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雑談

勝ちに行く?うまくなる?楽しむ?

厚い球の動きについて書くつもりでしたが、ちょっとコメントが有ったのでそれについて書いてみます。

ビリヤードで「勝ちに行く」とか「楽しみ」とかについて。

まず、いろんな考え方がありますが、基本的にスポーツの楽しみには3つあるというのが前提と考えてください(いろんな分け方があるけど)、

1.自分ができるということによる楽しみに(自己効力感)

2.他人との交流による楽しみ

3.そのゲームそのものの楽しさ

この3つが、複雑に絡み合っているというのが基本です。普段はめっちゃガチで公式戦とかでSA目指しているんだけど、仲の良い人たちとわいわい楽しむのも好きというのもありますよね?

また、Aさんとはほとんどしゃべらず黙々と撞くんだけど、Bさんとはわいわい馬鹿話しながら撞くというのもあります。

要はこの3つはどれってことでもないし、状況や相手によっても変わるってのが基本です。

さらに1の自己効力感を感じるってのはいろんなパターンがあって、例えば「すごい難しいショットをする」とか、「めっちゃキューを利かしたショットをする」ことでも感じれば、「上手くなっていく」ことでも感じれば、「相手に勝ったり、試合に勝つ」ことでも感じます。

要は自己効力感は、試合の結果だけでなく、経過でも感じられるし、その経過で感じるにしても、いろんなところ(そのプレイヤーのこだわり)で感じるところが違うってことです。

ここまでが、基本的なことです(ほぼ自分の嗜好について語っていない)

ただ、一つ言えるのは、状況によって違うことと、いくつかの要素が混じり合っている、という前提に立たないといけないってことです。

、わたしの考え方は、基本的には「スポーツは勝利を目指すもの」が基本だと思ってます。あ、ゲームもですね。まぁ、元々格闘ゲームは3on3や5on5のような団体戦で出たりするってのがあったのかもしれませんが、基本的に「これかっこくいいよね?」みたいなプレイは好みではありません。

お互いに勝利のためにベストを尽くしてなんぼと思ってます。

なので、ビリヤードにおいても基本的にはベストを尽くして勝ちに行くべき、と考えています。

基本的にはというのがやっかいなとこです。これ、多くの人が感じているとわたしは思っているのですが、自分より上級者と撞く時は勝ちに行くべき、と思ってます。例えば、押しならすぐ出せる配置を無理に引きに行くべきではないと思ってます。


「これは相手を舐めてるんじゃなくて、こういう球を練習しないと上手くならない」という考え方の下に、上手の引きのショット(赤ライン)を選択する人もいますが、わたしはそれはよくないと感じています。

一方で、相手が自分よりも格下の相手の場合は、こういうプレイもある程度正当化されると思ってます。相手に対して真剣にというのはあるし、相手への敬意を払うというのはあるものの、自分の方が上級者というのはつまり、ビリヤードにより真剣に、および長い時間向き合って来ているわけなので、その「技術力」は敬意を相殺すると思ってます。

なんで、上級者はこういうプレイをする権利があると思ってます(上の図はやりすぎかも)

このあたりは好みですよね。私は個人的には相手によってプレイを変えるの好きじゃないですけど。

個人的には相撞き中に、「上達しようとする」ために普段やらないショットをするのは相手に失礼で、そういうのは一人で練習しとけ、と思っている派ではあるものの、これは完全に自分に向けてものです。ここの相手の考え方は気にしません。

ちなみにラッキーで勝つ勝たないみたいなものにはほとんど興味がなくて、勝利を目指すもののラッキーで勝った、負けたみたいなものは多かれ少なかれあると思いますが、別にそんなもんだと思ってますし。ただ、ラッキーで大喜びとか、あれは運で負けたとかいちいち主張するうざい人は嫌いですけど、大人なのでいちいち怒ったりしませんけど。

 

あ、あと、勝利を目指すためにベストを尽くすとありますが、敢えて遅く撞いて相手のプレイを乱す人は嫌いなのでできる限り撞きませんし、そうでなくても遅いプレイヤーは嫌いです。

とはいえ、自分もやや遅めなのでこのあたりは難しいところです。

「勝ちに行く?うまくなる?楽しむ?」への6件の返信

まったくナス味噌さんと一緒の考えで、ビックリするほどです。
こういう人と一緒に玉突きしたいなって思っています。

なすみそさん、ありがとうございます。

「自分より上級者と撞く時は勝ちに行くべき」というのは同意できます。
そのようなシチュエーションの時は集中力がアップしますね!
但し私の場合、同じくらいの腕の人と撞く時がどうも集中力が続かない、勝ち負けにこだわらないというようになってしまいます。
例えば5先で先にリーチをかけたりすると、途端に集中力が薄れる、すると相手が追い上げてきてヒルヒルになって結局まくられる、ダメなんですけどついそうなってしまう奴なんです。
逆に相手がリーチをかけると燃えるんですけどw

結論から言えばヒルヒルで撞くのが楽しい、最後の勝ち負けはそれほどこだわらないということです。

まあ「ビリヤード楽しんでなんぼ」
そして少しづつでも上達すればいいと思っています^^!
上達の階段は一足飛びには上がれない、日々の練習によって気がつけば前より少し上がっているというくらいですね!
一人練習も練習ですし、相い撞きも練習の一部です。なので勝った負けたと一喜一憂しないだけです。

図の配置とは意味合い違ってくるかもしれませんが、遠くで我慢か出しに行くか、クラスタのある配置をセーフティするか割りに行くか、こういった選択肢の場合はどうですか?

ポルさん:
おほめいただき、というか、同じなんですね!むかーしは、いろいろなことについて自分の考えは最も標準的な考え方じゃないか、と思ってたんですが、年を取るにつれ、だんだんと自分の感覚は標準的でなく偏ってる、と自覚をしはじめました。

が、ポルさんと一緒だとなんだか嬉しいです♪

ガクさん;
上級者相手だと集中できる、とか先にリーチをかけると集中切れやすいってのは一般的な気がします。
こういった罠にひっかからないように、どの球も目の前の一球を真剣に狙いたいですよねー。

下級者相手でも必死に球を撞くプロの方とかいらっしゃいますが、めちゃカッコいいです!!

しらつかさん:
今回はやや極端な例でしたが、我慢するか、出しに行くか、ってのは個人のリスクや確率判断ですよねー。それは今回の考察とは関係ないと思ってます。本人が、その場でベストな選択をするか、ベストでない選択をするか、ってことだと思ってます。

とはいえ、全体として取り切れる確率が例えば我慢なら52%、出しに行ったら48%みたいな判断があった時に出しに行くってのはアリだと思ってます。(要は個人の主観によるってことと、その差が小さいならば、まぁどっちでも好きにしてって感じ?)

例えば、そこで無理にクラスタ割に行くのかー、ってのは、そっちの方がたとえ低くても取切り確率高いと判断してるんだなー、って思います。

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