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Shots, Moves and Strategies

今回は前回と同様に「あなたならどうする?」系の本ですが、ガッツリしたワンポケットの本です。著者はEddie Robinです。えっと、どんな著者か忘れました^^;;

大判のハードカバーで約300ページ。各ページには3つの問題、ページをめくるとその解答といった本です。実際にプロの試合などから多く取られているのが特徴です。

問題は全て左下が自分のポケット、それぞれのスコアがテーブルの横にボールの形で置かれています。

例えば、こんな問題。相手が7点取っているので、一個も落とせない状況ですよね。自分のポケットが左下なんで、左上にあるポケットをハラキリまでは分かるでしょう。

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答えはこれ。ヘッド側の球がフットスポットに上がることで大変な感じになりますよね。相手は フットスポットの球をバンクに行って入れれば勝ちですが、確率を考えると左下の穴前の球を処理しないといけないでしょう。

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次はこんな問題。問題文に1960年代までのテーブルと書いてあります。

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答えはこんなの。僕が昔撞いていた蕨のお店の変なテーブルだったら出来たかもしれません^^;;

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この本は超オススメの一冊なんですが、残念ながら入手が難しいというかかなり高いです。

今調べたらamazon.comなら、Usedが$159.59、Ebayで新品で$160(それぞれ送料別)なんでワンポケット好きならその価値があると思います。

 

ボーナスがある方は冬のボーナスで一冊いかがですか?

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How Would You Play This?

先日も少し書きましたが、手元にある本についてのレビューを少しづつ書いていくつもりです。といっても、日本語の本は本屋さんに置いてあるので、主に英語の本を書いていくつもりです。

栄えある英語の本の一冊目は今年の1月に亡くなったGeorge Felsの本です。George Felsはビリヤード雑誌で連載をしていましたよね。たしか私が読んでいた10年くらい前にBilliard Digestに記事を書いていた記憶がありますが、毎号良い記事を書かれてました。

本書の内容は「How Would You Play This?」というタイトルの通り「あなたならどうする?」といったシチュエーションの図と、その解説が1ページに1つづつあるという構成です。

全129ページとそれほど厚くなく、版型も小さめです。この本は1998年のものですが、読んでいるともっと古い印象がありました。これはPhil Capelleの良著がその後に出たためかもしれません。

ちなみに内容は1/3づつ、14-1、エイトボール、ナインボールの3つのゲームを取り上げています。

例えば、14-1ではこんな感じの図が載っていて、その下に考え方が載っているといった感じです。

HowWouldYouplayThis3

 

今となっては、古さを感じてしまう本で、買うほどではないかなー、というのが正直な感想です。

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ザ・プロブック

この記事を書いている今は早朝5:45。今から近所の満喫で3時間コースにするか、このままブログを書いて子供と一緒に8:30から始まるハピネスチャージプリキュアを見るか悩んでいます。

どうしよう…

さて、ビリヤードの本を何冊か持っているので今回はその紹介をしましょう。

まずはCue’sのBABジャパンさんで邦訳が出ているボブ・ヘニングの「ザ・プロブック」。わたしは原書で持ってました。

私はしばらく持ってることも忘れてたのですが、愛知県にいる某トップアマにオススメされてから注目してます:->ちなみに某トップアマについてはこちらの雑誌に書いてます:->

ちなみに最初の課題はこれ、

プロブック

この課題だけでA級がかなり近づくと思います。

1Xというのはいわゆる2P下げたセンターショットですが、この配置で手球を5cmおよび10cm前後させる練習ですね。最近、伸び悩んでいる方はこういったものにがっつり浸かると気づけることがいろいろありそうです。

あ、「ザ・プロブック」の活用法を知りたい方は是非こちらのお店に行ってトップアマに会ってきてください^^)//