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その他

スリーアウト・ルール

このブログは元々はまだマスワリが出たことがない友人向けに書いていたものですが、現在は主に月1マスワリが出るか出ないかくらいのB級がメインターゲットのつもりです。

あ、それと私のような一部のマニア向け^^;;細かいビリヤードネタを拾って紹介するつもりでおります(海外の本の紹介とか、先日の四角いタップとか)

さて、今回はしばしば思っていることながらずっと書くのを忘れていた「スリーアウト・ルール」です。

これは誰からも聞いたことがなく、わたしが勝手に作ったルールです^^;;

「スリーアウト・ルール」は、要はナインボールや14.1といったゲームでは、ワンミスが命取りというよりも3つミスを重ねてはいけないというものです。

もちろん簡単な球を外すというミスもありますが、それはいわゆる「一発死」という大きなミスです。

穴前でまっすぐの球を外すような「一発死」は練習が足りないので、それはそれで対応をしないといけませんが、普段よくあるミスはそういうものではありません。

例えば2つ前の球のポジションが薄くなって、その結果1つ前の球のポジションが遠くなって、そしてストロークミスをしてシュートミスをする、といったのが典型的な「スリーアウト」です。

ショットのミスはその前のミスの積み重ねということです。

B級の真ん中くらいの方の中には「うわーっ、外したー」ととても難しい球を外して嘆いているのを見かけます。あ、「オレはこんなの入れられるぜ」というポーズなのかもしれませんけど。

ただ、その後その球を練習しているのを見ると、その前のミスに気づいているのかな、と。

「ここでこっちのフリに取らないとヤバイよ」、

「あー、やっぱりそれ厚くなったー」、

「うわー、それシバいて回しにいったー」、

「ミスだよなー、やっぱ」

みたいな。もちろんわたしも上級者から同じように見られていることでしょう。

どうして「スリーアウト」なのか、「スリー」だけでいいのか?、という問題はありますが、これまでそういう習慣がない人は3つ手前まで考えるということがあればいろいろと気付けるんじゃないかと思います。

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練習

ポジション力のために

最近は、少しポジション力が上がってきた気がします。ところでポジション力といった場合に必要な能力は何でしょうか?

1.その力でそのヒネリ加減で撞けること
もっとも難しい問題ですよね。撞く時に思わず弱くなったり、順をヒネってしまったり、逆にヒネリが減ったり増えたりなんてこともあります。
これが出来たら一人前、とは言えないまでも、これはとても大事ですよね。

2.シュート力
厚めに入ったり、薄めに入ったらラインは結構ずれることがありますよねー。

3.ラインを読む能力
特に2クッション以上であるヒネリ加減で球を撞くと球がどう走るかを予測する能力。

4.力加減
正しい力加減で球を撞く能力。

5.押し引き加減
ラインに載せるためにどのくらい押したり、引いたりするかを読んで、そのように撞く能力。

こんな感じでしょうか。1はずっと課題ですが、特に4と5が難しい印象があります。そんなわけですが、最近は意識しているためか少しづつ4と5が出来るようになってきました。といっても、少しづつですが。

この4と5はほぼまっすぐなショットで少し押す、少し引く、1P押す、2P引くといった球をたくさん撞くと上がると思ってます。一つの力加減だけでなく、複数の力加減で練習するといいと思います。また1P押すといった時に、よく的球をドロンと撞いて、手球をコロコロと転がす人もいますが、的球をスパンと撞いて手球をコロリンと転がすのがいいですよね。力加減でなく、微妙に上という撞点で撞くということですね。

ちなみに微妙な撞点を撞いてると私の場合は思わず手球を見てしまうことがあるので、練習は押し引きの練習というのだけでなく、この手球を見ちゃわないようにする練習でもあったりします。

 

なんかこの練習の話は以前も少し書いた気がしますが、先日知人と話してたのでまた思い出しました。

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システム・球の動き

ワックスをかけるとビアドのショットのラインは出せるか?

おつかーっ。

今日はここしばらくいそいそとやっていた仕事がだいたい終わりました!

やったー。

こういう時はやっぱり、球撞きにいきたくなりますよね??なりませんか?
といっても球を撞いていても、なんだかソワソワしてうまく集中できません。

ここ数日、ずっと頭がぼんやりしていたのは実は仕事のストレスじゃなくて、風邪だった気がしてきました。

しかし、風邪(?)にも負けず昨日書いた「ビアドの穏やかじゃないショット」を試してきました!!

ちなみに、この球は普通のテーブルで出来ないのは確認していて、以前、お店が新ラシャに変えた時に試したものの全然できなかったんですよねー。ちなみに新ラシャですが、テーブル自体は少し短めに出るテーブルで、球はめっちゃ古い球を使ってました。

今回は、新ラシャは用意できないので、ボールにワックスをかけたものと、普通のワックスをかけてないボールで試してみました!!

ちなみにワックスはこちらのホワイト車用。黄色くなってた手球も少し白くなりました!

amazonよりもオートバックスの方が、オートバックスよりもホームセンターの方が安いと思います。あと、ワックスつきボールを使う時にはお店の許可をとってくださいね!(^^)//

そんな訳で、普通のボールで検証したらこんなライン。

 

ワックスかけたボールで検証したらこんなライン。

 

ワックスをかけた手球をつかったら、結構いい線いってますよね?ワックスのおかげで的球からのもらいヒネリ(右ヒネリ)も少ないし、1クッション目ですべるため、ヒネリが2クッション目までかなり残りますねー。

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システム・球の動き

ビアドの穏やかじゃないショット

最近は本当に多くのビリヤードの試合がYoutubeにアップされてますよね?

動画を見るのが好きな方はCBNTを契約している方も多いかと思いますが、海外の試合はYoutubeにもいっぱい上がってますよねー。この辺は鮫さんの「球バカ日誌」をみてもらうといいですよね。

ところで、Youtubeで試合を見る時に注意しないといけないのは、ラシャやポケットの大きさなどのコンディションの問題だと思います。

すげーっ。

と思っても、普通のテーブルではあまりできないというのもあると思います。

そんな中でわたしが見ていて楽しくて役に立つと思ってるのが、ハードタイムズ(Hard Times)の試合です。ハードタイムズはアメリカの西側の有名店です。このテーブルで出来るものは、普通のテーブルで出来るものが多いじゃないかと思ってました…

で、このハードタイムズの試合から、カルロ・ビアドの穏やかじゃないショットを紹介します。

最初の配置はこんな感じです。さて、あなたならどうしますか?

biado20141029001
まずは動画を見てください!

というわけで、こんな感じでしょうか。

biado20141029002

 

穏やかじゃない!!

なんじゃ、このライン。

 

残念ながら、わたしにはどういう球なのかよく分かりません。新ラシャなら出来るんでしょうか?…うーん。私の能力を超えてます。

 

普通は6にもう少し厚めに取って、

biado20141029003

こんな感じでカットでしょうか。

biado20141029004

かなりいってこい感漂います。ハードタイムズのテーブルは渋いので厳しいでしょうねー。オルコロ、ザン・ロンリン、カー・ピンイーあたりはサクっと入れてきそうですけど。

ちなみに試合全体はこちら。

このショットは36:00頃です。

ちなみにこの試合でビアドはパグラヤンをボコボコにしてます。この動画を見て、わたしはビアドの名前を覚えました!!