ビリヤードでは、比較的シャフトについては誰もが同じようなことを言っており、そしてタップについてはある程度の合意ができそうです。
しかし、バットについては諸説ありすぎ。
例えば、いわゆる硬めの傾向がある黒檀のバットと、いわゆる柔らかめの傾向があるメープルのバット、どちらがどういう傾向があるのでしょうか?
なんとなく、シャフトが硬めならば柔らかめのバット、シャフトが柔らかいなら硬いバットが良いってイメージがあります。
でも、これ本当でしょうか?例えば、プレデターの314-3や314-2にはどんなバットがいいんでしょうか? Z-3やZ-2にはどんなバットがいいんでしょう?
ちなみに私は314-2とバンテージには、黒檀のハギの入ったメープルのバット。そして、Zシャフトにブラッドウッドとメープルのハギの入った黒檀のバットを合わせてます。これって適切?
さて、このバットの硬さが適切か問題については考えても全然わかりません!!^^;;
ちなみに今日の課題は、タイトルにあるようにジョイントについてです。
ジョイントが金属ジョイント(例えば5/16-14山のステンレスのパイロットジョイント)と、木ネジ(例えば3/8-10の木ねじのフラットフェイス)では、どのような違いがあるのでしょうか?
ちなみにわたしは、この2つの中では、木ネジのキューは硬め、金属ジョイントのキューは柔らかめと思ってます。あ、ちなみに逆のことを感じている上級者もいます。どっちなんだ?
まず、ジョイントの話を少し分けて考えると、10山のパイロットのジョイントと、10山のフラットフェイスのキューはあんまり変わらない印象があります。また10山のウルトラジョイントとフラットフェイスもあんまり違いがないと思ってます。
また、同じ14山でフラットフェイスのキューを2本ほど持っていましたが(一本はまだ手元に)、これと14山のパイロットのキューは違う印象があります。シャフトの違いもあるので、あくまでもわたしの印象ですが。
あれ?これってどういうことでしょう?ちなみに14山のフラットのキューは、ジョイントピンが10山ほどでないもののパイロットのキューより少し長めです。
あれ?話はどこに向かってるんだろう?
ところで、ジョイントの材質という問題があります。あ、厳密にはジョイントカラーですね。
わたしの印象では、ジョイントの材質は重さ(バランス)にしか影響がないと思っています。まぁ、実際にジョイントカラーの材質が物理的に接続に関係することは少なそうですからねー。
次にジョイントピンですよね?ラジアルピンと3/8-10山(のフラット)は基本的にはほぼ同じ。Mezzのウェイビーも同様ですね。
なお、ランブロスのウルトラジョイントもそれほど変わらない印象があります。ただ、ジョイントピンではないですが、ランブロスってだいたいどれも良いイメージが有るんですよねー。あれはどこから来るのか謎です。アダムから10山のパイロットというのが一時出てたと思いますが(スリーだけ?)、それはただの10山との違いが分からないんですよねー。
シャフトなのか、(ウルトラ)ジョイントなのか..
さて、話を戻して、ジョイントの話ですが、ジョイントが変わるとどう変わるのかをテストするために、むかーし、3/8-10の木ネジ、5/16-14のパイロテッドのステンレスジョイント、ユニロックの3つの314シャフトを用意して様々な人にテストをしてもらったことがあります..
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なお、この時のテストでは、ジョイントの差は誰もわからなかったです。
(といっても、厳密なテストをするにはテスト方法をもっと検証する必要があるでしょう。例えば、ジョイント部を隠して、ダブルブラインドテストをして、ジョイントを当ててもらうなど)
わたしは、この結果を結構信用していて、ジョイントって基本的にほとんど分からないものと感じています。もちろん、違いは多少はあるんでしょう。でも、タップの違い、シャフトの違い、バットの違い、の差が大きすぎるのではないでしょうか?
むしろ、3/18-10の木ネジと5/16-14(のパイロテッド)のジョイントでも、バットの材質をどうしよう?といった問題もありますよね。5/16-14はクラシカルなキューが多いので、メープルのハギのようなキューが多いという特徴はありますが、木ネジのキューは様々なパターンがありますよね。
もちろん、メープルのキューといっても芯材が入っているものも多いですし、黒檀のキューもメープルの芯材が入っているものが多いですし。
では、多くの人がバットについてはデザイン程度しかこだわっていなかったり、芯材の材質についてはほとんど気にしていない(もちろん私も)というのもあります。
どこに話がいくのか分からないままとりあえず、ジョイントの話は一旦おわります。続きはそのうちに。