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システム・球の動き

クードロンの短長短短システム

タイトルの通り、クードロン(Frederic Caudron)が説明している短長短短のシステムです。

基本形はこれ。

ポイントは向かいの短クッションの、手球の半分の位置に向かって撞くと、短→長→短→短で、手球のある場所の反対側の短クッションに手球がいくというものです。撞点は真上。

なんとなくポケットでは、ここまで出なさそうだったり、そもそも左上のコーナーポケットが気になりますよね。図のラインは適当に書いてるので、赤球にあたりそうだったり、4クッション目の開きがおかしかったりしますがご容赦ください。

一応同じような形で。これも、図の4クッション目がおかしいですが、まぁ考え方として。

ちなみに、 手球の真向かいでなくて、。もうちょっと下にいかせたい(長くしたい)時は向かいの場所からの距離の半分で調整してください。上図は20の手球位置だと普通は10なのですが、第4クッション目が28なので、8の半分で4短めに、つまり手球を6に向かって撞いています。

ちなみに、ポケットでもすべるテーブルならほぼ同じように動くと思いますが、押しがしっかり滑らないようなテーブルだと短めに出てしまう(4クッション目が上に行く)印象があります。このあたりはテーブルによって大分違うと思ってます。例えば、下の球(第4クッション目が28)は、第4クッション目の数字を1~5割くらい増やして(例えば3割増やして)36のつもりでいくといいかなと思います。

ただ、ぼくの感覚だと、ポケットのテーブルではこんな球撞くことはほとんどないので、ポケット専業の人は一度、このシステムをいろんなテーブルで撞いてみて、手球のラインの挙動を確認しておくと少し気づくことがあるかもな、といった感じとおもってます。