが一番的球のズレが少ないかをチェックするだけですね。
(撞点の上下やショットスピードでズレが変わる??おっしゃる通りですね。真横をできるだけ水平にして撞きましょう)
なお、これによるメリットは何かというと、
1.このシャフトによるズレの計測を上級者にしてもらえば、下級者はそのキューのズレを明確に分かる(練習する時にこの紙を持っていってもいいし、うちで素振りもできるし、電車の中で睨むこともできる)
2.すべてがこのテンプレートとぴったり同じじゃないとしても、キューごとのトビの量を数値化できる。このシャフトはAとBのちょうど真ん中くらい。こっちはBよりちょっと多いくらい、と言えます。そして、それは掲示板やネットなどで書くのにもぴったり。「**さんのシャフトはめっちゃトビが多いよー」より「**さんのシャフトはEくらいトビがあるシャフト使ってるよー」と書いてもらった方が具体的位イメージできる。
といったことです。
ちなみに、今回はズレの大きなノーマルシャフトのトビの量は計測できません。そのうち作ります_o_
なお、わたしの敬愛するDr.Daveのシャフト比較動画はまったく不安になるのですが、
(キューこじりすぎだし、ピボットの場所**と言われても本当にそう撞いているかわからん)
こういったテンプレートの上を慎重につけばかなり安心できるのになー、と。