わたしは、ビジネス書の読書が趣味です..たぶん。
というわけで、最近読んでた雑誌から。
ダイアモンドハーバード・ビジネス・レビューの2014年9月号のにあったエレン・ランガー(ハーバード大の心理学教授)の「いまマインドフルネスが注目される理由」を読んで思ったことです。
実際にマインドフルネスって流行ってますよね〜。一般書でもよくみかけますが(←読んだことないけど)、心理学の研究でも5年かもう少し前から流行ってますよね。たしか3年位前に臨床心理学会の書籍販売コーナーでマインドフルネスとタイトルについた本の冊数に驚いた記憶があります。
さて、さて、このエレン・ランガーの記事では、マインドフルと、マインドレスという言葉を使ってますが、要は「想像の余地」を持ちながら仕事をすることと、「想像の余地」を持たずに仕事をすることについて語っています。ちなみにこれが一般的なマインドフルの定義なのか、少し広義のマインドフルなのか分かりません。
ちなみにエレン・ランガーが以下の様なエピソードを書いていました。
複数の交響楽団に「これまでの自分たちの演奏で最もよかったパフォーマンスを再現するように」と指示された演奏と、「各自の演奏に新たな変化を少しだ加えるように」と指示された演奏を、それぞれ録音して実験内容を知らない人に聴かせたところ、後者のほうがかなり支持を集めた。
これは、マインドレスな状態と、マインドフルな状態で、マインドフルな状態のほうがパフォーマンスが高いということを示しています。
これって、ビリヤードでも言えそうですよね?
わたしは、基本的に完璧を目指しています。まぁ、完璧でなくとも、無駄を極限まで排除していこうとしています。これって、マインドレスな状態ですよね。
(実際には無駄の排除や完璧の達成方法次第な気がしますが)
たしかに、「遊び」や「余裕」を残した、マインドフルな球撞きのほうがモチベーションも保ちやすいし、上達へのプラスもありそうです。
この完璧を目指す部分と、マインドフルな部分のバランスというのはなかなかむずかしそうです。
最近、ふと、「できることの精度をあげることに全力を尽くそう」と思った矢先にこの記事を読んだので、少し考えてみました。
いや、考え中..