ふと思い出したのですが、兼好法師の徒然草の有名なエピソードに木登りの名人の話がありますよね。こんな感じのエピソードですよね(わたしによるざっくり訳)
有名な木登りの名人が、人に高い木の梢を切らせていた時、とても危なく見えるところでは何も言わずに、降りる時にあと軒くらいの高さになった時に、
「ミスらないように、心して降りろ」
と言葉をかけたので、
「これくらいなら飛び降りることもできるのに。どうしてこのように言ったのですか?」
と聞くと、
「そのことですが。目がまわるほどの高さならば、自分で注意するので私は言いません。失敗は、易しいところで必ず起こるものです」
と言った。
ナインボールで厳しいトラブルをぎりぎり割って、7番をバンクで決めて、あとは取るだけの8番あたりでよくあるシチュエーションですよね ><)
徒然草すごいな!!わたしのことよく知ってますね!
さて、先日知人と話していたところ、センターショットが入らないとのこと。
少し後ろから見させてもらったら、構えた段階でキュー先がズレてました。下の図の右のような感じですね。
センターショットで構えた段階で図の右のように構えています。そのまままっすぐ撞いたら、少しだけ手球に右ヒネリがかかり、そして(手球が右にいく分)的球は少しだけ左に外れるな、と思ったんですが、見事のそのようになりました。ちなみにハイテクシャフト使用。
うーーん^^;;
ちなみに何ショットかセンターショットを見させてもらったのですが、ま後ろから見ていると見事に思った通りの撞点で、思ったように外れてました^^;;
逆に言えばストロークはこのキューライン通りにキレイに引けて、キレイに出ているんですよね。
こういう的球の入る厚みと構えている厚みがズレている場合って、無理やり小手先で厚みを合わせにいってしまってコジッてしまう人とかが多い印象があるんですけど、きちんとキューのライン通りに(キューが出るべき方向に)出るっていうストロークはいいですよね。
無意識にコジッてしまうとかは修正が大変ですが、上記のような修正はアドレスあたりを修正をすれば治せそうですからねー。