カテゴリー
ブレイク・9/10ボール

8ボールのブレイク

みんな大好き、コロラド州立大学のDr.Daveさんのサイトには、毎月インストラクション記事というのが1つのります。
ページはこちら(英語)

ここ、数ヶ月見てないなー、と思ってたら、8月に「8ボールブレイクの統計」という記事がありました。
ページはこちら(英語)

わおっ。

ちなみにわたしは8ボールしませんが、なんとなく8ボールのブレイクっていうとローテーションと同じなら、

1.真正面から撞く
2.ラックシートがあるならば結構抑えめ(25km/hとか)で2列目サイドを狙いに行く

って感じじゃないかと思ってます。ただ、実際にはトライアングルでラックをすることも多く、しかも相手ラックだったりすると、最初の一回は抑えめでいっても、その後はハードブレイクでいきそうです..

 

さて、

実際の統計はどんなんでしょうか?

さて、このDr.Daveの資料ですが、少し質が悪いです。ブレイクはほぼトップレベル(ボーニングからスカイラー・ウッドワードやジャスティン・バーグマンまで)のプロの169ゲームが対象ですが。
なんと試合の中にバーテーブルの試合も含まれてます ><)

なんでこういう違うテーブルのデータ混ぜるかなー… ><)

ちなみに169ゲームのうち

・1列目のボールに当てたの118ゲーム この時のイン率は80.5%、手球スクラッチは7.6%、エース率は0.8%、そのゲームの取得率は58.5%、マスワリ率は51.7&。

・2列目のボールに当てたの51ゲーム(ただし、基本は1列目で上手くいかないと2列目にする人がいる) この時のイン率は82.4%、手球スクラッチは2.0%、エース率は5.9%、そのゲームの取得率は60.8%、マスワリ率は56.9%。

なお、ラックシートについては

ラックシート使用は105ゲーム この時のイン率は78.1%

ラックシート使用していないのは64ゲーム この時のイン率は85.9%

ラックシートのありなしのデータが少し違和感があって、データ数が少ないし、バーテーブルのデータが含まれていているので、もっと検証が必要なのかも、と感じますが。

とっかっかりって感じですよね?

ちなみに2列目ブレイク(ラックの2列目に当てるようなブレイク)がエース率が高いのは認識していましたが、結構高いですね。そして、2列目ブレイクは手球のコントロール難しいなー、とか思ってました。

でも、ローテーションやテンボールと違って、最初が1番じゃないから、手球がフット側に流れてもいいですね^^;;

意外と2列目ブレイクが有効ってのがわかると思います。

カテゴリー
雑談

エイトボール

たまにはエイトボールも面白いですねー。

これまではあんまり興味なかったんですが、エイトボールにはエニーボール系(どれから入れても良いゲーム)の良さがありますよねー。

14.1をやっているとエイトボールと考え方が似てる気がめちゃしますし、エイトボールでも後ろから組み立てていく面白さってのがようやく最近は見えてきました。

実際にはエイトボールに対してのキーボール(エイトボールの直前に入れる球)を考えながら、逆算して組み立てていくんですが、14-1と違って最後に多少ブレてもごまかせる(エイトボールを入れればいいから)あたりは緩いですよね。逆に自分が入れてはいけない球とのトラブルがあったりするのでプラマイゼロ、むしろマイナスといった感じですけど。

 

今書いたようにトラブルがエイトボールの華ですよねー。ハイボールとローボールがくっついていたりするトラブルがあると、一気に難しくなって楽しくなってきます。

やってると、ブレイクでごちゃっとしてしまうことも多いので(←ぼくはフルラックシートがないところでやることが多いので、木製のトライアングルでラック作るし、中級者までは平撞きブレイク苦手な人が多いので)、トラブルがよくできちゃうんですよねー。

トラブルをこなせない人の場合は、ガチャコンとやっちゃうので、他のイージーな局面をこなしていくことが勝負の鍵になりますし、トラブルをこなせる腕の人の場合はそこの勝負になりますよねー。

ちなみにプロのブレイク&ランアウト(取り切り)確率は、ナインボールの約2/3とのこと。ということはおおよそテンボールと同じくらいでしょうか。

テンボールに比べると、トラブル以外はイージーで、トラブルのところでは戦略的な余地、もしくはテクニックを使う余地があるのが面白いですよね~。