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ブレイク・9/10ボール

ブレイクの手球のはね

鈴木さんとこでブレイクの跳ねることについて書いてました。記事はこちらの「手球の跳ね その2

以前、書きましたっけ?9ボールのサイドブレイクでノーバンでラックに当たる条件について。

わたしの雑な計算によると、最低でも40km/h程度の速度がないとラックにノーバンで当たらないんじゃないでしょうか?(キューが立ち気味なら38km/hくらいでもいけなくもないかも…)

 

これ、むかーし、ラシャを変えたばかりのあるお店で「ブレイクするのはいいけど、ラシャが痛むからワンバウンドで当てないでねー」と言われた時にむかついて、計算したものです^^;;;

どうみても、周りの誰も(そのマスターも含めて)ノーバンで当ててなかったからです^^;;

ちなみに、わたしは9ボールでは、おそらく2バウンドブレイクを多用してます^^;; 10ボールでは1バウンドくらいでしょうか^^;;

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9ボールのマスワリ率

A級ならマスワリ率は20%は欲しいとか、30%くらいはあるとか聞きますよね~。本当でしょうか?

ぼくはA級最下層(ということはSBと言われる多くの人よりも下手)なわけですからマスワリ率は3~5%くらいだと思います。が、マスワリ率が15%もあればトップクラスのSA級だと思ってます..

が、ほんとのところどうなんでしょう^^;;

ブレイクイン率とブレイクランアウト率をPhil CapelleがPlay your best 9ballで書いてますよね。これは、2001年の500ゲームの分析ですが、当時はまだラックシートがない時代です。

この時のブレイクランアウト率が28%。日本でいうマスワリは途中に9番を落とした場合はマスワリに入らないので、マスワリ率というならばもう少し低いでしょうか。

ちなみにこの時のブレイクランアウト率トップはストリックランドの32.7%で、次がアーチャーの31.7%でした。

 

でも、これって昔の話ですよね?今だとどんなもんなんでしょうか…

という問にいつものColstateのDr.Daveが記事書いてました。英語ですけど…

これによると、2015年のデータは、USオープンで、ブレイクランアウト率が23%、ワールドカップオブプールで16%、9ボールの世界選手権で37%、Turning Stone Classic XXIVで23%

どうでしょうか?イメージ通りですか?

たしかに世界選手権はラックシート使用でラシャもサラでめちゃブレイクが入る印象がありました。一方、アメリカの試合だとトライアングル使用とか、9オンフットやブレイクボックスなどブレイクが厳しい条件が多い印象はあります。

でも、これを見ていると、ラックシート使用してもブレイクランアウト率を高く見積もって30%程度といった感じでしょうか。

もちろん、プロのやるテーブルは渋かったり、様々なコンディションだったりするので、外に出ないでホームテーブルでいつも撞いている人はこれよりも高いアベレージが出るでしょう。

でも、5先で1回はマスワリがでないとおかしい…っていうレベルは、世界クラスなんでしょう。そんなので「今日は調子悪いー」とか言わないように^^;;

 

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ブレイク上手い人の動画

けっこうブレイクが上手いとわたしの周りで評判の人のブレイクの解説動画がありました。

Colstateの人が解説ですね。わかりやすい。

英語ですがおすすめです。アップされたばかりですが再生回数が結構多いのは人気プレイヤーだからですね:->

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ブレイクの際の撞きはじめと撞き終わり

突然ですが、わたしがブレイクで注意する時は、撞いた後のキュー先の位置です。

サイドブレイクも、平撞きブレイクも、スピード以外のコントロールするのは3つあります。

まず、ブリッジの位置、サイドブレイクの場合は、手球までの距離だけでしょうか。平撞きの場合は、距離と高さの2つですよね。平撞きの時はわずかに高めの方がいいんじゃないかと思ってます。

次に、最後のテイクバックの直前のタップの向いている場所。イメージでいえば、タップを突き入れる場所になります。

3つめには、撞き終わりのタップの位置です。実際のタップがどこにあるかというよりも、撞くときのイメージになります。

これは、3次元的なのがポイントです。わたしの場合は、手球と一番の直線上で、手球から1.5ポイントくらい先の場所、高さはラシャからボール0.5個くらいの場所が基本です。

ちなみに厚みがズレている場合はこの撞き終わりのタップの位置を多少左右にずらします。およそ2,3cmくらいの範囲で変える感じでしょうか。

あと、撞き終わりの高さについては、手球に引きを入れるならば少し下めをつきますが、その結果として手球が跳ねすぎる場合は、少し遠目にします。

高さの上下によって、手球の撞点が変わりますが、それによって跳ねすぎるという問題が起こります。

それを防ぐには、キュー先を少し奥(手球から1.7Pくらいの距離にするとか)というのが有効だと思ってます。ただし、キュー先をあまり奥にすると、キュースピードが落ちてしまいます。

と自分がやってるブレイクのコントロール方法を書いてみました。誰に聞いたわけでもない完全自己流です^^;;

スピードコントロールもありますが、この撞き終わりのキュー先のイメージを変えることで、ブレイクのタイプを変えることができると思います:->

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10ボールのブレイク解析

10ボールの的球の走るラインってイメージできてますか?もちろん様々な要因で変化するので、一概に言えないですが。

これをまとめてる動画が上がっていたのでご紹介します。

うん^^;;

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10ボールオンフットのブレイク

少しだけ、10ボールをフットポイントにおいたブレイクを試してきました。

この件、3つの仮説がありました。ちなみに全てラックシートを使用して、しっかりラックが立つ前提です:->

1.ウイング(最下列の端)のボールのイン率は普通と変わらない。

2.サイドブレイクで1ボールサイドを狙うのは、普通よりも簡単になる(コントロールした力加減でちょうど向かう)

3.正面からのブレイクで2列目サイドを狙うのは、普通よりも簡単になる(コントロールした力加減でちょうど向かう)

さて、実際に試してみました。といっても、サイドから1を狙うブレイクを4球、正面から2列目を狙うブレイクを4球程度^^;;

試した範囲では、1,2,3ともに想定通りでした。実は3の正面から弱めのブレイクで2列目サイドに狙う時はスリーポイントルールが気になっていましたが、これも大丈夫でした。

結論としては、10ボールオンフットは普通の1ボールをフットにおいた時よりも、ブレイクは簡単になるなー、という感じでした><)

9ボールの場合はウイングが入らなくなるという利点がありましたが、10ボールの場合はそういう利点は特になかったですねー。

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ブレイクのスピードが変わらなさすぎる

アンケートも佳境、あと5日だけ受け付けてます!!まだの方はこちらの「順か逆か」の記事を見てご回答お願いします!回答も意外と面白いですよー(^^)///

さて、Aさん(仮名)にフォームを少し見るかわりに、ブレイクを教えてもらってきました!

そこであった新しいイメージとして、
1.キュー先をどこかに置くよりも、右手をレールに素早くぶつける感じで
2.右肩に近い右胸あたりを大事に

1.については諸説あると思います。内的なイメージよりも外的なイメージ(つまり身体でなく、キューなどの器具)の方がパワーや正確さが増すと言われてます。むしろ、素早くフルということだけが大事かなとは思ってますが…

2.については新しい。たしかにAさんのブレイクを見ると、そこが大事な感じです。身体を前に突っ込まないための支点(?)に使っているような感じでしょうか。支店というよりも礎石って感じでしょうか?

ちなみにこのイメージでやると…

試行回数は20回くらいですが、

手球のコントロールが失われていることを考慮しても、

 

あんまり変わらない。

 

、といった感じです。

なんかブレイクを強くしようとアレコレやることがあるんですが、ほとんど一緒なんですよねー^^;; 自分の心地よりスピードである31km/h-33km/hくらいにいつも収束してます^^;;

(ちなみにいつものフォームでコントロールを失っていいなら35km/hくらい出るけど、それは慣れの分と考えるとほとんど一緒のスピードかなー)

ブレイクのフォームについては以前に身体が前に突っ込まないように、と改造したんですが。

これも、少しコントロールがよくなった気がするものの、ブレイクのスピード自体は一緒ですからねー^^;;

ハードブレイカーの道は遠いようです..逆に何をやっても、今のスピードは出せると考えるのか、大事なところにまったく届いていないと考えるべきか(たぶん後者)

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ブレイクの速度

皆さん、ブレイクの速度ってどのくらいでしょうか?

鈴木さんとこの記事「ソフトクリームを食べすぎてお腹を壊す季節」( ←どんなタイトルだ)を読みながら考えてみました。

私の場合は

1.全力全開の限界ブレイク
練習の時にしかできない。37km-38km/hくらい。

2.普通のマックスブレイク
34-36km/hくらい。調子がよくないと出ない。まぁ、使わない。

3.普段づかいのハードブレイク
30-33km/hくらい。ラックが立たない9ボールと10ボールの基本的なパワー。

4.普段づかいのブレイク
29-32km/hくらい。9ボールで最も多用。本当はこんなスピードいらないけど、練習のためにやってる感じ。

5,コントロールブレイク
24-27km/hくらい。体重移動はまったく使わない。9ボールでラックがよく立つ時に使う。一応スリーポイント対応。

6.作るブレイク
20-22km/hくらい。プレイキューでブレイク。9ボールでラックがよく立ち、スリーポイントルール非採用の際に使用。1番を結構コントロールする。ただし、相手によっては、なんか言われそうなのと、ラックがきっちり立つテーブルでないとヤバイ。

こんな感じでしょうか。

ちなみに4,5,6の場合は、9ボールでもレール際でなくて、少し手球を真ん中に寄せることがよくあります(特に6の場合は)

また、10ボールの場合はたぶん31-32km/hくらいが2列目をサイドに入れるには最適ではないかと疑ってます:->

 

ちなみに32km/hくらいが一番心地よいんですが、その時の手球のコントロールはできる時と全然できない時に分かれます。安定してない…たぶん、モアパワーを諦めてルーチンをもっと安定させないといけないんですよね〜。

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テンボールのブレイク

きっちりラックさえ立っていれば、2列目サイドがそこそこ狙えますよねー。

ちなみに、ラックがきっちり立ってるってのが曲者。

これはナインボールでもたぶん一緒ですよね。

ポイントは丁寧に立てること。これに尽きるような気がします^^;;

ちなみにナインボールの場合はしっかりつけばウイングのボールがだいたい入ると思いますが、テンボールの場合はブレイクが強いすぎると2列目のボールがサイドよりも手前側に来てしまいます。ますよね?

私の場合は、そういった場合はレストの距離を気持ち短くして(つまりテイクバックも小さめになる)スピードをコントロールしてます。

弱く割ろうとすると、極端に弱くなっちゃいますからねー。力加減で5%減とかっていう撞き方はできない(ブレイクなら特に)んで、そのあたりはフォームで調整って思ってます。

先日、テンボールで全然ブレイク入らないっていう人を見ながら(ラックはきっちり立ってたように見える)、力加減や手球の位置を変えてなかったので、「もったいないなー」と思いながら見てました:->

ちなみに平撞きブレイク練習してないから、全然スピード足りないって言う人もちょこちょこ見かけますが^^;;

 

あ、ちなみにローテーションの場合は2列目がさらに弱い力加減で入るので別のお話??

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フォロースルーかテイクバックか?

最近はハードブレイクといえば、フォロースルーよりもテイクバックの方が大事。いや、むしろフォロースルーは大きいほど良いというよりも、フォロースルーはあまり大きくない方が良いという考え方が主流になってきていると思います。

以前は、ジョニー・アーチャー、トニー・エリンやアール・ストリックランドやラファエル・マルチネスのように大きなフォロースルーがメジャーだったと思いますが、最近はシェーン・バン・ボーニングや、台湾の各選手(ザン・ロンリンやカー・ピンイー)のようにフォロースルーが短めが主流ですよね?

これってなんなんでしょうかねー。

 

昨日、たまたまブレイクの練習をしている初心者をみかけて「フォロースルーを大きくすることよりも、左手をレールから離さないようにした方がパワーが増すよ」みたいなアドバイスをしちゃったんですが。そもそも、フォロースルーってどうあるべきなんだろう?、って思ったんですよね〜。

その人は、アーチャーのような大きなフォロースルーを目指していて、その結果左手がレールから離れてしまっていて、安定性もパワーも減っていたんですよね。

じゃあ、もし左手の安定性が大きくなったら、フォロースルー自体は大きい方がいいのか?、と。

私自身はあまり大きいフォロースルーはマイナスと思ってるんですが、この辺がアドバイスできるほど詳しくないんですよね〜^^;;

 

「諸説あるけど、フォロースルーは大きすぎない方が主流」くらいは言えるんですが^^;;どっちなんだ、と。