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システム・球の動き

引きだけでのライン(的球がレールに比較的近い編)

ビリヤードには、人生の大切な全てのものが詰まっている。でも、ほとんどの人はそれに気づかない。

誰かが言ったこの言葉の大事なところは、「ほとんどの人はそれに気づかない」ってことじゃないでしょうか。

 

 

先日練習してた時に自分なりの大発見をしました(^^)//

まず、こんな感じの球を引きだけで出した時のラインの精度について改善しようと試みたというのがきっかけです。

ポケット配置20160623002

 

ポケット配置20160623001
これ、引きとヒネリで調整して下の長クッションの指定のポイントあたりに入れるってのはそこそこできると思います。同様に長クッションに置いた球に当てる(ということは+-0.25P程度の誤差)というのもまーまーできそうです。

でも、この時のヒネリ加減と引き加減のバランスはカンです。

じゃあ、引きだけである程度コントロールできるようになろうってのが課題でした。

でまず、的球が長クッションから浮いている時に無回転で当たったらどんなラインだろう?ってのを考えてみました。

的球が、左上のコーナーと、右側の短クッションの1Pのラインに上にあるとします。なんだかよくみる、心地良い球ですよね。なんとなく出しやすいし、ラインも見やすい気がします。

これ、的球から90度分離の線を引いいてみたんですが、意外とこっち(右)に来るんですね。

ポケット配置20160623003

手球と的球が無回転で当たったとしても、このフリだともらいヒネリがあるので、ほぼサイドスクラッチという感じの球でしょうか。

ポケット配置20160623004

意外とこっち(右)じゃないですか!!!

これまでまったく意識してませんでした!!!^^;;

いやー、ちゃんと注意しないと普通のことも見逃しますね〜。

この球どんだけ撞いてるんだって話です。ちなみに普段は押し引きとヒネリをいい具合に入れながらつくので意識ありませんよ^^;;

あと、これ結構ちょっとだけ押す球ですよね?(右をヒネる時でもちょっとだけ上の右なんてのがありがち)
ここまで来たら、このフリで引きだけでどんなラインになるか、頭で考えられるようにしておきましょう。

まず、先ほどの件を忘れて、Maxで引いた時のラインを考えてみます。Maxの引きはこのくらいのフリだと、もともとのフリの2.5〜3倍くらいこっちに帰ってくるかんじでしょうか。

ポケット配置20160623005

 

ポケット配置20160623006

それができたら、あとは、最初の基準のラインの分を引きの分を足し込めば、この的球の配置の場合の引きだけでもラインがおよそ分かるでしょう。

 

ポケット配置20160623007この引きのラインが分かったならば、あとは撞点をもう少し抑えた時のラインがわかるので(要は引きの効果がえる)、このような配置のラインが見えると思います。

あ、このラインの計算方法は目安ってことで!!でも、引きのラインが分かればあとはヒネリは簡単ですよねー。

うーん、少し考えれば分かることも、相当見逃していますね〜 ><)

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練習

引く

知人がこんな球練習してました。できるだけ下に持ってくってヤツですね。

IMG_0419

的球が少しクッションから浮いていた(ような気がする)し、あとは手球と的球の振りに応じていっぱい下を撞くだけですよね^^;;

もうちょっと手球は下にあったような気がしますが。

これ、力加減無視なら、下さえ撞けばなんとでもなるので、シュートの成功率はともかく誰がついてもほとんど同じ結果になるような気がしてます:-> (手球と的球が遠い時なんかは引けない人だと辛いけど、2,3ポイントくらいの距離なら)

違うのかな..

その知人はいっぱい下が撞けてなかったように見えましたが、10分も練習すればもう撞けるんじゃないかなー、と思いながら見てました。

で、実際の問題はそれぞれの撞点のシュート率を知ることと、上げることの問題じゃないかな、と。

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練習

使えない引き

昨日書いた立てキュー気味の引きって記事では、自分が少しだけは引けると書いてたんですが…

思いっきり勘違いでした><) やっぱり合い撞きで同じような球が急に回ってくるといけませんね〜 ><) 引けません!

ついでに、飛ばしたりもしました!

まぁ、一人練習でできるっていっても、球屋で練習はじめて一発目にこの球から練習するってのならともかく、いろいろな練習をしたり、普段あまりしないハードショットなんかをしてる中での練習ですからねー。

そりゃ、合い撞きの中ではできないですよねー。(←以降、言い訳がずっと続きそう)

そうは言っても、練習できすらできないことを合い撞きではできないんだから、練習をし続けて、成功率を上げていくしかないんですけどねー。

 

そういえば、昨日の合い撞きでもわずかに邪魔球が被っている球を、ジャンプキューでなくブレイクキューでジャンプ押しで出しにいったんですが、上手く出しきれませんでした。よく考えたら、やったことないショットなので、撞点なんかもかなり余裕を持って入れ重視で、探りながらやってましたもんねー。ジャンプ引きで行くべきだったか、と後から思ったんですが、そもそもどっちも練習してないっちゅうの ><)

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練習

立てキュー気味の引き

こんにちはー。みなさん、球ついてますかー?

最近寒くて、うちから出るのも億劫ですよね!おかげで球の頻度も下がってるんじゃないかと思います。あと、忘年会シーズンですしね〜。ちなみにわたしは今年の忘年会予定が..ありません!!(^^;;

ビバ自営業者。

酒呑む時間があったら、仕事することにします(T_T)

さて、最近の練習は以前と変わらず押し引きです。もう少し精度を上げようと思っていて、決めた距離を押す引くって感じです。

あとは、相変わらず土手際の球でしょうか。最近は少しだけ引けるようになってきたので、このくらいは3回に1回は短クッションまで引けるようになってきました。(←ラシャが早めのテーブル限定^^;;)

draw20141208

でも、的球の場所は同じでも、手球とクッションの間がボール1個でなく、ボール半分になると一気に引けなくなります。というか、そもそも入れが怪しくなってきます。なんででしょうかー ><)

まず気づいたのは、いっぱい引こうとする撞点では、キューが立ちすぎていて手球を見ないと撞けないこと。これはおそらく、立てキューの練習不足が原因でしょうか。もうちょっと撞き慣れていれば、手球見なくても行けるんじゃないかな〜とは思うんですが。現状では難しいです

また、クッションからボール1個の隙間ならば撞点に余裕がありますが、ボール0.5個の隙間の時は撞きたい撞点とクッションが近いので、撞く時にタップがクッションを触ってしまうことがチョコチョコあります。これ、どうすればいいんですかねー。

この2つを上手くクリアしたらもうちょっと引けるようになると思います。いつなんだ…

 

P.S.
ちなみにうちのブログの検索キーワードみたら、6位が「ただし 英語」でした^^;; なんじゃそりゃー。

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練習

半分押す、引く

わたしが最も大事だと思ってる練習は、決めた距離をいろいろな力加減で押したり引いたりするというものです。

センターショットで手球1個分づつ押したり引いたり、あとは1Pや2Pというのがこれまでやってた練習でしたが、ふと思って、手球の半分の量の押し引きを練習してみました。

力加減は自分が一番心地よく撞けるものでチャレンジです。

30球くらいやって…なんとか形になってきました。といっても、何度も撞いて撞点を探りながらといった感じです。たぶん、明日になったらさっぱりできなくなってるでしょうし、たまにできるという程度ですが…

これまで以上に撞点に集中できるので(実際にこんなことやってたら的球抜きそうですが)、たまにはこういう練習もイイですかね〜。

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90度ルールとダシ その4

今回は、前回書いた「90度ルールとダシ その3」の補足です。

まず、基本的には90度分離するってのがありますよね。これは手球が無回転で的球に当たった時の動きですよね。

20141201001

前回はこんなこと書きましたよね。青い線を走らせるには手球を1.5ポイント引く感じで撞けばいい、と。

20141201002

でもでも、試してみればわかりますが(もしくは試さなくてもわかりますが)、1.5ポイント引くといっても、緑の線も青い線も両方1.5ポイント引いたことになりますよねー

20141201003

では、どっちなんだー?と。この力加減と目安となる場所をイメージするってのは、やっぱり自分で何度も撞いてみて、自分の基準を作らないといけないです。

でも、この基準さえ一度できてしまえば、以下の図のように同じ力加減で、緑と青の線のように手球をコントロールできますよねー。

20141201004

とりあえず、90度分離に関しての押し引きのラインはここまで。

でも、あと少しだけ続く。

 

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90度ルールとダシ その3

90度ルールとダシ その190度ルールとダシ その2と続いたので、今度はその3です。

今回は押し・引きの加減でわたしがどう考えているかです。あくまでも私の考え方ですよー。

ポケット配置20141127001

まず90度分離はこうでしたよね。これは、手球と的球の距離の際に手球がストップするはず(=無回転で当たった)の撞点で撞くとどこに走るかってことですよね。

それでは、この配置で、手球を青い点線のように長クッションに垂直に入れてみましょう。

ポケット配置20141127002

この場合は、90度分離の赤い点線をイメージしてそこから1.5ポイント分くらい引くとちょうどいいラインになりそうですね。

つまり、手球と的球が1.5ポイントくらい離れてまっすぐな球を撞いた際に、1.5ポイントくらい引けてくるような球を撞くってことですね。

(実は力加減にもよりますんで、その辺の感覚はいろいろ撞いてください^^;;)

今度は同じ配置で、上から1ポイントのところに落とす場合ですね。狭い方に出す時とかにありがちなラインですよね。

ポケット配置20141127003

今度は、90度分離の赤い点線をイメージして、そこから1.5ポイント分くらい押すとちょうどいいラインになりそうですね。

ってことは、つまり、どまっすぐで1.5ポイントの距離の球で適切な量押し引きできれば、上の2つの図のダシのラインを作ることができるってことですよね。

ポケット配置20141127004

カーブの具合とかの問題や、力加減はどうするんだ?って問題がありますが、力加減はいろいろ試してください^^;;カーブの具合とかは適当です:-> そこまで精緻じゃないですから^^;;

あくまで考え方ってことで。

あと、ちょっとだけ続く。

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90度ルールとダシ その2

先日は90度分離について書きましたが、今度は引き球と押し球について書こうと思います。ちなみに本当の限界か知りません。わたしがラインを見るときの参考値です!!

まず引きの限界ですが、まず厚い球の場合ですが、こんな感じだと思います。

20141124003

そして少し薄い球の場合はこんな感じでしょうか。薄くなると、二等辺三角形ほどには引けません。

20141124004

さらに薄いともっと開きます。

20141124005

※図をかいた後で気づきましたが、実際にはもうちょっと左側です(=もうちょっと引きが入ります)

押し球のラインはこんな感じですね。

20141124007

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そうすると、的球に当たった時に無回転だと90度ですが、そこに押しと引きの限界を加えて考えます。

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そうすると、こんな感じですよね(実際には色のエリアに出せるというか、色のエリアの方向には行ける)

20141124009

そうすると、この限界値をベースに撞点を中心に寄せることでラインを作ることができます。

20141124010

もちろん、引きの場合は距離などによって限界までは出なかったりします。

 

つづく。