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ビアドvsチュア

体調不良でダウンしてます。

でも、ずっとは寝てられないのでこのカルロ・ビアド(Carlo Biado)とヨハン・チョア(Johann Chua)のビデオを見たりしてました。

フィリピンのテーブルなので、結構重そすです。二人とも凡ミスといえるようなシュートミスは2つづつくらいでしょうか?ポジションミスもとても少ないですね。ヨハン・チョアは自分では使わないパターンの出しを好んでやるようなので、このパターンの練習が必要だな、と。

あと、やはりずっと見ているとビアドの方が出しが上手いですね。ちょっと格上って感じです。

最近、チュアブームが自分の中で来ています。しっかり確認とかはしたりもするのですが、でも十分に速いですよね。こういうプレイヤーになりたい(無理め) 

オルコロとかビアドは見てて楽しいのですが、絶対に出来ないタイプの球撞きという気がします。

そういえば関東オープンでチュアとイグナシオ来てますよね。関東では今週はチャレンジマッチなどで巡業してたようです。うらやましい。

 

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ゴメスvsオルコロ

今年のダービー・シティからのナインボールの試合。ロベルト・ゴメス対デニス・オルコロの試合からセーフティーを配置図に起こしてみました。

ゴメス超速ですね。しかし、テクニックはオルコロが上でしょうか。この試合、ラックシート不使用なんですが、オルコロがブレイクをいろいろ工夫してます。負けそうなのに、いろいろ試すってすごいなー。

まず、オルコロのブレイクノーインからのゴメスの選択。右下へのカットだけでなく、右上のコーナーバンクも厚みがない配置です。

うん。このパターンですよね。

 

そして、その返しの配置。

これ、実際には図よりも少し上に6がある(たぶん)ので、直接は全然ない配置で、オルコロの選択です。

ここからやることは決まってますよね。

はい。決まっていてもできるかどうかは別問題。オルコロはさすが。

続いて、ゴメスのシュートミスからのオルコロの手番。

シュートはありそうですが、難しい上に、いったとしても、その後に何かに隠れる可能性がありそうです。セーフティーは3択くらいでしょうか?2を短に1クッションで手球を下方向に、2の右側に薄めに触って、手球を右の短、下の長で手球を5の裏に。最後の一つは..

ここからオルコロは..

そうそう。それそれ。ベタピン具合がたまりません。

 

 

オルコロが5から6への出しにミスった後の配置。6を入れるのは簡単ですが、ポジションを考慮すると難しい配置。


ここからどうしましょう?


うん。一番基本のヤツですね。さくっと私にはできません。我慢して激薄カットで勝負しちゃいます。この手球と8へのくっつき具合がトッププロクオリティですよね。

 

次はオルコロのセーフティーややミスからのゴメスの配置。3は右上に通っていません。

思いつくけど嫌なセーフティー。もうちょっと厚めにいって、3を上の長、右の短、下の長から上の長で8裏あたりに隠すというのもあるかもしれませんが、手球のコントロールが適当になりすぎそう。

それに対するオルコロの返しです。難しいヤツ。自分がやると3の左にあてたいとか思うんですがほとんど厚みないので、3の右に薄くでしょうか?

というわけで、あの配置にしてはかなり良い返し。ちなみに本当は図よりも4が少し上にあって、3の入れがありません。

うーん、試しにかいてみたけど、配置図を正確に作るのは大変ですね。配置図プログラムの修正が必要です(今はオブジェクトのセーブ機能がないので作らなきゃ) ><)

ただ、セーフティーの配置図起こしは上級者の方も楽しんでもらえそうかな、とは思ってます。

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Mieszko Fortuński

現在、ダービーシティーがやってますね。「みんな大好き、わたしも大好き」14.1のハイラン・チャレンジはデニス・オルコロが227点でトップ。2位はジョン・シュミットの183だそうです。

ちなみにここ3年はハイランが200オーバーしており、2015年ジェイソン・ショウ227、2016年リー・バン・コルテッザ215、2017年クリス・メリング225だそうです。そしてショウの227を超えたら、ボーナスが$1000くらいあった気がしますが…

オルコロ残念っ。

 

ちなみに現時点では5位にポーランドのMieszko Fortuński(ミエスカ・フォルトスキ)が125点で入っております。おそらくどこかのタイミングで125点ではベスト8から外れると思いますが^^;;;(ハイランチャレンジでベスト8以内のプレイヤーがそのあとで行われる14.1の試合の出場権を得る。例年のイメージだと150点くらいは出さないと厳しい)

この人名前は聞いたことあるんですよねー。少し調べてみました。

まずFacebookのアドレス

生年月日はApril 1, 1992ですね。つまり25歳。アルビンより気持ち下で、ヨハン・チョア、ジェフリー・イグナシオと同い歳。ヨーロッパはフィラーやカチといった若手も伸びているので、もはや中堅レベルでしょうか。同じくポーランドのコンラッドよりも1つ上でしょうか。

昨年のワールドゲームスでベスト4、世界選手権はベスト64ですね。名前は聞いたことあるけど、見たことないってとこですね^^;
なお、Fargorateで81位ですから、世界の中堅レベルといったとこでしょうか。

ヨーロッパの選手らしく(?)プレデターのスポンサードを受けています。

プレデターのページにはMieszko “The Butcher” Fortunskiと、ザ・ブッチャー…^^;;;

ブッチャーと言えば、あのアブドゥーラ・ザ・ブッチャーを思い出すわたしはどうにもなあだ名ですね^^;;

ところで、ポーランドといえば、少し前はラドスロー・バビサ(Radslow Babica)でしたが、最近はWojciech Szewczyk(ヴォイチェフ・シェフチク、23歳)と以前も書いたKonrad Juszczyszyn(コンラッド・ジェシシュン、24歳)と、このミエスコ・フォルトスキといったあたりが名前をよく見かけるでしょうか。

Konrad Juszczyszyn

インタビューもありましたが、ポーランド語でまったく分かりませんでした^^;;

試合の動画はいくつかありましたが、コンラッドとのサウスポー対決がありました。

上手くないとは言わないけど、テクニックが溢れ出る感じじゃないというか、やはり世界レベルとして見るなら見どころが少ないプレイヤーかなー^^;;;;;?え?ナインボールなら見どころなんてないプレイヤーの方が上手いって??

まずは、DCCのハイランチャレンジの動画がアップされるのを待ちます:->

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レール際

ふとカレン・コーのビデオが目に入りました。レール際のショット。

この球どうしましょう?まず思いつくのはこのライン。

普通に入れた時のラインが赤、ひっかけぎみが黄緑ですよね。ちなみにバチコンと撞くのは無視しています^^;;あと、実戦レベルと想定しているので、実際の試合では新ラシャだったりするので、少しラインが変わるしもうちょっと走らせられるでしょうか?(逆にわたしが普段やってるコンディションならこのラインが妥当かな)

わたしが実戦ならひっかけで行くのは怖いので、赤のラインで、でしょうか?

実際は

こうでしたー。

さすがカレン・コーでしょうか、こういうのはアリソン・フィッシャーやカレン・コーはさすがですよね。最近の女子プロは皆さん上手い方が多いですが、アリソン、カレン二強時代は他の人は全然かなわなかった気がします。

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ジェームズ・アラナスを知っていますか?

ビリヤードのFargoRateというページ(サービス)については何度も書いたかと思います。ビリヲカさんでも同じようなことをやってますが、要はレーティングですね。

このサイトを見ていたら、ふと知らない名前が(今日のデータなので、先日よりもちょっと順位が下がったように見えます)

17. James Aranas PHL796

17位とありますが、実際には同点なので、15位ですね。Joshua Filler(ジョシュア・フィラー), Lee Van Corteza(リー・バン・コルテッザ),Jundel Mazon(ジュンダル・メゾン)と同じく15位。メゾンが15位か分かりませんが、ジョシュア・フィラーやリー・バン・コルテッザは世界15位といわれるとそんな感じ。そして、それと同じくらいの選手??本当に?

 

James Aranas(ジェームズ・アラナス)でしょうか?ちなみに、つい2,3日前までは、James Aranas Zoren とFargoRateに表記してましたが、表記が変わったようです。

「おいおい、誰これ?」と知人と話していたのですが、同じ話がAzbilliardのフォーラムでスレッドにありました(英語です)。

すごーく雑に流れをいうと、

「おいおい、これ誰だよ!」

「いやいや、クウェート9ボールオープンで、ウー・チャーチンやケビン・チェンを倒してるし、他の大会でも、レーティング780以上の選手に52勝45敗だし、レーティング735から780の選手に66勝41敗だし、正しいよ」

とのこと。

でも、全然聞いたことないな~、と思ってました。

では、どんな選手かな、とYoutubeで検索してみたら…

 

あなたかよ!!

あー、Dodong Diamond(ドドン・ダイアモンド)がJames Aranas(ジェームズ・アラナス)だったんですね。

納得です。この人は見たことありました^^;;

 

この選手いつか来るなー、とも思っていたのですが、もう来てましたね^^;;

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アマローテ

というわけで、初日、二日目と共に少しづつアマローテを見学してきました。

アマローテを見るポイントとしては、ローテーションのショートゲーム(A級180点、B/L級120点)ということ。また、体育館の特設会場ということですね。つまり、難しいコンディションということです:->

名東スポーツセンターにはエアコンがないということと、天井が高いということがあり、また当然外の湿気の影響も受けやすいです(直接外にはつながってませんが) なお、昨年からは11月末にやるということで選手はみんな寒い寒いと言ってました。試合を見てると膝にコートなどをかけて待っているプレイヤー多かったですね。

また、特設のテーブルということで、基本的には早いのですが、テーブルごとの差があるようです。台を設置している業者さんがいろいろあるので、テーブル群によって差があるというのはこの手の特設ではよくあることですよね。

職人さんごとにたとえ同じラシャでも、引っ張り具合が違ったりしますし(単純に腕力の違いとかもあるし)

また、特設ということでボールは入りやすい(ポケットの受けがいい)し、引きはよくかかりますが、その分難しさがありそうです。A級の人は特設に慣れた人が多いのでどう合わせるのか、B級の人は特設に慣れていないのでどう壊れるのか?、が観戦のポイントになります。また、緊張した時にどう対応しているのかの良い例と、普通の例も合わせて見えますよね^^;;

ちなみに見たかった選手は、前日練習をしている時に見かけたある強豪選手、SAの方(静岡のWさん、ってバレバレ^^;;)です。前日に撞いている姿を見ていたのですが、2,3球撞いてる姿を見ただけですが、それだけでもあふれる(かもしだされる?)上手い感じ。初めて見た(もしくは注目した)のですが、うめー。

ちなみにずっと見ていたのですが、さすがの上手さですが、特に撞く感じを見ていました。自分にはまったくない感じですし、できる気もしませんでしたが。

それにしても、他の方も見ていましたが、さすがに強豪アマと言われる人たち(=わたしが名前知ってるような人たち)は、皆さん上手いですね。特設なのに、だいたいコンディション掴んでます。もちろん「完璧に」ではないので、ピタピタに出すわけではないのですが、別にピタピタに出す必要はないので、リスクのないように出せればいいですもんね。

なお、わたしは二日目は16時前くらいから(ベスト4か5くらいから)見ていたのですが、さすがにここまで来るとA級は有名選手しかいませんね^^;;;過半数がSAですか?^^;;

そして、決勝戦、プレーオフは、埼玉の喜島さんと、京都の今村さんの試合。今村さんはタイトルは持っていませんでしたが、京都のエース選手。上手いですね!

なお、決勝戦ははじめは今村さんペースかと思いきや、喜島さんが蹂躙した感じです。アマローテは完全ダブルだったので、勝者側の今村さんは負けてもプレーオフがあります。

そして、プレーオフ、喜島さんが初戦の勢いのままに蹂躙するのかと思いきや今村さんペース。

そしてあと24点となった3ラック目、セーフティー合戦からオープンとなった2番が山場でした。

ここまで緊張はしているでしょうが、良い緊張の範囲でしたが、この2番で勝利を意識したのか、いきなりおかしくなりはじめます。
もちろん、2から3へのダシはサイドスクラッチもあるし難しい球ですが、それまでの今村さんならば難なく出せた範囲の球だったと思いますが、完全にキているのかシュートも厚めギリギリでクッション舐めて入り、ポジションもずれてます。見ている側からすると抜きそうな2をしっかり入れたのが素晴らしいですね。そして、ここから空クッションでのセーフティー。

この日今村さんの試合を3、4試合見ていましたが、空クッションはどれもしっかりしていました。ぼくならこんな特設ではー、と思いますが、SAですから当たり前でしょうか^^;;

続くオープンになった3から4も難しい球でしたが、しっかりと出して…あとは7まで取れば勝利なので、5にさえ出せれば勝ちという感じでしたが…

ここからまたポジションミス…4から5自体がラインがあまりない上にエクステンションを使ってでしたしね。しかし、その後のセーフティでの5から6がまたいやらしい。確実に8に当たるのでボンヤリ押して見事に6にポジション。さらに続いてほとんど10に当たる6から7です。7まで入れれば勝ちですからね!!

この6は課題が難しすぎて緊張とかいう感じではなかったですよね。同様に7のセーフティーもこの形ですよね(9に当てるか当てないかという判断はあるかもしれませんが)

今村さんは、結構キテいるなー、と思いながらも抜かないし、ポジションミスはきちんとセーフティーでこなして、薄氷を踏み抜かずに歩いて行くといった感じでした。最後のゲームボールもわずかに身体が動いてしまったようにも見えましたが、さすがでした。

SAのプレイヤーは上手い!!!、とは思っていましたが、今回のアマローテはA級がSA級になるための、「初タイトルの壁」を見ながら楽しむことができました。

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的球カーブ

的球はカーブするんでしょうか?

スロウの話をする時には、スピンによるスロウと衝突によるスロウの話がありますよね。衝突によるスロウはそれほど語ることが多くないかもしれませんが。

さらに、スロウの話だけでなく、2つの球が分離する場所の変化、角度の変化があります。それに加えて、的球のカーブはスロウに絡んで起こるのでしょうか?

 

的球は若干カーブしていると思っていましたが、せいぜい1-2cm程度の変化だと思ってました。

 

これ見てみました。

 

うげー。ちなみに全然こんなショットできませんし、どうするのかも想像つきません!最初の2つのカーブが全然分かりませんけど><) 特に一つ目の8番をサイドに入れる球はまったくバリエーションにない撞き方すぎて想像もつきません。2つめの8番のカーブも想像してたのより4倍くらい曲がってる!

ちなみに英語苦手なので、実はクレイジーボール使ってますよ!、とか言ってたらごめんなさい_o_

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どうする?

先日のクレムリンカップの動画をいくつか見てました。といっても流し見ですけど..特筆すべきことはあまりありませんでしたが、そこから2つだけピックアップしてご紹介します。

トーステン・ホーマン(Thorsten Hohmann)対アレクサンダー・カザキス(Alexander Kazakis)の決勝戦より、ホーマンが6-8でのブレイクからの取り出し。

あなたならどうしますか?

 

 

ホーマンの答えはこれ。

これはみんなが思いつくけど、やっぱり難しい奴ですよね。自信がない人は1番を10番の裏に隠すような感じで手球をここまで走らせないというのもあるかもしれないです。キレイにスピンがコントロールできなくて、相手が上手くないならそっちもありかもー(プロはやらんでしょうけど)

 

 

続いて、ラルフ・スーケー(Ralf Souquet)対ミカ・イモネン(Mika Immonen)の試合より。スーケー2-5でのブレイクからの取り出し。あなたならどうしますか?

 

 

スーケーの答えはこれ。

これも思いつくけど、実際にここまでしっかり出来なさそう。特設だと、キレの量という面では問題ないでしょうが、このコントロールと、この撞点での厚みの精度がさすがスーケーですね。わたしがやったら手球が引けてきて、また厚みが違ってそのまま見えちゃうってパターンが見えてますけど ><)

1番の右側にぺろんとあてて4番を使って緊急回避的セーフティってのもありますが、相手がよほどセーフティーや空クッション苦手じゃない限りはあまりいい思いしなさそうですから、このセーフティが正解でしょうか。あとは思いつかない ><)

 

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1988年 全日本プロポケットビリヤード選手権大会

名前しか聞いたことないプレイヤーと名前も聞いたことないプレイヤーだらけです^^;;

これ、関西圏でやってたローカル番組だと思いますが、間にビリヤード屋さんのCMが入ってるんですね^^;; ちょうど日本はバブル期って感じでしょうか?

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メリングのスーパー取りきり

今やっているWPSでのクリス・メリング(Chris Melling)のエイトボールのあるラック。巷では評判のようですね。

ゲームは8ボール。相手はイモネン。取り出しから厳しいです。これ、4番(?)を激カットで、奥のコーナーかなー、スクラッチ怖いなー…

と思ったら…そっちかーっ。そしてそうかー。

最後の1番の処理までびっくりなスーパー取りきりです。

 

絶対、「アホやろ!」と突っ込むこと間違い無し^^;;